八甲田山


- GPS
- 02:53
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 702m
- 下り
- 719m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:48
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
池塘が全て。
一応大岳、一度は見るべし。
午前岩木山登って八甲田へ。
時間もないので弁当を信号待ちで掻き込み向かう。
本当は翌日にしたかったのだが、週末八甲田奥入瀬の混雑は筆舌に尽くしがたいとのことで、無理やりこの日程に。
最初は本当に気分が落ちていた。
泥濘んだ地面で汚れ、足も痛く、暑い。
熊は出るし硫化水素にも気をつけろという。
しかも単独登山者はゆっくりする暇などない。
自分で選んだのになんでこんなに嫌なのか、などと思いながら慌てて登り続ける。
だが歩くうちにいろいろ思うことが出てきた。
熊にあってもいいじゃないか。賢しらに事後諸葛亮でネットにコメントを書き込むような最もつまらない存在になるなら、熊に襲われたほうがよほどいい。可能な限り気をつけたらあとはやりたいことをやるほうがよほどいいじゃないか、と。
気がつけば鬱蒼とした樹林帯を出、山は明るさを見せる。
さっきまでと違い紅葉が辺りを包み、清冽な水と木道が心を癒していく。
何をくよくよ北山しぐれ 思いなければ晴れていく
山の悩みは山で解決。気がつけば大岳への登りに差し掛かり、先に登っていた人たちにも追いついていた。下に見えるは立派な湖沼と美しい山々。そして下りも昨日は何のそのの軽快なステップ。
クマが出たら怖いとは思いつつ今日のお楽しみの毛無岱へ。
登山の好きなところは人によるとは思うが、自分は池塘、木道、植物がすごく好き。そこで代表写真のあの景色が飛び込んでくる。
つい声まで出てしまった。なんと美しいことか。
百名山おじさんもこれほど美しい草原はなかなかないと言っているが…
金色の野に控えめに点在する池塘、それを横切る木道。
これだけのために行く価値はあると断言できる。
おじさんに言われて見直したら確かに結構トドマツが生えていたが、あまりにメインのインパクトが強くて忘れていた。
ここだけでもぜひ行ってみてほしい。
その後は痛みも消えた足でハイテンションのまま下山、
駐車料金2,000円と昔の長閑さと謙虚さを忘れた蔦温泉を無視
昨日の豪雨で豪快に水をぶっ放す滝でテンションをあげました。
満足しすぎて明日山登る気なくなりそう。
長くなりましたが八甲田の負のイメージは無くなりました。
水に生きる美しい山、再訪を心待ちにしています。
・人気観光地故か色々な人がいる。装備もガチからゆるーい人までおり、自分も真面目すぎなのかもとか思う
・駐車場はかなり広く、平日は余裕。酸ヶ湯に靴を洗える場所がある。
・大抵の登山客はヤマレコヤマップなんて使っておらず、マイペースに登山しているのだろう。単独登山だと熊や予期せぬ体調不良を考えると後から誰か来てくれないと心許ない。となると急がなくてはいけない。しかもマイペースな人はメジャーコースを辿ってくれるかも分からない。ということで何人か抜かすまで不安を抱えがち。
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