槍ヶ岳(紅葉山行)
長野県
QOO
その他1人 - GPS
- 56:00
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 1,646m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:10
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:12
| 天候 | DAY01 晴れ DAY02 晴れ DAY03 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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感想
今回は紅葉を愛でる山行ということで、山頂登頂よりも景色を楽しむのを目的とした。幸運にもお天気に恵まれ、のんびり時間をかけて槍ヶ岳が美しく見える大好きなポイントに寄り道しながら存分に景色を楽しむことができた。
DAY01
早朝に上高地到着。下山後に必要となる余計な荷物を手荷物預り所に預け、横尾まで梓川の流れを見ながらぶらぶら歩く。途中、聳え立つ明神岳がカッコいい。横尾から槍沢方面に向かい、一の俣、二の俣を経て、槍沢ロッジ着。ここからはかろうじて槍の穂先が小さく見える。ポカポカ陽気の下、外で自炊が気持ちがいい。夕飯を作ったり(とは言ってもアルファ米だが...)、お茶を飲んだり。陽が陰ると流石に肌寒いが、これがまたイイ。
DAY02 3:30am起床
暗い中で支度を済ませ歩き出す。ババ平のテン場の灯にホッとし、ずっと先に目をやると小さくヘッドライトがゆらゆら見える。もうあんなところまで！何時から歩き始めているのか...。だんだん明るくなってツバメ岩が近くなると天狗原分岐だ。ここで一旦南岳方面に外れて天狗池を目指す。このあたりから紅葉が観れると思いきや、今年は遅いようでまだ緑のままだったが、この氷河が削ったカール地形は何度見てもやはり圧巻！天狗池まで来るとだんだん赤や黄の色も増えて、池に映る紅葉と槍ヶ岳がそれはそれは美しい。風もなく快晴のこんなコンディションの日は先を急ぐ必要もなく、ゆっくりお茶を飲みながら景色を楽しむのがいい。ぼちぼち分岐に戻り、槍ヶ岳の下に小さく見えてくる殺生ヒュッテに向かう。ヒュッテのテラスで日向ぼっこをしながら下から見上げる槍ヶ岳は大迫力。久しぶりにこちら方面に来て驚いたのは外国人登山者の多さ。そして限られた物資／食料で賄っている中で、ベジタリアンやグルテンフリー、アレルギー食材など聞いてくれる小屋の手厚い対応。スゴイな。
DAY03 4:00am起床
ご来光と赤い槍ヶ岳を見るために東鎌尾根に向かって登る。快晴で最高の朝。東の空が赤くなると常念岳の左から真っ赤な朝陽が昇ってくる。ここからが速い。どんどん明るくなってきて、振り向くと槍ヶ岳が真っ赤だ。その槍に続く北鎌尾根の荒々しさたるや。穂高、白馬方面まで焼けて美しい。陽がすっかり昇ったら早々に下山開始。今回は下山にタイムリミットがあるのだ。名残惜しいが心を鬼にして、でも何度も振り返りながらw。7時間の長い下り。岩場は慎重に、横尾から上高地へはちょっと早歩きで。無事に予定通り上高地に着きバスに飛び乗り高山へ。ふぅ〜
紅葉にはちょっと早かったが、美しい槍ヶ岳を「観る」には最高の山行だった。
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