記録ID: 8770068
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無雪期ピークハント／縦走
東北
会津朝日岳
2025年10月04日(土) [日帰り]
福島県
kukaminn
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:59
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,280m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:59
距離 11.1km
登り 1,280m
下り 1,280m
10:51
11:05
16分
ツルツル岩場
14:21
| 天候 | 曇り時々晴れ 午後は一時的に小雨 気温14℃～17℃ げかは22℃くらい 風は午後にかけ次第に強くなり涼しい |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
10台以上駐められる。この日先行車7台あり。 ※登山ポストあり。トイレは無い為事前に済ますか、登山口手前にある施設、いわなの里の簡易トイレを利用すべき。 ※登山口までの約3キロの車道は車幅1.5無いくらいですれ違い困難。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
標高差1,000m以上、分岐はなく一本道で全体的に只管登りが続く。 下部は沢を何回も跨ぎながら徐々に標高を上げていき、水場である三吉ミチギ辺りから沢を離れて九十九折りの登りが始まる。 三吉ミチギから人見ノ松までは一気に430mも登る。 叶の高手より避難小屋まで一旦降るが、また山頂に向け登りが始まる。 山頂手前の岩陵帯は滑りやすいので注意。 山頂付近は断崖で朝日岳山頂で行き止まりの様だ。 （残雪期は藪が埋まるので山頂から南方面を歩く人も居るらしい） |
| その他周辺情報 | ・道の駅たじま 車中泊で利用。沢山の車中泊車で溢れる。 ・道の駅 奥会津かねやま 土産物屋を利用した。 ・早戸温泉つるの湯 大人3時間600円（JAF割引100円あり） ※11月から100円値上げ予定 |
写真
週末関東が雨予報との話を聞き、急遽晴れ予報の東北の山へ行くことを決めた。前に調べて気になっていたが、遠すぎるのでそのままになっていた会津朝日岳へ向かう。
退勤後に移動、神奈川から高速で4時間半は遠過ぎて、道の駅たじまでギブアップ。車中泊した。
1
10/4 0:22
週末関東が雨予報との話を聞き、急遽晴れ予報の東北の山へ行くことを決めた。
前に調べて気になっていたが、遠すぎるのでそのままになっていた会津朝日岳へ向かう。
退勤後に移動、神奈川から高速で4時間半は遠過ぎて、道の駅たじまでギブアップ。車中泊した。
前に調べて気になっていたが、遠すぎるのでそのままになっていた会津朝日岳へ向かう。
退勤後に移動、神奈川から高速で4時間半は遠過ぎて、道の駅たじまでギブアップ。車中泊した。
車中泊は意外にしっかり眠れた様だ。
4時間くらい眠れたかな。
ここから登山口までまだ1時間15分かかる。
急がなければ。
4時間くらい眠れたかな。
ここから登山口までまだ1時間15分かかる。
急がなければ。
登山口に結局着いたのは7時を回ってしまった。既に先行車7台あり。
3人グループが準備中だった。
登山口はポストはあるがトイレなどは無し。
手前3キロほどがすれ違い困難な細い道で神経を使った。
少し手間にあるイワナの里という釣り堀施設に簡易トイレが二基あったのでそこで済ませるのが良いだろう。
10/4 7:22
登山口に結局着いたのは7時を回ってしまった。
既に先行車7台あり。
3人グループが準備中だった。
登山口はポストはあるがトイレなどは無し。
手前3キロほどがすれ違い困難な細い道で神経を使った。
少し手間にあるイワナの里という釣り堀施設に簡易トイレが二基あったのでそこで済ませるのが良いだろう。
既に先行車7台あり。
3人グループが準備中だった。
登山口はポストはあるがトイレなどは無し。
手前3キロほどがすれ違い困難な細い道で神経を使った。
少し手間にあるイワナの里という釣り堀施設に簡易トイレが二基あったのでそこで済ませるのが良いだろう。
予定より少し遅れたが登山開始。
出発すぐに木橋があるが、これは冬季は撤去されるらしい。
出発すぐに木橋があるが、これは冬季は撤去されるらしい。
10分なだらかな道をいくと2本目の木橋が現れた。
渡った対岸が濡れた岩で滑りやすく、川に落ちないかとヒヤヒヤした。
渡った対岸が濡れた岩で滑りやすく、川に落ちないかとヒヤヒヤした。
沢沿いを暫く進む。
難易度は高く無いが、この先沢を跨ぐ箇所が計4箇所あった。
難易度は高く無いが、この先沢を跨ぐ箇所が計4箇所あった。
振り返ると深い谷が刻まれているのがわかる。
豪雪地帯特有の地形かと思われる。
豪雪地帯特有の地形かと思われる。
登山口から約50分、三吉ミチギ到着。ここが最終水場らしい。
もっと寒くなると思いタイツを履いて来たが、暑すぎるのでここで脱ぐついでに休憩をとっていると、駐車場で準備をしていたお三方が抜いて行った。
10/4 8:15
登山口から約50分、三吉ミチギ到着。
ここが最終水場らしい。
もっと寒くなると思いタイツを履いて来たが、暑すぎるのでここで脱ぐついでに休憩をとっていると、駐車場で準備をしていたお三方が抜いて行った。
ここが最終水場らしい。
もっと寒くなると思いタイツを履いて来たが、暑すぎるのでここで脱ぐついでに休憩をとっていると、駐車場で準備をしていたお三方が抜いて行った。
この先急激に標高を上げていく。予報に反して空は曇り気味だが、お陰で気温は15℃前後で登山日和だ。
アウェイなので周りの山がサッパリ分からないが眺めが良くなって来たな。
1
10/4 8:27
この先急激に標高を上げていく。
予報に反して空は曇り気味だが、お陰で気温は15℃前後で登山日和だ。
アウェイなので周りの山がサッパリ分からないが眺めが良くなって来たな。
予報に反して空は曇り気味だが、お陰で気温は15℃前後で登山日和だ。
アウェイなので周りの山がサッパリ分からないが眺めが良くなって来たな。
水場から先は九十九折りの登りが続く。
次のポイント、人見ノ松まで標高差400m以上一気に登る辛い区間だ。
次のポイント、人見ノ松まで標高差400m以上一気に登る辛い区間だ。
時々太陽が登山道を照らすが、その時ばかりは夏の名残を思わせる厳しい暑さに。
カンカン照りだったら厳しい登山だったろうな…
カンカン照りだったら厳しい登山だったろうな…
立派ななブナの木が点々と道の脇に立つ。
樹齢どのくらいなんだろうか。
樹齢どのくらいなんだろうか。
何箇所かロープが垂らされた場所もあった。
この先で初めて下山者とすれ違う。
この先で初めて下山者とすれ違う。
三吉ミチギから約1時間で人見ノ松到着。
ここは携帯の電波が通じる場所の一つだ。
ここは携帯の電波が通じる場所の一つだ。
急登は一旦終了…と言いたいが、次のポイント、叶ノ高手までは標高差140mほど。
まだ登りは続く。
まだ登りは続く。
整備された階段に驚く。
やはりそれなりに人気な山なんだろうか
（↑この時点では200名山と知らなかった）
やはりそれなりに人気な山なんだろうか
（↑この時点では200名山と知らなかった）
前方に凄い岸壁が見えて来た！
まさかあれが山頂なのか？
このまま樹林歩きかと思ってたが、難所あるのかな…
まさかあれが山頂なのか？
このまま樹林歩きかと思ってたが、難所あるのかな…
草刈りしないとすぐ埋もれてしまいそうな登山道。
叶ノ高手を過ぎ降りが始まる。
ピストンなので帰りに登らなきゃ行けないが憂鬱だ。
叶ノ高手を過ぎ降りが始まる。
ピストンなので帰りに登らなきゃ行けないが憂鬱だ。
泥濘気味な箇所がたまに来るのが東北の山っぽいが、会津朝日岳はあまり笹は繁茂して無い感じか
やっと避難小屋着いた。疲れ果て休憩したかったのに小屋のドアが開かない！
マジか〜！？閉鎖されてる？
諦めて休憩出来そうな広場を求め先へ
（実はドアは固いだけで施錠はされていなかった）
10/4 10:20
やっと避難小屋着いた。
疲れ果て休憩したかったのに小屋のドアが開かない！
マジか〜！？閉鎖されてる？
諦めて休憩出来そうな広場を求め先へ
（実はドアは固いだけで施錠はされていなかった）
疲れ果て休憩したかったのに小屋のドアが開かない！
マジか〜！？閉鎖されてる？
諦めて休憩出来そうな広場を求め先へ
（実はドアは固いだけで施錠はされていなかった）
バイウチの高手到着。
しかし道の途中という感じで広場無し。
仕方ない…先へ進むか…
しかし道の途中という感じで広場無し。
仕方ない…先へ進むか…
山頂に向けまた斜度が増していく。
話し声なんかも聞こえてきて、山頂に近づくのを感じる。
話し声なんかも聞こえてきて、山頂に近づくのを感じる。
山頂手前の難所の岸壁に出た。岩に腰掛け休憩している人がいたので自分も座り込んで休憩タイム。
今まで歩いて来た道を見ながらおにぎりを齧る。
10/4 10:51
山頂手前の難所の岸壁に出た。
岩に腰掛け休憩している人がいたので自分も座り込んで休憩タイム。
今まで歩いて来た道を見ながらおにぎりを齧る。
岩に腰掛け休憩している人がいたので自分も座り込んで休憩タイム。
今まで歩いて来た道を見ながらおにぎりを齧る。
休憩を終え登山再開
遠くから見た時は「道ないじゃん！」と見えた岸壁だが、普通に道あるな。
遠くから見た時は「道ないじゃん！」と見えた岸壁だが、普通に道あるな。
岩がツルツルでまだ新しい登山靴なのに滑りまくる。
ここら辺で下山してくる数組の登山者とすれ違った。
ここら辺で下山してくる数組の登山者とすれ違った。
南側を見ると稜線が繋がって見えるが、彼方はかなりの薮山で残雪期の僅かな期間しか歩けないらしい。正規の登山道は無いがヤマレコには記録が散見された（下山後調べた）
10/4 11:17
南側を見ると稜線が繋がって見えるが、彼方はかなりの薮山で残雪期の僅かな期間しか歩けないらしい。
正規の登山道は無いがヤマレコには記録が散見された（下山後調べた）
正規の登山道は無いがヤマレコには記録が散見された（下山後調べた）
会津朝日岳から北側を見ると岩陵の稜線が連なるのが見えるが、ヤマレコを見ても足跡はなく登山道が無い様だ。深い谷間に断然された閉ざされた山域だ。
10/4 11:35
会津朝日岳から北側を見ると岩陵の稜線が連なるのが見えるが、ヤマレコを見ても足跡はなく登山道が無い様だ。
深い谷間に断然された閉ざされた山域だ。
深い谷間に断然された閉ざされた山域だ。
あそこら辺も登山道無しかぁ〜
いかにも歩けそうなのにな。
薮山なんだろうか。
いかにも歩けそうなのにな。
薮山なんだろうか。
遥か遠くに見えるのは方角的に草津白根山？らしいがよく分からない
いつの間にか誰もいなくなってしまった山頂。
自分もそろそろ下山しよう。
自分もそろそろ下山しよう。
山頂付近はどこを見ても切り立った崖。
朝日岳山頂以外何処にも行けない。
この付近の岩で休憩しているご夫婦がいた。
朝日岳山頂以外何処にも行けない。
この付近の岩で休憩しているご夫婦がいた。
滑りやすい岸壁を注意して降る。
右足に痛みがあるが気合いで進むしか無い。
先の道が見えるが、まだ幾つもピークがあるなぁ
右足に痛みがあるが気合いで進むしか無い。
先の道が見えるが、まだ幾つもピークがあるなぁ
バイウチの高手を過ぎ、避難小屋までの軽い下り道には立派なブナの木が並ぶ。
避難小屋から先もまだ降る。
直に熊の平。
この標高差100m程の登り返し、地味にツライ
直に熊の平。
この標高差100m程の登り返し、地味にツライ
水場から降り始めてすぐ小雨が降り始めた。
強くならなければ良いのだが…
強くならなければ良いのだが…
何箇所か川を渡る
この辺りでまさかの登山者とスライド。
こんな遅い時間に大丈夫なのか…？
この辺りでまさかの登山者とスライド。
こんな遅い時間に大丈夫なのか…？
やっぱり谷が深いな。
左右ともに朝日岳山頂付近と同じ様な岸壁の斜面
これでは稜線に登山道は無い訳だ。
左右ともに朝日岳山頂付近と同じ様な岸壁の斜面
これでは稜線に登山道は無い訳だ。
下山直前にまた晴れて来た！？
小雨まで降ってたのに晴れるなんて…
なんか大気が荒れ気味だな
小雨まで降ってたのに晴れるなんて…
なんか大気が荒れ気味だな
登山口駐車場まで戻った。
お疲れ様でした！
（山頂で雑談した方たちが撤収準備中だった）
お疲れ様でした！
（山頂で雑談した方たちが撤収準備中だった）
つるの湯で汗を流す。
もう眠くて帰り道がツライ。
4時間以上かかるしなぁ
もう眠くて帰り道がツライ。
4時間以上かかるしなぁ
感想
雨の関東を脱出し、晴れ予報の東北に繰り出した遠征登山！
前日金曜日の仕事中に遠征を決めた為何の準備もしていなくて、帰社後慌てて準備するも、買い物を済ませた頃には出発は21時になってしまった。
そこから3時間かけ道の駅たじままで移動し、ここで力尽き車中泊。
翌朝5時起床、登山口迄はまだまだ遠く、着いたのは朝7時を過ぎていた。
碌に調べずに来てしまったが、今日はかつて会津駒ヶ岳に登った時に似たような名前（？）が気になっていた会津朝日岳に登る。
日本二百名山だというのは下山後知った。
通りでマイナーそうな割に登山口に車が結構駐まってた訳だな。
会津朝日岳は尾瀬の北側に広がる駒・朝日山群という開発から免れた静かな山域の北端に位置し、とにかく山深い福島群馬新潟県境の山奥エリアにある。
かなりの豪雪地帯らしく、地形は急峻。
登山道は山頂までのピストンのみの一本道のどん詰まり。
周辺の山は全て登山道無しという人里から遠い山奥を楽しめる（？）山だ。
200名山だからか意外に登山道は整備され歩き易かった。
標高差は1,000m以上あり結構ハード。
気温低めで雲が多め、かなり登山日和だったが、あと1〜2週間遅く来れば紅葉が楽しめたかもしれないのが悔やまれるところ。
下山後山頂や駐車場でフォロワーの方とすれ違っていた（すれ違いどころか会話していた）ことが判明し驚いた。
久しぶりに旅感ある登山が出来て満足度高かったが、やはり福島は遠い…
費用も時間も高くついてしまうのがツライところだ。
また来たいエリアだが、中々来れないなぁ
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