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Yamareco

記録ID: 8772338
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ハイキング
伊豆・愛鷹

伊豆 鉢窪山から丸山へ

2025年03月10日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.1km
登り
569m
下り
569m

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
0:36
合計
4:57
6:47
69
駐車場林道コースへ
7:56
8:05
4
8:09
8:19
50
噴火口跡
9:09
9:13
38
林道終点
9:51
9:59
48
10:47
3
噴火口跡
10:50
10:55
49
展望台はちくぼ遊歩道へ
11:44
駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 浄蓮の滝から登山口まで足慣らしで歩いても良いですが、東南しばしの所にある、島崎藤村の歌碑横に駐車スペースが有る(7〜8台)ので、短縮できます。WCなし。
コース状況/
危険箇所等
  伊豆浄蓮の滝は観光名所ですが、近くにある鉢窪山は国土地理院の地図には三角点表示だけ。
 近年地元有志の方々で道の整備がなされ、ジオサイトにも指定されたことで、今後注目を浴びてきそうですね。
 林道コースは緩やかですが少々長く、雨後ではグズグズの泥道になるので「はちくぼ遊歩道」を往復が良いと思います。鉢窪山から丸山は赤テが所々ありますが、バリルートと考えておいたほうがいいかも。
 ナビ頼りで駐車場到着。小屋の向こうにスペースがあります。登山口の標柱もありますね。
2025年03月10日 06:52撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 6:52
 ナビ頼りで駐車場到着。小屋の向こうにスペースがあります。登山口の標柱もありますね。
隣に島崎藤村歌碑があります。
2025年03月10日 06:53撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 6:53
隣に島崎藤村歌碑があります。
広場の横を行くと・・・
広場の横を行くと・・・
 T字になり、右は「はちくぼ遊歩道」、左の林道コースへ。車両通行止めがあり、林業関係の作業道のようです。林道コースは遊歩道コースより所要時間はやや長めです。
2025年03月10日 06:55撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 6:55
 T字になり、右は「はちくぼ遊歩道」、左の林道コースへ。車両通行止めがあり、林業関係の作業道のようです。林道コースは遊歩道コースより所要時間はやや長めです。
 付近の地名は「茅野」と呼ぶらしく、昭和30年代まで茅葺屋根の材料となる茅を育て収穫するため使われてきて、その名残が地名に残ったそうです。
2025年03月10日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 7:14
 付近の地名は「茅野」と呼ぶらしく、昭和30年代まで茅葺屋根の材料となる茅を育て収穫するため使われてきて、その名残が地名に残ったそうです。
 林道は傾斜が緩いものの、先日の雨でぬかるみ、轍もあって歩きにくい。画像の所ではもはや歩くところがなく、靴が泥に沈むのもやむなし。
2025年03月10日 07:21撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 7:21
 林道は傾斜が緩いものの、先日の雨でぬかるみ、轍もあって歩きにくい。画像の所ではもはや歩くところがなく、靴が泥に沈むのもやむなし。
 道が一旦平らになり、下り気味になるところで左側に「鉢窪山」山頂表示。下り途中の山頂って不思議な感じです。
2025年03月10日 08:09撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:09
 道が一旦平らになり、下り気味になるところで左側に「鉢窪山」山頂表示。下り途中の山頂って不思議な感じです。
脇に三等三角点【鉢窪】。
2025年03月10日 08:08撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:08
脇に三等三角点【鉢窪】。
先に分岐の表示。
2025年03月10日 08:14撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:14
先に分岐の表示。
 表示に従っていくと噴火口跡。周りに木々が無く、茶色の地面の中に薄い丸形の火口。プチお鉢巡りができます。
2025年03月10日 08:17撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:17
 表示に従っていくと噴火口跡。周りに木々が無く、茶色の地面の中に薄い丸形の火口。プチお鉢巡りができます。
火口を半分周ったところから植林帯に入る。
2025年03月10日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:22
火口を半分周ったところから植林帯に入る。
境界杭や赤テがあり、辿って行きます。
2025年03月10日 08:33撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:33
境界杭や赤テがあり、辿って行きます。
地図には載っていない作業道に出て、再び林の中へ。
2025年03月10日 08:37撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:37
地図には載っていない作業道に出て、再び林の中へ。
防火帯のてっぺんのような場所に出ると、遙か下方に道の駅が見えました。ズームで。
2025年03月10日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:39
防火帯のてっぺんのような場所に出ると、遙か下方に道の駅が見えました。ズームで。
 石柱に「宮」の文字。気になって後で調べてみると、標石に「宮」の刻印があれば、明治時代に御料林とされ皇室所有の土地としたときの標石なんだそうでした。ちなみに『宮標石』と呼ぶそうな。
 戦後宮内省から農林省営林局へ所管替えになりました。
2025年03月10日 08:41撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:41
 石柱に「宮」の文字。気になって後で調べてみると、標石に「宮」の刻印があれば、明治時代に御料林とされ皇室所有の土地としたときの標石なんだそうでした。ちなみに『宮標石』と呼ぶそうな。
 戦後宮内省から農林省営林局へ所管替えになりました。
右にガレ場を見る。
2025年03月10日 08:50撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:50
右にガレ場を見る。
道はあったりなかったりですが、時折の赤テを拾って。
2025年03月10日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:51
道はあったりなかったりですが、時折の赤テを拾って。
 作業道の終点に出て、この赤テ方向に下ってみると、谷間のどんづまりでした。左が正解。
2025年03月10日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 8:55
 作業道の終点に出て、この赤テ方向に下ってみると、谷間のどんづまりでした。左が正解。
どんづまった所。
2025年03月10日 09:00撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 9:00
どんづまった所。
 唐突に立派な林道に出ます。何も目印がない場所ですので、このポイントを頭に刻みました。
2025年03月10日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 9:21
 唐突に立派な林道に出ます。何も目印がない場所ですので、このポイントを頭に刻みました。
 ほぼ正面から道らしき坂を上ります。標高が上がったせいか、ここからは雪道になりました。
2025年03月10日 09:23撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 9:23
 ほぼ正面から道らしき坂を上ります。標高が上がったせいか、ここからは雪道になりました。
雪は深くないです。
2025年03月10日 09:28撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 9:28
雪は深くないです。
 鹿除けフェンスが出た所で右に曲がり高みを目指します。
2025年03月10日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 9:38
 鹿除けフェンスが出た所で右に曲がり高みを目指します。
 画像ではつかみにくいですが、かなりの斜面です。雪の下の落葉がとても滑る滑る。道はありませんが、上を目指していけばいいので迷った感じはありません。
2025年03月10日 09:48撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 9:48
 画像ではつかみにくいですが、かなりの斜面です。雪の下の落葉がとても滑る滑る。道はありませんが、上を目指していけばいいので迷った感じはありません。
 丸山山頂。鉢窪山と同じ人が設置したと思われるプレート。付近は雪ありませんでした。
2025年03月10日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 10:03
 丸山山頂。鉢窪山と同じ人が設置したと思われるプレート。付近は雪ありませんでした。
 三等三角点【官林丸山】。個人的に感じるのですが、三等以上の三角点は文字が達筆というか、達彫に感じます。石工さんが丁寧に彫ったような。角・点の旧字も好ましく思います。
2025年03月10日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 10:03
 三等三角点【官林丸山】。個人的に感じるのですが、三等以上の三角点は文字が達筆というか、達彫に感じます。石工さんが丁寧に彫ったような。角・点の旧字も好ましく思います。
山頂付近のブナの巨木。
2025年03月10日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 10:04
山頂付近のブナの巨木。
 同じルートで下ると絶対滑りまくると思い、横に移動し、雪のない所を選んで林道へ戻ります。
2025年03月10日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 10:23
 同じルートで下ると絶対滑りまくると思い、横に移動し、雪のない所を選んで林道へ戻ります。
下り途中からの展望。
下り途中からの展望。
林道に出て右に行き、往路を戻ります。火口跡からはちくぼ遊歩道を下りました。
2025年03月10日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 10:27
林道に出て右に行き、往路を戻ります。火口跡からはちくぼ遊歩道を下りました。
展望台があり、今日一の広い景観を得られました。素朴なベンチがあります。
展望台があり、今日一の広い景観を得られました。素朴なベンチがあります。
植林の山ですが、ポッカリと落葉広葉樹林帯があります。
2025年03月10日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:07
植林の山ですが、ポッカリと落葉広葉樹林帯があります。
樹木名のプレートがたくさん設置してあります。
2025年03月10日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:14
樹木名のプレートがたくさん設置してあります。
達磨山を見ながら。
2025年03月10日 11:16撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:16
達磨山を見ながら。
樹木にはQRコードがついています。樹木の説明かな。
2025年03月10日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:18
樹木にはQRコードがついています。樹木の説明かな。
カエル石。
2025年03月10日 11:23撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:23
カエル石。
広葉樹林帯から植林帯になり、平地へ戻ります。
2025年03月10日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:24
広葉樹林帯から植林帯になり、平地へ戻ります。
 静岡大学セミナーハウスの横を通り、駐車場へ帰りました。
2025年03月10日 11:52撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:52
 静岡大学セミナーハウスの横を通り、駐車場へ帰りました。
 付近に見慣れないこの建造物は・・・「電子基準点」で、地上2万kmの高さを周回するGPS衛星が発信する電波を受信し、この地点の位置を観測するための施設でした。受信データはつくば市の国土地理院に毎日転送しているそうです。
2025年03月10日 11:52撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
3/10 11:52
 付近に見慣れないこの建造物は・・・「電子基準点」で、地上2万kmの高さを周回するGPS衛星が発信する電波を受信し、この地点の位置を観測するための施設でした。受信データはつくば市の国土地理院に毎日転送しているそうです。

感想

 あまり知られていない山ですが、植林帯、開けた広葉樹林帯、展望台からの富士山、噴火口跡などバリエーション色豊かな山歩きでした。
 山歩き好きの人なら、浄蓮の滝観光のついでに鉢窪山だけなら一時間で登れてしまうので是非いかがでしょうか。

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