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Yamareco

記録ID: 8789252
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霊仙山(ソノド→霊仙山→五僧峠)三重県側から周回

2025年10月09日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岐阜県 滋賀県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:49
距離
25.2km
登り
1,767m
下り
1,764m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:28
休憩
1:21
合計
9:49
距離 25.2km 登り 1,743m 下り 1,741m
4:36
61
スタート地点
5:37
87
7:04
7:14
36
7:50
7:52
42
8:34
15
9:07
9:09
9
9:18
9:19
10
9:34
9:37
4
9:48
10:03
9
10:12
6
10:18
10:53
12
11:16
143
13:39
13:43
17
14:00
14:05
2
14:07
2
14:12
1
14:25
ゴール地点
安定した晴れがあれば白山か戸隠方面へ行こうと思っているのだが、なかなか安定しない。
今回の晴れも2日だけでその後はしばらく崩れそう。
仕方がないので奈良の大峯でもと思ったが、どうもこちらも安定しない。
色々調べて安定して晴れそうなのが滋賀の霊仙山。
霊仙山は何度も登っているが、せっかくなので少し変わったルートで登ろうということで三重県側から登ることにした。
最初はソノドから登り、霊仙山の避難小屋で一泊して三国岳まで周回しようと思ったのだが、ソノドの先に結構な藪があるらしく水も含めた重荷で通過するのはしんどい。そんなわけで五僧峠に自転車をデポしてバタフライで両側から攻めることにした。

そんなわけで1日目はソノド経由で霊仙山に登り五僧峠に下山。
ロングコースなので荷物は私にしては超絶軽い15kg。
荷物を軽くしたのが良かったのか、それなりに急登もあったがかなり楽に登ることができた。
また、藪も困難な藪漕ぎというほどではなく区間もそれほど長くなかったので助かった。

コースは一言で言うと藪さえなければ素晴らしいコースだった。
霊仙山のカルスト地形は言うまでもないが、ソノド周辺の美しいブナ林やバリエーションがあって飽きない下山道。
藪さえなければ藤原岳では物足りない人にぜひ歩いてほしいコースだ。

さて明日は後半戦の烏帽子岳から三国岳・横根を経由して五僧峠まで歩く予定。
今日よりは距離も標高差も少ないのでもう少し楽なはずだ。
明日の準備のためにせっせと自転車を車に積んで再び五僧峠へデポしに戻るのであった。
天候 晴れ(強風)
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
幾利林道入口付近の路肩に駐車したが、林道を少し登ったソノドへの登り口の先に広い駐車スペースがある。路肩に停めるよりもこちらの方が良い。
コース状況/
危険箇所等
●幾利林道入口→高塚山
・県道から林道へ入り舗装路を数分登ったところにレコでよく見るアルミハシゴがある。ここに広いスペースがあり駐車できる。路肩よりもこちらに駐車するのが良さそう。
・スタート時の気温は18℃。伊豆諸島に接近中の台風の影響かぬるい風が吹いていた。
・登り始めの勾配はかなりきつい。ここで消耗すると最後まで響くので、意識してゆっくり登る。
・登山道は明瞭。ピンクテープも豊富。夜でも注意して進めば問題ない。
・広めの登山道だからかマイナーな樹林帯の割にはクモの巣に悩まされることはなかった。下草も生えておらず夜露の心配もない。
・標高627m付近は広くなっていて道をロストしやすい。登りは上へ向かえばよいが下りはGPSの確認が必要。
・高塚山は樹林帯で展望はないが、ソノド側に少し進んだところに開けた展望所がある。

●高塚山→ソノド
・美しいブナ林を進む。風も通るので冬には霧氷が付きそうだ。
・広い尾根道で正規の道は分かりづらいが、尾根を辿ればよいので問題にはならない。一応テープはある。
・ソノド山頂は北と東の展望あり。御嶽山と乗鞍岳がよく見える。

●ソノド→谷山
・ソノドからの下りは尾根を取り違えないよう注意。テープは豊富なのでテープが見えなくなったら間違えている可能性が高い。GPSで確認する。
・幾里山への登りから膝くらいの低木が煩い。低木についた朝露で濡れる。更に進むと樹木をかき分けたりクモの巣を払ったりするシーンが増える。藪漕ぎというほどではないが大変歩きづらい。
・道も低木に覆われて分かりづらい。基本的には壊れたネットの支柱を辿れば良いっぽい。
・藪のピークは幾里山。幾里山を過ぎると藪はマシになるが、今度は枝打ちされて落ちた枝に足を取られる。
・我慢して進むと林道に合流。
・林道から谷山への取り付きがわからず、道なき斜面を強引に登った。比較的登りやすい斜面で助かった。
・谷山山頂には展望はないが、少し進んだところで霊仙山の全景を見渡せる絶景ポイントが有る。

●谷山→霊仙山
・谷山からは歩きやすい普通の登山道。霊仙山らしい石灰岩も現れ始める。
・避難小屋への登りは急登。粘土質で湿っていると滑りやすい。
・避難小屋からは一般的によく歩かれるコース。苔と石灰岩のカルスト地形を存分に楽しめるご褒美タイ厶。

●下山
・帰りは谷山を登り返す。休憩を経て下山モードになった足には少々キツい。岩の苔に癒やされながら登る。
・谷山の先で登りで使った道と分かれる。植林帯の端を進む登山道で道は明瞭。雑木林と植林帯が周期的に入れ替わるので退屈はしない。登りとはまた違った味わいがあり、これはこれで良き。
・五僧山への登り返しの手前に厄介な岩場がある。終盤だが集中を切らさないよう慎重に下る。
・五僧山への登りは道らしい道がない。登れそうなところを自分で判断して登る。後半は問題ないが、前半は急登でズルズル滑る。
・五僧峠からの下りは自転車を利用。ほぼ下りなのでこがなくても座っているだけで進む。
・五僧峠は酷道として有名だが、三重県側はきれいに舗装されている。ただし落石は多いので車で登る際は注意。
ヘッデンスタート
今夜は月が明るいので比較的登りやすい。
2025年10月09日 04:49撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 4:49
ヘッデンスタート
今夜は月が明るいので比較的登りやすい。
高塚山でちょうど日の出前だったので待ってみたが不発。
雲に遮られてしまった。
2025年10月09日 06:05撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 6:05
高塚山でちょうど日の出前だったので待ってみたが不発。
雲に遮られてしまった。
ソノド周辺は美しいブナ林。
積雪期には樹氷も楽しめそうだ。
2025年10月09日 06:59撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 6:59
ソノド周辺は美しいブナ林。
積雪期には樹氷も楽しめそうだ。
ソノド。
2025年10月09日 07:04撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/9 7:04
ソノド。
御嶽山・乗鞍岳が雲に浮かんでいる。
2025年10月09日 07:05撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 7:05
御嶽山・乗鞍岳が雲に浮かんでいる。
ソノドの先の藪。
藪漕ぎというほどではないが、楽ではない。
長くはないが、短くもない。
なかなかに鬱陶しい。
2025年10月09日 07:39撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 7:39
ソノドの先の藪。
藪漕ぎというほどではないが、楽ではない。
長くはないが、短くもない。
なかなかに鬱陶しい。
谷山の先の展望所で霊仙山の全景を眺めることができた。
霊仙山を東側から眺めるのは初めてだ。
2025年10月09日 08:38撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/9 8:38
谷山の先の展望所で霊仙山の全景を眺めることができた。
霊仙山を東側から眺めるのは初めてだ。
谷山からの下り。
石灰岩が苔に覆われている。
2025年10月09日 08:44撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 8:44
谷山からの下り。
石灰岩が苔に覆われている。
霊仙山避難小屋。
高台にポツンと立っているのが良い。
機会があればぜひ宿泊したいが、近くに水場がないのがしんどい。
2025年10月09日 09:06撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/9 9:06
霊仙山避難小屋。
高台にポツンと立っているのが良い。
機会があればぜひ宿泊したいが、近くに水場がないのがしんどい。
経塚山へ。
霊仙山らしいカルスト風景。
2025年10月09日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 9:13
経塚山へ。
霊仙山らしいカルスト風景。
振り返ると、霊仙山避難小屋と御嶽山。
2025年10月09日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 9:16
振り返ると、霊仙山避難小屋と御嶽山。
霊仙山山頂と霊仙山最高点。
どちらから攻めるかな。
霊仙山は冬の雪山のイメージが強いが、無雪期の苔と石灰岩の風景も美しい。
2025年10月09日 09:21撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 9:21
霊仙山山頂と霊仙山最高点。
どちらから攻めるかな。
霊仙山は冬の雪山のイメージが強いが、無雪期の苔と石灰岩の風景も美しい。
まずは霊仙山山頂へ。
2025年10月09日 09:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 9:29
まずは霊仙山山頂へ。
霊仙山山頂。
風が強い。
2025年10月09日 09:33撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/9 9:33
霊仙山山頂。
風が強い。
今日は琵琶湖がきれいに見える。
2025年10月09日 09:34撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 9:34
今日は琵琶湖がきれいに見える。
それでは霊仙山最高点へ。
2025年10月09日 09:38撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 9:38
それでは霊仙山最高点へ。
霊仙山最高点
2025年10月09日 09:57撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/9 9:57
霊仙山最高点
伊吹山の迫力。
2025年10月09日 09:56撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 9:56
伊吹山の迫力。
山頂や最高点は風が強くて休憩どころではないので避難小屋まで戻って来た。
2025年10月09日 10:18撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 10:18
山頂や最高点は風が強くて休憩どころではないので避難小屋まで戻って来た。
いつもの食パンセット。50円くらいかな。
物価高で小さくなってしまった菓子パンなんぞなくても、おっさんはこの激安おやつセットで十分満足してしまうのです。
2025年10月09日 10:26撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 10:26
いつもの食パンセット。50円くらいかな。
物価高で小さくなってしまった菓子パンなんぞなくても、おっさんはこの激安おやつセットで十分満足してしまうのです。
五僧峠への下山道。
道は明瞭、アップダウンも緩やかで気持ちよく歩ける。
2025年10月09日 13:03撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 13:03
五僧峠への下山道。
道は明瞭、アップダウンも緩やかで気持ちよく歩ける。
植林帯と雑木林が周期的に入れ替わるので下山でありがちな飽きがこない。
2025年10月09日 12:39撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 12:39
植林帯と雑木林が周期的に入れ替わるので下山でありがちな飽きがこない。
最後に鉄塔。
鉄塔で始まり鉄塔で終わる。
2025年10月09日 13:56撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 13:56
最後に鉄塔。
鉄塔で始まり鉄塔で終わる。
五僧峠からは自転車で戻る。
この道はその道の人には有名な酷道だが、酷いのは滋賀県側で三重県側は真新しい舗装がなされている。
ただし落石は多いので注意は必要。・・・なんだ、結局酷道じゃん。
2025年10月09日 14:11撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/9 14:11
五僧峠からは自転車で戻る。
この道はその道の人には有名な酷道だが、酷いのは滋賀県側で三重県側は真新しい舗装がなされている。
ただし落石は多いので注意は必要。・・・なんだ、結局酷道じゃん。
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