錦秋の浄土平から樋沼〜一切経山〜鎌沼周回
福島県
みのちゃん
その他1人 
体力度について
- GPS
- 06:41
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 418m
- 下り
- 423m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:36
当初計画はこの3日間がお天気良い予報で、以下の様にした。
10/10：朝出発、つれあいの行きたいジオを見物しながら、当日の宿泊地野地温泉へ
10/11：浄土平から一切経山で魔女の瞳を見て、鎌沼周回してもどるゆるハイク
10/12：最終日はSLばんえつ物語の撮り鉄（つれあいもまんざらではない感じで反対もなくお許しもらえた）
宿の予約なども済ませて、いよいよ出発という2日前になって、天気予報が急に変わって、10/11〜12は雨マークに変わってしまった。たぶん気になっていた台風22号の進路が東に反れて早まり、これがもろに影響したんだと思う。10/10は台風一過でお天気が良い予報だったのが、不幸中の幸いで、急遽以下の様に計画変更。
10/9：夜早めに出発。道の駅つちゆで車中泊
10/10：浄土平から一切経山で魔女の瞳を見て、鎌沼周回してもどるゆるハイク。その日は野地温泉に宿泊
10/11：朝お天気持てば、朝食前に朝活で鬼面山から箕輪山行けるところまでピストン
その日は磐梯あたりを適当にジオめぐり
10/12：最終日はSLばんえつ物語の撮り鉄
一切経山のURL:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8791847.html
鬼面山とおまけの2日目裏磐梯3日目ばんえつ物語撮り鉄のURL
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8792756.html
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場は広く、50台ぐらいは停めれます。浄土平が満車で厳しい時は、早めにこちらに停めるといいかもしれません。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
兎平駐車場にはトイレはありませんが、キャンプ場側へ5分ぐらい行くと、キャンプ場のトイレがあって、利用できます。車でPに入る前に向かいのキャンプ場側へ折れる道があり、数百メートル行くと右側にトイレがあり、ここで済ませてから、駐車場に戻って、停めました。 コースに合流するには、スカイラインの舗装道を浄土平へ向かって進み、道標に従って、舗装道を離れて左に行くと、木道で浄土平駐車場からの道にすぐに合流します。なお、登山道入口のすぐ手前、右側に樋沼ヘ行く道標があり、5分ほどで樋沼に行けるので、初めに樋沼ヘ行くのもオススメ！景色が素晴らしいです。 道中、酸ケ平避難小屋に公衆トイレあり。（協力金100円洋式バイオトイレ）一切経山に行く前後に利用できるので、安心です。なお今避難小屋は改修中のようで、緊急時以外は利用不可となっていました。 鎌沼は小屋から向かって沼に出たあたりから、湖畔に出られて、広い平坦地があり、昼食休憩にもってこいです。一切経山頂上は風が強いことが多く、食事は厳しいので、ここらで食べるのがオススメ！ 鎌沼から浄土平に下る道が、少し急で荒れて滑りやすいので要注意。途中から木道になればその後は安心です。 |
写真
道の駅つちゆで車中泊、駐車場前からは東が開けて、日の出OK。6時少し前にご来光！お天気良さそうな予感。箕輪山や吾妻小富士も眺められます。
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6時少し前にご来光！お天気良さそうな予感。箕輪山や吾妻小富士も眺められます。
ここからは正面に一切経山の噴気孔が良く見えます。
紅葉が素晴らしい樋沼はお気に入りの場所です。是非オススメ！
ガスがあがって来そうで、戻ります。途中吾妻小富士は、すでにガスで見えたり、隠れたりを繰り返してました。午後はやはり、お天気悪くなりそう。
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吾妻スカイライン車道を兎平駐車場へ戻る途中の道路脇の紅葉この辺りの紅葉が素晴らしかった！
ミネカエデ黄葉とダケカンバ黄葉とナナカマド紅葉のコラボ��
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この辺りの紅葉が素晴らしかった！
ミネカエデ黄葉とダケカンバ黄葉とナナカマド紅葉のコラボ��
感想
10/9よる12時過ぎに道の駅つちゆに到着。1時過ぎに車中泊の眠りにつく。気温は思った程冷え込まず、寒さで起きることは無かったが、気分が高まっていたせいか、運転中は眠くてしょうがなかったが、いざ眠りにつくと、眠ったような眠りそびれたような感じで朝を迎える。6時前に東の空からご来光、箕輪山や吾妻小富士も見えて、お天気は予報通り良さそうでテンション上がる。
朝ごはんを作って食べ、道の駅でトイレを済ませてから、7時ごろ出発する。ところが吾妻山方面はどんどん雲が出てきて、山はガスに覆われてしまう。ちょっと嫌な予感。それでも磐梯吾妻スカイラインに入ると、雲から抜けて、空が明るくなって、お天気は持ち直した感じで、一安心。スカイラインは、標高をあげるにしたがって、紅葉の色づきが増して、浄土平近辺は、素晴らしい紅葉に彩られていた。7時半ごろ兎平到着。駐車場に停める前に、右のキャンプ場の道に入って、キャンプ場のトイレでもう一度用を足す。その後兎平駐車場に車を停め、山支度を整え8時出発。
一切経山の噴気孔からの水蒸気がものすごい。周辺の紅葉は見事で、ミネカエデの黄色、ナナカマドの赤が鮮やかだ。しばらく車道を下って、右手の樋沼入口の道標に従い、5分ほどで樋沼へ。火口湖で深いエメラルドグリーンの湖面は、紅葉を映し出して、見事な倒影の絶景を創り出している。まさに紅葉は真っ盛りで、原色に色づいた木々が活き活きしていた。またここからは一切経山も良く見えて、紅葉と噴気孔のコラボがすばらしい。
車道に戻って、反対の左手にすぐ浄土平への遊歩道入口があり、ここで浄土平からの登山道に合流。気温は多分10℃ぐらいで、丁度歩き易い気温だった。途中で日差しが出てくると、少し汗ばむ感じになった。陽が差すと蓬莱山のミネカエデの黄葉が素晴らしく、見事な紅葉を楽しみつつ酸ケ平へと向かう。足元にはシラタマノキがたくさん実をつけ、一口ほおばると、甘さのなかにサロメチールの香りが広がった。
徐々に高度を上げるにつれ、吾妻小富士が視界に入ってくる。明るくて気持ちの良い道が続く。やがて傾斜が緩み、酸ケ平へ導かれる。ここはクロマメノキの群生が、素晴らしく、見事に紅葉していた。酸ケ平避難小屋は改修中で有事以外は使用不可。トイレは使えるのでありがたい。（洋式バイオトイレ支援金1回100円）一切経山の前後でここを使えるのは安心だ。
ここから上はガレた道に変わり、風も強いので、それなりの準備をして、頂上までの約標高差200mの今日一番アルバイトを楽しもう。振り返ると鎌沼がだんだん俯瞰できるようになるので、下ばかり見ずに、たまには振り返って景色を見ながら進む。急坂登りきると頂上が見えて、ここからはだらだら登りとなる。途中から吾妻小富士も俯瞰できるようになり、火口がはっきりと見えるので絶景ポイントの一つだろう。登りきると一切経山頂上。でも、まだ魔女の瞳はみえない。少し北に下って、お目当て五色沼の絶景が、バーンと広がって見える。ここまでガスがだいぶん増えてきて、晴れていながらも、頂上で景色が見れるか、気が気でなかったが、なんとか間に合ったので、本当に良かったです。頂上滞在の時間帯は、たぶん本日で、一番良いお天気が長く続いた時だったので、ラッキーでした。
頂上からの魔女の瞳は言わずもがな、天気にも恵まれ、深い深い青が特に印象的。吾妻連峰の主峰西吾妻山へと続く長大な尾根が見渡せ、一番手前の向かいの家形山の右手に微笑む魔女の瞳は、紅葉もピークで色とりどり、格別でありました。しかしこのお天気も長くは続かず、一切経山を下り始める頃には前方の吾妻小富士はガスに包まれ、ここがガスに覆われるのも時間の問題というかんじでした。酸ケ平避難小屋のトイレを借用して、スッキリ！鎌沼へ向かうとすでに一切経山はガスの中に包まれてましたので、間一髪でしたね。
鎌沼でちょうどお昼を過ぎたので、昼食の大休止にしました。もってきたカップ麺と総菜パンを食べ、お腹を満たしたら、寝不足もあって、結構眠くなってしまった。穏やかなお天気にも恵まれて、あとはのんびりと鎌沼を半周して、姥ケ原から浄土平に向けて、最後の急な下りを進みます。蓬莱山の山腹は、紅葉がピークでとてもきれいだったのですが、あいにく御日様は雲の中で、撮影にはちょっぴり光が足りなかった。それでもしっとりと、いい感じの紅葉写真が撮れました。ここの下りは、紅葉の撮影ポイントが多くて、足が止まりがち。あとでつれあいに随分待ったのよ！とお𠮟りををもらってしまった。だいぶん下って、木道が現れ、しばらく下った地点からの吾妻小富士とダケカンバの林の黄葉は圧巻！すっきりした絶景ポイントで、一番美しい時期にここを見られて本当に良かった。
平坦になると、浄土平も近いです。木道の湿原を舗装道に出て、兎平へ戻ります。最後にこの舗装道沿いの紅葉が、あまりに見事で、紅葉の最後を飾ってくれました。兎平まで飽きることなく、撮影しながら駐車場まで戻って無事ゆるハイクを終了。
この後は、今日の宿泊、野地温泉ホテルまで行くのですが、天気予報を確認すると、明日の朝は6時には、雨が降り出す予報に変わっていました。そうしたら鬼面山の朝活は厳しい。着いたのは15時で急げば野地温泉には、15時半には到着できる。明日朝が難しいなら、今日の夕方鬼面山に行ってしまうという選択肢に思い至ります。というわけで、この後は鬼面山のレコへと続くのであります。
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