飯縄山山麓の愛宕山へ。謎の切通を見に行く。
長野県
Washiba2924
体力度について
- GPS
- 00:42
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 86m
- 下り
- 86m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 0:37
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 0:43
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
今回のスタート地点は入坂経由で大座法師池へ行く旧道脇。戸隠バードラインと平行して走る旧道に駐車スペースがあったのでそこに車を止めて歩き始める。
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ヒメフウロ（姫風露）。前回この道を歩いた時にも同じ場所で咲いていた。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5909418.html
「絶滅危惧種ヒメフウロにおける在来および外来系統間の
生育特性の比較および交雑可能性の評価」https://www.jstage.jst.go.jp/article/pronatura/32/0/32_128/_pdf/-char/en?utm_source=chatgpt.com
の写真から、このヒメフウロは外来南方系統のものに似ているように思う。外来ヒメフウロ、この場所の他にはどの程度分布しているのだろう。私はここしか知らない。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5909418.html
「絶滅危惧種ヒメフウロにおける在来および外来系統間の
生育特性の比較および交雑可能性の評価」https://www.jstage.jst.go.jp/article/pronatura/32/0/32_128/_pdf/-char/en?utm_source=chatgpt.com
の写真から、このヒメフウロは外来南方系統のものに似ているように思う。外来ヒメフウロ、この場所の他にはどの程度分布しているのだろう。私はここしか知らない。
「ニホンシカ イノシシ アナグマ ハクビシン タヌキキツネ」と書かれた札が気にぶら下がっていた。この周辺で見かける獣の名前なのだろうか。いつ誰が作った物かは不明。ツキノワグマの名前が無いのは意図的に省いたか、それとも制作者が見かけなかっただけか。この辺にも当然生息しているだろうしね、ツキノワグマ。
宝暦十二壬午（みずのえ うま）八月…と読める。宝暦12年は1762年。後は人の名前が彫られているようだ。石仏の類では無さそうだし、道標という訳でも無いだろう。だとするとこれは何なのだろう？
愛宕山山頂。予想に反して山頂には笹が茂っていなかった。休憩適地と言って差し支え無さそうだ。誰かが定期的に刈払いをしている…と言われても納得してしまう程スッキリしている。山頂を示すものは何も無かった。
山頂には比較的大きめの石が幾つか集まった場所があった。若干人為的な感じがするので以前はここに何かあったのかもしれない。…と思って少し調べてみたら、以前ここには石の祠があったようだ。何故か今では完全に姿を消している。移設されたか、盗難に遭ったのか。何らの説明も無いところをみると、どうやら後者のような気がしてならない。
ここが謎の切通。ここに至る道の幅員は2m程だが、平坦な場所だけではなく、幅員の半分程の幅で山側に凹みがある箇所があった。どうも道として作られたのではなく、水路として整備されたものかもしれない。かなりの労力を費やして作られた物に思える。
切通を抜けた後に振り返ってみる。写真左三分の一程が切通部分。重機を使って掘られたものでは無さそうなのでかなりの労力が必要だったことだろう。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
ハイドレーション
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
GPS
時計
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
飯縄山登山に向かう途中に通る戸隠バードライン。この道はアップダウンは激しいがほぼ直線で構成されている。直線とカーブが組み合わされたこの道は正直運転しずらい。設計の古さを感じさせる。結構な下り勾配の後に登り勾配が待っている。しかも直線…。直線ではどうしようもない場所にはカーブ…。
あ、ちょっと愚痴になってしまった。
そんな直線が続くバードラインだが、一ヵ所だけS字カーブが存在する。そのカーブの向こう側に聳えているのが今回訪れた愛宕山だ。聳えているという表現はかなり大袈裟だろう。登山口の標高は960m、山頂の標高は990m。標高差30mの小さな山だ。
あまり訪れる人は多くは無い様で、この山への登山記録は少ない。
どの程度の藪に覆われているのか少々不安ではあったが、所詮30mの山。強引に登れば何とかなるだろう…と思い、登山を開始。
恐らく30分もあれば登ってしまうだろう…と最初に考えていたが、実際にはそんなに掛からなかった。登山口からほんの数分で愛宕山山頂へ。
山頂はそれなりに広く、そして草も生えていない広場だった。笹が一面に…といった場面を想像していたのだが、良い意味で予想をに反する結果だった。
山頂には以前石の祠があったようだが、何故か今は跡形も無くなっている。わずかに以前祠の下にあった石が依然と同じく存在するのみ。移設か、盗難か…。後者が怪しいと睨んでいるのだが果たして。（以前道祖神の盗難が多発した時期があった。あれと同じ感覚で盗むのかなぁ…）
さて、このまま下っても良いのだが、以前から気になっていた戸隠バードラインS字カーブから春先に見える切通に行ってみる事に。
山頂から標高差80m程下ると道跡らしき場所に降り立つことが出来る。幅員は2m程。山側に水路跡と思しき凹地がある箇所もあったので、道跡ではなく水路跡なのではないかと感じた。
どこからの水路か、そしてどこに至っていたのか…。西側の沢、920m付近に堰のようなマークが地質図にあるが、ここからだったのだろうか。（但しこれは旧版地形図には記載がないので違う可能性大）興味は尽きないが今回はそれ目的ではなかったので戸隠バードラインに出て出発地点に戻る。
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