袈裟丸山(後・中・奥)
栃木県
群馬県
おーいーしー
体力度について
- GPS
- 07:26
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,287m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 7:26
| 天候 | 晴れのち曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
後者は最後の1.7kmが荒れたダートで、十分な車高がある4WD車じゃないとスタックする可能性がありそう。このダート区間は10/20及び11/7に映画撮影のため通行止とのこと(写真参照)。 |
写真
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(どっちを通っても行ける)
感想
男体山&太郎山の翌日は足尾の秘峰(と勝手に思ってるだけの)袈裟丸山へ。
Google先生は奥日光から登山口まで片品村経由のルートを提示してきたが、嫌な予感がして草木湖を通るルートで移動した。思ったとおり登山口までの林道は舗装されていた。
5時前に駐車場に着くが前日に続いてもぬけの空。
ヘッドランプを着けて尾根に付けられた木段を登り始めるが、どうも沢筋に動物のいる気配がする。鹿かと思い気にせず登っていくが、こちらを気にしてついて来るような感じだ。
物音がする方を何度か覗いてみるが暗闇で何も見えない。が、そのうち低い咆哮音がしたと思うと何物かが谷底へダッシュしていった。想定していたよりも自分に近い場所だった。鹿とは明らかに動きが違う。目視できなかったので確証はないが、どうやら熊らしかった。
八重樺原まで上がると今度は鹿が2頭いた。4つの目が遠くからこちらを向いて光っていて間違いがない。まだ暗いが首を伸ばしているのが見えるようだ。笛を吹いたら去っていった。
やがて明るくなり熊の不安もなくなった頃に後袈裟丸山の山頂に着く。見晴らしのよいピークで昨日登った男体山も見える。本番はここからだ。シャクナゲや笹薮を何度も通る。ルートも不明僚で獣道か踏跡か判然としないルートが複数あり選択に悩む。テープは所々にあるのだが複数ルートに付いていたりして混乱に拍車をかける。
何とか中袈裟丸山まで着いた。わずかな距離だが時間は結構かかった。
ここからは少しだけマシになるが気は抜けない。眺望もたまにしかない。途中、トレイランナーに1人抜かれた他は人も見かけない。延々とルートファインディングとアップダウンを繰り返し袈裟丸山の最高峰に到着。奥袈裟丸山は通過したはずだがどこが山頂だかよくわらなかった。主峰ピークの眺望は微妙だが皇海山は見えた。眺望なんか期待するんじゃねえと言っているかのようだった。
下山も後袈裟丸山まではピストンするしかない。難儀しながら戻っていく。途中で女性の2人組とすれ違ったがこの2人はかなり速く、抜かされそうになった。辛うじて先行しながら後袈沙丸山へ。ここまで戻れば一安心だ。主脈は前袈裟丸山まで続いているが、後から前まではかなり荒れているようだ。下部の沢で熊とはち会う可能性もあり、今日はスルー。階段をひたすら降りて12時半に下山。途中、もう一人の登山者とすれ違って今日出会った人は合計4人になった。
あとは帰るだけだが気になってGoogle先生が走れと言ってきた沼田方面へ抜ける林道を通ってみた。予想どおりかなり荒れたダートで、ここでスタックしたら本当に遭難しかねない。ヒヤヒヤしながら通過した。根利牧場付近の舗装道まで出てようやく一安心。最後の最後で苦労したおかげで渋滞とは無縁で帰宅できた。
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