まさかの救助要請、金峰山
山梨県
長野県
Dnasam
- GPS
- 05:30
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 504m
- 下り
- 429m
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| 天候 | 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
栄和交通には大変お世話になりました。 |
写真
本日は霧の大弛峠から金峰山と五丈岩を巡る山行スタートです。私の最近の山行は、奇妙な事がたくさん起きて驚くばかりです。
本日も大変不思議な事が起きて、警察の方、消防の方には多大なるご迷惑をお掛けしました。心よりお詫びいたします。
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私の最近の山行は、奇妙な事がたくさん起きて驚くばかりです。
本日も大変不思議な事が起きて、警察の方、消防の方には多大なるご迷惑をお掛けしました。心よりお詫びいたします。
さて、完全予約制の栄和交通さんのバス（ジャンボタクシー）が塩山駅から大弛峠まで休祝日に限り運行している。この土日が今年最後の運行で、冬は道路も閉鎖され、来年まで利用することが出来ない。
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大弛峠到着、Garminの高度計で2,347m、公式では2,365m。富士山五合目とほぼ同じ高さで、自動車で行くことができる峠としては日本一高度のある峠。山梨川の道路は舗装されているが、長野側の道路は陥没や落石が転がっているダートで、ジムニーのようなそれなりの車でないと走行が難しいという。
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山梨川の道路は舗装されているが、長野側の道路は陥没や落石が転がっているダートで、ジムニーのようなそれなりの車でないと走行が難しいという。
本日の大弛峠からのコース以外に、富士見平小屋からのコース、表参道御嶽古道のコースなど多数ある。「表参道御嶽古道」は、最近YAMAPが協賛となって林道部分が整備されたらしく、本家本元はこの「御嶽古道」らしい。
私のような素人が通れる道ではないが、これが伏線であった。
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「表参道御嶽古道」は、最近YAMAPが協賛となって林道部分が整備されたらしく、本家本元はこの「御嶽古道」らしい。
私のような素人が通れる道ではないが、これが伏線であった。
大弛峠からは、岳樺がきれいな整備された登山道である。本日は霧が濃いが、いきなりの2360m越えで、高度順応ができず息切れや耳鳴りがしたが、徐々になれてくる。
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本日は霧が濃いが、いきなりの2360m越えで、高度順応ができず息切れや耳鳴りがしたが、徐々になれてくる。
この辺に特徴的なコケの混生群落らしい。苔は登山YouTuberの「りょーじ」さんが詳しい、そしてMOSS-ACTという「苔観察系」登山YouTuberの方がいて、驚いた。オタクすぎてついていけない(笑)
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そしてMOSS-ACTという「苔観察系」登山YouTuberの方がいて、驚いた。オタクすぎてついていけない(笑)
ケルンが目印の朝日峠。ここはは“交通の峠”ではなく、単に鞍部、通過点として命名されているらしい。文字通りのPASS（峠）である。ところでこの漢字は中国から来た漢字ではなく、日本で作られた漢字らしい。山の上下という意味から、転じて天上と地獄との間の人間の立場という意味もあるらしい。
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ところでこの漢字は中国から来た漢字ではなく、日本で作られた漢字らしい。山の上下という意味から、転じて天上と地獄との間の人間の立場という意味もあるらしい。
この辺も立ち枯れエリア。植生にあまり詳しくないが、下層に新しいシラビソやハイマツが伸び始めているのがポイント。さきほどのようなコケ層があつくなって、シラビソ林は一斉に衰退し、世代交代するという自然のサイクルらしい。
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植生にあまり詳しくないが、下層に新しいシラビソやハイマツが伸び始めているのがポイント。さきほどのようなコケ層があつくなって、シラビソ林は一斉に衰退し、世代交代するという自然のサイクルらしい。
立ち枯れ → 倒木更新 → 苔層発達 → 若木の再生というサイクルだが、なぜ一斉に立ち枯れし、一斉に更新されるのか？ どういう生物の戦略なのか？
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どういう生物の戦略なのか？
�＾貔童六爐砲茲蠧�光と空間が確保される
��古い個体群に蓄積した病原菌・害虫のサイクルを断ち切る、という戦略らしい。
一斉枯れ、一斉更新から、「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹すべし」という某経済学者の物議を思いだした。本日は「老害政治家が一斉に第一線から退く」こととして解釈することにする(笑)
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本日は「老害政治家が一斉に第一線から退く」こととして解釈することにする(笑)
ここの岩は瑞垣山の登攀ルートの岩と同じ花崗岩である。
非常にフリクションがあって滑りにくい。
ビブラムソールやトレイルグリッパーの効果ではなく、花崗岩のおかげなのである。
使い方がいまいちわからないが、DXとしては、どうもイマイチではないか。文字情報もよいが、青々とした山並みを表示するモードがほしい。どなたか、ガスガスの日に山並みを再現するAPP知っている方、コメントください。
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どなたか、ガスガスの日に山並みを再現するAPP知っている方、コメントください。
上求菩提下化衆生の菩薩を回向しているとでもいうのだろうか、、
強風のなか、視界も悪く、ケルンを目指して、道を間違えた。後ろの方もミスリードしてしまった。
なぜ、ルートから外れたところに、紛らわしいケルンがあるのだろう。
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後ろの方もミスリードしてしまった。
なぜ、ルートから外れたところに、紛らわしいケルンがあるのだろう。
ものすごい強風で、立っていられない位である。
寒くはないが、年寄りにはこたえる強風である。
一般的に誤解されていることだが、この写真に写っている側は、ご神体の裏にあたる。そして。この鳥居は神社が建てたものではなく、違法なものであるという。
365 Outdoor Youtuber MTさんも同じ事を言われていた。
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そして。この鳥居は神社が建てたものではなく、違法なものであるという。
365 Outdoor Youtuber MTさんも同じ事を言われていた。
立て看板の金櫻神社の正式見解は、この鳥居自体が違法に設置されたものであるということであった。そうして、こちら側から手を合わせるのは、良くないことである。こちら側は、ご神体の裏（後戸）にあたるからである。
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そうして、こちら側から手を合わせるのは、良くないことである。こちら側は、ご神体の裏（後戸）にあたるからである。
あまり知られていないが、五丈岩を金峰山側から反対側に回ると、正式な祭祀の社がある。金櫻神社からこの正式な祭祀の社を結ぶ表参道が、御嶽（みたけ）古道であり、険しい参道のルートになっている。
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金櫻神社からこの正式な祭祀の社を結ぶ表参道が、御嶽（みたけ）古道であり、険しい参道のルートになっている。
この金櫻神社と五丈岩を結ぶ線、御嶽古道の軸は、表門（陽門）ー龍穴（奥の院）の中心軸であり、ご神体五丈岩は「神気の集約・鎮魂・守護の中心点」とされる。
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そして、この軸の裏に延長される軸が、「鬼門（後戸・龍尾）」である。禁足地・災厄の地であり、陰気・荒魂の噴出点、封じ・鎮めの対象であるとされている。
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さきほど間違えたケルンだが、実は、ここはちょうど、金櫻神社と五丈岩そしてと金峰山頂を結ぶ線の「鬼門」にあたる。「陰気・荒魂の噴出点」を「鎮め・封じ」としてケルンがおかれているのではないかと思う。
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そういえば前回の山行、820名の死者を出している谷川岳一ノ倉沢も、谷川温泉にある里宮の谷川富士浅間神社と、奥の院を結ぶ中心軸のちょうど鬼門（後戸）にあたる場所にある。それがそういう意味があるのかは別の問題であるが、事実は事実である。
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それがそういう意味があるのかは別の問題であるが、事実は事実である。
例によってARを出してみる。ここに羽田空港がある、、もしやと思いスマホ地図を出す。
1985年8月12日、日航機123便が墜落し史上最悪の520名の犠牲を出した御巣鷹山である。
まさに、金櫻神社と五丈岩そしてと金峰山頂を結ぶ線の「鬼門」に御巣鷹山はあったのである。520名の犠牲者がここから20kmの北の地で眠っている。慰霊と黙祷を行う。
これは因果でなく、迷信でもない。複数のカップリングの結果として生じる創発の「経験」である。
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ここに羽田空港がある、、もしやと思いスマホ地図を出す。
1985年8月12日、日航機123便が墜落し史上最悪の520名の犠牲を出した御巣鷹山である。
まさに、金櫻神社と五丈岩そしてと金峰山頂を結ぶ線の「鬼門」に御巣鷹山はあったのである。520名の犠牲者がここから20kmの北の地で眠っている。慰霊と黙祷を行う。
これは因果でなく、迷信でもない。複数のカップリングの結果として生じる創発の「経験」である。
いろんな事を考えて時間がかかってしまったので、帰りのバスの時間もあるので、急いで大弛峠に下山する。下山中にトレッキングポールを後ろから引っ張られた。何も引っかかっていなかったが、行く先に大きな段差があったので、用心した。
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下山中にトレッキングポールを後ろから引っ張られた。何も引っかかっていなかったが、行く先に大きな段差があったので、用心した。
ほどなくして、雨でスマホが誤動作して、間違って電話が、かかってしまった。履歴から二カ所に架かってしまったので、すぐ切った。
スマホのアンテナは一本も立っておらず使えないので、電波のあるところで、ショートメッセージでもだそうと考えていた。
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履歴から二カ所に架かってしまったので、すぐ切った。
スマホのアンテナは一本も立っておらず使えないので、電波のあるところで、ショートメッセージでもだそうと考えていた。
ところがである。そのうちの1本の電話が家内に架かり、家内は私からの着信で、5分くらい私と会話したというのである。その会話は、クマ鈴が聞こえており、しきりに「お母さん、寒いよー、寒いよー」を繰り返していたというのである。
そうして、どういう状況かを家内が聞くと、無言であり、周りにだれかいないの？と聞くと「周りにだれもいない」と答えたという。そうして「お母さん、さむいよー、さむいよー」をひたすら繰り返して、5分くらいして切れたという。
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その会話は、クマ鈴が聞こえており、しきりに「お母さん、寒いよー、寒いよー」を繰り返していたというのである。
そうして、どういう状況かを家内が聞くと、無言であり、周りにだれかいないの？と聞くと「周りにだれもいない」と答えたという。そうして「お母さん、さむいよー、さむいよー」をひたすら繰り返して、5分くらいして切れたという。
それはあり得ないことであった。私は下山を急いでおり、寧ろ熱いくらいであり、そもそも電波もなく、全く会話などしていないのである。家内スマホの履歴は間違いなく私の電話番号からの着信であった。
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家内はその後何度か私に電話したが、つながらず、尋常ではない会話が5分続いたこともあり、警察に救助要請を行った。そして、消防車、救急車が救助に出動することになってしまったのである。
（これはイメージ画像です。当時の写真ではありません）
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そして、消防車、救急車が救助に出動することになってしまったのである。
（これはイメージ画像です。当時の写真ではありません）
なにも知らずに下山して、予約のバスで帰宅途中に、電波が通じるところまで来た時に、警察から電話が掛かってきて、すべてを知るところとなった。家内からも架電があった。話を聞いて鳥肌がたった。
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家内からも架電があった。話を聞いて鳥肌がたった。
山域では不思議な事が起きる。今回のことを事情聴取で覗うと、山では不可思議で説明できないことが時々起こると、警察の方、消防の方も言われていました。いづれにしても、大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げました。
わたしは、多分今回の事で、何か最悪の事態から救われて、守られたのではないかと思った。
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いづれにしても、大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げました。
わたしは、多分今回の事で、何か最悪の事態から救われて、守られたのではないかと思った。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
本日は霧の大弛峠から金峰山と五丈岩を巡る山行スタートです。
私の最近の山行は、奇妙な事がたくさん起きて驚くばかりです。
本日も大変不思議な事が起きて、警察の方、消防の方には多大なるご迷惑をお掛けしました。心よりお詫びいたします。
さて、完全予約制の栄和交通さんのバス（ジャンボタクシー）が塩山駅から大弛峠まで休祝日に限り運行している。この土日が今年最後の運行で、冬は道路も閉鎖され、来年まで利用することが出来ない。
本日の大弛峠からのコース以外に、富士見平小屋からのコース、表参道御嶽古道のコースなど多数ある。
「表参道御嶽古道」は、最近YAMAPが協賛となって林道部分が整備されたらしく、本家本元はこの「御嶽古道」らしい。これが伏線であった。
ところどころ、立ち枯れエリアがある。
植生にあまり詳しくないが、下層に新しいシラビソやハイマツが伸び始めているのがポイント。コケ層があつくなって、シラビソ林は一斉に衰退し、世代交代するという自然のサイクルらしい。
立ち枯れ → 倒木更新 → 苔層発達 → 若木の再生というサイクルだが、なぜ一斉に立ち枯れし、一斉に更新されるのか？
どういう生物の戦略なのか？
その理由は
�＾貔童六爐砲茲蠧�光と空間が確保される
��古い個体群に蓄積した病原菌・害虫のサイクルを断ち切る、という戦略らしい。
一斉枯れ、一斉更新から、「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹すべし」という某経済学者の物議を思いだした。
本日は「老害政治家が一斉に第一線から退く」こととして解釈することにする(笑)
強風のなか、視界も悪く、ケルンを目指して、道を間違えた。
後ろの方もミスリードしてしまった。
なぜ、ルートから外れたところに、紛らわしいケルンがあるのだろう。
ようやく金峰山到着。
ものすごい強風で、立っていられない位である。
寒くはないが、年寄りにはこたえる強風である。
五丈岩は、麓にある金櫻神社（里宮）の奥の院（奥宮）であり、神の依代（よりしろ）とされている。
一般的に誤解されていることだが、この写真に写っている側は、ご神体の裏にあたる。そして。この鳥居は神社が建てたものではなく、違法なものであるという。
365 Outdoor Youtuber MTさんも同じ事を言われていた。
立て看板の金櫻神社の正式見解は、この鳥居自体が違法に設置されたものであるということであった。
そうして、こちら側から手を合わせるのは、良くないことである。こちら側は、ご神体の裏（後戸）にあたるからである。
あまり知られていないが、五丈岩を金峰山側から反対側に回ると、正式な祭祀の社がある。
金櫻神社からこの正式な祭祀の社を結ぶ表参道が、御嶽（みたけ）古道であり、険しい参道のルートになっている。
この金櫻神社と五丈岩を結ぶ線、御嶽古道の軸は、表門（陽門）ー龍穴（奥の院）の中心軸であり、ご神体五丈岩は「神気の集約・鎮魂・守護の中心点」とされる。
そして、この軸の裏に延長される軸が、「鬼門（後戸・龍尾）」である。禁足地・災厄の地であり、陰気・荒魂の噴出点、封じ・鎮めの対象であるとされている。
さきほど間違えたケルンだが、実は、ここはちょうど、金櫻神社と五丈岩そしてと金峰山頂を結ぶ線の「鬼門」にあたる。「陰気・荒魂の噴出点」を「鎮め・封じ」としてケルンがおかれているのではないかと思う。
そういえば前回の山行、820名の死者を出している谷川岳一ノ倉沢も、谷川温泉にある里宮の谷川富士浅間神社と、奥の院を結ぶ中心軸のちょうど鬼門（後戸）にあたる場所にある。
それがそういう意味があるのかは別の問題であるが、事実は事実である。
ARで山を出すAppを使ってみる。
ここに羽田空港があるのが不思議であった、、、
もしやと思いスマホ地図を出してみた。
1985年8月12日、日航機123便が墜落し史上最悪の520名の犠牲を出した御巣鷹山である。まさに、金櫻神社と五丈岩そしてと金峰山頂を結ぶ線の「鬼門」に御巣鷹山はあったのである。520名の犠牲者がここから20kmの北の地で眠っている。
いろんな事を考えて時間がかかってしまったので、帰りのバスの時間もあるので、急いで大弛峠に下山する。
下山中にトレッキングポールを後ろから引っ張られた。何も引っかかっていなかったが、行く先に大きな段差があったので、用心できた。
ほどなくして、雨でスマホが誤動作して、間違って電話が、かかってしまった。
履歴から二カ所に架かってしまったので、すぐ切った。
スマホのアンテナは一本も立っておらず使えないので、電波のあるところで、ショートメッセージでもだそうと考えていた。
ところがである。そのうちの1本の電話が家内に架かり、家内は私からの着信で、5分くらい私と会話したというのである。
その会話は、クマ鈴が聞こえており、しきりに「お母さん、寒いよー、寒いよー」を繰り返していたというのである。
そうして、どういう状況かを家内が聞くと、無言であり、周りにだれかいないの？と聞くと「周りにだれもいない」と答えたという。そうして「お母さん、さむいよー、さむいよー」をひたすら繰り返して、5分くらいして切れたという。
それはあり得ないことであった。私は下山を急いでおり、寧ろ熱いくらいであり、そもそも電波もなく、全く会話などしていないのである。家内スマホの履歴は間違いなく私の電話番号からの着信であった。
家内はその後何度か私に電話したが、つながらず、尋常ではない会話が5分続いたこともあり、警察に救助要請を行った。
そして、消防車、救急車が救助に出動することになってしまったのである。
なにも知らずに下山して、予約のバスで帰宅途中に、電波が通じるところまで来た時に、警察から電話が掛かってきて、すべてを知るところとなった。
家内からも架電があった。話を聞いて鳥肌がたった。
山域では不思議な事が起きる。今回のことを事情聴取で覗うと、山では不可思議で説明できないことが時々起こると、警察の方、消防の方も言われていました。
いづれにしても、大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げました。
わたしは、多分今回の事で、何か最悪の事態から救われて、守られたのではないかと思った。
かつて山で遭難されて命を失った方や、御巣鷹山で亡くなった方が、登山者を見守ってくれているのではないかと思った。
亡くなった方のおかげで、私たちは今を生きていけるのではないかと思った今年最後の金峰山の山行でした。
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