西岳(鏡池からの周回)

- GPS
- 07:32
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,720m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:33
| 天候 | 曇り/ガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
300mほど戻った路肩脇のスペースに駐車 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。 西岳〜八方睨間は刈払いされた笹とウェッティな地面で滑りやすい |
写真
感想
今年はまだ紅葉の山登りをしてないから、
岩場とのコントラストが楽しめそうな戸隠連峰の西岳の周回ルートへ。
6時半前に鏡池に到着すると、大駐車場も周辺の駐車スペースもすでに満車。
「えっ、なんで?」と思いながら湖畔を見ると、ズラリと並んだ三脚と巨大なレンズ。
写真愛好家の人々が朝の紅葉の鏡池を狙って集まっていたよう。
仕方なく、車道を300メートルほど戻った路肩スペースにクルマを停めてスタート。
鏡池を通過して登山口からしばらく進むと通せんぼのロープと「←迂回路」の標識が。
違和感を覚えながらも案内に従って進むと、なぜか元の登山口に逆戻り…。
どうやら、最初に歩いてきたルートが通行禁止になっていたようで、
西岳から下って来た人を誘導する標識だったよう。
20分ほどのロスを経て、結局出発は午前7時過ぎに。
気温は3°Cまで冷え込んで季節が進んだことを実感。
沢の渡渉を3回(細いのも含めると4回)してからどろんこの急登をこなすと、
幅広い道に出た。牧草地だろうか。
ここからは立派な登山道を緩やかに登っていく。
残念ながらこれから向かう先はガス。
1350mを過ぎると急激に斜度を上げてガスの望岳台へ。
熊の遊び場手前からはクサリ場の連続で久しぶりの全身運動。
次はどんな感じかな?と夢中で登っているうちに無念の峰に到着。
ちょい厄介な無念の峰からの下りをこなすと、
ガスの先に蟻の塔渡りのような細尾根が見えて、
「えっ、ここ進むの?」とたじろぐが近づくと足場はそれなりにしっかりしてひと安心。
しかしここをを過ぎると今度は岩峰が正面に立ちはだかり
「どこ進むんだろ?」と再びたじろぐ。ここは正面突破の直登でした。
P1(第一峰)で稜線に乗ってからはクサリもなくなり、
800mほど進んで足はパンパンで西岳山頂へ。
おにぎり休憩してから先へ進むと西岳キレット。
ほぼ垂直に下るところが足の置き場が小さく濡れていていやらしかった。
このあたりから登山道は、刈り払いで落ちた笹が散乱し、
地面も濡れていてとにかく滑りやすい。
しかも、すり減った登山靴のせいで足元が安定せず、滑ってばかり。
思ったよりスピードも出ない。濡れた岩場のトラバースも何度か出てきて気が抜けない。
本院岳を過ぎてから最低コルを経て八方睨までも同様で、
ガスで景色がなく我慢の区間が続いた。
八方睨からはこれまでに比べるとだいぶ歩きやすくはなるが、
蟻の塔渡りを始め、クサリ場の下降の連続で気が抜けない。
百間長屋付近から安全地帯に入れば奥社の登山口はあっという間。
ここからは、たくさんの観光客たちと一緒に杉の巨木が並んだ
神聖な雰囲気の参道を歩いて隋神門で遊歩道に入り再び鏡池へ。
このルートは、距離のわりに標高差があって、際どいところもちらほら。
歩き終えるとなかなかの充実感に浸ることができた。
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danyama









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