358.大菩薩峠(丹波山村役場BS↑上日川峠BS↓)甲州と武州を結ぶ古の街道、丹波大菩薩道(旧・青梅街道)
山梨県
びよんどん
体力度について
- GPS
- 05:33
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,676m
- 下り
- 725m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:30
| 天候 | 爽やかな秋晴れ、風穏やか(大菩薩の稜線上は若干風強し) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
(電車) 候補�、�(中央線)立川4:57着5:05発(青梅線 青梅行2番線)青梅5:39着5:49発(青梅線 奥多摩行)奥多摩6:25頃着 候補�□�(中央線)立川5:15着5:28発(青梅線 青梅行2番線)青梅6:01着6:04発(青梅線 奥多摩行)奥多摩6:51頃着 ※今回は候補�，嚢圓�ました。 (バス) 奥多摩7:00発 丹波山村役場7:54着 (54分) 西東京バス [奥10]丹波山村役場行 IC払いOK 1040円 ＜帰＞ 候補�．丱喉�上日川峠14:00発-甲斐大和駅14:45着 現金のみ1020円 電車■甲斐大和駅15:24発 候補�▲丱喉�上日川峠15:45発-甲斐大和駅16:30着 電車■甲斐大和駅16:40発 ※今回は候補�，乃△蠅泙靴拭� |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜丹波山村役場BS〜大菩薩峠＞ コースの大半が巻き道で緩やかに登り上げるコースとはいえ長く累積標高が1600m以上あるので地味にヘロヘロになりました。 バス停から登山口までの道が初めてだとわかり難くちょっとうろうろしてしまいました。バス停降りた先を左に曲がってお墓の手前の路地を右折するとつり橋に降りる道に出ました。つり橋を渡った先の交流促進センターの左側を回り込んで車道に出ると右に進みその先を左折し進むとそのまま山道へとつながっていました。 序盤は整備された快適なコースでしたが、徐々に整備が追い付いていない廃道のような箇所もあり。片側が崩落した細い巻き道や獣道や作業道と見分けがつかずロストしてしまった局面あり(2番目の端手前の分岐、ノーメダワを過ぎた付近) 岩がちな道は少なく足裏には優しいコースながら、落ち葉の下に木の根があったりで一度滑って転んでしまいました。沢にかけられた木の橋もすごく滑りやすく注意が必要でした。 ほぼほぼ林間なので風穏やかで日差しも遮られ紅葉もそこそこきれいでした。 ＜大菩薩峠〜賽ノ河原＞ 大菩薩のメインコースで短いながら岩がち、平日といえどもハイカー多し、すれ違いに注意。 ＜賽ノ河原(旧大菩薩峠)〜富士見山荘＞ 旧青梅街道の続きで地図上ではバリルート扱いになっていることもあるが、割と道筋ははっきりしていますが、春から夏にかけては賽ノ河原直下では藪が茂って道が分からなくなることもあるので要注意。また下って沢を渡る場所を間違えないように。 ＜富士見山荘〜福ちゃん荘〜上日川峠＞ 富士見山荘から福ちゃん荘までは林道歩き、福ちゃん荘からは車道と山道が並行しているが、雨後の山道は泥濘がひどいので避けた方が賢明。 (参考：山梨のクマ情報） ツキノワグマ出没マップ↓ https://www.pref.yamanashi.jp/shizen/kuma2.html 丹波山村や上日川峠から裂石に向かうコースでは目撃情報がありましたが、今回歩いたコースでは今のところありませんでした。ただし、それは単に歩く人が少ないだけとも考えられるので、大菩薩のメインコース以外は終始クマ鈴を鳴らして歩きました。特に時間的に歩き始めの沢ぞいや広葉樹の森では緊張しながら歩きました。 |
写真
この2番線のバス停は雲取山に登るときにいつもお世話になるのですが、鴨沢までしか行ったことがなくて、今回初めて丹波山村役場まで行くので少しドキドキしますが、終点なので乗り過ごす心配はありません。
約1時間バスに揺られ終点の丹波山村役場BSで降りてから道が分からず少しうろうろしてしまいました。バス停降りた先を左に曲がってお墓の手前の路地を右折するとつり橋に降りる道に出ました。そこからつり橋をパチリしたものです。
1
この橋の手前で道が二股に分かれていて右側の水平道をそのまま歩いていたらヤマレコさんからルート外れたとの警告があり、引き返して左側の沢に降りる道を辿ってこの橋を渡るのが正解でした。
ノーメダワで尾根に続きそうな踏み跡のところに「行き止まり」の札があったようだったので巻き道を辿って歩くと途中でヤマレコさんからルートを外れたとの警告がありマップを見ると確かにルートのかなり下を歩いているので、慌てて道ではないぐずぐずの急斜面を登って正規のルートに復帰できたところでパチリした写真です。あの行き止まりの札の方に行くべきだった？良くわかりません。
遠くに臨む山並みは、真ん中の水平の稜線を挟んで右の三角錐が「唐松尾山」で左の山(左が急で右が緩いこう配)が「笠取山」らしいです。
2
「ニワタシバ(荷渡し場)」に着きました。標識はかなり傷んでいてよく読み取れなかったので写真には撮りませんでしたが、周囲の黄葉をパチリ。大菩薩峠に近づいてきた実感がわき、ヘロヘロながら頑張って歩きます。
なじみのある峠ですが、違うコースから登り上げると新鮮な感動を味わえました。
ここが旧街道では大菩薩峠だったらしいですね。
福ちゃん荘に着きました。ここからは車道もあるのですが、引き続き山道を歩きました。ですが、どっろどろにぬかるんでいて車道を歩けばよかったと後悔しました。
1
装備
| 個人装備 |
長袖Tシャツ
マイクロフリース上着
カッターシャツ
ライトダウンジャケット
サポートタイツ
背あて汗取りタオル
着替
防寒巻きスカート
フェイスマスク
レインスーツ
スパッツ
ザックカバー
レスキューホイッスル
帽子
バラクラバ
ヘッドランプ
ザック
朝食＆行動食
飲料
コンパス
モバイルバッテリー
スマホ
ココヘリビーコン
タオルマフラー
２本ストック
滑止付指切手袋＆フリース手袋 レスキューグッズ(芍薬甘草湯
日焼止め
傷保護パッド
包帯
絆創膏
膝用サポーター
ワセリン
傷洗用穴あきペットボトル替キャップ
アルミシート
ガムテープ)
トイレットペーパー
ティッシュ
マイナンバーカード
クマ鈴
ミニ熊スプレー
|
|---|---|
| 備考 | 今回も平標山の時と同様、初冬の装備だったが、天候に恵まれ比較的暖かく風もさほどではなかったので、上は長袖Tシャツに時々カッターシャツを羽織る、下はサポートタイツにトレッキングパンツとスパッツで問題なかった。 |
感想
びよんどん
過去に何回か富士見山荘から賽ノ河原へ続くコースを歩いていて、このコースが旧青梅街道の一部ということを知った時から、丹波山村から大菩薩峠へと続くこのコースを一度は歩いてみたいと思っていました。
奥多摩駅から丹波山村役場までのバスは平日のほうが土休日よりも早い便があること、この時期は甲斐大和駅〜上日川峠間のバスも平日便があること、暑さが和らぎ紅葉が期待できるなどの諸要素と自分のお休みの日と天候を勘案して本当は10月17日に計画を実行するつもりでした。ですが、なんということでしょう、寝過ごしてしまい結局、平標山に計画変更した、という経緯があり今回ようやく歩くことができました。
一度大菩薩峠から甲州アルプスの尾根を歩き米背負峠から日川渓谷レジャーセンターバス停に降りた際、一気に2000m下って膝にきてしまい悲惨な経験をしたので、可能であれば辛くても登りが長く、下りが短いコースを選ぶようにしていたので、今回も丹波山村から登り上げるコースを選びました。旧街道なので基本ゆるい登りの巻き道という印象があったのですが、実際歩いてみるとけっこうヘロヘロになってしまい、大菩薩峠にたどり着いたときには心の中で快哉を叫びました。昔の人は健脚だとしみじみ思い知りました。
「アクシーズクイン・エレメンツ」というサイト内の連載『村石太郎が歩く「山中に残された生活の道」』の第九話「丹波山村の生活を支えた大菩薩峠」の中には、介山荘のご主人に聞いた話として、介山荘から丹波山村まで行きその先の雲取山荘まで一日で歩いてしまう登山者もいたという話を読んでびっくり。ちなみに同じ連載中に「地元の人たちは、賽ノ河原の旧峠を「旧丹波大菩薩峠」、現在の石丸峠を「旧小菅大菩薩峠」と呼び…」とありました。
https://elements.axesquin.co.jp/classic_route/the-classic-route-hiking-9/
＜参考：これまで歩いたコース＞
これまで歩いた大菩薩へと続く道はほぼほぼコンプリート出来たのかなと自己満足しております。
2018年08月18日(土)スタンダードコース
1.大菩薩(上日川峠→唐松尾根→雷岩→大菩薩峠→上日川峠)
2019年08月10日(土)
37.大菩薩・石丸峠(小菅村,田元橋BS→牛ノ寝通り→小屋平BS)
2020年09月21日(月)
76.膝が悲鳴の甲州アルプス(上日川峠→大菩薩峠→小金沢山→牛奥ノ雁ヶ腹摺山→黒岳→米背負峠→日川渓谷レジャーセンターバス停)
2021年10月03日(日)
129.「登山の日」は大菩薩(湖北岸駐車場→小屋平→石丸峠→大菩薩峠→雷岩→唐松尾根→上日川峠→湖北岸駐車場)
2022年04月24日(日)
153.大菩薩峠(上日川峠→旧道(旧青梅街道)→賽ノ河原→介山荘→賽ノ河原→雷岩→唐松尾根→上日川峠)
2022年11月17日(木)
182.甲州高尾山,棚横手山,源次郎岳,上日川峠(勝沼ぶどう郷駅→大善寺→上日川峠)
2023年08月07日(月)
220.裂石から甲州アルプスの一部(大菩薩嶺,小金沢山,牛奥ノ雁ヶ腹摺山)を行く(大菩薩峠登山口バス停→丸川峠→すずらん昆虫館前バス停)
2023年09月10日(日)
223.丸川荘で珈琲を☕黒川鶏冠山(鶏冠山登山口→大菩薩峠登山口BS)
2023年10月07日(土)
229.「山カフェ」聞きながら”山でカフェ”大菩薩嶺(大菩薩峠登山口バス停→丸川峠→大菩薩峠→石丸峠→上日川峠バス停)
2024年10月12日(土)
293.大菩薩、裂石から周回(丸川峠↑賽ノ河原から旧青梅街道で上日川峠↓)
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