男体山 🍂 青空にきらめく紅葉と御神剣

- GPS
- 07:21
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 3:43
- 合計
- 7:21
| 天候 | 晴れ時々ガス ・気温 駐車場6時半 7℃ 14時14℃ 山頂−1℃ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
◎日光二荒山神社よる、男体山登山に関する情報「今日の男体山」。冬山装備必須。http://www.futarasan.jp/ ・唐門をくぐり右手の社務所で受付。登拝申請用紙に記入し提出。登拝料1000円で御守を授かる。 ・拝殿(工事中)本殿を左手に見て唐銅鳥居をくぐり、登拝門から先が登山道。 ・登拝門〜三合目:御奉納石柱並ぶ石階段を上がり樹林帯へ。泥濘と木の根のやや急斜面で滑りやすい。 ・三合目〜四合目:舗装作業道歩き。四合目周辺の紅葉がすばらしい。紅葉のスクリーン。 ・四合目〜七合目:石鳥居をくぐり登山道へ。周辺の紅葉が最盛期。樹林帯内の泥濘と木の根で滑りやすい。五合目と七合目に小屋がある。六合目先からは大きな岩場の急登。カラマツの黄金紅葉。 ・七合目〜八合目:大きな岩場の急登。視界が開けて中禅寺湖や半月山が見える。八合目には鳥居と瀧尾神社がある。 ・八合目〜九合目:脆い火山砂礫の洗堀を土嚢で補強した道。標高を上げると土嚢の色が黒から緑へと変わる。針葉樹林帯。 ・九合目〜山頂:森林限界を超えて、砂礫の木留め階段から九十九折れを歩く。ザレて滑りやすい。下山時注意。 ・山頂は二荒山神社奥宮。西脇に二荒山大神立像、さらに西へ行くと太郎山神社。東脇に社務所、さらに東へ行くと良縁の鐘、二荒山大神御神剣、三角点がある。 |
| その他周辺情報 | ・男体山山頂定点カメラ「大国乃目」:27日正午に復旧。関係者の方々ごくろうさまでした。 http://nikko.4-seasons.jp/live/nantai.shtml ・日光湯元ビジターセンターによる紅葉情報:当日は竜頭の滝、戦場ヶ原、湯元周辺が最盛期。 http://www.nikkoyumoto-vc.com/nature/kouyou.html ・休暇村日光湯元:日帰り温泉で利用。1200円。日光湯元温泉の源泉かけ流し。緑濁湯がすばらしい。露天にある壺湯に入れば源泉独り占め。 https://www.qkamura.or.jp/nikko/ ・金精峠越えで群馬に戻ったが、丸沼周辺や国道120沿いの紅葉が見事だった。 |
写真
感想
23日の二十四節気「霜降」を5日過ぎて、北海道や東北の高地でやっと積雪。富士山も10月23日に初冠雪を記録し、例年より21日遅い。夏が長く秋が短い。立冬は11月7日。はっきりとした季節感が乏しい現代の日本。美しい四季の景色だけは、未来に残さなくてはならない。そのためにも私は花や山の風景を撮り続けたい。
前線が通過して、高気圧が本州に移動。日本海に低気圧があり東北新潟は雨模様。関東の月曜は、気圧の谷間に入り不安定な天気。平野部は晴れるが、山間部に雲が押し寄せガスが多い。10時過ぎに青空ホールが出来る男体山へ行くことにした。紅葉も最盛期で期待が出来る。
10時登頂を逆算して自宅を4時半に出発。国道122号は足尾から濃霧だった。日足トンネルを下ると晴れた。国道120号を左折。いろは坂の紅葉はこれから。明智平周辺が色付き始め、中禅寺湖周辺も同じだった。
二荒山神社中宮祠の登山者駐車場に停めた。10台ほど停まっていた。気温7℃で肌寒い。社務所で受付して参道を歩いて登拝門をくぐる。御奉納された石柱がずらりと並ぶ石階段。めいこさんが握るスギもあった。
泥濘の樹林帯歩き。洗堀がひどく木の根が張出した辺りは、ササを刈って直登道が出来ていた。作業道に出て舗装路歩き。4合目の手前辺りから紅葉が始まる。斜面には紅葉のスクリーンとなっており素晴らしかった。
石鳥居から4合目登山道へ。色付き始めたカラマツは黄緑色に光っていた。カエデやコナラの紅葉が見ごろ、またシロヤシオやドウダンツツジの真っ赤な紅葉も素晴らしかった。途中で3往復される常連の方とごあいさつした。
七合目からは大きな岩の急登。蓼科山もそうだが、足の置き場の選択もあるので歩きにくい。中禅寺湖や社山の眺望はこの後ガスに覆われてしまう。八合目からは針葉樹林帯の砂礫となり一旦は歩きやすくなる。北西の風と気温も下がり気温2℃。フリースと手袋を着用した。この時期は冬装備が必須。
九合目からは森林限界となり、砂礫でザレた九十九折れ。10時を過ぎたので一時は晴れたが、山頂に着くころには再びガスに覆われてしまった。晴れ待ちで社務所の脇で昼食を摂った。気温が−1℃で寒かった。
しばらくすると、めいこさんからの情報通り、康太朗さんが社務所の方々とライブカメラの修理に来られた。ご挨拶して修理の作業を眺めていると、11時過ぎにやっと晴れた。やはり中禅寺湖などの眺望がすばらしい。戦場ヶ原は鈍い金色を放っていた。
ライブカメラの様子を少し聞いたが、落雷後に映らなくなったとのこと。直接落ちなくても、ソーラー電源や送信端末などの配線サージの方が圧倒的に多い。本体は代えても同じで、LANケーブルではないかとのこと。最悪は社務所内まで敷設しなおすとおっしゃっていた。いわゆるネット回線へは携帯端末を利用されており、配線よりもそちらの不具合か、設定なのかと勝手に思った。
作業中のところでご挨拶して私たちは下山。来た道を戻るが急坂は変わらない。6合目から4合目の美しい紅葉を再び眺めて駐車場へ戻った。山頂から見えていた金谷ホテル周辺の紅葉は、間近で見るとさらに素晴らしかった。竜頭の滝、戦場ヶ原も見ごろだった。
湯本温泉周辺も素晴らしい紅葉。休暇村で日帰り温泉でくつろいだ。紅葉シーズンの平日午後のせいか、男湯は貸し切りで驚いた。私が出るころに宿泊客が大勢入っていたからちょうど良かった。
金精峠から男体山を眺めて群馬県へ。国道120号は丸沼辺りが紅葉最盛期ですばらしかった。車窓からの眺めだけでも十分楽しめた。沼田からは裏道を走って18時20分には前橋市へ到着した。南の低い空に三日月。御神剣のように鋭く光っていた。
1年ぶりになってしまった男体山。
山頂まで行くとガスガスだったのが晴れてくれました。山頂から見下ろす紅葉の景色は素晴らしいですね。
それに数年ぶりにSさんと康太郎さんにもお会いでき、嬉しい楽しい1日となりました。
しかーし!
ゆっくりゆっくり登ったので今回はあまり疲れずに山頂まで行けたと思ったのですが、下りで膝痛、そして翌日はひどい筋肉痛になってしまいました。
衰えてるとはいえここまで酷くなるとは我ながら情けない…。
大神様がご褒美と喝を入れてくださったのかなと思わずにはいられません。
やはり私にとって男体山は修行の山。頑張らねばと思いました。









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