八剣山 ブナ林の黄葉が見たくて その2

- GPS
- 03:30
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 487m
- 下り
- 484m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 3:31
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
木島平村に入り、カヤの平分岐を左折して道なり 八剣山歩道入口の一台分の駐車スペースに駐車 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません 八剣山頂上付近は登山道に笹が迫り出してきています |
写真
感想
先日訪ねた奥裾花自然園のブナ林の見事な黄葉に魅了され
他に自宅近くでブナ林の黄葉が見られる場所はないかと、
思いついたのは、木島平村のカヤの平でした。
今日は、今年ほんの数える程だったかに思える秋晴れ、
こんな日はどんな山に登っても大満足でしょう♪
カヤの平に向かう道すがら、高社山のビューポイントから
火打山、妙高山、斑尾山、五地蔵岳、高妻山、黒姫山が望め
正に秋たけなわの北信五岳を大展望、気分も爽快!
国道を離れ、カヤの平に続く長い林道に入ると、黄葉の中。
ドライブで黄葉のトンネルが楽しめる、なんとも贅沢な道です。
歩行開始後すぐの八剣山歩道入口付近が、黄葉の最盛期でした。
熊鈴を忘れ、携帯でラジオの音を最大限にしていましたが
この辺りは山深く、時々音が途切れるので、いきなり音が出ると
突然の物音に驚愕、却って足がすくみました。
黄葉真っ盛りの木々の隙間に見える青空は絶妙のコントラスト。
緩斜面で整備された道は心地よく、こんな道を歩ける幸せに感謝。
北ドブ湿原分岐から僅かに急な登りを終えた登山道は
下に道跡ははっきりしているものの、笹薮が茂りだしています。
三角点の周りは丸く笹が刈られた小さな広場。
ここが行き止まりで、周囲三方が背丈を越える笹薮なので
熊さんが出てきたらどうしよう等と考え、早々に下山開始。
北ドブ湿原分岐では、湿原に花が見られないので行かず、
ちょっと木段を登り返し、ブナ林内を緩やかに牧場方面に降下。
この辺りの標高は1500m、ブナは既に葉を枯らしていました。
葉を落とした幹の色がとても美しく、こんな風景も大好きです♪
五差路はほぼ平坦で、方向を間違えやすく、しっかり標識を確認。
後は車道迄緩やかな下りが主で、右に高標山が垣間見えます。
一旦車道に合流後、再び入る遊歩道が未踏でした。
V字に抉れた道跡は、「うとう」を連想させ、
カヤの平へカヤを取りに村人の通った道だったのではと想像。
かつての生活道を辿れる喜び、しみじみ懐かしい感動を覚えました。
完璧な空と黄葉と白いブナ林の幹は、三段紅葉と言いたくなります。
素晴らしい秋晴れの中、黄葉を楽しませていただけたのに、
まだ青空に一点の雲もなく、去り難い思いを胸に帰宅しました。
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