記録ID: 8892400
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ハイキング
京都・北摂
百人一首の旅�さ�都の桟敷ヶ岳から上賀茂神社へ。
2025年11月02日(日) [日帰り]
京都府
伊賀ちゃん
- GPS
- --:--
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,194m
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日帰り
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:29
祖父谷峠とナベクロ峠の間で道に迷った。また祖父谷林道側の登山口は見落としやすい場所にある。
| 天候 | 晴れときどき曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
雲ヶ畑もくもくバスは1日2往復であるため、雲ヶ畑地区への公共交通機関の便は良くない。また駐車場もほとんど見当たらず、桟敷ヶ岳の登山は交通の便の問題でなかなか困難だといえる。 帰りは岩屋橋から上賀茂神社まで2時間歩き、神社からはバスの便は多いが、乗り合いの乗客は多い。京阪電車の祇園四条駅まで京都市営バスの運賃は一律230円。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
往路も復路も祖父谷沿いの林道から桟敷ヶ岳に登った。頂上から北側、とりわけナベクロ峠から祖父谷峠の辺りが分かりにくい。登山者も少ないのか踏み跡はほとんどない。登山道の至るところにピンク色のテープが巻いてあるが、それでも迷う。 雲ヶ畑岩屋橋バス停(路線バス終点)には公衆トイレがある。 |
| その他周辺情報 | 京阪電車の祇園四条駅内にある志津屋でお土産にケーキなどを買った。志津屋は京都でも特に古いパン屋さん。京都の主要な駅で志津屋の商品を購入できる。 |
写真
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朝の7時に自宅を出て叡山電鉄の二ノ瀬駅に着いた。既に鞍馬や貴船に行く観光客は多い。
紅葉はまだまだである。この電車も紅葉のトンネルの時期は混みあうだろう。
久々に京都トレイルを行く。10年前、何日かかけて伏見稲荷から松尾山まで行った。
ここで京都トレイルのトレラン大会の監察係の人にあう。後で聴いたが百人規模らしい。
ここから東海自然歩道の方に進む。向山からトレランの方たちがたくさん走って来た。
大岩にある東海自然歩道マップ。マウンテンバイクなど自転車で走っている人は多い。
大岩から1時間かけて岩屋橋まで来た。志明院に向かわず祖父谷川沿いの林道を進む。
この手前に分かりにくい登山口がある。自動車もこれ以上は進めない。
サワガニのファイティングポーズ。兵庫の実家の近くには今でもたくさんいる。
鴨川もこんなに細くなった。鴨川の源流をみたくてあえて林道を選んだ。
若かりし頃、川の源流探しにこだわっていた。鴨川の源流は初めて。
林道から登山道に入るが、とても分かりにくい。目印のテープを追う。
祖父谷峠まで来た。道が不明瞭で道標がなければ登頂できなかったように思う。
ようやく道がわかった。数メートルおきにピンクのテープが。その配慮に感謝。
ナベクロ峠の手前で女性たちのパーティーにあう。山中で人にあったのはこの日初めて。
紅葉はまだまだこれからである。山頂付近はわずかながら紅葉が進んでいる。
二ノ瀬駅から4時間かけてやっと山頂に来た。展望がないのが残念。
新しいピンクのテープが数メートルおきに。なければたちまち道に迷うだろう。感謝。
この細い流れがやがて大河になり、海に注ぐ。源流探しは私のこだわりのひとつ。
岩屋橋に戻った。洛雲荘の前に飲料水の自販機があり、バス停の横に公衆トイレがある。
歩いている途中、地蔵堂の祠の中にかわいいお地蔵さんを見つけた。
鴨川が蛇行しながら広がっていく。かこさとしの絵本を思い出す。
大岩まで戻った。ここからは東海自然歩道を高橋(柊野)まで行こう。
山幸橋からの鴨川。朝のトレランの選手達に再び逢う。要所に走路監察の人たちがいる。
我々がよく知る鴨川の流れ。係員にトレラン大会参加者に間違われる。
御薗橋からの夕景。トレランの選手たちが河川敷広場で感動のゴールを迎えていた。
上賀茂神社に着いた。1日に30キロも歩いたのは夏の槍ヶ岳から南岳以来か。
ならの小川で顔と手を洗ってみそぎをする。晩夏の歌だが、夕方は晩秋の寒さ。
装備
| 備考 | 数年前に京都の愛宕山山頂神社でもらった鈴つきお守りを桟敷ヶ岳の頂上付近でで落としてしまった。常にストックに結びつけていた。いつも神頼みの登山なので何とも心もとない。 |
|---|
感想
今回も百人一首の旅。優雅な観光ではなく、二ノ瀬駅から桟敷ヶ岳に向かい、鴨川沿いに上賀茂神社に下るという厳しい行程。
さらに余裕があれば京都文化博物館で「世界遺産縄文」展をみて帰るという計画だったが、さすがにそれはかなわなかった。一応温泉か銭湯か入浴して帰宅することも願ったが、それもかなわなかった。
桟敷ヶ岳と上賀茂神社は幾度も京都に訪れているにも関わらず、両方とも初めてだった。上賀茂神社は藤原家隆の「風そよぐ奈良の小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける」の舞台である。桟敷ヶ岳と上賀茂神社は結構離れているため百人一首の旅でひとまとめにするのは無理があるが、そこは許して欲しい。
桟敷ヶ岳登山だが、山頂からナベクロ峠や祖父谷峠にかけての道が分かりにくい。これから落葉すると秋冬はさらに分かりにくくなると思われる。
山の中はかなり気温が下がっており、山ヒルは全くみなかった。もともとクマの目撃が多い地域なので朝夕の登山は気を付けるべし。私も9月に大江山でクマに遭遇してトラウマになっている。
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