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Yamareco

記録ID: 8903222
全員に公開
アルパインクライミング
赤城・榛名・荒船

金鶏山主稜〜筆頭岩

2025年11月04日(火) [日帰り]
 - 拍手
パぺ山 その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:12
距離
5.4km
登り
564m
下り
551m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
2:30
合計
8:12
距離 5.4km 登り 577m 下り 564m
8:49
192
スタート地点
12:01
12:02
104
13:46
16:15
46
17:01
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
松井田から車で30分程度
コース状況/
危険箇所等
■金鶏山登山口〜金鶏山山頂
金鶏山登山口は石段があり、横に登山禁止の看板が立っているが、藪に紛れて見落としやすいのでよく見ること。
登山口からしばらく落ち葉とザレの踏み跡を進む。岩場が出たらギア装備。
※岩場になれてないメンバーがいる場合はロープ必要
トイ状のルンゼを進むが藪が出てきて、ルンゼの真ん中は泥付きで悪い。左側のカンテを登る方が楽。
金鶏山山頂までフリーでも行けるがマルチピッチの練習をしても良い。中間支点は灌木や、岩がキノコ状になっていればロープをかけられる。

■金鶏山山頂〜筆頭岩取り付き
金鶏山山頂からは踏み跡明瞭な樹林帯になる。心配なメンバーがいればコンテで進む。途中道間違いポイントがいくつもあるので注意(間違え踏み跡も多数)
ロープ出すところはないが、しばらく進んで筆頭岩が近づくとトラロープの張られたトラバースが2カ所連続する。トラロープにセルフを取りながら慎重に進めば難しくない。
レコで有名な木に埋まってしまった大きな鎖は確かこの辺にあった(もう少しあとかも)
その後コルに到達。下にピンテが見えるので岩に沿って降りると右側に進む。
針金のような物がかかっている岩を、針金にあまり頼らず登る。ペツルのスカイフックのようなもので支点を作ってあるところもあり恐ろしいが、頼らなくてもさほど難しいところはない。
先を行くと巨大な垂壁が現れる。これが筆頭岩の山頂から懸垂で降りると到着するポイント。
もし登攀に持っていかなくて良い余計な物があればここにデポする。
その地点から岩に沿って少し下り、岩場に沿って右に巻いていくと筆頭岩の取り付き。

■筆頭岩取り付き〜筆頭岩頂上
1p: 取り付きからの一ピッチ目は階段状で簡単。灌木が一本あり中間支点にする。残置ピトンも少しあったかな?
適当なところでピッチを切る。
2p: 残置ピトンや古いボルトたくさんある。蟻の門渡り手前で右側に小さい木、ピカピカの軟鉄ピトンとその5センチ上に少し古い残置ピトンを支点にピッチを切る。高度感抜群。
3p: 蟻の門渡りを慎重に渡ると鎖がぶら下がっている。残置ピトンはないので適度な間隔で鎖に支点を取りつつ登る。登り切ったところでピッチを切る。
4p: ほとんど散歩だが灌木に支点を取りつつ山頂へ。山頂には立派な木が立っていてそこが終了点。

■筆頭岩山頂〜下山
終了点からすぐのところに山頂標識があり、そのすぐ先に立派なボルトで懸垂支点が作られてある。
まず10mほど下にテラスがあり、懸垂で降りる。そのテラスにもしっかりした懸垂支点があり、そこから40mほど懸垂で降りる(支点から山側を見てやや左方向に降りる)。ロープは投げても良いが腰釣り下げや繰り出しなど適宜技を使えば良い。
途中少しだけ空中懸垂っぽくなるが、足場もしっかりしており難しくはないが、初心者向けには下からバックアップすべし。
降りると先ほど荷物デポした場所に到着する。
※下にいる人は落石を避けて直下にいないこと。

下山路はまず筆頭岩取り付き点まで進む。そこから少し降りてそのまま岩稜左側を降りてしまうと正しい登山口に出られない(がヤマレコ上多数の踏み跡があるし実際踏まれている)。
正しくは、取り付き点から少し降りたところから岩稜に沿って右側に進む(明瞭な踏み跡がある)。
そのまま右に巻くように進むと登山口に出て終了(石段がある)
その他周辺情報 妙義ふれあいプラザ 妙義温泉「もみじの湯」
¥620 (2025/11現在)
朝ごはんは松屋の旨辛ソーセージ丼
2025年11月04日 05:56撮影 by  M06, FCNT
11/4 5:56
朝ごはんは松屋の旨辛ソーセージ丼
高崎駅のだるま
2025年11月04日 07:47撮影 by  M06, FCNT
11/4 7:47
高崎駅のだるま
金鶏山登山口
藪に埋もれてて見えない
2025年11月04日 08:52撮影 by  M06, FCNT
11/4 8:52
金鶏山登山口
藪に埋もれてて見えない
金鶏山登攀中の景色
2025年11月04日 09:57撮影 by  M06, FCNT
11/4 9:57
金鶏山登攀中の景色
トイ状の藪
2025年11月04日 10:02撮影 by  M06, FCNT
11/4 10:02
トイ状の藪
金鶏山登攀中
灌木で支点作成
2025年11月04日 10:03撮影 by  M06, FCNT
11/4 10:03
金鶏山登攀中
灌木で支点作成
カンテを登る
2025年11月04日 11:30撮影 by  M06, FCNT
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11/4 11:30
カンテを登る
上の方は藪
コンテで進む
2025年11月04日 11:38撮影 by  M06, FCNT
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11/4 11:38
上の方は藪
コンテで進む
金鶏山山頂
2025年11月04日 11:45撮影 by  M06, FCNT
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11/4 11:45
金鶏山山頂
お昼ご飯
2025年11月04日 11:47撮影 by  M06, FCNT
11/4 11:47
お昼ご飯
山頂からの景色
2025年11月04日 12:10撮影 by  M06, FCNT
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山頂からの景色
同上
2025年11月04日 12:10撮影 by  M06, FCNT
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11/4 12:10
同上
同上
2025年11月04日 12:10撮影 by  M06, FCNT
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11/4 12:10
同上
筆頭岩2p
この上にアリの門渡り
2025年11月04日 14:05撮影 by  M06, FCNT
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筆頭岩2p
この上にアリの門渡り
筆頭岩頂上
2025年11月04日 15:15撮影 by  M06, FCNT
11/4 15:15
筆頭岩頂上
景色が素晴らしい
2025年11月04日 15:39撮影 by  M06, FCNT
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11/4 15:39
景色が素晴らしい
同上
2025年11月04日 15:39撮影 by  M06, FCNT
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同上
一発目の懸垂は50m一本でOK
2025年11月04日 15:39撮影 by  M06, FCNT
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11/4 15:39
一発目の懸垂は50m一本でOK
2発目の懸垂は50m 2本を連結させていく
2025年11月04日 15:39撮影 by  M06, FCNT
11/4 15:39
2発目の懸垂は50m 2本を連結させていく
こんな感じ
ただのオーバーハンドノットでつなぐ
2025年11月04日 15:42撮影 by  M06, FCNT
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11/4 15:42
こんな感じ
ただのオーバーハンドノットでつなぐ
筆頭岩取り付き。も少し上から取り付いても良い
2025年11月04日 16:00撮影 by  M06, FCNT
11/4 16:00
筆頭岩取り付き。も少し上から取り付いても良い
反対側の登山口
2025年11月04日 16:18撮影 by  M06, FCNT
11/4 16:18
反対側の登山口
満月だった
2025年11月04日 16:54撮影 by  M06, FCNT
11/4 16:54
満月だった
撮影機器:

装備

個人装備
登攀装備
共同装備
ロープ50m x 2

感想

金鶏山と筆頭岩は昔々、おそらく江戸時代、あるいはそれ以前から登拝の対象となっていた歴史的な山。古い石像や石碑が設置されており、よくこんな所へこんなもの担いでこれたなと感心。
ただの金鶏山ハイキングの予定だったが当日筆頭岩も登ることになった。
スリングもあまりたくさん持ってこなかったけど3人いたので何とかなった。
高度感抜群で少しおしっこちびりそうになっちゃったけど無事登ることができて良かった。

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