記録ID: 8903338
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沢登り
奥秩父
【秩父】荒川 大砥沢遡行・バチ岩沢下降
2025年11月03日(月) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:16
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,069m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
○大砥沢:2級下 いきなり石灰岩ゴルジュで始まり、竜門の滝を経て、割合綺麗な渓相が二俣まで続く。水量の多い左俣に入ると、いくつかの登れる滝を経て清浄の滝に至るが、以遠は凡谷と思われる。右俣に入ると源流部まで登れる小滝が多くあるが、ゴーロ率も高く、渓相はいまいち。 ※三峰神社の職員に、大砥沢から神社まで登ることは避けて欲しいと言われたため、大砥沢右俣左沢を登る場合は、途中で表参道等へ出ることを勧める。 ○バチ岩沢:2級下 下部に「夫婦滝」を含む連瀑があるが、直登できる滝ではないと思われる。その上流にも登れない10m強の滝があり、さらに上流は伏流ゴーロが続いていて、遡行価値は低い。下降ルートとしても、至近距離に登山道があり利用価値は低い。石灰岩の巨岩が多いのが印象的。 |
| その他周辺情報 | 【地名】 ・大砥沢、バチ岩沢の名称は、現地案内板及び全国地価マップに拠る。 【他の記録】 大砥沢、バチ岩沢共に記録未見。大砥沢はアクセスは良く水量もある程度あるのに、何故か記録が見当たらない。 |
写真
神庭半洞窟へ寄り道。垂れ下がっている蔦の紅葉が綺麗。「ハンガーを打つことは禁止」と案内板に書かれていたが、実際、ハンガーが打たれていた痕跡があった。確かに、ここがクライミングOKなら良いルーフのルートが引けたかもしれない。
装備
| 備考 | ・大砥沢の最初の滝はラバーソール+たわしがないと厳しい。他はどちらでも可。 ・メインロープは不使用。お助け紐のみ使用。 |
|---|
感想
【訪渓の経緯】
大砥沢は随分前から気になっていた沢だが、そんなには期待していなかったので、後回しになっていた。この3連休、高速の休日割がないので、最終日は一般道で帰れる秩父にしようと考え、ようやく訪渓。ついでにバチ岩沢も下る計画にした。
【感想】
大砥沢は、特に下部が、予想以上に良い沢だった。深くて透明な水を湛える釜が美しい。そして、大体の滝は登れる。どうしてこんな、首都圏にあって、アクセスが良くて手頃な沢が、これまで全然登られてこなかったのだろうと、不思議である。関東の手頃な初級向けの沢として、結構お薦めの一本であり、バスでのアプローチも可能なので、マイカーのない学生などにはもってこいだと思う。
バチ岩沢は、鍾乳洞見学ついでに夫婦滝だけ見れば十分な沢で、わざわざ行くような沢ではなかったが、予想通りである。それでも、調査することには価値があると思っている。
神庭洞窟と神庭鍾乳洞は予想よりも立派で、プチ探検気分を味わえる良い所だと思う。ケイビングの対象としてはしょぼすぎるが、沢歩きのついでに、ヘッドライトとヘルメット持参で訪れるにはちょうど良いだろう。
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