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Yamareco

記録ID: 8922594
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

峰床山

2025年11月08日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 滋賀県 京都府
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:06
距離
13.4km
登り
1,020m
下り
1,020m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
0:16
合計
5:06
距離 13.4km 登り 1,020m 下り 1,020m
8:07
85
9:32
9
9:41
9:42
36
10:18
10:20
25
10:45
10:57
37
11:34
73
12:47
18
13:05
13:06
1
13:07
ゴール地点
11/8、滋賀ー京都県境の峰床山に行ってきました。下調べをしていて目についた、葛川市民センターからの周回コースです。ロングコースなので早朝に出発をして、8時に駐車場に到着。すると何とすでに多くの車が。続々と後続も続き、あっという間に駐車場は満車。峰床山って、そんなに人気なんだと思いましたが、ほとんどは武奈ヶ岳に向かう人のようでした。
峰床山へと向かうと、喧騒はどこへやら、静かな登山に。誰とも出会わないなか、鎌倉山までの急登を登り続けました。一つ、大きな嬉しい誤算は紅葉!先週の奈良京都の山では紅葉となっておらず、低山なのでまだ少し早いかなと思って行きましたが、赤から黄色のグラデーションのついた紅葉はまさに見頃。雲ひとつ無い青空をバックに見る紅葉は最高でした。紅葉は素晴らしかったですが、登山道は全体的に薄め。ピンクテープなどはあるので、慎重に辿りながら進みました。
紅葉に励まされながら、1時間半ほどで鎌倉山に到着。しばし休憩したのち、峰床山へ。鎌倉山からはアップダウンが続きますが、道が薄いので油断すると違う方向に。GPSとピンクテープを頼りに、間違ったという雰囲気があればすぐに止まって確認しながら進みました。
感動半分、緊張半分で静かな道を進んでいくと、オグロ坂峠に到着。メジャールートと合流したようで、ここからは道も明瞭に。ほどなく峰床山の山頂に到着すると、これまでとは打って変わって団体さんがくつろいでいました。山頂は展望が開けて素晴らしいロケーションでした。
下山は八丁平湿原を経由。湿原は時期的に花は少ないものの、透明度の高い水が流れて、とても良い雰囲気。近畿地方では珍しい高層湿原との事で、紅葉も含めて美しい景色を堪能出来ました。
湿原をしばらく回った後は、また寂しいマイナールートへ。まずは薄暗い人工林を下りて行きますが、GPSがないと、本当にここだろうかという下り口でした。九十九折りで人工林の急勾配を下り切ると、後は岩がゴツゴツした沢沿いに下って行きます。最初のうちは静かな沢だなと癒されていられますが、沢が太くなり、水量が増えるにつれて沢沿いのルート選びが困難に。所々にピンクテープや踏み跡がありますが、渡渉地点などを見過ごすとすぐに行き詰まるという感じで、慎重にルートファインディングしながら進みました。
渡渉中にドボンする事もなく、無事下山。思ったよりマイナールートで、緊張感はありましたが、紅葉あり、湿原あり、沢歩きありで、非常に歩きがいのあるコースでした。


近畿百名山 : 59/100
京都府の山(分県登山ガイド) : 7/68
日本の山1000 : 388/1000
大阪周辺の山250: 117/273
京都府339山 : 10/339
大原の里10名山 : 1/10
京都府の三角点峰 : 7/183
関西周辺の山130 : 43/130
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早朝に家を出て、8時に葛川市民センター駐車場に到着。ついた時点では駐車場にまだ余裕がありましたが、準備しているうちに続々と後続車が来ていっぱいに!峰床山、人気なんだと思ったら、ほとんどは武奈ヶ岳に登ったようです。
2025年11月08日 08:02撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:02
早朝に家を出て、8時に葛川市民センター駐車場に到着。ついた時点では駐車場にまだ余裕がありましたが、準備しているうちに続々と後続車が来ていっぱいに!峰床山、人気なんだと思ったら、ほとんどは武奈ヶ岳に登ったようです。
人とは違う方向に進み、登山口。
2025年11月08日 08:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:05
人とは違う方向に進み、登山口。
最初は急登で尾根に上がります。
2025年11月08日 08:07撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:07
最初は急登で尾根に上がります。
城の鼻。何だか良いネーミング。
2025年11月08日 08:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:09
城の鼻。何だか良いネーミング。
ある程度登山道は踏まれていますが、あまり多くの人が通っていなさそう。
2025年11月08日 08:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:09
ある程度登山道は踏まれていますが、あまり多くの人が通っていなさそう。
2025年11月08日 08:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:30
一旦林道を跨ぎます。この林道もしばらく車が入ってなさそう。
2025年11月08日 08:32撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:32
一旦林道を跨ぎます。この林道もしばらく車が入ってなさそう。
場所によって倒木多し。
2025年11月08日 08:41撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:41
場所によって倒木多し。
紅葉!!!まだ早いかなと思っていましたが、嬉しい誤算。
2025年11月08日 08:53撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 8:53
紅葉!!!まだ早いかなと思っていましたが、嬉しい誤算。
しかも快晴!最高の紅葉狩り日和です。
2025年11月08日 08:53撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 8:53
しかも快晴!最高の紅葉狩り日和です。
燃えるような赤。
2025年11月08日 08:58撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 8:58
燃えるような赤。
このあたりは人工林のようで地味。基本尾根通しで、どこでも歩けますが、極力印を丁寧に辿っていきました。
2025年11月08日 09:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 9:05
このあたりは人工林のようで地味。基本尾根通しで、どこでも歩けますが、極力印を丁寧に辿っていきました。
静かな道です。鎌倉山を越えるまで、誰とも会いませんでした。熊が出ないと良いけど。
2025年11月08日 09:19撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 9:19
静かな道です。鎌倉山を越えるまで、誰とも会いませんでした。熊が出ないと良いけど。
鎌倉山手前にはイワカガミと思しき群生地が。花の時期になったら綺麗そう。
2025年11月08日 09:27撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 9:27
鎌倉山手前にはイワカガミと思しき群生地が。花の時期になったら綺麗そう。
鎌倉山 到着。ここまで急登できつかった。。
2025年11月08日 09:33撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 9:33
鎌倉山 到着。ここまで急登できつかった。。
雲ひとつ無い快晴!鎌倉山を超えた後で、やっと一人の人に会いました。
2025年11月08日 09:33撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 9:33
雲ひとつ無い快晴!鎌倉山を超えた後で、やっと一人の人に会いました。
紅葉を楽しみながら進みますが、この彩りのせいでピンクテープが見つけにくい。。。というか、この写真は道をちょっと間違えた時のものだったかも。
2025年11月08日 09:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 9:34
紅葉を楽しみながら進みますが、この彩りのせいでピンクテープが見つけにくい。。。というか、この写真は道をちょっと間違えた時のものだったかも。
紅葉でとても良い雰囲気。
2025年11月08日 09:43撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 9:43
紅葉でとても良い雰囲気。
素晴らしい!
2025年11月08日 09:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 9:50
素晴らしい!
2025年11月08日 09:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 9:50
青空バック!
2025年11月08日 10:02撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:02
青空バック!
2025年11月08日 10:15撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:15
この辺りは一面の紅葉でとても素晴らしいロケーションでした。
2025年11月08日 10:16撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:16
この辺りは一面の紅葉でとても素晴らしいロケーションでした。
2025年11月08日 10:16撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:16
2025年11月08日 10:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:17
良さそうな紅葉の木を見つける度に撮影タイム。
2025年11月08日 10:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:17
良さそうな紅葉の木を見つける度に撮影タイム。
オグロ坂峠に到着
2025年11月08日 10:20撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:20
オグロ坂峠に到着
ふと現れる社。
2025年11月08日 10:21撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:21
ふと現れる社。
さっきまでの道の薄さから打って変わっての立派な看板。メジャーなルートに合流した感じがします。
2025年11月08日 10:22撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:22
さっきまでの道の薄さから打って変わっての立派な看板。メジャーなルートに合流した感じがします。
紅葉だけでなく、逆光で黒い幹さえも絵になる。
2025年11月08日 10:29撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 10:29
紅葉だけでなく、逆光で黒い幹さえも絵になる。
峰床山 登頂!
2025年11月08日 10:47撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:47
峰床山 登頂!
素晴らしい展望です。
2025年11月08日 10:47撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:47
素晴らしい展望です。
周りの山はよく分からないけど、素晴らしい景色
2025年11月08日 10:47撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:47
周りの山はよく分からないけど、素晴らしい景色
変わらず快晴!
2025年11月08日 10:58撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 10:58
変わらず快晴!
小休止ののち、周回ルートで下山開始。
2025年11月08日 11:04撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:04
小休止ののち、周回ルートで下山開始。
所々に紅葉スポットが。
2025年11月08日 11:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 11:05
所々に紅葉スポットが。
谷を降りていきます。
2025年11月08日 11:06撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:06
谷を降りていきます。
小川を横目に。
2025年11月08日 11:10撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:10
小川を横目に。
八丁平に出ました。
2025年11月08日 11:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:14
八丁平に出ました。
八丁平の説明。近畿地方では珍しい高層湿原だそうです。
2025年11月08日 11:16撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:16
八丁平の説明。近畿地方では珍しい高層湿原だそうです。
ツル?が絡んで不思議な雰囲気の木
2025年11月08日 11:18撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:18
ツル?が絡んで不思議な雰囲気の木
しばらく湿原ハイキングです。
2025年11月08日 11:19撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:19
しばらく湿原ハイキングです。
流れる水がとても綺麗。
2025年11月08日 11:23撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:23
流れる水がとても綺麗。
透明度が高すぎて、写真ではどこが川なのか分からなくなっています。
2025年11月08日 11:23撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:23
透明度が高すぎて、写真ではどこが川なのか分からなくなっています。
振り返って。箱庭のよう。
2025年11月08日 11:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:25
振り返って。箱庭のよう。
本当に綺麗
2025年11月08日 11:27撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:27
本当に綺麗
ここを右へ。
2025年11月08日 11:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:30
ここを右へ。
ちょっとした丘を越えるために登り返し。。
2025年11月08日 11:31撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:31
ちょっとした丘を越えるために登り返し。。
丘の上も紅葉スポットでした。
2025年11月08日 11:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:34
丘の上も紅葉スポットでした。
2025年11月08日 11:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:35
丘を越えると薄暗い森の中へ。一応、細い踏み跡があります。GPSが無かったら進むか迷います。
2025年11月08日 11:36撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:36
丘を越えると薄暗い森の中へ。一応、細い踏み跡があります。GPSが無かったら進むか迷います。
ピンポン玉みたいな木の実、、と思ったら、本物のピンポン玉。なぜこんな所に。。
2025年11月08日 11:39撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:39
ピンポン玉みたいな木の実、、と思ったら、本物のピンポン玉。なぜこんな所に。。
ここは崩壊してました。
2025年11月08日 11:46撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:46
ここは崩壊してました。
九十九折りで人工林帯を下ると、沢沿いに出ました。
2025年11月08日 11:51撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:51
九十九折りで人工林帯を下ると、沢沿いに出ました。
岩と苔と清流。最高のロケーションです。
2025年11月08日 11:51撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:51
岩と苔と清流。最高のロケーションです。
あとはこの沢沿いにずっと下っていきます。
2025年11月08日 11:52撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:52
あとはこの沢沿いにずっと下っていきます。
川の流れに癒されながら進みます。
2025年11月08日 11:54撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:54
川の流れに癒されながら進みます。
魚いないかな。
2025年11月08日 11:54撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:54
魚いないかな。
2025年11月08日 11:55撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:55
沢沿いに下っていくと、癒される気持ちより、徐々に緊張感が増してきます。
2025年11月08日 11:55撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:55
沢沿いに下っていくと、癒される気持ちより、徐々に緊張感が増してきます。
2025年11月08日 11:56撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:56
少しずつ沢は太くなっていき、歩けるスペースは狭くなっていきます。
2025年11月08日 11:58撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 11:58
少しずつ沢は太くなっていき、歩けるスペースは狭くなっていきます。
ピンクテープや踏み跡を探しつつ、右岸へ左岸へと渡渉を繰り返します。
2025年11月08日 12:03撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:03
ピンクテープや踏み跡を探しつつ、右岸へ左岸へと渡渉を繰り返します。
慎重に歩ける場所を見極めながら進みます。
2025年11月08日 12:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:05
慎重に歩ける場所を見極めながら進みます。
2025年11月08日 12:06撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:06
だいぶ沢が広くなって来ました。
2025年11月08日 12:12撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:12
だいぶ沢が広くなって来ました。
徐々に渡渉も厳しさを増してきます。
2025年11月08日 12:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:14
徐々に渡渉も厳しさを増してきます。
最後の渡渉。ここを渡れば林道に。
2025年11月08日 12:19撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:19
最後の渡渉。ここを渡れば林道に。
最初は細い沢だったものが、沿って歩いているうちに流れの強い川に。子の成長を見守ってきた気分です。
2025年11月08日 12:20撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:20
最初は細い沢だったものが、沿って歩いているうちに流れの強い川に。子の成長を見守ってきた気分です。
何度かの渡渉も、ドボンせずにクリア出来ました。
2025年11月08日 12:21撮影 by  Canon EOS M200, Canon
1
11/8 12:21
何度かの渡渉も、ドボンせずにクリア出来ました。
あとは林道歩き。
2025年11月08日 12:22撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:22
あとは林道歩き。
魚影は見当たらず。砂防ダムも多いからなぁ。
2025年11月08日 12:28撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:28
魚影は見当たらず。砂防ダムも多いからなぁ。
まさかの倒木地帯。跨いだり、潜ったり、避けたり、大変でした。
2025年11月08日 12:31撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:31
まさかの倒木地帯。跨いだり、潜ったり、避けたり、大変でした。
道路に出ました。あとは歩道を2kmほど?歩いて駐車場に戻りました。
2025年11月08日 12:49撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/8 12:49
道路に出ました。あとは歩道を2kmほど?歩いて駐車場に戻りました。
撮影機器:

感想

11/8、滋賀ー京都県境の峰床山に行ってきました。下調べをしていて目についた、葛川市民センターからの周回コースです。ロングコースなので早朝に出発をして、8時に駐車場に到着。すると何とすでに多くの車が。続々と後続も続き、あっという間に駐車場は満車。峰床山って、そんなに人気なんだと思いましたが、ほとんどは武奈ヶ岳に向かう人のようでした。
峰床山へと向かうと、喧騒はどこへやら、静かな登山に。誰とも出会わないなか、鎌倉山までの急登を登り続けました。一つ、大きな嬉しい誤算は紅葉!先週の奈良京都の山では紅葉となっておらず、低山なのでまだ少し早いかなと思って行きましたが、赤から黄色のグラデーションのついた紅葉はまさに見頃。雲ひとつ無い青空をバックに見る紅葉は最高でした。紅葉は素晴らしかったですが、登山道は全体的に薄め。ピンクテープなどはあるので、慎重に辿りながら進みました。
紅葉に励まされながら、1時間半ほどで鎌倉山に到着。しばし休憩したのち、峰床山へ。鎌倉山からはアップダウンが続きますが、道が薄いので油断すると違う方向に。GPSとピンクテープを頼りに、間違ったという雰囲気があればすぐに止まって確認しながら進みました。
感動半分、緊張半分で静かな道を進んでいくと、オグロ坂峠に到着。メジャールートと合流したようで、ここからは道も明瞭に。ほどなく峰床山の山頂に到着すると、これまでとは打って変わって団体さんがくつろいでいました。山頂は展望が開けて素晴らしいロケーションでした。
下山は八丁平湿原を経由。湿原は時期的に花は少ないものの、透明度の高い水が流れて、とても良い雰囲気。近畿地方では珍しい高層湿原との事で、紅葉も含めて美しい景色を堪能出来ました。
湿原をしばらく回った後は、また寂しいマイナールートへ。まずは薄暗い人工林を下りて行きますが、GPSがないと、本当にここだろうかという下り口でした。九十九折りで人工林の急勾配を下り切ると、後は岩がゴツゴツした沢沿いに下って行きます。最初のうちは静かな沢だなと癒されていられますが、沢が太くなり、水量が増えるにつれて沢沿いのルート選びが困難に。所々にピンクテープや踏み跡がありますが、渡渉地点などを見過ごすとすぐに行き詰まるという感じで、慎重にルートファインディングしながら進みました。
渡渉中にドボンする事もなく、無事下山。思ったよりマイナールートで、緊張感はありましたが、紅葉あり、湿原あり、沢歩きありで、非常に歩きがいのあるコースでした。


近畿百名山 : 59/100
京都府の山(分県登山ガイド) : 7/68
日本の山1000 : 388/1000
大阪周辺の山250: 117/273
京都府339山 : 10/339
大原の里10名山 : 1/10
京都府の三角点峰 : 7/183
関西周辺の山130 : 43/130

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