【へっぽこ登山】峰床山🍁2025年11月8日。高層湿原の八丁平と綺麗な山頂と秋は紅葉も楽しめます😀

- GPS
- 06:18
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 394m
- 下り
- 396m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
写真
感想
京都北山の「峰床山(みねとこやま)」に紅葉登山をしてきました。
静かな秋の峰床山を愛する人は多いようで、私たちも楽しみにしていた山です。
今回は「林業後継者交流センターにのたに」から周回コースで、赤や黄色に色づいた峰床山を歩きたいと思います。
さて、まずスタート地点の林業後継者交流センターへのアクセスです。
私たちは鯖街道と呼ばれる国道367号線から477号線に入って山道を進みました。
最初に百井(ももい)集落に到着して、さらに山道を進みます。
すると昔ながらの立派な屋根が見えてきて大見(おおみ)集落に到着し、そしてさらに山道を進みます。
心細くなる道を走っていくと尾越(おごせ)集落が出てきて、そこから未舗装路を数百メートルほどで交流センターに到着です。
車道は細いのですが、集落があるので落石も少なく想像以上に綺麗な道でした(たまに未舗装路があります)。
ただ、住民の方や林業の方も車で通るので、細い道の時に出会うと困ってしまいます。
慣れない道を長く走るのは、やっぱり疲れますね。
「京都北山は他の山域にはない魅力がある」と言われます。
これはどういうことだろう?と思っていました。
それほど標高の高い山があるわけでもなく、どちらかというと地味な山域です。
しかし時が経つにつれ、少し魅力を感じるようになってきたように思います。
それは「日本の原風景」を感じるからではないでしょうか。
日本人の心の奥に刻みこまれた風景(それはイメージでもいいのです)。
そんな懐かしい風景が京都北山には感じられるのだと思います。
京都は長らく日本の中心でした。
その都の山間部には多くの集落があり、そして人々が行き交う道がありました。
そのため、この山域には峠がたくさんあり、昔の風景を感じる場所の一つになっています。
そんな静かな風景を見ると、日本人は懐かしさを感じるのかもしれません。
「北山の峠」の著者である金久昌業(かねひさまさなり)氏は、「西欧の美女と東洋の美女」に例えて著されています(西欧の美女がアルプスのような山という意味で、東洋の美女が京都北山)。
「前者は美学的であるが、後者は情感がある。私は後者の情感がこよなく好きである」。
これは好みがあると思いますが、金久昌業氏が北山をこよなく愛していたのだと分かる一文です。
京都北山の魅力を知る。
きっと一つの山に焦点を当てるだけではダメなんだと思います。
その山域の風景、自分の感じる原風景(イメージ)。
昔の人々の生活を想像しながら歩くことで、ジワ〜と日本の山を感じれるようになるのかもしれません。
少し難しいですね。
今回登った「峰床山」も日本らしい山だったと思います。
八丁平はちょっと荒れた日本庭園のようです。
よく晴れた秋空に、赤や黄色に色づいた木々。
日本人に生まれてよかったと思える一日でした( ´ ▽ ` )
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