山行記録: 晩秋の信州百巡り①：砂鉢山（尾倉沢古道コース往復）

記録ID: 8937594

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ハイキング

妙高・戸隠・雨飾

晩秋の信州百巡り①：砂鉢山（尾倉沢古道コース往復）

2025年11月15日(土) [日帰り]

長野県

さとなお

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 03:09
距離: 5.7km
登り: 576m
下り: 578m

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歩くペース

速い

0.8～0.9

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 2:35
休憩: 0:31
合計: 3:06

距離 5.7km 登り 576m 下り 578m

6:59

6分

尾倉沢古道駐車スペース

7:05

11分

砂鉢山登山口 (尾倉沢古道)

7:16

7:17

48分

渡渉点

8:05

8:11

19分

地蔵峠

8:30

8:32

19分

西岳見晴台

8:51

9:08

20分

砂鉢山

9:28

12分

地蔵峠

9:40

9:45

16分

堀割り岩

10:01

4分

砂鉢山登山口 (尾倉沢古道)

10:05

尾倉沢古道駐車スペース

天候	晴れ一時曇り
過去天気図（気象庁）	2025年11月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車尾倉沢古道コースの駐車スペース利用（林道終点手前；5～6台駐車可）アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	・全コース歩きやすく整備されており、特段の不明瞭・危険箇所等ナシ・コース中、随所に休憩適所となる観光・チェックポイントの案内板あり・山頂手前コース脇に「一夜山・西岳見晴台」あり、北アルプス北部、戸隠・西岳方面の展望抜群！・渡渉点先のハシゴ、地蔵峠少し上の「無言坂」、山頂直下の斜面が数少ない急登区間（下りはスリップ注意）

写真

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前夜、関越道・上里SAにて遅い夕食。タフなハシゴ山行に備え、「ハイウェイめし甲子園」にもエントリーの「ダブル姫豚麻婆定食」、ボリューム満点！

by F-51E, FCNT

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本日1座目は砂鉢山へ。尾倉沢古道の登山口手前に車置きスタート。2023年の比較的新しい案内板と、風情ある標識あり。（後者は山頂まで続いてます…😆）

2025年11月15日 06:57撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 6:57

登山口には、車5～6台分ぐらいの駐車スペースあり。

2025年11月15日 06:58撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 6:58

登山口には、車5～6台分ぐらいの駐車スペースあり。

ここから山道です。「クマ注意」の看板あり、今日も熊鈴とホイッスルでしっかり “武装” して進みます！

2025年11月15日 07:04撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:04

ここから山道です。「クマ注意」の看板あり、今日も熊鈴とホイッスルでしっかり “武装” して進みます！

屏風岩通過。横長の巨岩です。

2025年11月15日 07:10撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:10

屏風岩通過。横長の巨岩です。

6年前の土石流跡。沢筋が少々荒れているのは、この時のダメージかも…。

2025年11月15日 07:14撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:14

6年前の土石流跡。沢筋が少々荒れているのは、この時のダメージかも…。

渡渉点の先にハシゴあり。徒渉は問題なし、この辺りから本格的な登りに入ります。

2025年11月15日 07:15撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:15

渡渉点の先にハシゴあり。徒渉は問題なし、この辺りから本格的な登りに入ります。

振り返れば、山腹の紅葉が青空に映えてゴージャス…！

2025年11月15日 07:19撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:19

振り返れば、山腹の紅葉が青空に映えてゴージャス…！

堀割りの岩。天然の造形だと思いますが、確かに人工の堀割にも見えます。

2025年11月15日 07:37撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:37

堀割りの岩。天然の造形だと思いますが、確かに人工の堀割にも見えます。

巨岩の林立ゾーンに差しかかります。「五つ岩」だそうです…

2025年11月15日 07:42撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:42

巨岩の林立ゾーンに差しかかります。「五つ岩」だそうです…

この立派な3本の幹、「沢グルミ3兄弟」だそう。一世を風靡した「ダンゴ3兄弟」のノリでしょうか…😆

2025年11月15日 07:50撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:50

この立派な3本の幹、「沢グルミ3兄弟」だそう。一世を風靡した「ダンゴ3兄弟」のノリでしょうか…😆

サラシナショウマ群生地通過。今はシーズンオフですが…😂。

2025年11月15日 07:56撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:56

サラシナショウマ群生地通過。今はシーズンオフですが…😂。

標高1,200m弱、この辺りまで登ってくると、紅葉も終わりに近いです。道端に小さな秋の彩り…😆

2025年11月15日 07:58撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 7:58

標高1,200m弱、この辺りまで登ってくると、紅葉も終わりに近いです。道端に小さな秋の彩り…😆

地蔵峠（稜線出合）着。大沢登山口方面にも、そこそこしっかりした踏み跡あり。ここらで一休みします。

2025年11月15日 08:05撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:05

地蔵峠（稜線出合）着。大沢登山口方面にも、そこそこしっかりした踏み跡あり。ここらで一休みします。

木の間から、白銀の山々が見えてきました。北ア・白馬方面と思われます。

2025年11月15日 08:13撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:13

木の間から、白銀の山々が見えてきました。北ア・白馬方面と思われます。

右には針ノ木～蓮華、左には槍～大天井～常念の北ア南部の主稜線がドーン🙌。雪は白馬方面よりはまだ少なめです。

2025年11月15日 08:18撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:18

右には針ノ木～蓮華、左には槍～大天井～常念の北ア南部の主稜線がドーン🙌。雪は白馬方面よりはまだ少なめです。

この辺り、「無言坂」の名の通り、息が切れてコトバも出ない胸突き八丁の登りです。ナイスな看板ですね！

2025年11月15日 08:24撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:24

この辺り、「無言坂」の名の通り、息が切れてコトバも出ない胸突き八丁の登りです。ナイスな看板ですね！

先ほどは前山に隠れて見えなかった、鹿島槍～五竜方面が樹間に登場です！

2025年11月15日 08:28撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:28

先ほどは前山に隠れて見えなかった、鹿島槍～五竜方面が樹間に登場です！

西岳～戸隠展望台より。見るからに険悪な岩稜ですが、信州百の1座ですので、いずれチャレンジせねば…😰

2025年11月15日 08:30撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:30

西岳～戸隠展望台より。見るからに険悪な岩稜ですが、信州百の1座ですので、いずれチャレンジせねば…😰

少し奥へ進むと、白馬三山～唐松がバッチリ見えます。さすが豪雪の山々、はや厳冬期の様相…😅

2025年11月15日 08:31撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:31

少し奥へ進むと、白馬三山～唐松がバッチリ見えます。さすが豪雪の山々、はや厳冬期の様相…😅

山頂が近づき、少し勾配も緩んできました。黄葉もまずまずの色づきです！

2025年11月15日 08:36撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:36

山頂が近づき、少し勾配も緩んできました。黄葉もまずまずの色づきです！

立派なシナノキ2本、左が婆さん、右が爺さんだそう。爺さんが婆さんに頭を下げているようにも見えますが…😂

2025年11月15日 08:37撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:37

立派なシナノキ2本、左が婆さん、右が爺さんだそう。爺さんが婆さんに頭を下げているようにも見えますが…😂

向かいの山肌の黄葉がステキな風合いです…

2025年11月15日 08:41撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:41

向かいの山肌の黄葉がステキな風合いです…

頂上直下、最後の一登り。立派なロープが現れました…😅

2025年11月15日 08:44撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:44

頂上直下、最後の一登り。立派なロープが現れました…😅

さすがに両足の脹ら脛が悲鳴を上げてきましたが、最後までこの味のある字のカンバンが励ましてくれてます。サンキュー！

2025年11月15日 08:46撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:46

さすがに両足の脹ら脛が悲鳴を上げてきましたが、最後までこの味のある字のカンバンが励ましてくれてます。サンキュー！

登山口から2時間弱、砂鉢山頂踏破。証拠写真撮った後、西海行者の祠に安全登山・家内安全のお詣り。

2025年11月15日 08:52撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:52

登山口から2時間弱、砂鉢山頂踏破。証拠写真撮った後、西海行者の祠に安全登山・家内安全のお詣り。

山頂の外れに展望台あり。雲が増えてきましたが、針ノ木・蓮華～爺ヶ岳あたりがよく見えてます。

2025年11月15日 08:56撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:56

山頂の外れに展望台あり。雲が増えてきましたが、針ノ木・蓮華～爺ヶ岳あたりがよく見えてます。

こちらは、この後向かう予定の虫倉山。山頂の辺りに雲が懸かってますが…😰

2025年11月15日 08:58撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 8:58

こちらは、この後向かう予定の虫倉山。山頂の辺りに雲が懸かってますが…😰

こちらは北信五岳方面。飯縄山は雲の中、黒姫の頭あたりがチョコッと見えてるようです…😰

2025年11月15日 09:00撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:00

こちらは北信五岳方面。飯縄山は雲の中、黒姫の頭あたりがチョコッと見えてるようです…😰

下山開始。真紅の紅葉に陽が差し、輝きを増してます。

2025年11月15日 09:12撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:12

下山開始。真紅の紅葉に陽が差し、輝きを増してます。

ここも紅葉の煌めきがゴージャス！

2025年11月15日 09:17撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:17

ここも紅葉の煌めきがゴージャス！

ふと見上げると、抜けるような晩秋の青空に映える黄葉。いい季節です！

2025年11月15日 09:39撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:39

ふと見上げると、抜けるような晩秋の青空に映える黄葉。いい季節です！

秋の渓谷の枯れた趣もステキです…

2025年11月15日 09:55撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:55

秋の渓谷の枯れた趣もステキです…

だいぶ下りてきて、山頂が随分遠くなりました…。

2025年11月15日 09:56撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:56

だいぶ下りてきて、山頂が随分遠くなりました…。

屏風岩通過。上部の紅葉もステキです！

2025年11月15日 09:57撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:57

屏風岩通過。上部の紅葉もステキです！

木洩れ日降る渓谷の小径を下っていきます。間もなく登山口。

2025年11月15日 09:57撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 9:57

木洩れ日降る渓谷の小径を下っていきます。間もなく登山口。

無事、出発点の駐車場帰着。今日もこの静かな名山を完全独り占めでした！

2025年11月15日 10:04撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 10:04

無事、出発点の駐車場帰着。今日もこの静かな名山を完全独り占めでした！

この案内看板によれば、サラシナショウマはもう一月半ほど早く来れば見られるようです。さて、時刻はまだ午前10時過ぎ、山頂からも望見した次なるターゲット、虫倉山へGo！

2025年11月15日 10:05撮影 by F-51E, FCNT

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11/15 10:05

撮影機器：

F-51E FCNT

感想

さとなお

寒さも日毎厳しくなる晩秋の週末、先週は秋の学会大会参加で土日とも自宅缶詰め…😰。今週末も土・日ともピカピカの晴れ予報にて、ここぞとばかり北信エリアの未踏信州百を巡るハシゴ山行を計画。金曜夕方の仕事終わりにそそくさと山支度を整え、上信道を疾駆して松代PAで前泊。翌未明から山路を分け入り、1座目の尾倉沢古道・砂鉢山登山口へ。当然ながら他に登山者もなく、今回も熊鈴とホイッスルで入念に予防対策準備の上、熊さん達の行動時間を避け、午前7時前と少し遅めの出発です。
　以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、ルート全般にわたり歩きやすく整備された上、随所に「五つ岩」「沢グルミ3兄弟」「無言坂」など見るべきチェックポイントや励ましの案内看板が現れて、途中の急登の疲れも癒されて楽しく山頂まで登り詰めることができました。本ルートを復活・整備下さっている「尾倉沢古道の会」の関係各位には感謝しきりです！展望の方も、標高1,400mの中低山の割に戸隠連山や北アルプス全域（特に北部）の展望が得られ、特に早くもしっかり雪化粧し、厳冬期の様相を見せる白馬方面の絶景には大満足。戸隠から連なる西岳は小生にとり残る数少ない信州百の未踏峰にて、その峻険な山容には、この険悪な岩稜にいずれ挑戦せねばならないのか…と身震いする思いでした。　
　ともあれ、この素晴らしい寂峰を完全に独り占めしつつ、熊さんやイノシシ達と出会うこともなく、午前10時過ぎには無事朝イチのステキなショートハイキングを終えて下山。山頂からもしっかり望見した次なるターゲット、虫倉山目指し、信州の山間の国道・県道を車で疾走する小生でありました。
［※パート2・虫倉山編へ続く…］

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