蓮華岳 ラッセルのご褒美は薔薇色モルゲン

- GPS
- 09:32
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 9:36
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・前爪付のアイゼン、ピッケルは必携です ・扇沢〜大沢小屋間の作業道の梯子・篭川に掛かる橋は撤去されています。水量によっては渡渉は可能ですが、飛び石の岩が凍結している事があるので、スリップに注意が必要です。 ・のどの通過は積雪がしっかりとあるので、高巻きでなく本流沿いに登りました。 今後の降雪状況によって積雪状況は一変しますので、必ず最新の情報を入手してください。 |
| その他周辺情報 | そのまま帰宅。 |
写真
モルゲン師にゆとりは大切です!!
蓮華岳から幾度となく朝を迎えたことがありますが、新雪の季節は初めて!!
朝焼けに期待が高まります。
でも恥ずかしくありません!今日は超贅沢な針ノ木界隈貸切デー!
日本中探しても、蓮華岳でモルゲンハントしているのは自分一人だけ。異常さが際立ちます (笑)
この色と耀きはモルゲン師冥利に尽きます。
爺ヶ岳にはヘッデンが沢山見えました。
こちらの灯りを見てヤバいやつだと思われてなければいいのですが。。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
水筒(保温性)
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
サングラス
カメラ
|
|---|
感想
蓮華岳は毎年春の残雪期に登っていますが、ふとヤマレコでcapekoさんが11/12に針ノ木峠まで行かれているレコを拝見させていただいて、初冬の澄んだモルゲンを蓮華岳で見られたら最高だろうなと計画しました。
入山者が少なく、雪の状態が読めないため、余裕を持って1:21扇沢をスタートし、作業道を進みます。堰堤に掛かる梯子や篭川に掛かる仮設橋は冬を前に撤去されていましたが、水量が少なく、飛び石で渡渉できました。
標高1850m付近から夏道ルートに従って針ノ木雪渓に入るとずっと雪が繋がっていたので、12本爪アイゼンを装着しました。
「のど」は高巻きルートでは無く、本流の脇を進みます。のどを越えた辺りで突如トレースが消えてラッセルが始まり、針ノ木峠まで最大で膝上までのラッセルとなりました。
昇温の影響やまだ新雪で安定していないため、踏み抜きや雪の下の岩が露出している所もあり、慎重に進みました。
針ノ木峠までの最後の標高差200mが本当にしんどくて、呼吸を整えながら登りました。
4:41針ノ木峠に到着。行動食を補給して蓮華岳へ向かいます。風速10m/s強、気温は-7℃前後でじっとしていると寒かったです。
稜線も大方雪が繋がっており、一部夏道が出ていましたが、アイゼンを履いたまま登りました。
5:58蓮華岳に登頂。ラッセルもありましたが、何とかオンタイムに登頂出来ました。西の空に濃いヴィーナスベルトが出現し、やがて新雪を纏った名峰たちが真っ赤に染まりました。
初冬の蓮華岳は初めてだったので、とても感動しました。
7:28蓮華岳を出発し、下山開始です!
まだ雪が安定していないため、引き続き、踏み抜きや隠れている岩に注意を払いながら下山しました。帰路も作業道経由で、扇沢に10:54に下山しました。
ラッセルをしたからこそ見る事ができた景色だったので、感動もひとしおでした。
山行中、神隠しにあったかのように誰一人とも会いませんでした。
下山後、柏原新道登山口の駐車場はほぼ満車。
爺ヶ岳は大盛況だったようです。
明日から、寒波が本気出して来るので、扇沢界隈は恐らくこれがラストチャンス。
長い冬に閉ざされる前に登る事が出来て最高でした。










最高の条件で最高の景色、独り占めはうらやましい👏👏
モルゲンに笑顔に叫び声、痺れます(><)
やはりこの時期は爺ヶ岳、、ですよね笑
ヤバいやつのヤバいレコ😆お疲れ様でした♪♪
こんばんは!
モルゲン狙うために頑張りました💪
capekoさんが付けていただいたトレースも飛雪で消されてしまい、リセットされていました😭
お陰でラッセルトレーニング出来て良かったです♪
極上のモルゲンを前に一人で大興奮していました🤣
今朝は、燕や爺、別山にヘッデンの明かりが見えました。
この時期に針ノ木設計を登るのは猛者しかいないですね🤣
これからもレコ楽しみにしております♪♪
今後ともよろしくお願いいたします🙇
見事に焼けましたね〜
林道が閉まる前の良いタイミングを逃さずに、これは大満足じゃないですか!
ノドからのラッセルも報われるでしょう。
これなら爺ヶ岳からの鹿島槍も素晴らしいモルゲンになったででしょう!
(やばいやつのくだりは、katsumaさん的に無茶、無理をしていないなら人目を気にする事は無いと思います。)
でも熊の足跡はビックリ🐾
エンカウントせずに済んで良かったです…
やっぱり真っ白な美しい山々を眺められる冬は格別です。
お互いに安全第一で素晴らしいシーズンを楽しみましょう😊
いつ見ても写真がキレイです
山の写真は横からの光が美しく撮れますね
そういう条件は早朝か夕方、あと冬しかないので厳しい山行でしか味わえないですね
テント泊登山が好きですが
その魅力は夕方、夜、朝焼けなんだと思います
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する