記録ID: 8954069
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ハイキング
京都・北摂
百人一首の旅�Π�坂の関から音羽山、千頭岳
2025年11月16日(日) [日帰り]
滋賀県
京都府
伊賀ちゃん
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 720m
- 下り
- 779m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
東海自然歩道の逢坂の関から大平山の間は細かい分岐が多くて間違えやすい。危険な箇所はない。 |
| その他周辺情報 | 石山寺の門前には飲食店や土産物屋が軒を連ねている。私は叶匠壽庵で石餅ぜんざいを食べた。石餅をお土産に買って帰ったが、これも好評だった。 石山寺の入山料は600円。京都文化博物館の特別展入場料は1800円。 |
写真
京阪大谷駅内にはトイレがない。数分探したが、やはりなかった。
駅から200メートルの所にある蝉丸神社。参拝してから行く。ここにもトイレはない。
蝉丸神社にある石碑。「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」
国道1号沿いの逢坂の関記念公園にはトイレがある。昔は東海道が通っていた。
三条右大臣の「名にしおはば逢坂山のさねかずら人に知られでくるよしもがな」の歌碑。
清少納言の「夜をこめて鳥のそら音ははかるとも世に逢坂の関はゆるさじ」の歌碑。
東海自然歩道の逢坂山歩道橋を渡る。この辺りの道が分かりにくい。
音羽山は紀貫之に詠まれている。「人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける」は長谷寺を詣でたときの歌。
頂上に着いた。団体で登って来られた方達に記念写真の撮影を頼まれる。
比叡山と琵琶湖が見える。北東に冠雪の白山が見えたと団体の皆さんが歓声をあげた。白山と言えば大伴家持。家持といえば「かささぎの渡せる橋におく霜の白きをみれば夜ぞ更けにける」
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11/16 10:29
比叡山と琵琶湖が見える。北東に冠雪の白山が見えたと団体の皆さんが歓声をあげた。白山と言えば大伴家持。家持といえば「かささぎの渡せる橋におく霜の白きをみれば夜ぞ更けにける」
一瞬サネカズラに見えたが、つる性植物でないからサネカズラではない。
琵琶湖の対岸に伊吹山が見えた。「かくとだにえやはいぶきのさしも草さしもしらじなもゆる思ひを」
墓地の横から車道に出る。川に沿って車道を石山寺方向に下っていく。
コンビニエンスストアの向かい側に中千町バス停がある。ちょうどバスがきた。
紫式部が源氏物語の着想を得たとされる石山寺に立ち寄る。石山寺に訪れるのは初めて。
後鳥羽上皇ゆかりの月見亭。「人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふゆえにもの思ふみは」
紫式部の像。「めぐり逢ひてみしやそれともわかぬまに雲隠れにし夜半の月かな」
天智天皇ゆかりの石。「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ」
百人一首とは全く関係ないが、帰りに京都文化博物館の「縄文」展に寄る。
装備
| 備考 | 朝は気温が低くて手先が冷えたので、そろそろ薄い手袋が必要だ。今回は持っていかなかった。衣服も厚着にしても良い頃だ。 |
|---|
感想
9月以降、こだわり続けている百人一首シリーズ。今回は逢坂の関。登山と言うより観光になっている感がある。
もし時間に余裕があれば逢坂山関から音羽山、千頭山、大平山と縦走して石山寺に下り、さらに京都文化博物館の縄文展に行くことを目論み、何とかやり遂げた。
逢坂山あるいは逢坂の関を詠んだ歌が百人一首に三首も収録されている。「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」「名にしおはば逢坂山のさねかずら人に知られでくるよしもがな」「夜をこめて鳥のそら音ははかるとも世に逢坂の関はゆるさじ」である。
この逢坂の関から大平山まで東海自然歩道に沿って歩いたが、道中展望の良いところは木々が遮ってとても少なかった。団体登山の皆さんが音羽山頂上で北東の白山が冠雪しているのを見つけた。これまで私は白山を赤坂山や比叡山からみたことがあるが、いずれも冠雪していないと認識は難しい。
帰りは石山寺と京都文化博物館に立ち寄った。石山寺は紫式部ゆかりの寺、私は今回初めて訪れた。
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