当初、沼津アルプスでも行こうかなと思っていましたが、起きた時間が6時半になってしまい、渋滞に巻き込まれるので諦めて、丹沢の未踏のピークを潰しておくことにしました。
そこで前から気になっていた丹沢湖岸にある遠見山周辺のピークを登ることにしました。
朝7時半に出発して、東名高速は使わず渋滞を避けながらややこしいルートで厚木まで下道で進み、伊勢原から新秦野まで新東名に乗って丹沢湖まで着いたのがもう10時半。
すぐに登山を開始します。
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11/19 10:30
当初、沼津アルプスでも行こうかなと思っていましたが、起きた時間が6時半になってしまい、渋滞に巻き込まれるので諦めて、丹沢の未踏のピークを潰しておくことにしました。
そこで前から気になっていた丹沢湖岸にある遠見山周辺のピークを登ることにしました。
朝7時半に出発して、東名高速は使わず渋滞を避けながらややこしいルートで厚木まで下道で進み、伊勢原から新秦野まで新東名に乗って丹沢湖まで着いたのがもう10時半。
すぐに登山を開始します。
湖畔の道は何度も通ってきましたが、山側の切り立った壁はとても登山ルートなどなさそうな雰囲気です。
それでも駐車スペースのすぐ近くに階段があり、ちょっと上まで出られます。
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11/19 10:30
湖畔の道は何度も通ってきましたが、山側の切り立った壁はとても登山ルートなどなさそうな雰囲気です。
それでも駐車スペースのすぐ近くに階段があり、ちょっと上まで出られます。
しかし、その先はただの「斜面」で、踏み跡は全く無く、とにかく尾根の出っ張りの真ん中で歩けるところを進むだけです。
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11/19 10:34
しかし、その先はただの「斜面」で、踏み跡は全く無く、とにかく尾根の出っ張りの真ん中で歩けるところを進むだけです。
紅葉がきれいなのは幸いですが、勾配はこんな角度。
時折玄武岩の脆い壁なんかが出てきて、根っこを掴みながら登る区間も多々出てきます。
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11/19 10:54
紅葉がきれいなのは幸いですが、勾配はこんな角度。
時折玄武岩の脆い壁なんかが出てきて、根っこを掴みながら登る区間も多々出てきます。
画像で見るとさほどではないけれども、この前に立ってみると勾配のキツさが分かるんですよねぇ…。
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11/19 10:57
画像で見るとさほどではないけれども、この前に立ってみると勾配のキツさが分かるんですよねぇ…。
上の方で青空が見えてきたので、ピークかと錯覚しますが、まだ大ノ山まで半分も来ていません。
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11/19 11:15
上の方で青空が見えてきたので、ピークかと錯覚しますが、まだ大ノ山まで半分も来ていません。
ミツマタの群生地らしきところに入りました。
ただ、不思議なことに葉がまだ落ちていないところにつぼみができています。
ミツマタではないのかな?
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11/19 11:32
ミツマタの群生地らしきところに入りました。
ただ、不思議なことに葉がまだ落ちていないところにつぼみができています。
ミツマタではないのかな?
そのうち、ミツマタジャングルが尾根を塞ぎます。
ここはそれを避けて右側から進みます。
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11/19 11:43
そのうち、ミツマタジャングルが尾根を塞ぎます。
ここはそれを避けて右側から進みます。
しかし、次のところでは完全に壁。
何かアンテナみたいなものが設置されたところが後ろにありましたが、これも右側の藪から突破しました。
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11/19 11:46
しかし、次のところでは完全に壁。
何かアンテナみたいなものが設置されたところが後ろにありましたが、これも右側の藪から突破しました。
ミツマタ以外にも笹薮がひどく、膝上くらいまで覆われた中を登ります。
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11/19 11:52
ミツマタ以外にも笹薮がひどく、膝上くらいまで覆われた中を登ります。
ここの尾根は見晴らしが悪いですが、唯一この辺りだけ丹沢湖が見えてました。
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11/19 11:57
ここの尾根は見晴らしが悪いですが、唯一この辺りだけ丹沢湖が見えてました。
しかし、この笹ジャングル。
小さな種を付けた草も多く、雪山のラッセルみたいにかき分けながら、何となく草の重なりが薄くなったところを探して進むしかないです。
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11/19 12:02
しかし、この笹ジャングル。
小さな種を付けた草も多く、雪山のラッセルみたいにかき分けながら、何となく草の重なりが薄くなったところを探して進むしかないです。
少し平らなところが見えました。
山頂は少し高く見える右ではなくて、左側に進んでから少し登る感じです。
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11/19 12:15
少し平らなところが見えました。
山頂は少し高く見える右ではなくて、左側に進んでから少し登る感じです。
植林された緩やかな山頂が見えます。
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11/19 12:20
植林された緩やかな山頂が見えます。
やっと大ノ山に到着です。
急登の一気登りと深いやぶ漕ぎを余儀なくされるルートで、ヤマレコの「みんなの足あと」ではそこそこ濃いオレンジになっていましたが、踏み跡もマーキングも何もないただの「斜面」でした(笑。
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11/19 12:26
やっと大ノ山に到着です。
急登の一気登りと深いやぶ漕ぎを余儀なくされるルートで、ヤマレコの「みんなの足あと」ではそこそこ濃いオレンジになっていましたが、踏み跡もマーキングも何もないただの「斜面」でした(笑。
山頂標柱やプレートはありませんが、どなたかがこんな粋なことをしてくれていますね。
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11/19 12:27
山頂標柱やプレートはありませんが、どなたかがこんな粋なことをしてくれていますね。
大ノ山からの下りはほんの少しで、すぐに登りに転じます。
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11/19 12:30
大ノ山からの下りはほんの少しで、すぐに登りに転じます。
これまでなかった痩せ尾根区間が現れます。
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11/19 12:34
これまでなかった痩せ尾根区間が現れます。
鹿柵の残骸がありますが、キツい登りではこれのワイヤーがロープ代わりになってくれます。
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11/19 12:36
鹿柵の残骸がありますが、キツい登りではこれのワイヤーがロープ代わりになってくれます。
ほどなくここもまた緩い山頂に至ります。
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11/19 12:47
ほどなくここもまた緩い山頂に至ります。
ここが戸沢ノ頭山頂です。
残念ながらここも見晴らしはよろしくないです。
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11/19 12:48
ここが戸沢ノ頭山頂です。
残念ながらここも見晴らしはよろしくないです。
せっかくだから記念写真。
杉や檜の植林ではなく、紅葉が見られたので多少癒されます。
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11/19 12:49
せっかくだから記念写真。
杉や檜の植林ではなく、紅葉が見られたので多少癒されます。
ここからもほとんど平坦なところを進んでから次の遠見山に登ります。
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11/19 12:53
ここからもほとんど平坦なところを進んでから次の遠見山に登ります。
鞍部を過ぎると勾配がすぐにキツくなります。
150mほどの高低差を短い区間で登ります。
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11/19 13:00
鞍部を過ぎると勾配がすぐにキツくなります。
150mほどの高低差を短い区間で登ります。
尾根道は明瞭ですけど、疲れます(笑。
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11/19 13:11
尾根道は明瞭ですけど、疲れます(笑。
そして遠見山山頂に到着しましたが、遠くなんて全く見えませんで、近くの山さえも見えません。
見えるのは自分の立っている周辺だけ( ´д`)
どこが遠見山じゃいと思ったけれど、はっ!、「遠くから見えるから『遠見山』」なのかっ!
そんなに遠くからは見えないけど…。
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11/19 13:22
そして遠見山山頂に到着しましたが、遠くなんて全く見えませんで、近くの山さえも見えません。
見えるのは自分の立っている周辺だけ( ´д`)
どこが遠見山じゃいと思ったけれど、はっ!、「遠くから見えるから『遠見山』」なのかっ!
そんなに遠くからは見えないけど…。
ここは山頂プレートが鹿柵の残骸にくくり付けられていました。
ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、イギリス製のPeriflex(ぺリフレックス)と言うライカマウントの一眼レフで、潜望鏡みたいなミラーを押し下げてレンズを通った画像を見てピント合わせして、構図は外付けのビューファインダーで決めると言う、珍しい機構のカメラです。
でも使い勝手はよろしくないです(笑。
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11/19 13:25
ここは山頂プレートが鹿柵の残骸にくくり付けられていました。
ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、イギリス製のPeriflex(ぺリフレックス)と言うライカマウントの一眼レフで、潜望鏡みたいなミラーを押し下げてレンズを通った画像を見てピント合わせして、構図は外付けのビューファインダーで決めると言う、珍しい機構のカメラです。
でも使い勝手はよろしくないです(笑。
遠見山は鬱蒼とした植林地帯で、何も見るものがないし、お腹も空いていないので、そのまま下山します。
幅広な山頂を西に進むと、尾根が二つに分かれます。
右は下で沢に当たって下降が困難になりますので、左側の尾根に正確に乗らないといけません。
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11/19 13:27
遠見山は鬱蒼とした植林地帯で、何も見るものがないし、お腹も空いていないので、そのまま下山します。
幅広な山頂を西に進むと、尾根が二つに分かれます。
右は下で沢に当たって下降が困難になりますので、左側の尾根に正確に乗らないといけません。
ここも歩きづらい杉の枝だらけの急勾配ですが、尾根が二つに分かれています。
ここは左に。
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11/19 13:32
ここも歩きづらい杉の枝だらけの急勾配ですが、尾根が二つに分かれています。
ここは左に。
往路よりもまだマシなのは、それなりに紫リボンのマーキングがあって、踏み跡もかすかにある上、細かいつづら折れになったところもある点ですね。
ただし、落ち葉で山肌が見えないのは同じです。
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11/19 13:42
往路よりもまだマシなのは、それなりに紫リボンのマーキングがあって、踏み跡もかすかにある上、細かいつづら折れになったところもある点ですね。
ただし、落ち葉で山肌が見えないのは同じです。
真っ直ぐ尾根を進んでいると、ちょっと細くて浅い谷間を挟んで尾根が二つに分かれ始めました。
ここは左側が正しいです。
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11/19 13:46
真っ直ぐ尾根を進んでいると、ちょっと細くて浅い谷間を挟んで尾根が二つに分かれ始めました。
ここは左側が正しいです。
ほどなくして小さなコブを越えます。
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11/19 13:49
ほどなくして小さなコブを越えます。
また登りに転じます。
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11/19 14:04
また登りに転じます。
軽い登りですが歩きやすいです。
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11/19 14:09
軽い登りですが歩きやすいです。
名無しの小ピークに到着。
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11/19 14:13
名無しの小ピークに到着。
細尾根区間もある急な下り。
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11/19 14:18
細尾根区間もある急な下り。
そして湖上平のピークに至ります。
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11/19 14:31
そして湖上平のピークに至ります。
この辺は勾配はそう厳しくないですが、落ち葉が深いです。
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11/19 14:33
この辺は勾配はそう厳しくないですが、落ち葉が深いです。
急勾配の前に左側の尾根に進みます。
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11/19 14:39
急勾配の前に左側の尾根に進みます。
画像で見るよりも急勾配です。
足が流れるので大変です。
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11/19 14:42
画像で見るよりも急勾配です。
足が流れるので大変です。
下りてきてから振り返って見上げていますが、勾配のキツさは分かりますね。
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11/19 14:51
下りてきてから振り返って見上げていますが、勾配のキツさは分かりますね。
右の出っ張りが尾根ですが、左の多少緩やかなところを下りつつ、すぐに戻れるようにしておきます。
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11/19 14:57
右の出っ張りが尾根ですが、左の多少緩やかなところを下りつつ、すぐに戻れるようにしておきます。
土質がやわらかくて足が流れることも多いですが、尾根の左側には伐採された木が倒されていて、それがつづら折れの道のようになっているみたいなエリアになっていて、それを適当に利用して下りますと、正面に車道が見えてきました。
ただ、これに釣られてそのまま前に出ると、足元は法面になっていて下れません。
ちょっと藪がありますが、法面の上を左に移動します。
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11/19 15:00
土質がやわらかくて足が流れることも多いですが、尾根の左側には伐採された木が倒されていて、それがつづら折れの道のようになっているみたいなエリアになっていて、それを適当に利用して下りますと、正面に車道が見えてきました。
ただ、これに釣られてそのまま前に出ると、足元は法面になっていて下れません。
ちょっと藪がありますが、法面の上を左に移動します。
すると、下降用の階段が設けられた出口に至ります。
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11/19 15:06
すると、下降用の階段が設けられた出口に至ります。
ここを下ってきますと、中川橋の工事用のプレハブのあるところに出ます。
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11/19 15:07
ここを下ってきますと、中川橋の工事用のプレハブのあるところに出ます。
林道中川玄倉線を戻りますが、せっかくの紅葉の季節なのに、大仏大橋までの区間は車両通行止めでした。
歩いてみると工事もしておらず、車も普通に通れる状態でしたね。
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11/19 15:07
林道中川玄倉線を戻りますが、せっかくの紅葉の季節なのに、大仏大橋までの区間は車両通行止めでした。
歩いてみると工事もしておらず、車も普通に通れる状態でしたね。
湖岸の道は赤々とした紅葉の彩りを楽しめましたので、単調な舗装路歩きも苦じゃないですね。
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11/19 15:30
湖岸の道は赤々とした紅葉の彩りを楽しめましたので、単調な舗装路歩きも苦じゃないですね。
前に登った日影山(ブッツェ平)と小毛坊ノ頭の並び。
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11/19 15:45
前に登った日影山(ブッツェ平)と小毛坊ノ頭の並び。
大ノ山に登るもう一方の尾根の入口。
こちらも等高線から見て急勾配でしょうが、南東尾根みたいに激藪地帯はあるのかな。
いずれにせよ下りでは使いたくないですね。
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11/19 15:58
大ノ山に登るもう一方の尾根の入口。
こちらも等高線から見て急勾配でしょうが、南東尾根みたいに激藪地帯はあるのかな。
いずれにせよ下りでは使いたくないですね。
すぐに駐車地点に到着。
時間は午後4時5分でした。
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11/19 16:06
すぐに駐車地点に到着。
時間は午後4時5分でした。
これが今回歩いたコースマップ。
急勾配続きで休み休み登ったとは言え、あんなにやぶ漕ぎが多かったり、下りでも滑りやすい区間が多かったりで、ヤマレコでは一体どんな標準タイムなのか知りませんが、ペースが1.4〜1.7の「ゆっくり」になりました。
でも、あそこを1.0かそれ以下では無理かと思われますね。
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これが今回歩いたコースマップ。
急勾配続きで休み休み登ったとは言え、あんなにやぶ漕ぎが多かったり、下りでも滑りやすい区間が多かったりで、ヤマレコでは一体どんな標準タイムなのか知りませんが、ペースが1.4〜1.7の「ゆっくり」になりました。
でも、あそこを1.0かそれ以下では無理かと思われますね。
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