ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 89759
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

赤水の滝〜大光山〜安部の大滝

2010年12月05日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.8km
登り
1,334m
下り
1,334m

コースタイム

0914 赤水の滝駐車場
0915 赤水の滝
0933 草木集落
0942 登山ポスト
0948 大光山登口
1048 東峰分岐
1107 水場の小屋
1141 支稜
1224 大光山・昼食休憩
1257 休憩終了
1322 奥大光山
1351 コーヒー休憩
1409 休憩終了
1510 サカサ川出合
1516 安部の大滝
1525 サカサ川出合
1540 安部大滝入口バス停
1604 黄金の湯
1627 赤水の滝駐車場  
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤水の滝駐車場を利用しました。
地元のおばちゃんたちが、野菜などを売っていました。
コース状況/
危険箇所等
奥大光山を過ぎ、安倍の大滝までの下り道はあまり安全ではないと思います。
尾根が痩せており、ロープ場もたくさんあります。足下に注意してください。

登山口に登山ポストと用紙があります。ペンはないので持参する必要があります。

温泉は吊り橋を渡った先にある『湯の華』や『よしとみ荘』でも空いていれば
入れてもらえると思います。500円くらいかな?
でも『黄金の湯』が一般的ですかね。
赤水の滝は駐車場からすぐです。
紅葉の季節は、多くの人で賑わいます。
赤水の滝は駐車場からすぐです。
紅葉の季節は、多くの人で賑わいます。
草木集落のおじいちゃんは「おおぴっかり」ではなく、「おおひかり」と呼んでいました。
草木集落のおじいちゃんは「おおぴっかり」ではなく、「おおひかり」と呼んでいました。
タチ沢を3回ほど渡ります。
2日前の大雨もすっかりひいて、靴も濡らさず渡れました。
タチ沢を3回ほど渡ります。
2日前の大雨もすっかりひいて、靴も濡らさず渡れました。
水場の小屋(造林小屋)には、個人のものが置いてありました。
勝手に入ってはいけないような雰囲気でしたが、相当朽ちてました。
水場の小屋(造林小屋)には、個人のものが置いてありました。
勝手に入ってはいけないような雰囲気でしたが、相当朽ちてました。
今回、支尾根から山頂にかけての景色が最高によかったです。
遠くの南アルプスも綺麗でしたが、足下に広がる広大な笹原が見事でした。
1
今回、支尾根から山頂にかけての景色が最高によかったです。
遠くの南アルプスも綺麗でしたが、足下に広がる広大な笹原が見事でした。
山頂で休んで初めて気づいたのですが……寒い。
そういえば足下で霜がザクザクいってました。
山頂で休んで初めて気づいたのですが……寒い。
そういえば足下で霜がザクザクいってました。
富士山は期待していないとドンと現れますな。
下の町並みは南部町ですね。
富士山は期待していないとドンと現れますな。
下の町並みは南部町ですね。
駿河湾。伊豆も霞んで見えます。あっぱれです。
駿河湾。伊豆も霞んで見えます。あっぱれです。
毎度の南アルプスのみなさんはますます白くなっていました。
大好きな笊さんはまだまだ黒々してました。
毎度の南アルプスのみなさんはますます白くなっていました。
大好きな笊さんはまだまだ黒々してました。
奥大光山の標示は、主尾根から下りにはいる分岐すぐ手前のピークにありました。
地形図に標高も書かれていない場所です。
安倍峠方面、安部の大滝方面の分岐点には
朽ち果てて解読不可能な板しかありませんので注意です。
奥大光山の標示は、主尾根から下りにはいる分岐すぐ手前のピークにありました。
地形図に標高も書かれていない場所です。
安倍峠方面、安部の大滝方面の分岐点には
朽ち果てて解読不可能な板しかありませんので注意です。
日本滝百選に選ばれているという安部の大滝は、
落差80mもあるということで見応え十分でした。これで今回の滝巡りは完了です。
でも、ここからがまた長かった……。
日本滝百選に選ばれているという安部の大滝は、
落差80mもあるということで見応え十分でした。これで今回の滝巡りは完了です。
でも、ここからがまた長かった……。

感想

当初7時に登り始める予定が、寝坊して9時を過ぎてしまいました。
大光山でピストンするか、安部の大滝まで足を伸ばすか現地で決定しよう
と思い登り始めました。

思ったよりも早く山頂に到着したので、ロングコースを選択。
尾根道は快適で、あとはサクサク下れば到着だな…
なんて思ったのが大間違い。なかなかの道でサクサク下れば落ちてしまいます。
それでもまぁ、そのうち楽になるでしょと余裕のコーヒーブレイク。
これも大間違いで、道はさして楽にならずペースアップできませんでした。
車道に出たときには4時を目前にしていました。

何とか暗くなる前に駐車場に戻ってきましたが、余裕をもった山行計画を
立てないといけないなと反省ばかりが残りました。
安部東山稜、侮ってはいけませんな。

初めて見ましたが、安部の大滝は一見の価値有りです!

【追記】奥大光山は、静岡百山研究会編の『静岡の百山』に選ばれてました。
    標高は地形図で等高線を数えたままの1620となってます。大光の方は
    選ばれていません。
    『静岡の百山』では“オオビッカリ”、山渓の『静岡県の山』では
    “オオピッカリ”、3軒の民家からなる草木集落のおじいちゃんは
    “オオヒカリ”……うーん、なんと呼んだらよいものか。。

【追追記】子供の頃、草木に住んでたという方と話す機会がありました。
     やはり“オオヒカリ”が昔からの呼び名で、雑誌等の呼び方
     はなぜそうなったのか分からないということでした。
     かつて、草木集落は、山梨側から刈安峠を越えてきた人達で
     賑わっていたそうです。梅ヶ島方面で一番の賑わいだったとか。
     しかし、大谷嶺の大崩壊とともに、新たな平地ができ、そちら側
     に多くの人々が移住したということです。今の新田集落がそこ
     に当たります。また、自動車のアクセスの向上により、刈安峠の
     役割は完全に終了し、草木集落の人口も更に減少したのでしょう。
     
     大谷嶺崩壊が1707年ですので、随分と昔のお話です。
     赤水の滝は大谷嶺崩壊の折、大地震と洪水による濁った水が長
     期間流れ続けたことから名付けられたといいます。
     そんなことを考えながら登るとまた楽しいですよね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3079人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら