記録ID: 8987614
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄
高隈山 大箆柄岳・小箆柄岳・御岳/御岳五合目より
2025年11月18日(火) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
| 天候 | 曇り一時晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口までの林道は舗装されていますが、幅が狭く見通しが悪いところも多いので要注意。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
しっかりと整備された登山道です。桜島の風下にあるので火山灰が降ることもあるようです。 |
| その他周辺情報 | ゆたか温泉(鹿屋市)にて汗と灰を流しました。 鹿屋市観光物産総合センター(自衛隊基地前)にて高隈山の山バッジが販売されています。 |
写真
6:01 御岳五合目登山口(750m)出発!
冬型の気圧配置によりやや強風ながら、天気は回復傾向ということで予定どおり高隈山山系へやってきました。
登山口は林道のヘアピンカーブ。付近に駐車スペースが点在といったところです。
冬型の気圧配置によりやや強風ながら、天気は回復傾向ということで予定どおり高隈山山系へやってきました。
登山口は林道のヘアピンカーブ。付近に駐車スペースが点在といったところです。
6:06 林道終点(770m)
林道の終点まですぐ。
車でここまで入れますが、落石の散在や駐車スペースの問題もあるので、乗り入れないほうが良いでしょう。
テレビ塔のある忠兵衛ヶ岳付近までは石畳の階段の急登。
前日の開聞岳に続いての登山ということもあり、始めからの急登はけっこうしんどい。
林道の終点まですぐ。
車でここまで入れますが、落石の散在や駐車スペースの問題もあるので、乗り入れないほうが良いでしょう。
テレビ塔のある忠兵衛ヶ岳付近までは石畳の階段の急登。
前日の開聞岳に続いての登山ということもあり、始めからの急登はけっこうしんどい。
6:33 テレビ塔(900m)
約30分で階段区間を終え、見晴しの利くテレビ塔の袂に到着。
空模様は「朝のうち曇り」の予報どおり。でも雲の流れは速いし、行程が進むにつれての回復に期待したい。
ちなみにどこのテレビ局の施設かと思ったら、「受信料」名目で金を取っていく例のあそこでした。
自分はとっくにテレビ離れしてますが、日常生活に特に支障はないです。
約30分で階段区間を終え、見晴しの利くテレビ塔の袂に到着。
空模様は「朝のうち曇り」の予報どおり。でも雲の流れは速いし、行程が進むにつれての回復に期待したい。
ちなみにどこのテレビ局の施設かと思ったら、「受信料」名目で金を取っていく例のあそこでした。
自分はとっくにテレビ離れしてますが、日常生活に特に支障はないです。
6:37 忠兵衛ヶ岳付近(920m)
テレビ塔から僅かの登りで初めて最初の目標である御岳が目に飛び込んできました!
高隈山山系南端の御岳。貫禄ある上にあの登りは気合が要りそう。
でもその前にここからけっこう激下ります。急なアップダウンに終始する長い一日の始まりでした。
テレビ塔から僅かの登りで初めて最初の目標である御岳が目に飛び込んできました!
高隈山山系南端の御岳。貫禄ある上にあの登りは気合が要りそう。
でもその前にここからけっこう激下ります。急なアップダウンに終始する長い一日の始まりでした。
7:15 八合目(1040m)
急登続きの中で小広くなっている八合目を通過。
八合目の標識に追記されているのは「妻に尻、上司に肩をたたかれる!お父さん山でうっぷんを 大隅山の会」
独身の自分には妻に尻は関係ないけど、登山がストレス解消になってるのは間違いないです。
急登続きの中で小広くなっている八合目を通過。
八合目の標識に追記されているのは「妻に尻、上司に肩をたたかれる!お父さん山でうっぷんを 大隅山の会」
独身の自分には妻に尻は関係ないけど、登山がストレス解消になってるのは間違いないです。
7:29 九合目(1120m)
北東の尾根からの廃道との合流点を過ぎるとすぐに九合目。
ここまで来るとようやく急登から解放されます。御岳まではあと一登り。
なお九合目の標識は「ふ〜9合目、これが焼酎なら、わたしゃとっくにつぶれてる」
自分は酒を呑めないけど、薩摩白波という名前は知っています。
北東の尾根からの廃道との合流点を過ぎるとすぐに九合目。
ここまで来るとようやく急登から解放されます。御岳まではあと一登り。
なお九合目の標識は「ふ〜9合目、これが焼酎なら、わたしゃとっくにつぶれてる」
自分は酒を呑めないけど、薩摩白波という名前は知っています。
7:48 御岳(1181.5m)
ようやく御岳に到着するも強風の上にガスガスで展望無し。そして更に何か白いものが舞っていることに気付きました。
それが桜島の火山灰だと理解するのにちょっと時間が掛かりました。
ようやく御岳に到着するも強風の上にガスガスで展望無し。そして更に何か白いものが舞っていることに気付きました。
それが桜島の火山灰だと理解するのにちょっと時間が掛かりました。
8:14 妻岳三叉路(1020m)
下り基調のアップダウンが続いて妻岳三叉路に到着。復路の御岳への登り返しは頑張りどころだと覚悟を決めました。
ここからは右手の山腹道へ。
静まり返った高隈山山系を歩くのは正に至福の時間でした。
何よりクマが居ないことで、本当に心穏やかに歩けることが幸せでした。
普段「クマはどこに居てもおかしくない」と気を張って歩いてる、長野の登山者の率直な感想です。
下り基調のアップダウンが続いて妻岳三叉路に到着。復路の御岳への登り返しは頑張りどころだと覚悟を決めました。
ここからは右手の山腹道へ。
静まり返った高隈山山系を歩くのは正に至福の時間でした。
何よりクマが居ないことで、本当に心穏やかに歩けることが幸せでした。
普段「クマはどこに居てもおかしくない」と気を張って歩いてる、長野の登山者の率直な感想です。
8:40 スマン峠(1020m)
小刻みなアップダウンを経てスマン峠に到着。ここから大箆柄岳へ本格的な登りとなるはず。
ちなみにスマン峠は謝っているというわけでないことを、高隈山の案内板で後ほど知ることになります。
小刻みなアップダウンを経てスマン峠に到着。ここから大箆柄岳へ本格的な登りとなるはず。
ちなみにスマン峠は謝っているというわけでないことを、高隈山の案内板で後ほど知ることになります。
9:06 小箆柄岳分岐点(1100m)
高隈山の主要路だけあって、よく整備されて歩きやすい登山道です。
大箆柄岳の前にとりあえず小箆柄岳を踏んでおこうと、ここで寄り道に入ります。
分岐からはロープの垂れ下がった、足場の悪い急登が見えていました。
寄り道するのもちょっと気合が要りそうでしたが、天候回復待ちも兼ねて先に片付けます。
高隈山の主要路だけあって、よく整備されて歩きやすい登山道です。
大箆柄岳の前にとりあえず小箆柄岳を踏んでおこうと、ここで寄り道に入ります。
分岐からはロープの垂れ下がった、足場の悪い急登が見えていました。
寄り道するのもちょっと気合が要りそうでしたが、天候回復待ちも兼ねて先に片付けます。
9:20 小箆柄岳(1149m)
地形図で想像していたよりも随分メリハリのあるアップダウンでした。
小箆柄岳は数人立てば満員になりそうな狭い空間。でもこの頃から薄日が射すようになり、俄かにテンションが上がってきました。
地形図で想像していたよりも随分メリハリのあるアップダウンでした。
小箆柄岳は数人立てば満員になりそうな狭い空間。でもこの頃から薄日が射すようになり、俄かにテンションが上がってきました。
10:17 大箆柄岳山頂(1236.1m)到着!!
着きました!!
しかも自分の執念が届いたのか、登頂と同時にきれいに晴れ渡りました!!
朝からの微妙な空模様と降灰の中を歩いてきた苦労は報われました!
西側には降灰をもたらしている桜島が見えています。
御岳五合目からのCTは標準4時間とは僅差程度の4時間15分でした。
風は相変わらずやや強いけど、高隈山山系最高峰の眺望をできるだけ長く楽しんでいきたい。
着きました!!
しかも自分の執念が届いたのか、登頂と同時にきれいに晴れ渡りました!!
朝からの微妙な空模様と降灰の中を歩いてきた苦労は報われました!
西側には降灰をもたらしている桜島が見えています。
御岳五合目からのCTは標準4時間とは僅差程度の4時間15分でした。
風は相変わらずやや強いけど、高隈山山系最高峰の眺望をできるだけ長く楽しんでいきたい。
桜島の北岳から南岳へ。頂上部が比較的平らに見えるのが印象的でした。
現在活発に活動中の桜島は当然のように登山禁止で、山麓の湯ノ平までしか行けないとのことで行先から外しました。
なお昭和30年に桜島北岳にて、火山活動によって登山者の死亡事故が起こるまでは登山できていたことを今回の遠征の下調べを通して知りました。
近くの浅間山山頂もだけど、自分が生きている間に桜島にも登れる日が来れば至上の喜びです。
現在活発に活動中の桜島は当然のように登山禁止で、山麓の湯ノ平までしか行けないとのことで行先から外しました。
なお昭和30年に桜島北岳にて、火山活動によって登山者の死亡事故が起こるまでは登山できていたことを今回の遠征の下調べを通して知りました。
近くの浅間山山頂もだけど、自分が生きている間に桜島にも登れる日が来れば至上の喜びです。
高隈山山系の主稜線を引き返していきます。基本的に樹林帯の尾根なので、展望が開けているところはあまりないです。
でも小箆柄岳、そして御岳が樹林帯越しに近付いてくるのが励みになります。
この辺りで大分から来られた単独登山者の方とすれ違いました。
今日の山行中で出会ったのはこの方お一人のみ。用意良くしっかりマスクをされていました。
自分は基本的にマスクを使うことがなく、そして桜島の降灰までは考えが及ぶところではなかったです。
今日に限っていえばマスクがあれば良かった。下山後の温泉でしっかりうがいしておきました。
でも小箆柄岳、そして御岳が樹林帯越しに近付いてくるのが励みになります。
この辺りで大分から来られた単独登山者の方とすれ違いました。
今日の山行中で出会ったのはこの方お一人のみ。用意良くしっかりマスクをされていました。
自分は基本的にマスクを使うことがなく、そして桜島の降灰までは考えが及ぶところではなかったです。
今日に限っていえばマスクがあれば良かった。下山後の温泉でしっかりうがいしておきました。
12:51 御岳(1181.5m)
喘ぎながら妻岳三叉路から約30分で登り返しました。
期待どおりの晴天とはいきませんでしたが、朝とは違って展望は得られたので良しです!
風は相変わらずやや強いので長居はできず、限られた時間で御岳の眺望を楽しみました。
喘ぎながら妻岳三叉路から約30分で登り返しました。
期待どおりの晴天とはいきませんでしたが、朝とは違って展望は得られたので良しです!
風は相変わらずやや強いので長居はできず、限られた時間で御岳の眺望を楽しみました。
13:56 林道終点(770m)
登りはしんどい階段も下りはやはり速かった。テレビ塔から約20分で下りてきました!
数多のアップダウンを経てきたからこそ、平坦な林道に降り立った時の安堵感は何物にも越え難いものです。
登りはしんどい階段も下りはやはり速かった。テレビ塔から約20分で下りてきました!
数多のアップダウンを経てきたからこそ、平坦な林道に降り立った時の安堵感は何物にも越え難いものです。
鹿児島県内において、高隈山は屋久島の宮之浦岳、そして霧島山に次ぐ高山です。
桜島の標高(北岳:1117m)がイメージよりもだいぶ低く感じました。
そこまで意識して行先を選んだわけではありませんでしたが、自然に目が向いたのも必然だったかもしれません。
この高隈山登山から2日後には残る霧島山へと向かうことになります。
桜島の標高(北岳:1117m)がイメージよりもだいぶ低く感じました。
そこまで意識して行先を選んだわけではありませんでしたが、自然に目が向いたのも必然だったかもしれません。
この高隈山登山から2日後には残る霧島山へと向かうことになります。
山行中からある程度予想は付いていましたが、レンタカーに戻ってくると灰がワイパー周辺に積もっていました。
ウィンドウガラスに疵が付かないよう、自分の息で頑張って吹き飛ばしました。
レンタカー会社に電話してみたら、予定どおりの返却時刻であれば洗車不要とのことでした。
でも鹿児島では黒い車は降灰のたびに汚れが目立ちそうです。
ウィンドウガラスに疵が付かないよう、自分の息で頑張って吹き飛ばしました。
レンタカー会社に電話してみたら、予定どおりの返却時刻であれば洗車不要とのことでした。
でも鹿児島では黒い車は降灰のたびに汚れが目立ちそうです。
車を下界に向けて走らせていたら、ご覧のとおりすっかり晴れ渡りました!
ちょっと悔しい「下りたら晴れる」をやっちまいました!降灰の影響も短時間で解消されたようです。
天気は仕方ないので、高隈山の晴天の景色を観られたと気持ちを切り替えました。
それより大箆柄岳までの縦走といってよい行程、そして降灰で身体も装備も汗と灰まみれになったのは充実の証です。
高隈山の山バッジを購入後、鹿屋市街のゆたか温泉へ直行。
降灰の影響で楽しみだった露天風呂は休止していましたが、ようやくさっぱりしました。
この日は強風の影響で、予定していた神川キャンプ場(錦江町)でのテント泊は取り止め。
隣接する道の駅での車中泊に切り換えました。
明日は指宿温泉での砂蒸し風呂で英気を養い、明後日には今回の遠征最後の目標となる霧島山へ登ることになります。
ちょっと悔しい「下りたら晴れる」をやっちまいました!降灰の影響も短時間で解消されたようです。
天気は仕方ないので、高隈山の晴天の景色を観られたと気持ちを切り替えました。
それより大箆柄岳までの縦走といってよい行程、そして降灰で身体も装備も汗と灰まみれになったのは充実の証です。
高隈山の山バッジを購入後、鹿屋市街のゆたか温泉へ直行。
降灰の影響で楽しみだった露天風呂は休止していましたが、ようやくさっぱりしました。
この日は強風の影響で、予定していた神川キャンプ場(錦江町)でのテント泊は取り止め。
隣接する道の駅での車中泊に切り換えました。
明日は指宿温泉での砂蒸し風呂で英気を養い、明後日には今回の遠征最後の目標となる霧島山へ登ることになります。
装備
| 個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ねんどろいど(あおい・ひなた)
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感想
今回の鹿児島遠征において、開聞岳、霧島山と共に楽しみにしていた高隈山。
標高としては鹿児島県内第三位の高峰であり、多くの山々を抱える広大な山域として、
自分の馴染みである滋賀県の比良山系を想起させるものがありました。
御岳から大箆柄岳への稜線はアップダウンの連続で、かなり歩き応えあり。
また頭の高さに張り出した枝が多く、数度痛い思いをしました。ヘルメットの用意があれば良かった。
予報ほど天候は順調に回復せず、桜島の降灰を身をもって受けるおまけ付き。
でも肝心な大箆柄岳山頂だけはすっきりと晴れ渡り、高隈山山系の眺望を心ゆくまで満喫できました。
下山後は鹿屋のゆたか温泉で生き返り、最後の目標である霧島山へ気持ちを切り替えるのでした。
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