友人を連れてのつもりが一人で宝塚へ

- GPS
- 10:26
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 2,635m
- 下り
- 2,607m
コースタイム
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 10:26
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:阪急電鉄 宝塚駅 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題はなかった |
| その他周辺情報 | ナチュールスパ宝塚で汗を流した |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
|
|---|
感想
2025年11月23日(日祝)に全山縦走で12時間を切りたい友人と六甲全山縦走に挑戦した。もう一人別の友人も一緒に歩きたいと言っていたのだが,後方シンスプリントになったらしく,直前に不参加となってしまった。残念。11/23 は天気が良く,でも暑くなく歩きやすかったが,途中で友人がへばってしまい,高取山から先は一人旅となってしまった…。
前日,荷物を軽くするために風呂用の着替え等を宝塚駅のコインロッカーに入れに行った。そこでせっかくなので気になっていた焼き鳥屋に行ってみた。行ったのはあみや。値段はまぁあんなもんかもしれないが,なんとなく一串が小ぶりに感じた。どうしてもいつもの焼鳥のヒナタと比べてしまうから…。そこから阪急で三宮に行った。宿は東横イン三宮駅前。駅から少し歩けばいいが,つい駅の地下にあるスーパー(?)の飲食コーナーでワインと生ハム+チーズを楽しんでしまった…。最後に飲んだグラッパ添えのダブルエスプレッソもなかなか強烈だった。美味しかったけど…。
翌日,神戸三宮発 4:57 の始発で新開地に行き,山陽電鉄の始発で須磨浦公園駅に向かった。実はいつの頃からか山電の始発は高速神戸駅発になっていた…。高速神戸駅から乗ればよかった…。須磨浦公園駅に着く前に登山の準備をしておいた。ソフトシェルとペラペラのウィンドブレーカーに替え,ストックを伸ばし,GPSロガーをONにした。そして,まだ真っ暗だったのでヘッドライトも装着しておいた。駅ではトイレに寄ってから改札を出た。友人はすでに車で送ってもらって駅前に来ていたので,すぐに出発した。
須磨浦公園駅を出発したのは 5:34 だった。個人的に調子がよかったみたいで,須磨浦公園を登りきってもいつもよりラクに感じた。友人は下りが弱いので登りを少し早く歩く作戦にしてみた。平坦な場所は小走りを続けた。高倉台の旧KOHYO前で友人は飲料を買った。私はまだ余裕だったのでそのまま通過した。栂尾山の400段階段を登りきったところで友人がしんどいと言いだした。この間東六甲を半縦走した時は登りでは友人の方が速いぐらいやったのになぁ…。横尾山の山頂でも少し友人が遅れ気味だった。そこで少し嫌な予感がしだした…。
須磨アルプスもなんとかこなし,横尾団地の住宅地の中を歩いて横尾中学横を目指してる時にワラーチで颯爽と走る人がいた。これは Kumaさんか?と思って声をかけると Kumainkobe さんだった。クマのTシャツを着て走っていた。速かったなぁ…。その時にヤマレコの知り合いの訃報を聞いたが,その時は全然わかっていなかった…。後で Kumainkobe さんのヤマレコを見てやっと理解できた。遅すぎ…。ただ,一回とはいえ一緒に山を歩いた人の訃報は悲しい…。
妙法寺小学校前の交差点のところで友人が2本目の飲料を買ったのだが,新1000円札が使えない販売機でしばらく友人は手間取っていた。その間に体が冷えてしまった。あれは寒かったなぁ…。そこで気を取り直して高取山に向かったが,序盤のつづら折りを登っている時に友人がへばってしまった。足はだるいし,気分も悪くて吐きそうといい出した。これはどうも全山縦走は無理っぽい,となり,そこで友人は離脱してしまった…。となると,私一人になる。私も六甲全山縦走大会のボランティアの後にひねった右足首が気になっていたのでどうしようかと思ったが,友人が「あとは頼む!」と言うので,せっかくだしと思って宝塚を目指すことにした。まだ秋に縦走できてないし,右足首以外は結構調子良かったし…。
高取山では高取神社で縦走の安全を祈願しておいた。また安井茶屋横の公園のトイレに寄っておいた。思ったよりも涼しかったのでそこまで逼迫してなかったけど,老廃物の排出のためにもトイレには定期的に行くべきと思って行っておいた。そこからは無心に歩いた。鵯越駅に着いたのは出発から2時間51分後の8:25だった。そこでアクエリアスを2本買った。その先は走れそうなところはずっと走ってみた。菊水山の登りはいつものようにしんどかったが,鵯越駅から47分,出発から3時間40分で着けた。まあまあ調子ええやん,と思った。しかしいかんせん右足首がねぇ…。天王吊橋は菊水山山頂から16分かかった。ま,そこはそんなものかもしれないが,いつもよりも急な下りが下りにくかった。
鍋蓋山の登りはこれまたいつものようにしんどかった…。途中で年配の女性ペアにがんばってと声をかけられた。やはり六甲全山縦走挑戦にはそれなりの敬意を払われるみたい。鍋蓋山山頂は出発から4時間21分だった。これはがんばれば市ヶ原に5時間切れるなぁ,と思った。そこでその先の緩い傾斜のところは走れるところは走っておいた。しかし,右足首を気にしていると全然スピードがでない。市ヶ原への縦走路そばの紅葉がきれいで写真撮ったりしてたけど…。やはり日光が透けた紅葉はきれいやったねぇ…。縦走路を見上げる紅葉がいい感じやねん,これが…。大龍寺の駐車場のところでアクエリアスを1本追加しておいた。市ヶ原の櫻茶屋前へは結局出発後5時間2分で着いた。ま,よしとしよう。櫻茶屋さんでは挨拶をして,ポカリスエットを1本買ってから出発した。
市ヶ原から摩耶山掬星台まではかなり疲れていた。でも不思議と足はあがった。やはり4週続けて20kmほど歩いていたからか? 掬星台に着いたのは市ヶ原から1時間12分後だった。ちょっと遅いなぁ,と感じた。出発からだと6時間4分。6時間は切りたかったが,ま,こんなもんでしょ。摩耶山掬星台ではトイレに寄っておいた。これもルーチンやね。そこからはさぼってアゴニー坂はパスして神戸市立自然の家までまで車道沿いを走った。とても遅かったけど,一応走っていたと思う…。自然の家から三国池下への登りもいつものようにしんどかった…。しんどいところばっかりや…。三国池下で車道沿いに出た時はほっとしたねぇ…。
摩耶山の出発がスタートから6時間10分だと思っていたので (概算で 5:30 に出たことにしてた),がんばれば10時間ちょいで行けそうと思った。そこで三国池下から丁字ヶ辻までも少し登りが緩くなったら小走りしてみた。丁字ヶ辻の先,藤原商店前ではスポーツドリンクを買った。キリンのやつやったと思うけど,あれは飲むと喉が乾いた。なんでやろね? 藤原商店から六甲ガーデンテラスまでも緩めの登りや平坦なところではできるだけ走った,はず…。その先はただひたすら前に進むことだけを考えていた気がする。東六甲縦走路の入口から宝塚の宝来橋南詰までは2時間を目処にしている。東六甲縦走路に14時に入れれば,16時にゴール,が見えてくる。なので摩耶山掬星台から東六甲縦走路の入口まで2時間20分でいければ16時前に着け,10時間半を切れる。今回はガーデンテラス出口の時点で 13:12 だった。概算でそこから35分で一軒茶屋付近,そこから10分ほどで東六甲縦走路の入口に行ける。なので結構かつかつだった。足の痛みがなければもう少しマシかもしれないが,今回はひたすら我慢だった。
一軒茶屋前に着いたのは13:44だった。なんとか東六甲縦走路に14時前に入れそうだった。でも飲み物が少なくなっていたので,一軒茶屋横の自動販売機で水を買っておいた。東六甲縦走路には 13:55 に入れた。やっぱり一軒茶屋から10分ほどだった。その先は不安だらけだった。なにせ右足首のせいで急勾配の下りがいまいちだったので。元気なら東六甲縦走路に入ってから船坂峠まで 25分でいける。今回もがんばってみたが 28分かかってしまった…。ちょっと不安…。
船坂峠からはがんばって前を歩く人についていってみた。結構ひっぱってもらえたと思う。大平山の林道に出たのが 14:40。小走りすれば6分ほどで抜けられるはず。その先大谷乗越まで 10分。そうすれば 15時までに塩尾寺までの最終の山岳区間に入れる。大谷乗越から塩尾寺までは普通なら40〜45分やけど,小走りすれば35分。そしたらなんとか16時には着けそう,となった。なのでその先もできるだけ頑張ってみた。右足首がどうなっているかはもう気にしないことにした。大平山の林道区間を5分ほどで抜け,大谷乗越まで9分で下ったみたい。大谷乗越を通過したのは14:54 だった。5分余裕ができたことになる。その先はずっと小走りしてた気がする。いつもなら歩くような緩めの登りもかなり走り続けた(と言っても遅いけど…)。そして 15:31 になんとか塩尾寺にたどり着いた。大谷乗越から37分だった。うーん,ちょっと遅いなぁ…。
塩尾寺から宝来橋南詰までも遠い…。いつも六甲全山縦走で一番しんどいのは塩尾寺から宝来橋南詰までと思っている。車道やけどなにせ傾斜がきつい。踏ん張るには太ももに負担がすごいし,かと言って小走りするのも辛い…。今回はキャノンボールランのスタートになる広場まで10分,そこから川沿いまで10分,そこから10分でゴール,としてみた。実際には広場まで9分だった。川沿いまでも10分弱だったと思う。たしか 15:48ぐらいだったので。右足首負傷の割には頑張った,と思う。その先は多少傾斜が緩いのでずっと小走りを続けたが,そうなると人間欲が出てくる。東六甲縦走路に入ったのが 13:55 だった。となると 15:55 までにゴールできれば東六甲縦走路に入ってから2時間を切れる…。ということで,最後の最後まで結構頑張ってしまってた…。最終の平坦な区間は必死になって走ったし…。
そして無事 15:54 に宝来橋南詰に到着した…。おつかれ〜
友人に託されたから,ということで頑張ったら10時間半を切れてしまった…ははは。やりすぎ…。足の調子がよければ10時間切れたかもなぁ,とも思うがさすがに右足首が治るまでは次は我慢かなぁ…。宝来橋南詰に着くと,いつもならナチュールスパ宝塚に直行するが,今回は宝塚駅のコインロッカーに着替え等を入れているので,とりあえず宝塚駅に向かった。宝塚駅前の宝塚歌劇の銅像前に着いたのは16時ちょうどだった。いやぁ,長かったねぇ…。コインロッカーの荷物を出してとぼとぼとナチュールスパ宝塚に向かい,汗を流しておいた。温泉でさっぱりした後はビールを飲みたくなった。今回は一人居酒屋の気分じゃなかった。駅前のソリオの地下を歩くとカツ重が目に入った。目に入ると食べたくなる。そこでトンカツ屋に入った。でも,結局はおろしローストンカツを食べてんけどね…。トンカツ屋では瓶ビールとローストンカツを食べたが,もう少しなにか欲しかったので単品でエビフライも食べてしまった…。
今回は12時間を切りたいという友人を宝塚にお連れする予定が,結局ほぼ単独での六甲全山縦走になった。高取山の登りの途中から一人だったので,できるだけ頑張ってみたら10時間半を切れた。やっぱりそれなりにトレーニングしたらそれなりに歩けるなぁ,と思った秋の1日だった。ちなみに右足首はテーピングいっぱいしていたからか,特に良くもならず悪くもならず,という感じやった。
matsup











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