山行記録: 黒斑山

記録ID: 9005706

全員に公開

積雪期ピークハント／縦走

志賀・草津・四阿山・浅間

黒斑山

2025年11月29日(土) [日帰り]

群馬県長野県

gakuzaemon その他3人

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 05:47
距離: 8.4km
登り: 625m
下り: 626m

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歩くペース

標準

1.1～1.2

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 4:45
休憩: 0:59
合計: 5:44

距離 8.4km 登り 625m 下り 626m

8:10

2分

スタート地点

8:12

8:13

17分

車坂峠

8:30

30分

車坂山

9:00

9:01

35分

コマクサ展望台

9:36

9:46

2分

槍ヶ鞘

9:48

5分

中コース分岐

9:53

10:02

19分

トーミの頭

10:21

10:30

25分

黒斑山

10:55

23分

蛇骨岳

11:18

11:37

21分

蛇骨岳標柱

11:58

12:08

22分

仙人岳

12:29

12:31

5分

蛇骨岳標柱

12:35

12:36

22分

蛇骨岳

12:58

12:59

11分

黒斑山

13:11

2分

トーミの頭

13:14

44分

中コース分岐

13:58

高峰高原ビジターセンター

天候	快晴
過去天気図（気象庁）	2025年11月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車高峰高原ビジターの駐車場には雪あり、道中は雪なしアクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	チェーンスパイク使用
その他周辺情報	高峰高原ビジターセンターのトイレは8:30からです。下のスキー場のトイレが案内されてました。車で行った方がいいかと天狗温泉、1000円、ブタさんは体調が悪く,あまり出歩いてないようです。

写真

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2025年11月29日 08:06撮影 by PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

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11/29 8:06

2025年11月29日 09:57撮影 by Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi

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11/29 9:57

2025年11月29日 09:57撮影 by Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi

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11/29 9:57

2025年11月29日 10:01撮影 by PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

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11/29 10:01

2025年11月29日 10:02撮影 by PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

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11/29 10:02

2025年11月29日 10:11撮影 by PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

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11/29 10:11

2025年11月29日 10:15撮影 by Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi

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11/29 10:15

2025年11月29日 10:26撮影 by Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi

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11/29 10:26

2025年11月29日 10:26撮影 by Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi

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11/29 10:26

2025年11月29日 11:58撮影 by Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi

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11/29 11:58

2025年11月29日 15:20撮影 by Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi

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11/29 15:20

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

Redmi Note 13 Pro+ 5G Xiaomi

感想

gakuzaemon

麓の集合場所。山頂はガス。最悪の予感は、すぐに冗談に変わった。「ダメかもね」と笑いながら、すき家で朝定食を胃に流し込む。この軽薄さが、俺たちを日常に繋ぎ止める鎖だ。
　ビジターセンターに向けて車をグネグネと上げると、ガスがなくなり快晴。駐車場では雪あり、
トイレは8:30からなので、スキー場のトイレの往復。無駄な時間。だが、誰も焦りを口にしない。
ただ、黙って互いの装備を確かめる。そして、登山道へ。
　四つの足跡が重なっていく。誰もが口を閉ざしている。その沈黙が、連帯だ。途中で、ザックからチェーンスパイクを取り出す。カチャリ。金属音を響かせ、装備を固める。無言の合図で、この先の試練への覚悟を共有する。
　ガトーショコラ。森林帯を抜けた時、誰もが立ち止まった。浅間山。あの威圧的な景色を、四人同時に浴びる。四人が、同じものを、全く違う孤独の中で見つめている。互いの肩越しに、その巨大な塊を見る。
　トーミの頭へ、黒斑山へ、そして蛇骨岳。荷物をデポし、仙人岳へ向かう。誰も「辛い」とは言わない。誰かが遅れれば、自然とペースが落ちる。言葉はいらない。この連帯感こそが、この山行の唯一の希望だった。
　下山コースは景色など、もうどうでもいい中コース。四つの影が、淡々と雪と土を刻む。下山後の、あの茶色の温泉のことだけを考えて進み駐車場到着。