逗子の大峰山(おおみねやま)に朝早く登れば富士山が見れるか、および、平日はトイレ撤去工事のため通行止となっている葉山教会から山頂までの登山道を避けて仙元山に登れるかを確かめた。こちらの日記が詳しいです。

【登山道情報】神奈川・葉山町※平日のみ…11/17月〜26/1/28水 仙元山ハイキングコース 葉山教会前〜展望場通行止め
https://www.yamareco.com/modules/diary/737982-detail-377808

○大峰山の絶景を求めて

過去に2回くらい? 夕方に登った事があるが、海のすぐ北が山という地形もあり、冬の寒い朝に行けば絶景間違い無しと見当を付けた。

○運転手不足時代の新常識：京急バスの時刻がHPで確認できない

逗子駅発着路線の運行について
https://www.keikyu-bus.co.jp/info/2025/1119_3736.html
就労困難者が増加したため、下記系統は2025年11月28日(金)から、一部便の運休による運行回数の減便で運行いたします。

とあるが、肝心の間引かれるバスが何時発なのかHPに書いてない。電話で聞けと。そんなに「出たとこ勝負」なのか、HP書ける人が居ないのか。

○笹崎のバス停

京急の逗子・葉山駅から京急バスで15分の260円で着くのだが、最高ですね。食べ飲み物を持ち込んで宴会でもしたくなる。高級な眺望レストランでも、海と富士山と街並みが愛でられる所って稀では。逗子や葉山だと珍しくないのかな。ここで2時間くらい過ごしてもいいかなと思ったが、気温が上がり海から水蒸気が上がると視界が悪くなるので(大気の温度に差が生じると屈折率が変わる、の方が大きいかも)早く行かないと。

なおバス停には自販機は無い。東隣が漁協で、そこにある。

○大峰山へ登る

登山道ではなく、本当に階段が続く。これがキツいと思うなら階段を登り降りするトレーニングが足りない。でも三浦半島を縦断し疲れた体で大峰山も、となるとキツいか。朝なら元気。大峰山だけなら、スニーカーでも行けそう。ぜんぜん登山しない人で登りきれるか…どうだろう。

仲間と来たら展望デッキで写真でも撮っては。私のスマホのカメラだと、アイリスを顔に合わせると背景の山が白潰れし、山にアイリスを合わせると顔が真っ暗になる…どうしたらいいのか。γ特性が弱いのか? いや、単純に晴れてる日に朝日を浴びた山や空が明る過ぎ、顔は山陰で直射日光が当たっている訳ではないから光量に差があり過ぎなのだろう。山と人は別撮りして写真加工ソフトでも使って合成すると良いかも。

大峰山はお勧めですね。この後は三浦アルプスに行くけれど、ここ程の眺望は望めないと知ってて行く訳で複雑な気持ち。関連記事は以下。

はやま三ヶ岡山緑地のご紹介
https://www.hayama-park.com/about/index02.html

山も海もある！はやま三ヶ岡山緑地のお手軽ハイキングコースをご
案内
https://www.bepal.net/archives/311645

○なんと大峰山も通行止めになるとの情報

園路階段改修工事のお知らせ
https://www.hayama-park.com/news/HP.pdf

あじさいコース：令和8年1月8日〜3月6日(予定)

つつじコース：令和8年3月9日〜未定

古くなった園路階段をなおす工事を行います。

工事中は「あじさいコース」と「つつじコース」を通行止めとさせていただきます。

だそうです。「なんで現地の公園に何ら掲示してないのか？」と謎。

○仙元山は敗退

雪山はやらない私が冬季の練習登山に好む三浦アルプスだが、仙元山の山頂のトイレ撤去工事で逗子側の葉山教会から山頂までの登山道が平日は通行止めになっている。


こうなると三浦半島縦断ができず非常に不都合なので、何とか平日でも工事箇所を迂回して登れないかと考えた。ヤマレコの地図には無い登山口を見つけ登頂を試みたが駄目でした。「Y」の字を逆さまにした感じで、別の登山口から登っても山頂より100mほど手前で合流し作業員の方々がブルドーザーを動かしている箇所に出てしまう。邪魔はできないので藪漕ぎすればと思ったがハード過ぎ＆植生も痛めそうで撤退。ヤマレコの記録上は仙元山に登頂と判断されているが手前でウロウロして引き返しただけ。

西側からは登れないので北側から登れないか試みた。地図を見ると大片瀬山なるピークを通る筈なのだが、道はなく「少なくとも私では無理」と断念。そもそも「ここって登るのは相応しくないんじゃ?」感が。

仙元山に登れなかった。以降の登山計画は瓦解。さらに阿部倉山への登山口まで近道できないか行ってみたが行き止まりで時間をロス。家に帰るには早いし、担いだ水や食料にほとんど手を付けてないから、テキトーなコースでピクニック風のハイキングとするか。

バスの時刻なども調べていないので(風早橋から川久保って乗り換えないと着かないような)面倒＆ヤケになっていきあたりばったりに歩く。

計画を立て直すか…でもギガが足りない。ヤマレコはルートを変えると地図を再ダウンロードしに行く動作をするので。あぁ、ローソンを通った所でローソンWi-fi使えば出来たな…

敗因：工事してると判っていたのに登れなかった時の代替コースを考えてなかった

セブンイレブン→阿部倉山→二子山→東逗子駅なら何度か歩いてるから計画立てなくても問題無いだろう。三浦半島縦断は叶わなかったが、好天に恵まれ気持ち良く歩けた。

○次は？

再挑戦(平日に仙元山を強行登山)は厳しいな。

・大峰山から東南に降りて「旧役場前」のバス停から葉山町クリーンセンターまで歩いて南尾根の登山道に復帰、観音塚から乳頭山方面へ
→これだと登山というより葉山の街並み散策っぽいなぁ。

・大峰山を降り「旧役場前」のバス停から「大楠芦名口」にバスで移動、百低山の大楠山へ
→好都合だけど個人的に大楠山って登ってもツマラネな印象、かつ、大楠芦名口コースは「遠足コース」っぽい。下山し大楠登山口から、またバスというのも。

大楠芦名口コース
https://www.cocoyoko.net/guidemap_pamphlet/oogusuyama-asina.html

・あくまで平日に逗子方面から仙元山に登るルートを探る

・土日は通れるので、その時に行く。

◎余談

京急バスの言っている就労困難者って意味が違うような。身体・知的・精神障害の程度が重く、軽作業(小さい子供でも出来るような仕事を訓練して行う)も無理な人を言うので、京急バスの運転手に就労困難者が増加とは? 凄惨なパワハラで精神を病み「私は誰?」状態とか大怪我で寝たきりとか、そんな人が続出してるのか…恐ろしや。「北斗の拳」みたいな会社だったのか。

藪漕ぎで枯れた笹を右手でパキッと折った際に振動が小指に伝わり「痛ってぇ〜！」と。今だに箸程度の太さの枯れ笹が痛くて折れないとは…本当に骨折してないのかと思いつつ、レントゲンで影は映らなかったのだし、と思い直す。11月7日に高尾山でコケて受傷した小指の打撲、ちっとも治ってないような。

三浦アルプスは「マウンテンバイクは無理だろ」な登山道がほとんどだが、二子山山系はマウンテンバイクのコースとして利用されているようで愛好家がクラブを作っている。前回は三人組とすれ違ったが今回は見かけず。結局、三浦アルプスは熊はいないがイノシシ、マムシ、ハチ、マウンテンバイクが出る。

同性婚の判決全文は以下。個人的には、日本は国連で「性的指向と性自認に関する国際連合宣言」の共同提案国なのにG7で唯一、同性カップルを法的に何ら保護していない現状を「合憲」としていいのか…戸籍の性別を変更すれば法律婚を認めてるのに? と。

令和 6年（ネ）第1861号 「結婚の自由をすべての人に」訴訟控訴事件
https://www.call4.jp/file/pdf/202511/485cd3e00eceac1ef97256024ad39a25.pdf

私としては、今の世界では非とされる性的指向に対する差別やヘイトを、文化・伝統・習慣などと称して正当化する考えは嫌だなと。例えば産経の主張は、判決内容を読んでないのだか故意に曲解してますね。例えば婚姻の自由は憲法の文面では異性について認めているとしても、同性婚またはパートナーシップ制度を法律で認める事を禁止するものではなく、判決はむしろ法整備を促している位は一読すれば解る。それを、ほぼ不可能な「憲法を改正しろ」とは問題のある論法。
https://www.sankei.com/article/20251204-YHOCK7NN2FKBJOS3T5JSCMEW7Y/