甲斐駒ヶ岳直登ルート→帰りはまさかの失速・・・


- GPS
- 09:20
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:19
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八合目で分岐する箇所があります。八合目からの直登ルートは自分の体より大きい岩を超える箇所がいくつかありボルダリングをしているようでした。指先や上腕に自信のない方は右側の通常のルートをお勧めします。特に身長の低い子供は避けたほうが良いと思います。 |
その他周辺情報 | 仙流荘で日帰り温泉 大人600円 子供300円 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
GPS
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
コンロ(1)
ガスカートリッジ(1)
コッヘル(鍋)(3)
カメラ(1)
|
備考 | 持って行けば良かったのは解熱鎮痛薬 |
感想
梅雨の合間の甲斐駒ケ岳
梅雨の合間の3連休。天気図とにらめっこした結果、最終日に登山を決行することになりました。本当は初日か2日目に行きたかったのですが、仕事や学校の都合もありやむを得ません。
結果的に18日は最高の快晴。遠くには乗鞍岳や槍ヶ岳まで望むことができました。(どうやら東海地方は、この日まさかの梅雨明けだったそうです…笑)
前夜は仙流荘で車中泊。始発便に乗ろうと張り切りすぎ、早起きしたことが後々のトラブルの原因になるとは、この時は想像もしていませんでした。
始発便に乗れた我々は6:30過ぎに北沢峠に到着。北沢峠から双児山経由で甲斐駒ケ岳をピストンする計画です。いつものように、ほぼ人並みのペースで徐々に標高を上げていきました。双児山、駒津峰と目先の目標をクリアし、順調そのものでした。息子は「俺、日本中の山に登れるかも!」と勇ましくも少し大胆な発言をしていました。
八合目の六万石で軽く休憩。標準の巻き道(右側)と直登ルート(左側)がありましたが、現地の表示が分かりにくく、直登ルートを選択しました。息子自身も直登希望だったので問題はありませんでしたが、初めての方には注意が必要です。
直登ルートはボルダリングのような岩場が連続し、身長の低い方にはやや厳しいかもしれません。急ぐと危険です。例によって息子は軽々と岩を超えていき、私は「お~い!待ってくれ~~!!」と何度も叫ぶ羽目に。年齢のせいか、足も上がらず、指先や上腕の筋力にも不安が…テニスで鍛えているのですが、年には勝てません。ちなみに息子は6年生で身長170cm以上、軽々と登っていきます。
山頂は広く、四方八方の雄大な景色が望めます。富士山、北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳…眺望はまさに圧巻です。深田久弥が「日本百名山」で『甲斐駒ケ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう』と記していますが、その通りだと実感しました。
山頂で記念撮影を済ませ、食事を取ろうとしたその時、息子が「お父さん、頭痛いよ~」と訴えました。息子は寝不足になると頭痛を起こす体質があり、普段は気をつけているのですが、高学年になると訴えることも少なく、すっかり油断していました。山頂では睡眠を取ることもできず、下山するしかありません。
下山を始めると、徐々に症状は悪化。駒津峰を過ぎるころからは座り込む回数も増え、吐き気も訴えるようになりました。今回は鎮痛薬を持参していませんでした。何度も休憩を繰り返しながら、ソロリソロリと下山を続けます。最終バスの時間も気になる状況でしたが、途中で声をかけてくださった60代と思しき方からバファリンをいただき、徐々に回復。おかげでギリギリ16:00の最終便に間に合いました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
帰りのバスの中で息子は爆睡。仙流荘に着いたときには完全に復活しており、「もう山は嫌だ!」と言うかと思いましたが、そんなことはなく、帰路の中央道で見える甲斐駒や北岳を見て大興奮。私は、息子が山嫌いにならずに済んで一安心しつつ、二人で楽しく帰路につきました。
改めて、甲斐駒ケ岳の魅力に惚れ込みました。またぜひ訪れたい、素晴らしい山です。
コメント
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barolo1029さん、こんにちは!
息子さん、さらに成長していますね・・・
170cmですか!
うちの小6は145cmくらいだったと思います。
頭痛はつらかったでしょうが天気は最高で、山嫌いにもならず、よかったですね
夏休みはどこか行かれるのでしょうか。
「俺、もしかしたら日本中の山に登れるかも!!」って、親がついていけなくなるのもすぐですね・・・、うちも同じです^^;
お疲れ様でした〜!
mmkk さん。
ありがとうございます。無事に降りて来られてホッとしてます。
先日、息子はバスケのダンクシュートで手首を痛めました。その際、整形外科医から「成長線がはっきりとあるからこの子はまだまだ伸びるよ〜〜!」と、言われました。
もしかて、180cm以上いくのかも・・・。
中学校に行ったらバスケ部に入りたいらしく、そうなると簡単に山には行けそうにもありません。ですから、今年の夏は印象深い山を登りたいと考えてます。
その筆頭に上げられるのは、槍ヶ岳です。
立山でのキャンプも捨てがたいですね。
今だからこそ出来る事や時間、有効に使いたいですね。
双児山でお子さんの帽子を拾って渡した者です。
当日は天候・展望共に素晴らしく良かったですね。
ではまた、どこかのお山でお会いしましょう
rumomaさん
連絡下さってありがとうございます。
双児山での事、覚えてますよ。
まさか、現場でお会いした方がヤマレコを見てくださるとは・・・。
嬉しいです。
その節はお世話になりありがとうございました。
帽子探しで、足踏みするところでした。
また、どこかでお会いしたら気軽に声をかけてください。
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