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Yamareco

記録ID: 1088186
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳 文三郎〜地蔵尾根 美しい山容と峻険な岩稜

2017年03月19日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:29
距離
12.5km
登り
1,346m
下り
1,331m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:58
休憩
1:31
合計
7:29
距離 12.5km 登り 1,346m 下り 1,345m
6:42
120
8:42
8:48
79
10:07
10:08
19
10:27
10:32
1
10:33
10:34
1
10:35
10:51
3
10:54
11:06
22
11:28
12:13
3
12:16
32
12:48
12:52
78
14:10
14:11
0
14:11
ゴール地点
文三郎尾根にて右股関節を痛め、その後はゆっくりです。
天候 曇り時々晴れ、山頂付近は強風
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口林道から赤岳山荘駐車場。1000円。
コース状況/
危険箇所等
急坂の両尾根、滑落注意。
私は林道を歩いても良かったのだが、どうしてもパジェロが行きたいというので・・・赤城山の林道で鍛えているのでスイスイと。
2017年03月19日 06:16撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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私は林道を歩いても良かったのだが、どうしてもパジェロが行きたいというので・・・赤城山の林道で鍛えているのでスイスイと。
冬季は初めての赤岳。今日の上越山岳は悪天候、はるばる八ヶ岳方面に様子を見に来た。ぶらりと南沢から。
2017年03月19日 06:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
3/19 6:52
冬季は初めての赤岳。今日の上越山岳は悪天候、はるばる八ヶ岳方面に様子を見に来た。ぶらりと南沢から。
沢と雪が織りなすカオスの世界。静かな樹林帯を歩む。
2017年03月19日 07:24撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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沢と雪が織りなすカオスの世界。静かな樹林帯を歩む。
赤岳はガスの中。
2017年03月19日 08:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤岳はガスの中。
行者小屋前のテン場は賑やかだ。
2017年03月19日 08:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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行者小屋前のテン場は賑やかだ。
鋭い岩稜やルンゼが美しい。
2017年03月19日 08:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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鋭い岩稜やルンゼが美しい。
行者小屋から文三郎尾根を行く登山者。渋滞している。
2017年03月19日 08:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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行者小屋から文三郎尾根を行く登山者。渋滞している。
南を見ると阿弥陀岳。
2017年03月19日 08:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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南を見ると阿弥陀岳。
急登に取り付く。
2017年03月19日 08:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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急登に取り付く。
文三郎尾根分岐から阿弥陀岳を目指す登山者。
2017年03月19日 09:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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文三郎尾根分岐から阿弥陀岳を目指す登山者。
ガスる赤岳へ向かう。
2017年03月19日 09:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ガスる赤岳へ向かう。
横岳、硫黄岳方面。今日は景観は望まない。ぶらりと登る。
2017年03月19日 09:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
3/19 9:18
横岳、硫黄岳方面。今日は景観は望まない。ぶらりと登る。
本日のお楽しみ痺れる急登、文三郎尾根。階段状で歩きやすい。ただ残念なことに、道を脇に避けて撮影していたら股まで踏み抜いて右股関節を痛める。気のゆるみ。
2017年03月19日 09:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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本日のお楽しみ痺れる急登、文三郎尾根。階段状で歩きやすい。ただ残念なことに、道を脇に避けて撮影していたら股まで踏み抜いて右股関節を痛める。気のゆるみ。
アクシデントにより右腿が上がりにくいが、ピッケルを松葉杖の様にうまく使って登って行く。
2017年03月19日 09:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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アクシデントにより右腿が上がりにくいが、ピッケルを松葉杖の様にうまく使って登って行く。
赤岳沢の岩稜を登攀するクライマー。
2017年03月19日 09:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤岳沢の岩稜を登攀するクライマー。
振り返る文三郎尾根。
2017年03月19日 09:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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振り返る文三郎尾根。
日差しが温かい。
2017年03月19日 10:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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日差しが温かい。
八ヶ岳主脈にガスが流れていく。
2017年03月19日 10:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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八ヶ岳主脈にガスが流れていく。
険しい岩稜、地蔵の頭。
2017年03月19日 10:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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険しい岩稜、地蔵の頭。
美しい阿弥陀岳、中岳。
2017年03月19日 10:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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美しい阿弥陀岳、中岳。
分岐に近づくと風が強くなってきた。
2017年03月19日 10:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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分岐に近づくと風が強くなってきた。
分岐に何とか到着。右股関節の具合を確かめる。痛もうが痛くなかろうが、どちらにしても歩いて帰らなくてはならないので先に進む。
2017年03月19日 10:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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分岐に何とか到着。右股関節の具合を確かめる。痛もうが痛くなかろうが、どちらにしても歩いて帰らなくてはならないので先に進む。
見上げると強風とガス。
2017年03月19日 10:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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見上げると強風とガス。
権現岳、西岳。
2017年03月19日 10:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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権現岳、西岳。
キレット分岐に来ると岩場。
2017年03月19日 10:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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キレット分岐に来ると岩場。
トレースが脚幅しかないと思わない。山側、鎖の下にスペースがある。
2017年03月19日 10:24撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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トレースが脚幅しかないと思わない。山側、鎖の下にスペースがある。
トラバースから下を見る。小天狗方面。
2017年03月19日 10:24撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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トラバースから下を見る。小天狗方面。
赤岳山頂到着標高2899m。風が強い。そして非常に混雑していた。
2017年03月19日 10:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤岳山頂到着標高2899m。風が強い。そして非常に混雑していた。
山頂赤嶽神社祠から阿弥陀南陵。
2017年03月19日 10:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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山頂赤嶽神社祠から阿弥陀南陵。
記念に撮影。右股関節の痛みも忘れる。
2017年03月19日 10:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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記念に撮影。右股関節の痛みも忘れる。
北峰から南峰を望む。
2017年03月19日 10:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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北峰から南峰を望む。
北側は横岳、硫黄岳、天狗岳、手前は峰の松目、地蔵の頭
2017年03月19日 11:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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北側は横岳、硫黄岳、天狗岳、手前は峰の松目、地蔵の頭
横岳山頂付近。
2017年03月19日 11:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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横岳山頂付近。
火口部が平らな硫黄岳。
2017年03月19日 11:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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火口部が平らな硫黄岳。
東天狗、西天狗。
2017年03月19日 11:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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東天狗、西天狗。
稜線を歩む登山者、赤岳西壁。
2017年03月19日 11:10撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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稜線を歩む登山者、赤岳西壁。
文三郎尾根、中岳、阿弥陀岳。
2017年03月19日 11:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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文三郎尾根、中岳、阿弥陀岳。
赤岳展望荘、地蔵の頭。折角の広い急斜面なので、滑落対応練習をした。傍から見れば遊んでいるとしか見えないが・・・
2017年03月19日 11:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤岳展望荘、地蔵の頭。折角の広い急斜面なので、滑落対応練習をした。傍から見れば遊んでいるとしか見えないが・・・
振り返る急坂、赤岳南峰。
2017年03月19日 11:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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3/19 11:27
振り返る急坂、赤岳南峰。
赤岳西壁、阿弥陀岳。
2017年03月19日 11:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
3/19 11:27
赤岳西壁、阿弥陀岳。
風を避けて赤岳展望荘脇で昼食。今日は天ぷらそば。かき揚げと海老天ダブルで。
2017年03月19日 11:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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風を避けて赤岳展望荘脇で昼食。今日は天ぷらそば。かき揚げと海老天ダブルで。
赤岳山頂を見ながら食らう。
2017年03月19日 11:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤岳山頂を見ながら食らう。
地蔵の頭、二十三夜峰、日ノ岳。
2017年03月19日 12:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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地蔵の頭、二十三夜峰、日ノ岳。
振り返る赤岳山頂、県界尾根。
2017年03月19日 12:11撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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振り返る赤岳山頂、県界尾根。
赤岳展望荘。
2017年03月19日 12:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤岳展望荘。
地蔵の頭分岐。ぶらりと様子見でもあり、足が痛むので南沢ピストンで下山する。周回したかったが残念。
2017年03月19日 12:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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地蔵の頭分岐。ぶらりと様子見でもあり、足が痛むので南沢ピストンで下山する。周回したかったが残念。
ナイフリッジから赤岳。
2017年03月19日 12:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ナイフリッジから赤岳。
阿弥陀岳に向かうようにナイフリッジを歩む。風が強く右脚が痛むので転倒しないように。
2017年03月19日 12:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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阿弥陀岳に向かうようにナイフリッジを歩む。風が強く右脚が痛むので転倒しないように。
左横を見ると絶景。
2017年03月19日 12:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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左横を見ると絶景。
ナイフリッジ上で暫し眺める。美しい。
2017年03月19日 12:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ナイフリッジ上で暫し眺める。美しい。
正面には阿弥陀岳、中岳。
2017年03月19日 12:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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正面には阿弥陀岳、中岳。
急坂の地蔵尾根。
2017年03月19日 12:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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急坂の地蔵尾根。
振り返る。
2017年03月19日 12:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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振り返る。
地蔵の頭真下の沢。シリセードは流石に出来なかった。
2017年03月19日 12:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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地蔵の頭真下の沢。シリセードは流石に出来なかった。
色とりどりの登山者がいる行者小屋に下りてきた。
2017年03月19日 12:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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色とりどりの登山者がいる行者小屋に下りてきた。
見上げる赤岳。
2017年03月19日 12:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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見上げる赤岳。
見上げる横岳。
2017年03月19日 12:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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見上げる横岳。
駐車した赤岳山荘の氷壁。登攀の練習をしている。
2017年03月19日 14:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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駐車した赤岳山荘の氷壁。登攀の練習をしている。
裏にもう一つあった。
2017年03月19日 14:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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裏にもう一つあった。
下山後晴れていた。赤岳また来る日まで。
2017年03月19日 14:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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下山後晴れていた。赤岳また来る日まで。
着替えて帰路へ。そう遠くない日に周回を。
2017年03月19日 14:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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着替えて帰路へ。そう遠くない日に周回を。
帰りの林道は融けてドロドロのグラベル。
2017年03月19日 14:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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帰りの林道は融けてドロドロのグラベル。
帰路の八ヶ岳エコーラインから。
2017年03月19日 15:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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帰路の八ヶ岳エコーラインから。
撮影機器:

感想

 上越の山岳や北アルプスは悪天候予報の19日。
さてどうしたものかと思いを巡らせ、午後から晴れ予報の赤岳へ様子を見に行こうとぶらり計画。冬季は行ったことがないので楽しめそうだ。

 自宅がある群馬県前橋市から長野県茅野市美濃戸口へは八ヶ岳連峰を反時計回りに周回して行く。遠く時間がかかり、どうしても足が遠のいてしまう。
事情で車中泊や宿泊は出来ず日帰りが基本なので尚更。
先日の唐松岳同様、重い腰を今回は上げてみた。すぐ下すかもしれないが・・・

 美濃戸口へ駐車する気などさらさら無く、林道へ突入。私は歩いて行っても良いのだが、パジェロが赤城山で鍛えた走りを長野でも見せたいと言うもので仕方なく。
轍もあり雪も少ないので余裕。赤岳山荘に駐車。半分程度埋まっていた。

 装備して出発。ゲートからアイゼン装着。行者小屋までノーアイゼンでも行ける。
今日は様子見なので南沢から。下山は北沢からと思っていたのだが・・・
樹林帯は静かで非常に歩きやすかった。
途中でサングラスを拾い、先行者をスライドする度に聞いて行った。
6人目でビンゴ!持ち主に届けられた。諦めていたそうだったが良かった。

 行者小屋に着いた途端、色とりどり多数のテントと登山者が目を引く。
ガスガスの赤岳、横岳を見ずに素通りして文三郎尾根へ。
ただ文三郎尾根が渋滞している。団体が急登で詰まらせているのだ。
谷川岳天神尾根もそうだが、脇に避け先に行ってもらうことが難しいのだろう。
しばし様子を見てストックからピッケルに変えて登り始めた。

 なかなか楽しい急登。階段状にトレースがあるので余裕だなと登り、途中脇に避けて撮影していたら右脚がいきなり股まで踏み抜いた。体がのけ反り右股関節を捻ったようになった。なかなか脱出できず苦労したが、問題なのは右股関節を痛めたことだ。痛くて腿が上げられない。10分程度休んでマッサージして何とかピッケルを松葉杖代わりに使って歩けるようになった。
ここからはゆっくりと進むことになった。

 分岐に到着して再度確認するが、痛みは変わらない。どちらにしても歩いて帰らなくてはならないので先に進む。ただ周回は諦め、最短路で下山することにした。
分岐先からは強風。それほど寒くないので天然の面の皮バラクバラで充分。
赤岳山頂に標準CT並みでやっと到着。山頂は混雑していた。
サングラスを届けた男性に撮影してもらった。

 ガスガスだが習性で方位と山座同定は確認しておいた。
北峰へ移動し山荘や周囲を眺めて展望荘へ。
広く急な一枚斜面なので滑落対応練習を二回した。傍から見れば遊んでいるようにしか見えないが、私は本気で遊んでいたのだ。
風を避け展望荘脇で昼食。絶景を見ながら天ぷらソバを食べた。

 地蔵尾根から下る。下りでは多少足の痛みが楽になるので良かった。
距離は短いがナイフリッジがある。でも幅があり高度感もそれほどでもないので問題はない。ただ風が強いのと足が痛むので転倒に注意した。
左横をみると赤岳西壁が目の前。ナイフリッジ上で絶景を暫し眺めていた。
地蔵尾根は鎖場やハシゴが埋没し、一枚バーンの様になっていた。階段状にトレースがあるのでここも転倒しないように歩いて行った。

 再度賑やかな行者小屋に戻り、そのまま南沢で下山。予定の赤岳鉱泉北沢ルートは変更に。次の機会に。右脚をかばった左足甲の外側も痛み始め、短腓骨筋腱付着部炎が再発した。帰宅後冷やしてシップを貼った。

 様子見でぶらりと訪れた赤岳は天気が今一つだったが、阿弥陀岳は非常に興味をそそられた。次は登頂してみたい。
足のけがは自分の不注意。ただ冷やして一晩寝たらかなり良くなった。

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コメント

ヒドンホール怖いですね。
 growmonoさん、尾根脇のヒドンホールに落ちて右股関節を痛めた上で2899mの赤岳まで登頂、凄いとしか言いようがありません。帰宅して冷やしたら良くなったとのこと、良かったです。骨の1本や2本折れたとしても治るでしょうが、頭を打つと致命的なのでヘルメットはマストアイテムですね。数日前にかぐらでもノーヘルのスキーヤーが中尾根の北の森で木に激突して死亡しました。

2017年3月12日、神楽ヶ峰でスキーヤー(男性55歳)が木に衝突し防災ヘリで搬送されたが、頭を強く打っており、2時間後に死亡した。
•男性は仲間合わせて8人と一緒に12日朝から神楽ヶ峰で滑走していた
•11:30すぎ「スキーをしていた友人が木に衝突した」と警察に通報

決して他人事ではなく怖いです。ヒドンホールに落ちて出られなくなりお終いというパターンもよくありますから...注意しすぎるくらいで宜しいかと。

とにかくお互いに安全登山を心がけましょう!!!
hareharawaiより
2017/3/21 3:21
Beast Trap
 こんにちは、hareharawaiさん。
いつも閲覧、拍手、コメント頂きありがとうございます。

 阿弥陀への分岐先、最初の階段状の急登を上がったところに踊り場状の箇所があります。
そこで北側に見える岩稜を撮影していて、南に下がってたら踏み抜き、右脚を軸にして捻るようにのけ反りました。ハイマツがあるのでしょうね。仰る通りHideen Hole、落とし穴のように落ちました。ピックを叩き込み何とか脱出しました。
右脚の付け根横を押すと痛み、腿上げが出来ませんでした。

 少し休んでマッサージし、ゆっくりと杖を突くように登り始めました。
生命に別状ない怪我で救助や処置する必要などなく、どちらにしても歩いて帰らなくてはならないので、登頂だけはしようと先へ進みました。
天気が優れず風も強かったので、他の登山者の邪魔にならずに済みました。
遅い時間の出発でしたが、できれば横〜硫黄周回したかったので無念です。

 ヘルメットはスキー用、ロードバイク用を持っていますが、登山用は所有していないので、これを機に購入しました。仰る通り頭部のけがは致命傷になりがちです。
スキーやロードバイクで転倒し肋骨骨折は何度もあり、頭部のけがが今までなかったのはヘルメットのおかげかもしれませんね。ご助言ありがとうございます。
2017/3/21 13:25
ありがとうございました
サングラス届けていただいたの私です、大変ありがとうございました。
脚いためられながら凄いですね。
自分は普通に歩いているだけで足首が痛くなり、一杯一杯でした。
2017/3/22 21:48
眼鏡拾うも他生の縁
 こんばんは、hidetoshさん。
赤岳山頂では撮影して頂きありがとうございました。

 連れも愛用のswansのサングラスを朝日岳で落とし落胆していました。落とし主さんも困っているだろうと拾い、追いかけることにしました。少し早歩きで先行者を抜きつつ聞きまわり、6人目でhidetoshさんにビンゴしました。お届けできて良かったです。

 山頂でもお話しした通り、文三郎尾根で踏み抜いて股関節を痛めました。
急登なのでゆっくり行ってもおかしく思われなかったと思います。
次の日も山行予定があり帰宅後すぐに処置しました。
hidetoshさんは新潟県の方ですね。お隣です。谷川岳は月一程度で出没しています。
またどこかの山でお会いする機会がありそうですね。
2017/3/22 22:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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