雲取山・飛龍山縦走

- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,475m
- 下り
- 2,366m
コースタイム
奥多摩840-915鴨沢925-1050水場1055-1115堂所1125-1250ブナ坂1320-1345奥多摩小屋水場1400-奥多摩小屋1405-1450雲取山避難小屋-1451雲取山三角点
二日目
雲取山避難小屋535-三条ダルミ555-620狼平635-745北天のタル750-820飛龍山山頂-840飛龍権現900-930前飛龍山945-1030熊岳山1045-1115サヲラ峠1120-1200山王沢1210-1235丹波バス停1340
| 天候 | 強雨後、曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
※東京都側は、人気コースであり、危険箇所もなく歩きやすいコースです。 但し、ロングランです。 ※山梨県側は、人の手は入っていますが奥多摩の常識は通用しません。 経験者のみ単独OKかと思います。 初心者同士の山行は辞めたほうが無難です。 特に狼平を過ぎてから数個の桟橋が架かっており高度感もある上に雨上がりや夜露等、濡れていると滑ります。 |
写真
感想
フォトは此方から
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000025264301&owner_id=1744189
今年のGWから自称山ガールの妻に誘われてから一ヵ月半で雲取山にアタックしました。(20年ぶりの山屋改め山ボーイ復活ですwww)
思い立ったら吉日の私。
昔の道具もULじゃあないヘビードゥーティーな。
でも、まだまだ現役な道具とアヒル隊長同伴で雲取山に行こうかと思いたち、計画したのが土曜日の職場の休憩時間。
朝起きると予報以上な異常な雨音。
仕事の疲れもあるしどうしよう・・・・行くだけ行きましょうと出発。
奥多摩に着くと大ダワ林道通行止めの張り紙が・・・・・。
他の山かコースかそれとも帰るか、あたふた考えているうちに「塩」を忘れたことに気が付く。
たまたま近くにいたバスの運転手さんに開いている店を聞くと「何が欲しいの」「塩忘れちゃって・・・・」「どんぐらい欲しいの塩?」「ゆで卵、三個くらい」と伝えるとバスの乗務員待機室からビー玉くらいの包みしてくれました。
これもご縁、バスの運転手さんの乗務するバスにのることにwww
同じバスに乗った登山者は3人。
お一人は小河内ダムで降りました。御前山か三頭山かしら。
鴨沢で降りたのは、自分以外にお一人。このお方とは終始コースを付かれ離れずの山行になりました。
袖擦り合うも多少の縁ですね。
駐車場に3人組のパーティー。この方々とは避難小屋で一夜を共にいたしました。
さてさて、バス停向かいのトイレの裏からスタートです。
ゆっくりと坂道を登りまする直ぐ先に「七石山・雲取山行き」の指標があります。
そこを左に九十九ぎみに登ります。
コンクリートの道で高度を稼ぎます。
よいよ山道に入りますが少し歩くとまた車道に出ます。
バス停からは単独さん・3人組みのパーティーとすれ違いました。
車道も10分も歩かないうちによいよ本格的な登山口に突き当たります。
気持ちのいい登りをここ一ヶ月で鍛え上げた脚が高度を稼いでくれます。(たいしたことないw)。
危険な箇所や迷うようなことはありません。
水場を過ぎると前日の雨で腐葉土が泥濘、腐った道となりますがちょっと頑張れば堂所です。
ここまでくれば今日の仕事は終わりなはずです。たぶん。
今度は尾根の左側を登って行きます。
七つ石小屋への近道を横目でみつつ登ります。
七つ石を巻くようにブナ坂へ。
ブナ坂へ行くまではここが一番苦しいかもです。
ブナ坂では今回知り合ったヤマレコユーザーさんとお話をいたしました。
奥多摩小屋前に野営することと明日は飛龍へ行き丹波へ下るとの事で同コースなのでご挨拶。
一服して、さぁよいよ雲取アタック開始です。
終始ガスの中高度を上げていきます。
まずまずのペース。
ガスの水分と稜線を抜ける風が心地よいです。
思ったよりも早くヘリポートを発見。その先の「水場」の案内に従い奥多摩小屋直下の水場へ降ります。
水量は豊富で、給水してた時に靴からパッチまで濡らしました。
明日の丹波まで近くに水場はないので計3リットルを汲み雲取を目指します。
奥多摩小屋を越えるとかなりの急登になります。あせらずゆっくりとペースを乱さずに。水が肩に食い込みます。
ここで、山ガール2と山ボーイのパーティーを抜かします。山ガールの一人が私のザックが気になったようです。(店員さんらしいですwww)
ガスが濃いので気が付くと小屋の直下に到着していました。
荷物をデポし水筒を肩からぶら下げて山頂に行きます。1分もかからないですが。
山頂もガスが濃く展望は望めませんでした。
小屋の方から数人の声と扉を開ける音がしたので、鴨沢でお会いした3人パーティーさんも到着したようです。
一夜の共ですので、一先ずご挨拶へ。
夕食の時間はなぜか共にと行ってもあの広い小屋のなかで離れていましたが・・・ある意味贅沢な晩でした。
夕食の後、小屋の周りは鹿の楽園でした。
21時にはシュラフにもぐりこむものの夜中に目が覚めキジ撃ちならぬシカ討ちでしたwwwww
さてさて、二日目の朝ですがガスが濃くご来光は拝めませんでした。
荷物をまとめ掃除をし5:30になったので出発します。
3人組みパーティーの方々は奥多摩に降りるとのことでした。
お互いの安全を祈って。
雲取山頂から三条ダルミを目指し下ります。雰囲気が全然違います。
三条ダルミを過ぎて感じたことは、人の手は入っているが入りすぎていないこと、結構好きになりそうなコースでする
しばらく行くと桟橋が現れます。前日の雨とガスで濡れていてよくすべります。
岩場もすべり結構スリル満点です。笑い事ではないですね。
終始稜線の南側を巻くような感じですが、高度は稼いでいます。
北天のタルは非常に痩せている部分を下から見上げた感じなのでしょう。
北天のタルを過ぎ、しばらく行くと飛龍山の分岐に出会います。もしかすると見落とすかも知れません。
分岐から山頂までは踏み跡・テープも確りしています。
山頂での展望はありません。
写真を撮り即即と下ります。この下り石楠花の藪漕ぎになります。
根も露出しているのでスリップに注意です。
ヤマレコユーザーさんと「禿岩」を目指しますが見落としてしまったようですが、もう一度戻ってみるということで一時ヤマレコユーザーさんと別れます。
今回の目的は「雲取・飛龍制覇」を達成していたので・・・・・。
ここからは露出した岩を下ります。結構、急な下りです。
一度広々とした鞍部に降ります。また痩せた露岩と木の根の絡んだ小路を進みます。
最後は岩をよじ登るような感じでピークに立ちます。この次がどうも前飛山なようです。
展望が利き、大きな岩がある前飛山で一服していると火打石沢から上がってきた沢屋さんと出会います。通行止めのようにロープが張ってある岩岳尾根を下っていきました。
腰を上げサヲラ峠を目指します。前飛龍からはかなりの急な露岩帯を下ります。
しばらくすると気持ちのいい広葉樹の小路に変わります。
途中、雲取を目指す単独さんとすれ違います。
広葉樹の巨木が増え、尾根が広くなってきたら熊岳山も近いです。
熊岳山で口に物を少しいれました。休憩らしい休憩もしていないですし。
熊岳山からの下りも気持ちが良いです。
サヲラ峠の下りは、ガレ・ザレの連続です。
九十九折れの急坂にはトラロープが張ってありますが高度感がありすぎなくらいです。
そんな路を約20分で小広い場所「山王沢」に出会います。
足場の悪い急坂で膝がチョット悲鳴を上げていましたのでここで小休止します。
ここからは植林の中を下ります。
古タイヤを積んだ横を過ぎると猿・シカよけのゲートが3ツほど。
ここを出てバス停まで10分で今回の山行も終わります。
バスの時間もあったので温泉はあきらめ、バス停横の水場で汗を流してから近所の酒屋でよく冷えたビールでバスを待つことにしました。
今回の山行で感じたこと。
今年は無理だが来年当たりなら冬山もありかもです。
30年使っているストーブもコッフェルも20年使っている水筒も現役なんですから。
終始コースで一緒になりましたヤマレコユーザーさん、この場をお借りして「ありがとうございました」











楽しい山旅、何度もお邪魔してしまってスミマセンでした
いつも一人っきりで歩いているので、ある意味斬新でした(笑)
またどこかで会ったらヨロシクお願いします
ところで、MerrycocoKさんの後ろ姿・・・カッコよかったので勝手に写真撮っちゃったんです(笑)差し支えなければブログに後姿のせたいのですが・・・マズイですかね?マズければいいです
写真、載せてください。
で、僕にもくださいwwwww
コピります。4649
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