記録ID: 1167103
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ハイキング
奥秩父
飛龍山 * シャクナゲ咲く奥秩父の不遇の名山 *
2017年06月11日(日) [日帰り]
埼玉県
山梨県
ピアソラ
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:02
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,043m
- 下り
- 2,036m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:00
距離 23.0km
登り 2,043m
下り 2,048m
9:21
9:54
0分
露岩のピーク
12:18
12:20
90分
三条の湯
15:12
道の駅たばやま
※三条の湯−サオラ峠間のログが一部バグってます。
○ CT（標準） ： 11時間40分
○ CT（実績） ： 07時間30分 （休憩含まず）
○ CT（標準） ： 11時間40分
○ CT（実績） ： 07時間30分 （休憩含まず）
| 天候 | ○ 天気 ： 曇り 時々 晴れ。 ○ 風速 ： 普通（5m/s程度）。 ○ 気温 ： やや涼しめ（8℃くらい）。 ○ 視程 ： かなり短め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・4:15 {自宅} - 5:45 道の駅たばやま （高速利用：調布IC〜上野原IC） ○ 復路（約73km） ・16:10 道の駅たばやま - 19:00 {自宅} |
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇 登山口から丹波天平までは、コンスタントに登り坂が続きます。 〇 露岩のピーク直下から前飛龍までは、岩場の急登です。 〇 三条の湯からサオラ峠までは、緩やかな登り返しで、足に来ました。 また、やや荒れている印象を受けました。 〇 サオラ峠から丹波へと下る下山道は、崩落個所もある急な下り坂でした。 〇 要所に道標が立ち、トレースも明朗なため、道迷いのリスクは低いと思います。 〇 ただ、工程が長めなため、タイムコントロールと万一への備えは必須です。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ 確認した限りでは、以下にありました。 �� 道の駅たばやま �� 三条の湯（チップ制） �� 丹波BS (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 (3) 温泉施設 下山後、丹波山温泉「のめこい湯」に行きました。 「のめっこい」とは丹波山村の方言で「つるつる、すべすべ」の意味だそうです。 その言葉の通り、湯上り後には肌がすべすべになりました。 ※営業時間 ： 10:00 〜 19:00（最終受付：18:00）（木曜定休日） ※料金 ： 600円／人 ※参考HP ： http://www.nomekoiyu.com/ |
写真
道の駅たばやまに車を置かせて頂きました。曇ってますが、午後から晴れの予報。頼むよー、太陽！
登山口は丹波小学校の裏手に回ったところにあります。「山と高原地図」には『登山口がわかりづらい』とありますが、そうでもなかったです。
2
6/11 6:21
登山口は丹波小学校の裏手に回ったところにあります。「山と高原地図」には『登山口がわかりづらい』とありますが、そうでもなかったです。
飛龍山（ひりゅうさん：2077m）の大きさを思い知るには、長大な天平尾根（でんでいろおね）から登るのが良いと考え、丹波天平（たばでんでいろ）を目指します。
3
6/11 6:48
飛龍山（ひりゅうさん：2077m）の大きさを思い知るには、長大な天平尾根（でんでいろおね）から登るのが良いと考え、丹波天平（たばでんでいろ）を目指します。
丹波天平に着きました！登山口から約700m標高を稼いだことになります。
とても山とは思えない平で不思議な空間。沢山の鳥たちが鳴き声を競ってました。
ただ、個人的にはその先にあるこっちの場所も不思議でした。森の中にぽっかり空いた広場のような空間でした。
なんとまだヤマツツジが咲いてました。季節を一つ遡ったようです。
熊倉山（くまくらやま：1624m）到着！ここまでずっと森歩きでほとんど展望はありません。そういえば、このあと雉（オス）に遭遇しました。
4
6/11 8:43
熊倉山（くまくらやま：1624m）到着！ここまでずっと森歩きでほとんど展望はありません。そういえば、このあと雉（オス）に遭遇しました。
露岩のピークに出ました。展望の乏しい今回の工程の中では貴重な場所です。辛うじて青空が覗いてますが、残念ながら、霞がかかってあまり遠くの山は見渡せませんでした。
3
6/11 9:40
露岩のピークに出ました。展望の乏しい今回の工程の中では貴重な場所です。辛うじて青空が覗いてますが、残念ながら、霞がかかってあまり遠くの山は見渡せませんでした。
やっと奥秩父主脈縦走路まで来ました。飛龍山の山頂は正面を登っていくのですが、、、
霞んで遠くは見られませんでしたが、それでも息を飲む景色でした。
ガスってますが、先週登った和名倉山（わなくらやま：2036m）方面も一応見えました。
満足したので、山頂へ向かうと、シャクナゲがこれでもかというほど咲いてました。
シャクナゲが一段落すると、ササの生い茂る立ち枯れ帯が現れました。なんか曇り空と相俟って幻想的です。
お分かりですか？この写真のど真ん中に鹿が映ってます。なんと今日遭遇したのはこれで6匹目です。
本日の本丸、飛龍山着っ！展望こそありませんが、引っ越し前にここに足跡を残せたことが嬉しいです。
僕が持っている「2014年度版山と高原地図」では山頂はどん詰まりになってますが、東側に縦走路へと下る明朗なトレースがありました。
1
6/11 11:18
僕が持っている「2014年度版山と高原地図」では山頂はどん詰まりになってますが、東側に縦走路へと下る明朗なトレースがありました。
縦走路を雲取山（くもとりやま：2017m）方面に歩いて行くと、こんな危なっかしい木橋が沢山ありました。
ここで、前飛龍（まえひりゅう：1954m）の辺りで撮り損ねたイワカガミに出会いました。
三条の湯。いつかお湯に浸かってみたいですが、今日のところはパス。
三条の湯からサオラ峠までの登り返し（約300m）が地味に効いてきました（汗）。
サオラ峠からは、露岩のピークでお会いしたハイカーの方（かなりの健脚の方です）と一緒に下山しました。いやー、長かったー。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
虫除けパッチ
|
|---|
感想
今回が東京に居る間に登る、最後の山になるかも知れない。
ということで、山田ガイド一押しの飛龍山に登ってきました。
（なお、嫁は平日に甲武信に登って来たばかりなので、残念ながらお留守番）
ガイドをして「もっと登られていい不遇の名山」と言わしめただけあり、
序盤は、人一人会わない静かな山歩きを楽しめました。
その代わりではないですが、登山開始早々5分で鹿の親子3匹に遭遇したり、
珍しい雉（オス）に出くわしたりしました。鹿に至っては最終的に6匹も見ました。
動物が多いのも、普段あまり人が入っていないが故なのかも知れません。
このまま誰にも会わずに山頂まで行くのかと思いきや、
やはり見頃を迎えたシャクナゲを放っておく筈がありませんでした。
誰にも会わなかった序盤が嘘のように、不遇と呼ばれた山の山頂部は
多くのハイカーの方々で賑わっていました。ちょっと安心（笑）。
特に山頂直下のシャクナゲが見事でした。
先週の和名倉山に引き続き、旬の時季に訪れることができて良かったです。
また、引っ越し前に足跡を残すことができたことを嬉しく思います。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
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toktok67 さん
日帰りでの飛龍山、お疲れ様でした。
私は、昨年三条の湯で前泊の山行でした。シャクナゲの咲く時期に再訪したいと思っていましたが、日帰りでは一寸自信がないので・・・。
旬の季節でのコース選定、お見事です。私も見習ってもう少し計画的な山行にしないと、と思います。
転勤されると、行く山域が違ってくるかも知れませんが、今後も、レコ参考にさせて頂きますので、よろしくお願いします。
hikeさん、こんばんは！
計画的だなんてとんでもないです。
この日も、実は雁坂峠〜雁峠の縦走を考えていたのですが、
天気が曇りがちだったのと帰りの中央道の渋滞に辟易して、
運転しながら急遽飛龍山に変更したのでした（笑）。結果オーライでしたが。。。
今でこそ転勤向けに購入したマイカーでアクセスするようになりましたが、
公共の交通機関だけでアクセスされることの多いhikeさんのレコは、
当時から大変そそられるものばかりでいつも参考にさせて頂いております。
中でも、秘密の花園はいつか行ってみたいものの一つです。
暫くは遠い山のレコばかりになるかもしれませんが、
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします！
当日一部ご一緒させていただきました MApG です。
このあたりは比較的地味な山域だと思っていたのですが、
この日は植物・動物ともなかなか見どころの多い１日でしたね。^^
前飛龍近くの露岩のピークで piazzolla さんに初めてお目にかかった時、
テンプレな いわゆる山屋スタイルとは全く違ういで立ちで（まさに山里を逍遥している青年）
しかも後に教えて頂いた実年齢よりも15才お若く見えたものですから、
すっかり御見それしてしまっていました。
山歩きもこなれてきてご自分のスタイルに戻られていらっしゃったのでしょうね。
ご一緒しているうちに、ん？・んえ？・ゥエッ？・ゲッ！ っと
ただもので無い事がだんだん伝わって来ました。^^;
ヤマレコで piazzolla さんが３年間とはいえ大変濃密な山の経験をされていた事を知り
「そーだったのかぁ...」なんて思っちゃいました。^^
集中力と言いますか熱中没頭すると言いますか。
もう年の私には眩しくも懐かしくも思えてしまいました。^^
大ブランクを挟んで３年前から山歩きを再開した私は１人でフラっと山を楽しんでおりますが、
piazzolla さんのような多才な方に出会える事も山の楽しみの一つになっています。
またどこかでバッタリお目にかかれる事を願っております。
MApGさん、こんばんは！
昨日は僅かな時間ながらご一緒させて頂き、楽しいひと時を過ごすことができました。
破線の岩岳尾根から登られたとお聞きした時点で、
「山慣れされてる方だなぁ」とは思っておりましたが、
その後の足取りの軽さにベテランの風格を感じ取りました。
この３年は山一色といっても過言ではないほど、どっぷりとはまってしまってます（笑）。
３年たって、音楽と同じで、登山にも色々なスタイルがあることを知りました。
体力系の人、スピード系の人、技巧派の人、地域密着型な人、日本全国隈なくな人、
百名山ハンター、縦走登山派、花好き、鳥好き、山ごはん好き、赤線繋ぎ、、、
そんな中、僕はまだ自分のスタイルというものが見いだせていないような
気がしてなりません。ただ、少なくとも「山っていいなぁ」と思えるものの一つに、
MApGさんが仰ったような、人との出会いがあると思います。
昨日がまさにそれでした。いつか、また、どこかで。
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