あぁ、20年ぶりの赤岳・・・断念、無念。。

- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,285m
- 下り
- 1,173m
コースタイム
赤岳展望荘630-720大天狗730-820小天狗825-1020スキー場-1030清里-1140甲斐大泉パノラマの湯
| 天候 | 1日目 曇り時々晴れ・山稜ガス時々晴れ曇り 2日目 山稜ガス強風・曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、美濃戸口にあります。 美濃戸口〜南沢経由、行者小屋 危険箇所、迷いやすい場所等ありません。 雨天増水時は注意が必要です。 地蔵尾根 このコースの核心部です。 階段・梯子・鎖場・トラバースあり 赤岳展望荘〜県界尾根 赤岳巻き道は、ガレ場・鎖場・階段・梯子あり。 小屋から10分ぐらいのところで雪渓上をトラバースします。高度感あります。 赤岳直登分岐より先、一枚岩の鎖場とザレ場 |
写真
感想
GWから始めた登山。憧れの北、中央、南、八ヶ。
来年は登ろうよと決めていた。
GWから略毎週、高度を上げたり難度を上げたりしてトレーニング。
景色を楽しむことも大切にしながら。
急遽、日月の連休が頂けたので、週末に予定を組んでみた。
八ヶ岳なら行けるかも!
天気はイマイチ。梅雨前線は待機中。
でも、今まで雨に負けていない。
雨天決行!! 降られたら、コースを変えればいいや。俺の人生よろしくw
昔を思い出し、松本行きの鈍行列車で揺られて行くことに。
茅野からはバスにゆられ、タケカンバの森の奥で下車。ここからは歩きです。
途中までは、幅広な無舗装の林道をあるきました。沢山の山ガールとすれ違い。
さあ、よいよ山道です。
まずは、沢伝いの小径を。踏み跡もテープも導くグリーンロープも確りしています。
沢を難度か渡歩し新しい大きな堰堤が見えると高巻くように。
また、しばらく歩けば沢筋に出ます。
流木が散乱しているあたりから涸沢になり、谷が広くなります。
突如開けた所が行者小屋に到着。
八ヶ岳へのトレッカーや下山途中の方々が昼食を取っていました。
ここから本日の核心部。地蔵尾根の急登です。
痩せた尾根は高度感が十二分。梯子あり鎖場あり。
落ちたら終わりのトラバースありな20年ぶりなんで、手に汗を。
はじめは、石で作った階段、ステップと角度が合わず苦労します。一番苦しかったところかも。
階段を登り、また石の階段。
梯子が二つかかったところを今度は。
その先のトラバース、久しぶりなのでビビリましたwww
お地蔵さんの先にガレて要る所あり。
気が付くと稜線上に。眼下に今登ってきたルートと先ほど休んだ行者小屋の屋根が。
地蔵の頭で記念写真を撮っていると横岳方面からすばらしい足取りの方が。
今夜お世話になる宿の常連さんでした。
目の前には明日アタックする八ヶ岳の主峰、赤岳が!
取付きの展望荘で今夜は一泊します。
山荘の手続きを済ませました。今夜は常連さんと自分と二人だけらしいとのことなので、「個室を使ってください」とのことでした。
この山小屋の名物の五右衛門風呂。これぞ「ゴクラク・極楽♪」でした。
風呂上りはやっぱり。赤岳と頑張った地蔵尾根に乾杯。
赤岳を見れば、二人降りてくるではないか・・・・。
この方々も今夜の同じ釜の飯仲間に。
晩御飯を食べながら皆さんと雑談。
その後は、皆さんお早い就寝に。
自分も2030には暖かいお布団に包まれ深い眠りにつきまた。
夜中に「地震かぁ」と目が覚めるくらいの強風。
一先ず、キジを撃ち「朝には止むでしょう」とまた夢の中へ。
結局、朝になっても風は強くなるばかり。
ガスも強く、今日のルートの検証に。
予定では、キレットを越え権現・三つ頭の縦走の予定だが、この天気なので・・・・。
「また、いかなきゃあ」って、理由ができました。
エスケープすることにしました。
小屋番さんも「美濃戸に降りるのが一番のオススメ」「それか県堺尾根を下りるか」とのことなので、今回の縦走計画は断念することに。
なにせ20年ぶり。
そして、GWからこの短期間でここまでこれたのですからそれだけでも山の神様に感謝しなくっちぁね。
なので、お二方のパーティーに同行させてもらうことにしました。
お邪魔いたします。
小屋から直ぐに巻き道の分岐。
這松のトラバースルートをしばらく歩きます。
小さな梯子、鎖、鉄桟橋を歩きます。
すると本日の核心「雪渓」に出会いました。
左手は、スットーんと落ちています。ガスで下が見えません。
20年ぶり、ここは流石に慎重にキックステップ。
でも、腰が引けててカッコ悪いでしょうwww
無事、雪渓を越え赤岳の直登分岐。
ここから長い鎖場が続きます。
ガレた所、一枚岩の所。
声を掛け合い順番に下ります。
最後の一枚岩を下りれば森林限界から脱出し強風をさけられました。
気持ちの良い林の中を気持ちよく下って行きます。
予定通りに大天狗へ。
着ている物を気温に合わせ変えます。
今まで花には興味はなかったですが、ご婦人が色々と教えてくれるので写真に収めました。
小天狗の手前の開けたところで正面に富士山がうっすらと。
「また、登りなよ」と言っているようでした。
小天狗の分岐で清里方面へ、よいよ今回の山行も終わりです。
大きな堰堤の脇をいくつか通過したところで、同行していただいたお礼にマキネッタでエスプレッソをご馳走させていただきました。
その後、スキー場の中を抜け、お二方が前日に真教寺尾根へ取り付く為に駐車した所へ。
清里まで、乗せていただくことに。
清里で、これから先の安全とまたどこかで再会の別れの握手をしました。
時間が、時間なので観光案内所で色々聞いたところ「清里の入浴施設は40分くらい歩くかバスか」いずれにしても結構無駄な時間がかかるので、甲斐大泉まで歩くことに。
甲斐大泉の駅側のパノラマ湯で山行の垢を落としました。
この場を借りて、赤岳展望荘の常連Kさん、お世話になりました。
赤岳から県堺尾根を同行していただいた、ご婦人と男性の方、名前も告げずまた、お名前も利かずに失礼いたしました。また、清里まで送って頂き感謝します。
一期一会、ありがとう。
そして、またリベンジすっからねぇ。
その他のフォトはこちらから
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000028226489&owner_id=1744189









いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する