【八ヶ岳】雷雨の大同心雲稜ルート制覇!!



- GPS
- 15:36
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,821m
- 下り
- 1,837m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 4:36
- 合計
- 10:04
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 5:41
天候 | 快晴のち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
数台しか残りなし。登山者多し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大同心沢はバリエーションルート。 大同心はクライミングエリア。 共に自己責任で通過してください。 |
写真
大同心の頭にガチャ着けた避雷針のような俺独り。
ピカっと同時に雷鳴。そして、足元に閃光走る!!
あっ、雷、落ちた!!
運良く、自分は無傷っぽい。
セカンドを降ろし、身の安全を確保。
雷雨で、身の確保優先したから、ガチャを残地していた。
と、よくビレイポイントみてると、岩にピンが刺さってる。昨日はビレイを少し上でしてたので、丁度、このピンの位置に足があった。雷は、このピンがスパークしたのかもしれない。
ピンがあって良かったのか、悪かったのか解らないが、とりあえずは無事だった。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
トポ
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
キャメロット
カム
|
---|
感想
赤岳展望山荘からの御来光
八ヶ岳(硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳)は数年前に縦走しているので、もっと面白いルートで縦走出来ないかと、ネットを検索していると、大同心稜ルートを発見。クライミングも多少してるので、大同心雲稜ルートにも興味をもった。
大同心雲稜ルートについては、先人のレコやネット上の記事を参考にイメージを膨らませた。
赤岳鉱泉からのピストンも考えたが、赤岳展望荘の五右衛門風呂が外せなく、大同心稜、大同心雲稜ルートからの赤岳展望荘泊にした。
翌日の工程はコンディションにより、赤岳を経由して帰るか、大同心を懸垂して、もう一度楽しむか、硫黄岳経由で帰るか、その時の状況で判断しようと思ってた。
装備品は極力軽くしたかったが、ザイル2本、各種ギア、ハーネス、クライミングシューズ、着替え、初日の昼飯、行動食、水など、結構な重量になった。
お盆休み中と言うこともあり、やまのこ村の駐車場は盛況だった。タイミング悪ければ空車無かったかもしれない。
大同心沢の分岐までは道迷いなし。
その先は急登。道は単純。
そうこうして、大同心基部に着く。
昨夜雨が降っていたので、少し心配だったが、取り付きは悪くない。取り付きまでの草道はクライミングシューズでは滑るので注意。
そして、大同心雲稜ルート。
細かくは書かないが、全7ピッチで刻んだ。
途中、支点が遠いと思った所も合ったが、信じて進めば支点は出てきた。多少カムも使った。
自分は平気だったが、最初のハングはザックあると厳しいらしい。ビレイしてたら、ザック揚げてくれって無謀な要請があった。南稜に行こうかと悩んだが、ザックを揚げてあげたら、ハングをクリアできた。
その後も色々あったが、最後の頭に着いてからは生きた心地がしなかった。
頭でビレイしてたら、雷雨。
セカンドまだこない。
どうする。やめる?逃げる?いや、ビレイ中だし。など思ってたら近くで閃光、雷鳴!!自分の足元でスパーク!!
焦った。
すぐ、セカンドを降ろし、安全確保に走る。
ザイル回収し、支点についてるギアは残地。カム類も残地するか迷ったが、天気見ながらザイルと一緒に持ってきた。
20〜30分くらいだろうか。
雷雨が強くなったり、弱くなったり。
横岳山頂付近にいる登山者達は早足で進んでる。
カッパをきて、赤岳展望荘に急いだ。
赤岳展望荘が見え、辿り着いた時は、心底ホッとした。こんなに有り難いと思ったことはなかった。
山小屋の五右衛門風呂、夕食、朝食ともに最高だった。ビールが美味かった。
今日の無事に感謝。
翌日は、大同心雲稜ルートに残地したギアを回収し、硫黄岳経由で帰ることにした。
大同心雲稜の最終ピッチをクリアしてないメンバーもいたので、アタック。今日も大同心は
雲がかかったり、現れたり、気分屋だ。
小同心でもクライマーさんがアタックしてる。
残地も回収でき、大同心雲稜ルート完全制覇!!
でも、昨日の最終ピッチをアタックしてるとき、左手の指が痙攣し指を強く握ったまま動かなくなった。アルパインなので滑落は許されない。思ってた以上に力が入っていたようだ。まだまだ経験と力量は全然足りない。が、大同心雲稜ルートを制覇出来たのは自信になった。
次は大同心南稜、小同心を攻めたい!!
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