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Yamareco

記録ID: 1245053
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

ついに来た奥穂高

2017年09月02日(土) 〜 2017年09月03日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
mkazu11 その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
34:21
距離
37.4km
登り
1,943m
下り
1,937m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
0:21
合計
5:21
距離 15.8km 登り 847m 下り 55m
5:24
42
6:06
6:07
4
6:50
6:51
4
6:55
6:56
12
7:47
7:59
16
8:15
36
8:51
9:00
54
9:55
46
10:42
4
10:47
2日目
山行
8:30
休憩
2:09
合計
10:39
距離 21.5km 登り 1,097m 下り 1,845m
4:56
5
5:01
5:02
26
5:28
5:30
24
5:54
6:05
58
7:03
7:30
40
8:10
8:11
31
8:42
8:46
40
9:41
22
10:03
4
10:08
10:26
2
10:28
11:09
23
11:31
44
12:16
32
12:48
14
13:01
13:13
37
14:01
14:07
2
14:09
14:10
34
14:43
14:44
5
14:49
14:58
37
15:35
15:36
4
15:41
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
0時に横浜からマイカーで出発して、3時半に沢渡の第三駐車到着。車の数は思ったより少なかったです。
4時過ぎには乗り合いのタクシーが出てくれたので、声をかけて頂いた2名の組みとタクシーに乗りゲート前に4時半到着。ゲート開くまで30分待って上高地一番乗りしました。
帰りは、それで味をしめてしまい、バスターミナルから4時頃タクシーで駐車場まで行き、途中温泉に立ち寄って帰ったのですが、中央高速の大渋滞で6時間くらいかかってようやく横浜到着。疲れました
コース状況/
危険箇所等
横尾まではほぼ平坦な歩きやすく幅もある道
横尾から本谷橋までは緩やかですが、本谷橋から涸沢まではそこそこ登りごたえある登山道。
涸沢から奥穂高まではガレ、ザレ、岩場の連続。岩場は急なところ多し。
涸沢からは上は自分の経験では充分危険のあるルートでした。なんとかやれたと言う感想
その他周辺情報 竜島温泉せせらぎのの湯で汗を流しましたが、温泉は良かったですが、洗い場少なく、内湯と露天がそれぞれ一つの割には混雑で落ち着かず
予約できる山小屋
横尾山荘
初日の涸沢。山はガスかぶってます。レスキューのヘリが飛んでました。後ほどザイテングラートで滑落があったと知りました:(;゙゚'ω゚'):
2017年09月02日 12:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
9/2 12:22
初日の涸沢。山はガスかぶってます。レスキューのヘリが飛んでました。後ほどザイテングラートで滑落があったと知りました:(;゙゚'ω゚'):
夜のテントの花を期待しましたが数が少なくこんな程度
2017年09月02日 19:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
9/2 19:36
夜のテントの花を期待しましたが数が少なくこんな程度
さあ、朝日を背に奥穂高山頂目指して登ります
2017年09月03日 05:57撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
2
9/3 5:57
さあ、朝日を背に奥穂高山頂目指して登ります
あれに登るのか〜ほんとにできるでしょうか?
2017年09月03日 06:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
9/3 6:15
あれに登るのか〜ほんとにできるでしょうか?
穂高山荘からの取り付き。怖〜
2017年09月03日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
9/3 7:39
穂高山荘からの取り付き。怖〜
頑張って登るとこんな絶景が!!
2017年09月03日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
9/3 7:54
頑張って登るとこんな絶景が!!
そして凶悪なジャンダルムも見えます。人がいっぱい登ってました
2017年09月03日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
9/3 8:18
そして凶悪なジャンダルムも見えます。人がいっぱい登ってました
山頂到着!やったー
2017年09月03日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
9/3 8:27
山頂到着!やったー
山頂から雲海バックのジャンダルムを振り返り。焼岳も頭を出してる?
2017年09月03日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
9/3 8:28
山頂から雲海バックのジャンダルムを振り返り。焼岳も頭を出してる?
下山します。下りの方が断然怖い
下山します。下りの方が断然怖い

感想

初めての穂高にかなり興奮して長文書いてます。何度も行かれてる方には大げさと思いますがご容赦ください。

9/1〜3でどこかに登る。北岳を第一に、晴れているアルプスに登るのだとその強い気持ちで仕事を投げ出し(笑)9/1を休みました。
しかし台風の影響で今ひとつ勇気が出ず天気予報ばかりを見ながら金曜は動けず。
ただし天気は寒そうだが回復傾向。一緒に会社を休んだ先輩から金曜昼過ぎに奥穂高にしようと提案があり、ぐずってた気持ちに覚悟ができました。
土曜0時に横浜を出て、あとはアクセス情報に書いた通りで上高地入りしまずは涸沢を目指します。
前半はまあ上高地らしい雰囲気を見ながらほぼ平坦な道を行きます。単調過ぎて寝てない事もあり眠気に襲われながら進むと、本谷橋過ぎたあたりからそれなりにキツイ登りになり、目が覚めました(笑)
キツイ、キツイよーと、何度か帰りたくなりながらも歩き続ける事が出来たのは、チラチラ見えてくる穂高の絶景でした。
そんなこんなで涸沢11時頃到着。山頂付近はガスに覆われてはいるものの凄い景色です。こんなところに来ちゃうと、身近な山に行けなくなっちゃう罪深さ(笑)
早速テントを張って、売店で有名なオデンをつまみに生ビール2杯で撃沈。夕方まで良いお昼寝ができました。
目覚めてから晩飯の支度に取り掛かります。山では生物が嬉しいので、持って来たキュウリとトマトでツナサラダをつくり、簡単な山ごはんにちょっとだけ色味をつけていただきました。
そして、いつも山では周りのイビキや話し声で眠れないところを、先輩が持って来たバーボンをちびちび飲むと割とよく眠れたので次回から持参しようと思ったのでした。

次の日4時頃目覚めて外に出ると満天の星空。そして山々はガス一つなくクリーンな様子で絶好の登山日和を確信。少し明るくなる5時前に登り始めました。
いやー今日は本当に雲一つなく凄い絶景。絶景ですが登りはやっぱりキツイ。ツライツライと言いながらも足は動かし続けるるのですが、ザイテングラートに取り付いてからは手も使って全身で登って行きます。うっかり我に帰ったりすると急な岩場に恐怖を感じるので、キツイだけを思うようにして登り続けて穂高山荘になんとか到着しました。

しばし休憩して、まだやれるかと自問し、やれるかも知れないと思えたので次に進む事にしました。ここからは更に岩をよじ登り、ガレた岩場を歩き続けるのですが、ふと振り向くと涸沢岳の向こうに槍ヶ岳が見えて素晴らしい景色に打ち震え、更に進むとたくさんの人が登っているジャンダルムが見えて、その凶悪さに興奮が止みません。そんな刺激をもらいながら踏ん張って歩きそしてついに山頂到着しました。
やった。やり遂げられました。物凄い充実感です。本当に登ってこれて良かった〜

しかし、その充実感を味わうのもほんの少しで、団体さんが長々と空気も読まず山頂で写真撮影しているところを待って、ささっと記念写真を撮り、今日中に帰らなくては行けないので名残惜しみながらも滞在5分くらいで下山を開始しました。
いやー登るのはしんどいながらも我に帰らず来れましたが、下りはそんな訳にも行かず常に見える崖下で落下の恐怖と戦い、さらには落石しないように細心の注意で緊張感を持って降りました。それでもちょっと失敗してしまい猛反省です。
特にザイデンクラートの方が下りでは神経を使いました。
その緊張感で涸沢まで戻って来たときは本当にホッとしました。
ようやく一旦緊張から解放されて、売店で昼食食べながらビールで乾杯したときはとても満たされた疲労と充実感でいっぱいになりました。

さて、テントをたたみ涸沢を後にします。えっちらおっちら上高地のバスターミナルまで戻るのですが、長い単調な道のりにはメンタルをやられます。
それも先輩にぐずる事でなんとかクリア(笑)
最後まで歩き続ける事ができ無事にターミナルに到着です。
迷わずタクシーに乗って駐車場へ戻りました。
後はアクセス情報通りの帰還でした。真面目に中央高速は渋滞解消考えてもらいたいですね。

とは言え、この週末は天気は本当に最高でした。写真やテレビでしか見たことのない景色を堪能し、そしてやり遂げさせてもらえた事を山の神様と先輩と、登山道を整備し続けている方、外来者にも美味しい食べ物を作ってくださり、水やトイレに不安のない環境を提供してくださる山小屋の関係者皆様に感謝です。

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