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Yamareco

記録ID: 1270456
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

麦草峠から蓼科山

2017年09月18日(月) 〜 2017年09月19日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
29:50
距離
18.6km
登り
1,414m
下り
1,290m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:42
休憩
0:59
合計
8:41
距離 11.9km 登り 871m 下り 469m
6:27
45
7:19
7:20
106
9:06
9:22
4
9:26
9:29
2
9:31
9:33
61
10:34
24
10:58
11:17
56
12:22
13
12:35
12:37
8
12:45
4
12:49
12:51
34
13:25
13:35
9
13:44
13:45
1
14:22
7
14:29
24
14:53
14:55
4
14:59
15:00
3
2日目
山行
4:37
休憩
0:24
合計
5:01
距離 6.7km 登り 531m 下り 819m
7:34
7:39
10
7:49
7:50
70
9:15
9:17
26
9:43
9:45
78
11:03
11:12
5
11:17
11:18
7
11:25
11:26
6
11:32
11:33
23
11:56
11:57
14
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
毎日あるぺん号八ヶ岳方面
コース状況/
危険箇所等
一部泥濘、岩多い
麦草ヒュッテ。雲の中といった雰囲気で視界は悪い。風も強い。
2017年09月18日 06:16撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 6:16
麦草ヒュッテ。雲の中といった雰囲気で視界は悪い。風も強い。
麦草峠の駐車場、公衆トイレ前。こんな天気でも車で来ている人はいる模様。
2017年09月18日 06:21撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 6:21
麦草峠の駐車場、公衆トイレ前。こんな天気でも車で来ている人はいる模様。
小さい池だけど雰囲気は良い。
2017年09月18日 06:25撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 6:25
小さい池だけど雰囲気は良い。
一面の笹原。この先もほぼ笹原と森を交互に歩くことになろうとは。
2017年09月18日 06:35撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 6:35
一面の笹原。この先もほぼ笹原と森を交互に歩くことになろうとは。
苔も倒木も結構滑る
2017年09月18日 07:06撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 7:06
苔も倒木も結構滑る
雨池方面に。
2017年09月18日 07:12撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 7:12
雨池方面に。
ここの分岐も雨池方面に。双子池方面の林道は通行止めのため、雨池を回りこむ形で結局は北側分岐に出ないといけない。
2017年09月18日 07:19撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 7:19
ここの分岐も雨池方面に。双子池方面の林道は通行止めのため、雨池を回りこむ形で結局は北側分岐に出ないといけない。
雨池。水がとても少ない。
2017年09月18日 07:30撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 7:30
雨池。水がとても少ない。
雨池北側より。水が残っている方からだけど、やっぱり水が少ないのがわかる。
2017年09月18日 07:48撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 7:48
雨池北側より。水が残っている方からだけど、やっぱり水が少ないのがわかる。
第1きのこ。何かの老菌。図鑑に載ってる姿ではないのでわからないだろうと雑に撮ったのと、色のせいもありピントが。
2017年09月18日 07:53撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/18 7:53
第1きのこ。何かの老菌。図鑑に載ってる姿ではないのでわからないだろうと雑に撮ったのと、色のせいもありピントが。
倒木に生えたきのこ。カサと柄のササクレからするとハナガサタケっぽい。美しい。
2017年09月18日 08:02撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:02
倒木に生えたきのこ。カサと柄のササクレからするとハナガサタケっぽい。美しい。
林道との合流。
2017年09月18日 08:32撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:32
林道との合流。
橋を渡って林道に。林道に入ってすぐのあたりに飲めるのか分からないが水場があった。コップもあったのでそのまま飲めるのかもしれないが湧き水というには浅い層から出てそうでちょっと怖い。
2017年09月18日 08:32撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:32
橋を渡って林道に。林道に入ってすぐのあたりに飲めるのか分からないが水場があった。コップもあったのでそのまま飲めるのかもしれないが湧き水というには浅い層から出てそうでちょっと怖い。
このあたりのカラマツにはサルオガセが大量に。ふさふさであった。
2017年09月18日 08:36撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:36
このあたりのカラマツにはサルオガセが大量に。ふさふさであった。
林道はそのまま続くが、ここでショートカット。
2017年09月18日 08:44撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:44
林道はそのまま続くが、ここでショートカット。
道沿いの細い沢をまたいで300mほどのショートカット。
2017年09月18日 08:44撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:44
道沿いの細い沢をまたいで300mほどのショートカット。
出口。
2017年09月18日 08:53撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:53
出口。
2017年09月18日 08:59撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:59
双子池入り口の分岐のはず。
2017年09月18日 08:59撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 8:59
双子池入り口の分岐のはず。
カラマツが色づき始めていた。
2017年09月18日 09:03撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 9:03
カラマツが色づき始めていた。
双子池、雄池。ヒュッテの人が宿泊客はいなかったそうで静かだった。向こう岸の斜面の工事中でクレーンが作業していたので入らないように遠くから。
2017年09月18日 09:06撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 9:06
双子池、雄池。ヒュッテの人が宿泊客はいなかったそうで静かだった。向こう岸の斜面の工事中でクレーンが作業していたので入らないように遠くから。
雌池。こちらの方が雰囲気は良い。
2017年09月18日 09:16撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 9:16
雌池。こちらの方が雰囲気は良い。
キノボリイグチの幼菌。ちょっと毒々しい色と模様だけど美しい。まだ裏は膜に覆われている。雨の後でヌメリが強かった。
2017年09月18日 09:51撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 9:51
キノボリイグチの幼菌。ちょっと毒々しい色と模様だけど美しい。まだ裏は膜に覆われている。雨の後でヌメリが強かった。
双子山。山頂は広いが視界悪し。上は晴れていると思われるがここは雲の中。
2017年09月18日 10:25撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 10:25
双子山。山頂は広いが視界悪し。上は晴れていると思われるがここは雲の中。
晴れるのを待ちたいが風が強くて寒い。標識も吹き飛ばされた跡が。
2017年09月18日 10:28撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 10:28
晴れるのを待ちたいが風が強くて寒い。標識も吹き飛ばされた跡が。
崩れないものだなと感心した。
2017年09月18日 10:45撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 10:45
崩れないものだなと感心した。
タカネマツムシソウらしい。風に煽られてゆらゆらと揺れていて撮影しにくかった。
2017年09月18日 10:46撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 10:46
タカネマツムシソウらしい。風に煽られてゆらゆらと揺れていて撮影しにくかった。
ここらへんから人とすれ違う頻度が上がってきた。
2017年09月18日 10:57撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 10:57
ここらへんから人とすれ違う頻度が上がってきた。
2017年09月18日 10:58撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 10:58
大河原峠。
2017年09月18日 10:58撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 10:58
大河原峠。
駐車場も半分くらいは埋まっていた。天気も良くなっている。
2017年09月18日 11:00撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 11:00
駐車場も半分くらいは埋まっていた。天気も良くなっている。
オシロイシメジとかそのあたりっぽいけど詳細不明。
2017年09月18日 11:39撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 11:39
オシロイシメジとかそのあたりっぽいけど詳細不明。
佐久市最高点は半端なところに。前掛山の山頂なのかな?平らな部分に出てから泥濘と水たまりが多く、倒木の上を歩くような感じになる。足元はドロドロに。
2017年09月18日 12:14撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 12:14
佐久市最高点は半端なところに。前掛山の山頂なのかな?平らな部分に出てから泥濘と水たまりが多く、倒木の上を歩くような感じになる。足元はドロドロに。
2017年09月18日 12:21撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 12:21
2017年09月18日 12:29撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 12:29
蓼科山荘まであと少し。最後にまた水たまりが。
2017年09月18日 12:33撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 12:33
蓼科山荘まであと少し。最後にまた水たまりが。
山頂ヒュッテ前。
2017年09月18日 13:24撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 13:24
山頂ヒュッテ前。
蓼科山頂。ここが最高点らしい。
2017年09月18日 13:42撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 13:42
蓼科山頂。ここが最高点らしい。
晴れてきた。平らなところが荒船山、すごい。
2017年09月18日 14:06撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 14:06
晴れてきた。平らなところが荒船山、すごい。
浅間山。
2017年09月18日 15:04撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 15:04
浅間山。
山頂より日が沈んだ直後をパノラマで。
2017年09月18日 17:52撮影 by  iPhone SE, Apple
9/18 17:52
山頂より日が沈んだ直後をパノラマで。
乗鞍岳に沈んでいった。
2017年09月18日 17:53撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/18 17:53
乗鞍岳に沈んでいった。
夜明け前。雲海がうねっている。
2017年09月19日 05:14撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 5:14
夜明け前。雲海がうねっている。
日の出。八ヶ岳の山々がくっきりと。
2017年09月19日 05:32撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/19 5:32
日の出。八ヶ岳の山々がくっきりと。
降りてきた。
2017年09月19日 07:49撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 7:49
降りてきた。
天祥寺原に下りる途中の森の中はキノコの気配が強かった。これは高見石あたりでもいっぱい見たやつ。アブラシメジっぽいけどとりあえずフウセンタケの仲間の何か。
2017年09月19日 07:52撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 7:52
天祥寺原に下りる途中の森の中はキノコの気配が強かった。これは高見石あたりでもいっぱい見たやつ。アブラシメジっぽいけどとりあえずフウセンタケの仲間の何か。
天祥寺原までの下りは途中からひたすら涸れた沢の医師が転がる中を降りる羽目に。降りきって東西に横切る道にやっと合流した。ロープが張ってあるということは道からはこっちに進むなということで、ここは道ではなかったのではないか。コースタイム的にもおかしい。
2017年09月19日 09:00撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:00
天祥寺原までの下りは途中からひたすら涸れた沢の医師が転がる中を降りる羽目に。降りきって東西に横切る道にやっと合流した。ロープが張ってあるということは道からはこっちに進むなということで、ここは道ではなかったのではないか。コースタイム的にもおかしい。
平らなところに地味に置いてあった。
2017年09月19日 09:04撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:04
平らなところに地味に置いてあった。
天祥寺原。やっぱり笹原。原なのか平なのかはっきりしない。
2017年09月19日 09:05撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:05
天祥寺原。やっぱり笹原。原なのか平なのかはっきりしない。
よくわからない小さなきのこ。気合い入れて真面目に撮ったはずなのだが、下りで精神的にも疲れてやる気が落ちていたのか雑だ…
2017年09月19日 09:08撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:08
よくわからない小さなきのこ。気合い入れて真面目に撮ったはずなのだが、下りで精神的にも疲れてやる気が落ちていたのか雑だ…
ここで分岐。亀甲池方面に。
2017年09月19日 09:15撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:15
ここで分岐。亀甲池方面に。
少しやる気のない形と色合いからアカタケっぽいが…
2017年09月19日 09:19撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:19
少しやる気のない形と色合いからアカタケっぽいが…
2017年09月19日 09:37撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:37
亀甲池も水がとても少ない。
2017年09月19日 09:42撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:42
亀甲池も水がとても少ない。
2017年09月19日 09:43撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:43
苔むした倒木の上に並んだニカワハリタケ。半透明でとても美しい。
2017年09月19日 09:49撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:49
苔むした倒木の上に並んだニカワハリタケ。半透明でとても美しい。
倒木の上に並ぶ多分ハナガサタケ。これも美しい。
2017年09月19日 09:49撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 9:49
倒木の上に並ぶ多分ハナガサタケ。これも美しい。
この手の小さいのはあまり興味が持てない。
2017年09月19日 10:01撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 10:01
この手の小さいのはあまり興味が持てない。
白いキノコはピントが合いにくい。開いていないのでツバは見えないが、柄のササクレと条線のないカサからすると高確率でドクツルタケ。
2017年09月19日 10:06撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 10:06
白いキノコはピントが合いにくい。開いていないのでツバは見えないが、柄のササクレと条線のないカサからすると高確率でドクツルタケ。
倒木に生えたゼラチン質の黄色いキノコ。そのままコガネニカワタケだそうで。ニカワハリタケもだけど膠はゼラチンのことだからわかりやすい。
2017年09月19日 10:33撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 10:33
倒木に生えたゼラチン質の黄色いキノコ。そのままコガネニカワタケだそうで。ニカワハリタケもだけど膠はゼラチンのことだからわかりやすい。
北横岳から見る蓼科山。
2017年09月19日 10:58撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 10:58
北横岳から見る蓼科山。
2017年09月19日 11:07撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:07
こちらが北横岳の山頂。
2017年09月19日 11:07撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:07
こちらが北横岳の山頂。
山頂部が吹き飛んで加工になってるので山頂は2か所。
2017年09月19日 11:12撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:12
山頂部が吹き飛んで加工になってるので山頂は2か所。
北横岳ヒュッテ
2017年09月19日 11:29撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:29
北横岳ヒュッテ
オオキノボリイグチ。とても大きい。
2017年09月19日 11:48撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:48
オオキノボリイグチ。とても大きい。
坪庭を周回。
2017年09月19日 11:53撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:53
坪庭を周回。
2017年09月19日 11:56撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:56
2017年09月19日 11:56撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:56
坪庭から島枯山その他の山々。
2017年09月19日 11:57撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 11:57
坪庭から島枯山その他の山々。
溶岩かな?
2017年09月19日 12:01撮影 by  iPhone SE, Apple
9/19 12:01
溶岩かな?

感想

関東に台風が接近する中を夜行バスで出発。夜の間に台風は過ぎて、午後から夜にかけては好天が広がると予想していたものの、早朝麦草峠に到着するもほかに人影はなく、風もまだ強く雲の中にいるような視界の悪さ。麦草ヒュッテの前で準備をして、とりあえず出発した。雨池までの道は木道も岩も滑りやすい。一度トレランの人とすれ違った以外は人と会わず、笹薮の中の道は時折音がして、鹿が走っていくのが見えた。人が通らないから近くまで来ていたのだろうか。
雨池の水位は低く面積もかなり小さかった。雨池から双子池の道は数年前に変更になっているらしい。また笹の多い山を越えていくと林道に合流して、比較的歩きやすい。このあたりから晴れ間が見えるようになった。
双子池は水位も多く、小さいものの雰囲気は良い。カラマツが色づき始めていた。ようやく人と出会う頻度が上がってきた。双子山は風が強く、山頂は雲の中で展望が良いというのも全く体験できず。晴れ間がのぞくまで待ちたかったが、風が強く冷えるので諦めて先を急いだ。
大河原峠は日帰りで蓼科山を目指す人が増えてくる時間帯なのか車も半分ほど埋まっており、天気も良くなってきていることから佐久方面の市街地が良く見えた。ただ蓼科山頂は雲の中。
蓼科山荘までの道は悪いというほどではないが展望もなくあまり楽しいとは言えない。ひたすら緩やかに上っていき、肩の部分に出てからもしばらく歩くと山荘。もう一息というところなので小休止をしていざ山頂へ。
岩がごろごろと歩きにくいのと、段差が大きいので滑ると怖い。しかし一直線に上るだけなので30分ほどひたすら歩を進めると山頂ヒュッテに到着。まだ遠くは雲がかかっていて見えないところも多かったが、ここで宿泊なのでひたすらのんびりと小屋版の人と話したり、登ってきた人と話したり、雲が晴れたら方位盤や神社まで歩いたりと過ごした。雲が晴れると浅間山や長野から群馬の山々は良く見え、筑波山まで見えたらしい。どれだか分からなかったけど。日の入り、星空も見られたし、さすが山頂で遮るものがない山小屋泊はすごい。
翌朝は南中央北アルプスまでよく見え、長野や群馬方面は雲海の下で見えなかったものの日の出も美しかった。
2日目の予定では北横岳から縞枯山を越えて麦草峠に抜けるつもりだったが、前日の疲労がかなり残っていたので無理はしないと決めて歩き始めた。天祥寺原に下る道が途中から沢に入るとずっと岩が転がっている涸れた沢を歩くことになり、全然ペースが上がらないし、足の裏が痛くなるしで辛かった。誰とも会わなかったので道を間違えたのだろうか。沢を横切るロープをまたいで竜源橋から天祥寺原への道に合流した。
またひたすらに笹原の中を歩き亀甲池に。亀甲池から北横岳の登りはなかなかの急斜面を折り返しで登っていく。登り始めのあたりが北八ヶ岳っぽい苔の森でキノコも多くて良かった。上に上がるにつれてきつかった。北横岳の山頂は風は強かったか展望が開けていて悪くない。
縞枯山を登るのは体力的にきつそうで、トラバースを経由すれば麦草峠まで行くのは問題なさそうではあったが、時間が13時半前に着いてしまいそうで、バスの時間までが長すぎる。今回は諦めてロープウェイで降りることにして、坪庭をゆっくりと廻った。
台風が過ぎるのを狙って山に行ったのは2回目で、富士山の時とは違って好転するのが早くて助かった。どっちも独立峰で台風過ぎた後も風の影響が残るのが長い。1日目は割と諦めていて森の中を歩くのをメインに、夜空と翌朝の展望が楽しめることを期待していたので大正解だった。蓼科山頂ヒュッテも非常に良い小屋だった。エスケープ含めてルートが多いのも北八ヶ岳の良いところで、無理をしないで歩けるのもよかった。今回途中であきらめてしまったので、また別のルートで歩きたい。

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