新雪羽織る苗場山に挑むも(無念の途中撤退💧)

- GPS
- 05:50
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 725m
- 下り
- 1,024m
コースタイム
| 天候 | 午前中快晴も午後から薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【和田小屋〜中の芝】 下の芝まではリフト利用も、本来は登山者は利用不可らしい 最上部のリフトは未稼働でゲレンデ歩行 樹林帯はスノーシューも浮力不足 【中の芝〜神楽峰】 BCのトレースを利用可 晴天もBCプレーヤー不在 【神楽峰〜雷清水】 トレースは全く無い しかし、稜線のためクラストして樹林帯より歩きやすい 雪庇無し 【雷清水〜撤退ポイント】 フワフワサクサクの新雪が1M以上 アイゼン、ピッケルもピレイ成らず 左手に大きくトラバースして挑むルートファインディングだったのかなと〜しかし、 撤退後のスキー場パトロール員によれば、雪壁右手の夏道を上手く利用するらしい ・ 🌀滑りのギアがなければリフトは利用不可とのこと。登山者が利用出来るのは、ロープウェイとゴンドラとクワッドリフトとの事だが、係員で見解が異なり、詳細は問い合わせが必要🌀 |
写真
オオシラビソの樹林帯をスノーシューで歩くも、新雪がそのままで、浮力が足りない💧なるべくBCのトレースに忠実にに従って登る。登山者の先行者は居ない模様。中の芝付近。
暫く緩やかにオオシラビソの樹林帯を登っていく。
感想
こんなに辛い撤退は無かった。
山頂では、ほぼ快晴無風の白銀の世界✨下界の喧騒とはかけ離れた景色がそこにあったハズだ❗️
スキー場の稼働前の八時にはロープウェイの待ちに並ぶ事は出来た。
板を持たない ウィンタープレーヤーはオレだけだ。
スキー場全体がアウェーな雰囲気の中、パトロールに登山計画を提出して、時間はかかったがなんとかゲレンデ上部に着いたのは九時半。計画より30分遅れ。
スノーシューを装着して俗界に別れを告げる。
樹林帯が喧騒を遮音し、未稼働のリフトのあるゲレンデはまるで下界とは乖離した別世界の寂しさを醸し出す。
暫くはBCのトレース痕を利用し、樹林帯の新雪歩行をスノーシューでは浮力不足なのを補い登る。
神楽峰のピークを踏むと、この先はBCも入らない。よって、ここからはノートレース。ウサギのトレース痕を頼る。ウサギの目的先は知らないが、しっかり踏み抜きづらいコースを選択しており、これが案外頼れるのだ。
風もガスも無い中、目の前には目指す苗場山迄の雪壁と稜線が全容を現わした。はやる気持ちをなだめながら鞍部に下降。しかし近づくにつれ、苗場山に続く雪壁は凄みを増して来る。
ギアを登攀スタイルに切り替え雪壁に挑むも、まるっきり歯が立たない。ピッケルもアイゼンも支持が取れない。まさしく歯が立たない。
5回6回と蹴り込んで雪の下の壁面を露出させるのだが、胸の前の雪を処理しないとオーバーハングみたいな姿勢になってしまう。結果雪面にへばりつき、ピレイ出来るポイントをピッケルを打ち込みながら雪の中を泳ぎもがく姿はきっと滑稽なんだと思うが本人は必死なのである。
途中、ルートファインディングに失敗した事に気付くのだが、もう戻れない。
遠目からしっかり見定める事が大事な事を改めて学んだ。
そして、雪下に熊笹がある場所は直ぐに回避しなければならない事も学んだ。
雪壁と格闘する事2時間近く。設定した撤退時刻の13時が近づいて、もう、山頂は諦めなければならないのは判っているが次のテラス迄頑張ってみる。
タイムアップ。最後に登りきれなかったそこから上の雪壁と、見渡せる景色を瞼に焼き付け、半ベソかきながらテラスを後にした。
下降は重力に身を任せ半滑落。新雪のなせる技。パウダースノーが火照った顔にキーンと染みる。もう一度、見上げて「又来るさ...」と呟いてみた。
Yasyy












Yassyさん、こんにちはっ(о´∀`о)
山頂を目前にしての撤退、夏道ならもう30分というところでしょうか!悔しさ残るところでしょうが、雪山をそこまで本格的にやらないちーすけには、文面を読みながらドキドキわくわく楽しませていただきました✨困難な雪のルートに立ち向かう様子、カッコいいです(*⁰▿⁰*)✨何よりそこまでの景色も申し分ないですねーーー♥苗場はもうこんなに雪なのですねー✨神楽峰からの苗場山、美しいです✨ふふふ、ウサギの道案内に誘われて(*^^*)以前、バリルートを仲間と歩いた時に、鹿も歩きやすいところを歩くから尾根上の良いところに踏み跡があると教えられたことがありました✨動物の本能はすごいですね!✨楽しませていただきました♥
ちーすけ殿こんにちわ‼️
コメントは控えているけど、いつも拝見させて頂いてます😄この度はコメントいただきありがとうございます😊
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記録で始めたヤマレコだけど、閲覧が10代そこそこでほぼ仮死状態のオレの山行に愛の手を入れていただき感謝感激しかありません😘
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今回は苦渋の撤退となりましたが、これも雪山初心者ゆえのすべてスキル不足?️
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それでも色んな経験を積む事が出来ました👍
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そして、実はこの返信、倉手山リベンジ後の温泉で書いてます😄
ガルルー🦊とばかり
ピークに飢えた狼の如く行って来ました⛰
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後日アップしますので、また見てやってください。
ありがとうございました😆
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