中出登山口より荒島岳 もちが壁はスキーで登って滑るのが変態(笑)


- GPS
- 05:05
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:02
天候 | よく晴れてました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ閉鎖中 登山口への道路は行き違い不能、車1台分の幅、両側に大きな側溝あり。どちらかがバックで戻るしかありません・・・ |
写真
感想
諸般の事情でなるべく近場で電波の届くところに制限された山行。近場のマキノスキー場が昨日クローズして不安でしたが案の定赤坂山界隈は黒々としてて、山スキーしてもしょっちゅう脱いでシートラで歩く羽目になりそう。
なので北陸には行けないと思ってたにもかかわらず、電波の大丈夫な荒島岳に遠征することにしました。
もともと赤坂山を考えていたので荒島岳の勝原登山口に着いたのが8時過ぎ。国道沿いのスペースに車が溢れてる・・・駐車場が除雪されていない?と思ったら、満車で停められないためにそうなっていると分かって、トンネルまで走って空き地で思案。うーんこれは中出登山口から行こう!ということで急遽移動。
麓にはまだたくさん雪が残っているため、登山口に入る道を通過してしまい、改めて国土地理院の地図で確認してようやく発見。雪の壁に挟まれた細い道を登って行くと駐車場に到着。大入盛況を想像していたら一台も停まってませんでした(笑)
そそくさと準備して、シール歩行でスタートします。雪は固く、植林地は杉の落ち葉で埋まっています。早々にクトーを装着します。
もうラッセルもパウダーもないので、板も少し細めの軽量なもの。そしてNTNテレマーク。エアバッグザックも引っ込みました。
もう気温も高く晴天なので、アンダーとミッドの2枚だけで十分です。まずは小荒島岳を目指して黙々と登ります。
雪がたっぷりあるので薮も埋もれて快適です。自由にルートを選んで歩けそうです。今回は夏道とは少し変えてみました。色々選択肢がありそうです。
小荒島岳に到着するとしゃくなげ平から来られた方と遭遇。少し会話して先を急ぎます。
しゃくなげ平はわずかに巻いて(笑)、クトーとシールつけたままの難しい状態で鞍部まで滑ります。そして核心のもちが壁を登ります。変態山スキーヤーとしてはもちが壁をスキーのまま登るのが目標、クトーを雪の硬い部分に軋ませ、ややカニ歩きで登ります。こういうスリリングなところは精神衛生上よくなくて心臓がバクバクします。前半をクリアしたら後半が残ってます。ここもなかなか難しいですが何とかスキー履いたまま登れました。すると傍にスキーがデポしてありました。
もちが壁の後も細い尾根沿いルートなので、慎重にルートを選んで登ります。固く氷結した部分もある斜面は下山時に苦労することが予想されますが、そんなことは百も承知、スキー履いたままピークまで行くのが荒島岳の醍醐味、と勝手に決めてます(笑)
ずっと硬い氷混じりのルートは苦労しましたが、ようやくピークに到着しました。ピークはまあまあの賑わい。時間的にはもう遅めなのでしょうね。風が強いのでシールを剥がして滑って下山します。
午後になっても雪はそれほど緩まず、ちょうど雪渓か氷河を滑ってる感じです。昨年は白馬大雪渓、針ノ木雪渓、平蔵谷、内蔵助雪渓などを夏から秋にかけて滑ったことで凸凹の硬い斜面を滑るのには慣れた成果か、久しぶりの凸凹硬い斜面をゼーゼー太腿パンパンで滑り、もちが壁もスキーで無事に降りました。
しゃくなげ平の手前でカップ麺を食べて、シールを貼って小荒島岳に戻ります。ここでもまた色々とお話させていただきました。
もう雪も緩んで、滑りは悪いですが快調に滑って一気に〜と行きたいところですが太腿パンパンなので休憩がしょっちゅう入ります。そして植林地は杉スキー。そういやNTNテレマークは硬い急斜面も特に問題なく滑れましたから、ATブーツと遜色ない性能でヒールフリー、という新次元の滑りだと思います。ちなみにNTNのビンディングは本家Rottefellaよりも22designsの方がいいと思います。
今日は雪の状態はよくありませんでしたが、その難しい状態でもスキーで登って滑るということはやっぱり楽しいです。さてまた電波の届く北陸の山スキーエリアを探さないといけませんね・・・
懐かしい景色です♪
もちが壁もやっぱりスキーでクリアだったんですね!
他の登山者さんの驚く顔が想像できます(笑)
稜線は太陽の光でキラキラで一段と素敵ですね!
下山はスキーであっという間なんでしょうね〜
2年前の時は降雪直後の晴天だったので樹氷と青空のコントラストが素晴らしかったですね!
もちが壁をスキーで登るのは毎年やってるような気がしますが、毎回ドキドキものです
下山は中出コースで長かったですが1時間10分でした
やっぱりいい天気の雪山は本当に楽しいです
momochannさん、こんばんは。
もちが壁おりたら、もちが壁へ向かいスキーで登っていくピンクのヘルメットの方がいました…はやり、そうでしたか。
ご一緒になった方と下山していて、もしやと思いましたが声をかければよかったぁー
今日はスキーも何名か見かけましたが、もちが壁をスキーで登っている人はいませんでした(笑)
スキーで…自分も驚くと思います!
noriさんコメントありがとうございます!
山でピンクヘルメット被ってる人ってまずいませんから、見かけたら間違いないと思います(笑)
私がピンク色のを使っているせいで、世間のピンク色のヘルメットをかぶりたい!という人が躊躇して使えない(変態に間違われないためにも!)、つまりピンク色のヘルメットの売り上げが激減しているのではと思ってます。
正直なところ昨日ならもちが壁はスキー背負ってアイゼンが安全でいいですね。以前新雪フカフカの時にもちか壁をスキーで登ろうとして進退極まり、板を外してツボ足で登ろうとしたらもっと登れなくて、またスキー板つけて登った経験がありますので、それ以来もちが壁はスキーで、と決めてます(笑)
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