記録ID: 1449845
全員に公開
ハイキング
中国山地西部
山口県岩国市 右谷山＆寂地山 最後のカタクリ&滝＆GW風物詩
2018年05月01日(火) [日帰り]
島根県
山口県
Machapuchare
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:45
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,277m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:48
距離 15.8km
登り 1,263m
下り 1,284m
8:17
12分
寂地峡駐車場
8:29
8:30
10分
竜尾の滝
8:40
8:41
3分
竜頭の滝
8:44
45分
木馬トンネル
9:29
9:31
34分
ノコギリ小屋跡近くベンチ
10:05
36分
タイコ谷
10:41
10:44
26分
ミノコシ峠
11:10
14分
錦ヶ岳
11:24
11:35
14分
右谷山頂上
11:49
10分
錦ヶ岳（2回目）
11:59
39分
ミノコシ峠（2回目）
12:38
26分
竜ヶ岳分岐
13:04
17分
南寂地山
13:21
9分
寂地林道分岐
13:30
13:31
13分
寂地山頂上
13:44
13:49
8分
寂地山東引き返し地点
13:57
3分
寂地山頂上（2回目）
14:00
69分
寂地林道分岐（2回目）
15:09
12分
犬戻峡遊歩道入口
15:21
15:24
12分
犬戻の滝
15:36
15:37
28分
竜神の滝
16:05
寂地峡駐車場
旬の花や滝などを観賞するコース
歩行距離16km、歩行時間7時間20分、歩行数29,300歩、消費カロリー3,360Kcal
歩行距離16km、歩行時間7時間20分、歩行数29,300歩、消費カロリー3,360Kcal
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
岩国の錦町駅から寂地峡入口までバスが出ていますが、事前予約は必要です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
よく整備されています。渓谷沿いの道は雨天や雨上がりは水が流れそうです。 五竜の滝遊歩道は、肩幅程のコンクリート階段で岩が迫って急な所があります。上りのほうが楽でしょう。 カタクリはミノコシ峠＜写真22＞周辺は終わり、錦ヶ岳＜写真25＞から右谷山＜写真27＞までは多少咲き残りです。南寂地山＜写真32＞南尾根から寂地山頂上＜写真35＞はまでは見頃のカタクリが点在、寂地山頂上＜写真35＞から東は満開のカタクリ群生地がさらに続いていましたが、程よいところで引き返しました。稜線上は白いカタクリを探しながらかなりゆっくり歩きましたが、見つけられませんでした。 |
| その他周辺情報 | 寂地峡から国道186号線沿いに南下し、廿日市（はつかいち）市の道の駅「スパ羅漢」で温泉に入りました。また、同施設内には「羅漢食堂」もあり、1ポンド（約450ｇ）の牛ロース肉をウッドデッキの溶岩グリルで焼きながら、バーベキューパーティー気分で食すことができます。 |
写真
01寂地峡案内所＆駐車場カタクリが満開の時期は数十台の車が置ける駐車場が満車となりますが、この日はカタクリが終盤だという情報が事前に流れていたせいか、がら空きでした。
01寂地峡案内所＆駐車場
カタクリが満開の時期は数十台の車が置ける駐車場が満車となりますが、この日はカタクリが終盤だという情報が事前に流れていたせいか、がら空きでした。
カタクリが満開の時期は数十台の車が置ける駐車場が満車となりますが、この日はカタクリが終盤だという情報が事前に流れていたせいか、がら空きでした。
02竜ヶ岳寂地峡案内所を出発してすぐ目についたのが竜ヶ岳でした。遊歩道Cコースから行けるようですが、現在通行止めになっています。この竜ヶ岳の南の渓谷に五竜の滝＜写真03〜08＞があります。
1
02竜ヶ岳
寂地峡案内所を出発してすぐ目についたのが竜ヶ岳でした。遊歩道Cコースから行けるようですが、現在通行止めになっています。この竜ヶ岳の南の渓谷に五竜の滝＜写真03〜08＞があります。
寂地峡案内所を出発してすぐ目についたのが竜ヶ岳でした。遊歩道Cコースから行けるようですが、現在通行止めになっています。この竜ヶ岳の南の渓谷に五竜の滝＜写真03〜08＞があります。
03五竜橋＆竜尾の滝ここが五竜の滝の入口です。五竜橋を渡ってすぐ奥に竜尾の滝が見えました。橋の袂には蛇口から流れっぱなしの延齢の水を汲むことができます。
1
03五竜橋＆竜尾の滝
ここが五竜の滝の入口です。五竜橋を渡ってすぐ奥に竜尾の滝が見えました。橋の袂には蛇口から流れっぱなしの延齢の水を汲むことができます。
ここが五竜の滝の入口です。五竜橋を渡ってすぐ奥に竜尾の滝が見えました。橋の袂には蛇口から流れっぱなしの延齢の水を汲むことができます。
04竜尾の滝
少し凹凸があり、カーブしながら流れるさまが、文字通り竜の尻尾を連想させます。動画も撮りました。
少し凹凸があり、カーブしながら流れるさまが、文字通り竜の尻尾を連想させます。動画も撮りました。
05登竜の滝
確かに天に昇る竜に見えなくもないですが、天から降りてきた竜にも見えます。動画も撮りました。
確かに天に昇る竜に見えなくもないですが、天から降りてきた竜にも見えます。動画も撮りました。
06白竜の滝
登竜（とりゅう）の滝のすぐ上です。滝の上部が緩やかなカーブを描いていました。動画も撮りました。
登竜（とりゅう）の滝のすぐ上です。滝の上部が緩やかなカーブを描いていました。動画も撮りました。
07竜門の滝
狭い岩場の間を蛇行するさまが印象的でした。落差があるので、滝壺までを1枚の写真におさめることはできませんでした。動画も撮りました。
狭い岩場の間を蛇行するさまが印象的でした。落差があるので、滝壺までを1枚の写真におさめることはできませんでした。動画も撮りました。
08竜頭の滝
滝の傍らにある植物が竜の頭部を連想させます。落差は25mで五竜の滝の中では最長だそうです。動画も撮りました。
滝の傍らにある植物が竜の頭部を連想させます。落差は25mで五竜の滝の中では最長だそうです。動画も撮りました。
09木馬トンネル入り口遊歩道整備のために造られた木馬（きうま）トンネルです。出口は見えますが中は真っ暗で狭いので、連れが恐々ゆっくり歩いているとGPSが切れてしまいました。
09木馬トンネル入り口
遊歩道整備のために造られた木馬（きうま）トンネルです。出口は見えますが中は真っ暗で狭いので、連れが恐々ゆっくり歩いているとGPSが切れてしまいました。
遊歩道整備のために造られた木馬（きうま）トンネルです。出口は見えますが中は真っ暗で狭いので、連れが恐々ゆっくり歩いているとGPSが切れてしまいました。
10オモゴウテンナンショウ主に愛媛県で生育し、本州では広島県西部、山口県東部にのみ生育している絶滅危惧種です。仏炎苞の基部の方は細かい紫斑があり、長く垂れ下がった部分は緑色というのが特徴です。
10オモゴウテンナンショウ
主に愛媛県で生育し、本州では広島県西部、山口県東部にのみ生育している絶滅危惧種です。仏炎苞の基部の方は細かい紫斑があり、長く垂れ下がった部分は緑色というのが特徴です。
主に愛媛県で生育し、本州では広島県西部、山口県東部にのみ生育している絶滅危惧種です。仏炎苞の基部の方は細かい紫斑があり、長く垂れ下がった部分は緑色というのが特徴です。
11展望所より滝「滝行き止まり」道標に従い丸太と土の階段状の道を下りました。ベンチがあったように思いますが、樹木で少し見えにくいです。このように、五竜の滝以外にも滝はいくつかあります。
11展望所より滝
「滝行き止まり」道標に従い丸太と土の階段状の道を下りました。ベンチがあったように思いますが、樹木で少し見えにくいです。このように、五竜の滝以外にも滝はいくつかあります。
「滝行き止まり」道標に従い丸太と土の階段状の道を下りました。ベンチがあったように思いますが、樹木で少し見えにくいです。このように、五竜の滝以外にも滝はいくつかあります。
12無名の四段滝
水量は少ないですが、写真の最上部から下部まで四段になって滝が流れています。
水量は少ないですが、写真の最上部から下部まで四段になって滝が流れています。
13ノコギリ小屋跡寂地峡沿いの標高約720m地点にノコギリ小屋跡がありました。ミニ城壁のように、きれいに石が積み上げられていました。水力で木材を切断するノコギリのあった水車小屋跡だそうです。
13ノコギリ小屋跡
寂地峡沿いの標高約720m地点にノコギリ小屋跡がありました。ミニ城壁のように、きれいに石が積み上げられていました。水力で木材を切断するノコギリのあった水車小屋跡だそうです。
寂地峡沿いの標高約720m地点にノコギリ小屋跡がありました。ミニ城壁のように、きれいに石が積み上げられていました。水力で木材を切断するノコギリのあった水車小屋跡だそうです。
14木のうろ
なんと、木の下の方がぽっかりと穴が空いた状態で向こう側が見えました。頭だけ突っ込んでみました。
なんと、木の下の方がぽっかりと穴が空いた状態で向こう側が見えました。頭だけ突っ込んでみました。
15ナツトウダイ
名前には夏がついていますが、開花は春です。有毒植物であり、薬草としても用いられることもあります。周辺に群生していました。
名前には夏がついていますが、開花は春です。有毒植物であり、薬草としても用いられることもあります。周辺に群生していました。
16テンナンショウの仲間
茎葉は2、斑入りの葉という特徴に当てはまるものがよくわかりませんでした。斑入りの葉がきれいでした。
茎葉は2、斑入りの葉という特徴に当てはまるものがよくわかりませんでした。斑入りの葉がきれいでした。
17ボタンネコノメソウ？
ボタンネコノメソウにしては花色が薄いです。この後は明らかにボタンネコノメソウとわかるものがたくさん見られました。
ボタンネコノメソウにしては花色が薄いです。この後は明らかにボタンネコノメソウとわかるものがたくさん見られました。
18タチカメバソウ群生葉が亀の甲羅に似ているというのでこの名があります。花の色はごく淡い淡紫色から白です。ここ以外にも花畑や花ロードがいくつかあり、今回の山行中に一番多く見られた花でした。動画も撮りました。
1
18タチカメバソウ群生
葉が亀の甲羅に似ているというのでこの名があります。花の色はごく淡い淡紫色から白です。ここ以外にも花畑や花ロードがいくつかあり、今回の山行中に一番多く見られた花でした。動画も撮りました。
葉が亀の甲羅に似ているというのでこの名があります。花の色はごく淡い淡紫色から白です。ここ以外にも花畑や花ロードがいくつかあり、今回の山行中に一番多く見られた花でした。動画も撮りました。
19タイコ谷寂地峡を標高約850mまで上ってくると、谷が二つに分岐し、タイコ谷と呼ばれる谷が出てきます。北西のミノコシ峠＜写真22＞に向かいました。
19タイコ谷
寂地峡を標高約850mまで上ってくると、谷が二つに分岐し、タイコ谷と呼ばれる谷が出てきます。北西のミノコシ峠＜写真22＞に向かいました。
寂地峡を標高約850mまで上ってくると、谷が二つに分岐し、タイコ谷と呼ばれる谷が出てきます。北西のミノコシ峠＜写真22＞に向かいました。
20キランソウ別名ジゴクノカマノフタ（地獄の釜の蓋）と言う恐ろしい名を持つ万病に効く薬草で、乾燥した葉は煎じると神経痛や胃の薬となり、生葉は膿だし(うみだし）に用いられます。ニシキゴロモに似ていますが、葉の裏は赤紫色ではなく、茎などが毛深いです。
1
20キランソウ
別名ジゴクノカマノフタ（地獄の釜の蓋）と言う恐ろしい名を持つ万病に効く薬草で、乾燥した葉は煎じると神経痛や胃の薬となり、生葉は膿だし(うみだし）に用いられます。ニシキゴロモに似ていますが、葉の裏は赤紫色ではなく、茎などが毛深いです。
別名ジゴクノカマノフタ（地獄の釜の蓋）と言う恐ろしい名を持つ万病に効く薬草で、乾燥した葉は煎じると神経痛や胃の薬となり、生葉は膿だし(うみだし）に用いられます。ニシキゴロモに似ていますが、葉の裏は赤紫色ではなく、茎などが毛深いです。
21ツルカノコソウ
地面の上に長いつる枝を四方に出して繁殖することからこの名前がつきました。カノコソウに似ていますが、葉の切れ込みがもっと浅いです。
地面の上に長いつる枝を四方に出して繁殖することからこの名前がつきました。カノコソウに似ていますが、葉の切れ込みがもっと浅いです。
22ミノコシ峠標高約1,130mのミノコシ峠まで出てくると、やっと稜線道となりました。残念ながらカタクリ群生地であるこの峠はカタクリは咲き終わっていました。右谷山＜写真27＞方面に向かいました。
22ミノコシ峠
標高約1,130mのミノコシ峠まで出てくると、やっと稜線道となりました。残念ながらカタクリ群生地であるこの峠はカタクリは咲き終わっていました。右谷山＜写真27＞方面に向かいました。
標高約1,130mのミノコシ峠まで出てくると、やっと稜線道となりました。残念ながらカタクリ群生地であるこの峠はカタクリは咲き終わっていました。右谷山＜写真27＞方面に向かいました。
23ツクバネソウ
ツクバネソウは4枚の葉の中心部に黒い果実が付く様子を羽根つきの羽に例えたものです。周辺にかたまって生えており、咲き始めでした。
ツクバネソウは4枚の葉の中心部に黒い果実が付く様子を羽根つきの羽に例えたものです。周辺にかたまって生えており、咲き始めでした。
24シロバナニシキゴロモ葉の美しさから錦衣の名がついたというニシキゴロモは、葉の裏側は赤紫色を帯び、花の色は淡紫色です。白花タイプをシロバナニシキゴロモといいます。
1
24シロバナニシキゴロモ
葉の美しさから錦衣の名がついたというニシキゴロモは、葉の裏側は赤紫色を帯び、花の色は淡紫色です。白花タイプをシロバナニシキゴロモといいます。
葉の美しさから錦衣の名がついたというニシキゴロモは、葉の裏側は赤紫色を帯び、花の色は淡紫色です。白花タイプをシロバナニシキゴロモといいます。
25錦ヶ岳
標高約1,270mの錦ヶ岳頂上です。展望は効きません。この辺りから右谷山＜写真27＞にかけてカタクリがいくつか咲き残っていました。
標高約1,270mの錦ヶ岳頂上です。展望は効きません。この辺りから右谷山＜写真27＞にかけてカタクリがいくつか咲き残っていました。
26ツルシキミ
シキミという名前がついていますが、シキミとは別のミカン科の植物です。花は咲き始めで赤い実もけっこう残っていました。
シキミという名前がついていますが、シキミとは別のミカン科の植物です。花は咲き始めで赤い実もけっこう残っていました。
27右谷山頂上
標高1,233.9mの右谷山頂上三角点です。展望は効きません。ベンチが設置されていたので、休憩をとりました。
標高1,233.9mの右谷山頂上三角点です。展望は効きません。ベンチが設置されていたので、休憩をとりました。
28ホウロクタケ？カサの直径は大きいもので30cmちかくありました。その割には薄く、厚さは1cm程度でした。撮っていると、ヒガラがやってきてもの珍しそうにのぞき込んできたので動画を撮りました。
2
28ホウロクタケ？
カサの直径は大きいもので30cmちかくありました。その割には薄く、厚さは1cm程度でした。撮っていると、ヒガラがやってきてもの珍しそうにのぞき込んできたので動画を撮りました。
カサの直径は大きいもので30cmちかくありました。その割には薄く、厚さは1cm程度でした。撮っていると、ヒガラがやってきてもの珍しそうにのぞき込んできたので動画を撮りました。
29チゴユリ上部で弓なりに曲がる茎の先端に直径1cmほどの白くかわいらしい花を1〜3輪咲かせます。つぼみもまだの株が多く、咲き始めたばかりのようでした。
1
29チゴユリ
上部で弓なりに曲がる茎の先端に直径1cmほどの白くかわいらしい花を1〜3輪咲かせます。つぼみもまだの株が多く、咲き始めたばかりのようでした。
上部で弓なりに曲がる茎の先端に直径1cmほどの白くかわいらしい花を1〜3輪咲かせます。つぼみもまだの株が多く、咲き始めたばかりのようでした。
30ムシカリ
カンボクやノリウツギに似た真っ白な花が目を引きます。 葉が虫によく食われるとして名付けられました。オオカメノキともいいます。
カンボクやノリウツギに似た真っ白な花が目を引きます。 葉が虫によく食われるとして名付けられました。オオカメノキともいいます。
31カタクリ
南寂地山＜写真32＞周辺でようやく見頃のカタクリの群生が見られるようになりました。寂地山に登って正解でした。
南寂地山＜写真32＞周辺でようやく見頃のカタクリの群生が見られるようになりました。寂地山に登って正解でした。
32南寂地山
標高1,309mの南寂地山です。展望は効きません。寂地山＜写真35＞まではあと700mの距離です。カタクリがだんだん増えてきました。
標高1,309mの南寂地山です。展望は効きません。寂地山＜写真35＞まではあと700mの距離です。カタクリがだんだん増えてきました。
33吉和冠山
南寂地山から東北東方面を望むと、吉和冠山が見えました。昨年の同時期にカタクリに満ちたこの山に登りました。
南寂地山から東北東方面を望むと、吉和冠山が見えました。昨年の同時期にカタクリに満ちたこの山に登りました。
34タチカメバソウ
群生＜写真18＞が何ヶ所か見られました。花の直径は1cm足らずで、中心部分が黄色いのが特徴です。
群生＜写真18＞が何ヶ所か見られました。花の直径は1cm足らずで、中心部分が黄色いのが特徴です。
35寂地山頂上標高1,337m、山口県最高峰の寂地山頂上です。団体さんがいたのでスルーし、額々山（がくがくさん）に向かうルートとの分岐周辺まで進んだ結果…
35寂地山頂上
標高1,337m、山口県最高峰の寂地山頂上です。団体さんがいたのでスルーし、額々山（がくがくさん）に向かうルートとの分岐周辺まで進んだ結果…
標高1,337m、山口県最高峰の寂地山頂上です。団体さんがいたのでスルーし、額々山（がくがくさん）に向かうルートとの分岐周辺まで進んだ結果…
36ミヤマカタバミここまでは花を付けている株はほとんど見られませんでした。晴天であっても日光が当たっていないと開かず、夕方には花を閉じてしまうので、見られてラッキーでした。寂地林道を犬戻の滝＜写真46＞方面に下っていくと、しばらくミヤマカタバミロードでした。
1
36ミヤマカタバミ
ここまでは花を付けている株はほとんど見られませんでした。晴天であっても日光が当たっていないと開かず、夕方には花を閉じてしまうので、見られてラッキーでした。寂地林道を犬戻の滝＜写真46＞方面に下っていくと、しばらくミヤマカタバミロードでした。
ここまでは花を付けている株はほとんど見られませんでした。晴天であっても日光が当たっていないと開かず、夕方には花を閉じてしまうので、見られてラッキーでした。寂地林道を犬戻の滝＜写真46＞方面に下っていくと、しばらくミヤマカタバミロードでした。
37カタクリ満開
やっと、満開のカタクリの大群生に出会えました。寂地山＜写真35＞から東がこの日の最大の見どころでした。動画も撮りました。
やっと、満開のカタクリの大群生に出会えました。寂地山＜写真35＞から東がこの日の最大の見どころでした。動画も撮りました。
38エンレイソウ茎の先端近くに3枚の葉が傘が開くように付き、花は3枚の萼片（がくへん）と3枚の花びらの6枚で構成され、雌しべは先端が3つに分かれ、雄しべは外側に3本、内側に3本の6本が付くというように、多くの器官が3を基数として構成されています。カタクリの群生地でしばしば見られました。
38エンレイソウ
茎の先端近くに3枚の葉が傘が開くように付き、花は3枚の萼片（がくへん）と3枚の花びらの6枚で構成され、雌しべは先端が3つに分かれ、雄しべは外側に3本、内側に3本の6本が付くというように、多くの器官が3を基数として構成されています。カタクリの群生地でしばしば見られました。
茎の先端近くに3枚の葉が傘が開くように付き、花は3枚の萼片（がくへん）と3枚の花びらの6枚で構成され、雌しべは先端が3つに分かれ、雄しべは外側に3本、内側に3本の6本が付くというように、多くの器官が3を基数として構成されています。カタクリの群生地でしばしば見られました。
39ニシノヤマタイミンガサ山口県の絶滅危惧�粁爐忙慊蠅気譴討い泙垢�、小さな群生地が2,3か所ありました。ヤブレガサに似ていますが、葉は掌状に中裂します。手のひらサイズのものが多かったのですが、この1株は驚くほど大きく育っていました。小さな生き物には雨をしのげる場所になりそうです。
39ニシノヤマタイミンガサ
山口県の絶滅危惧�粁爐忙慊蠅気譴討い泙垢�、小さな群生地が2,3か所ありました。ヤブレガサに似ていますが、葉は掌状に中裂します。手のひらサイズのものが多かったのですが、この1株は驚くほど大きく育っていました。小さな生き物には雨をしのげる場所になりそうです。
山口県の絶滅危惧�粁爐忙慊蠅気譴討い泙垢�、小さな群生地が2,3か所ありました。ヤブレガサに似ていますが、葉は掌状に中裂します。手のひらサイズのものが多かったのですが、この1株は驚くほど大きく育っていました。小さな生き物には雨をしのげる場所になりそうです。
40ヤマエンゴサク見かけたのはここだけでした。地下に球形の塊茎（かいけい）があり、春先にそこから地上部に茎を伸ばして花を咲かせます。しかし落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には、地上部は枯れて消えてしまいます。翌年の春まで、地下の塊茎で生きるのです。
1
40ヤマエンゴサク
見かけたのはここだけでした。地下に球形の塊茎（かいけい）があり、春先にそこから地上部に茎を伸ばして花を咲かせます。しかし落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には、地上部は枯れて消えてしまいます。翌年の春まで、地下の塊茎で生きるのです。
見かけたのはここだけでした。地下に球形の塊茎（かいけい）があり、春先にそこから地上部に茎を伸ばして花を咲かせます。しかし落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には、地上部は枯れて消えてしまいます。翌年の春まで、地下の塊茎で生きるのです。
41延命水犬戻峡に下る道を標高1,060mまで下りてきた地点に、延命水と呼ばれる湧き水がありました。手ですくって飲んでみると、クセがなくとてもマイルドでした。
41延命水
犬戻峡に下る道を標高1,060mまで下りてきた地点に、延命水と呼ばれる湧き水がありました。手ですくって飲んでみると、クセがなくとてもマイルドでした。
犬戻峡に下る道を標高1,060mまで下りてきた地点に、延命水と呼ばれる湧き水がありました。手ですくって飲んでみると、クセがなくとてもマイルドでした。
42キケマン花弁は黄色、先端部分に淡黄色、緑色、薄茶色などの模様が入ります。 花は、花茎の下方から上に向かって順に咲き、開花するに従って花弁の先端を下げます。
42キケマン
花弁は黄色、先端部分に淡黄色、緑色、薄茶色などの模様が入ります。 花は、花茎の下方から上に向かって順に咲き、開花するに従って花弁の先端を下げます。
花弁は黄色、先端部分に淡黄色、緑色、薄茶色などの模様が入ります。 花は、花茎の下方から上に向かって順に咲き、開花するに従って花弁の先端を下げます。
43フキ
フキの果実です。綿毛をつけた種子がついています。この周辺にだけたくさん生えていました。
フキの果実です。綿毛をつけた種子がついています。この周辺にだけたくさん生えていました。
44ダイセンミツバツツジコバノミツバツツジよりも色が濃く、少し遅れて咲きます。よく似たユキグニミツバツツジとは違い、葉の裏面脈上、特に葉柄に密に毛があります。道沿いに4本ありちょうど満開でした。また、犬戻峡入口から犬戻滝＜写真46＞に向かう道中、しばしば見られました。
44ダイセンミツバツツジ
コバノミツバツツジよりも色が濃く、少し遅れて咲きます。よく似たユキグニミツバツツジとは違い、葉の裏面脈上、特に葉柄に密に毛があります。道沿いに4本ありちょうど満開でした。また、犬戻峡入口から犬戻滝＜写真46＞に向かう道中、しばしば見られました。
コバノミツバツツジよりも色が濃く、少し遅れて咲きます。よく似たユキグニミツバツツジとは違い、葉の裏面脈上、特に葉柄に密に毛があります。道沿いに4本ありちょうど満開でした。また、犬戻峡入口から犬戻滝＜写真46＞に向かう道中、しばしば見られました。
45ラショウモンカズラ花を羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼の腕に例えたといいます。ぞっとするような名前の由来ですが、なかなかきれいな花です。この周辺にだけ咲いており、株数はあまり多くありませんでした。
45ラショウモンカズラ
花を羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼の腕に例えたといいます。ぞっとするような名前の由来ですが、なかなかきれいな花です。この周辺にだけ咲いており、株数はあまり多くありませんでした。
花を羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼の腕に例えたといいます。ぞっとするような名前の由来ですが、なかなかきれいな花です。この周辺にだけ咲いており、株数はあまり多くありませんでした。
46犬戻の滝犬戻峡まで下りてくると、犬戻の滝が出てきました。黒雲母花崗岩の間を水が流れ落ち、険しくて犬も引き返したのでその名がついたそうです。動画も撮りました。
1
46犬戻の滝
犬戻峡まで下りてくると、犬戻の滝が出てきました。黒雲母花崗岩の間を水が流れ落ち、険しくて犬も引き返したのでその名がついたそうです。動画も撮りました。
犬戻峡まで下りてくると、犬戻の滝が出てきました。黒雲母花崗岩の間を水が流れ落ち、険しくて犬も引き返したのでその名がついたそうです。動画も撮りました。
47竜神の滝プレートも案内板もありませんでしたが、犬戻の滝＜写真46＞に負けず劣らず存在感のある滝でした。対岸に木の間からちらちら見えるので、何度も写真を撮りました。全景が見えるこの場所には踏み跡があり、少し下りて動画を撮りました。
2
47竜神の滝
プレートも案内板もありませんでしたが、犬戻の滝＜写真46＞に負けず劣らず存在感のある滝でした。対岸に木の間からちらちら見えるので、何度も写真を撮りました。全景が見えるこの場所には踏み跡があり、少し下りて動画を撮りました。
プレートも案内板もありませんでしたが、犬戻の滝＜写真46＞に負けず劣らず存在感のある滝でした。対岸に木の間からちらちら見えるので、何度も写真を撮りました。全景が見えるこの場所には踏み跡があり、少し下りて動画を撮りました。
48ヤマフジ
フジに似ていますが、ツルの巻き方向が反対であること、花穂がフジのように長く伸長しないことで区別できます。
フジに似ていますが、ツルの巻き方向が反対であること、花穂がフジのように長く伸長しないことで区別できます。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
防寒具
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
|
|---|
感想
寂地山は山口県（岩国市）最高峰であり、中国山地最大級のブナ林に被われ、稜線上にはたくさんのカタクリが咲き、麓は寂地峡や犬戻峡の渓谷美を堪能できます。
この日は5月1日で昨年の同日ならこの山域（昨年は隣の吉和冠山訪問）はカタクリが満開でしたが、カタクリがたくさん咲いているはずのミノコシ峠付近がほぼ咲き終わっていたので、半ばカタクリの観賞をあきらめていました。ところが、右谷山付近で少し残っていたのを皮切りに、竜ヶ岳分岐、南寂地山（1,309m峰）前後の稜線、そして、寂地山から少し東に進んだ所にまだたくさん咲いていて感激しました。4月末に寂地山に登った方の「カタクリ終盤」レポートのためか、登山者が急激に減って、かえってゆっくりと時間をかけてカタクリを観察することができました。
そして、この山域のもう一つの魅力は渓谷美です。登り始めてすぐに「寂地峡五竜の滝」の石碑があり、そこから落差15mの竜尾の滝、さらに、滝見道を登っていくと登竜の滝と大乗淵があり、白竜の滝が続きます。その上には落差18mの竜門の滝があり、最上段には落差14mの竜頭の滝と荘厳な滝の連続シーンが間髪を入れずに出てきます。
下りの犬戻（いぬもどり）峡には犬戻の滝や竜神の滝など、五竜の滝に負けないスケールの滝がありました。特に竜神の滝はレコがほとんどなく、宝探しでお宝を発見したような気分でした。ちなみに、“犬戻”は、滝が険しくて犬も引き返したというのが名前の由来だそうです。
白いカタクリは見られませんでしたが、天候に恵まれ、登山者が少ない中でゆっくりと滝や可憐な花々を楽しめました。行った甲斐がありました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1398人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
寂地山の最新記録
南寂地山・寂地山
2025年09月15日 (日帰り) [C]
寂地山
2025年09月13日 (日帰り) [B]
【山口県岩国市、島根県益田市】額々山、寂地山（松ノ木峠から中国地方の山百選）
2025年09月07日 (日帰り) [B]
寂地山
2025年08月24日 (日帰り) [B]
寂地山（山口県最高峰）etc 3座
2025年08月23日 (日帰り) [C]
右谷山の最新記録
寂地山
2025年08月24日 (日帰り) [B]
寂地山（山口県最高峰）etc 3座
2025年08月23日 (日帰り) [C]
寂地峡はすこぶる快適 寂地山
2025年07月19日 (日帰り) [A]
五竜の滝〜寂地峡〜右谷山〜寂地山〜犬戻峡 西中国山地
2025年07月13日 (日帰り) [B]
寂地山 吉和冠山
2025年07月05日 (日帰り) [B]
錦ヶ岳の最新記録
寂地山
2025年08月24日 (日帰り) [B]
寂地山（山口県最高峰）etc 3座
2025年08月23日 (日帰り) [C]
寂地峡はすこぶる快適 寂地山
2025年07月19日 (日帰り) [A]
五竜の滝〜寂地峡〜右谷山〜寂地山〜犬戻峡 西中国山地
2025年07月13日 (日帰り) [B]
寂地山 吉和冠山
2025年07月05日 (日帰り) [B]
com-sou さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する