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Yamareco

記録ID: 1449941
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳

2018年05月01日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:21
距離
14.4km
登り
1,590m
下り
1,590m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:41
休憩
0:35
合計
9:16
距離 14.4km 登り 1,590m 下り 1,590m
5:39
95
7:14
7:15
174
10:09
10:13
88
11:41
12:08
160
14:48
14:51
4
14:55
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢無料駐車場
扇沢の無料駐車場、5時半の出発時点で空きは30%ぐらい
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扇沢の無料駐車場、5時半の出発時点で空きは30%ぐらい
ゲート左側にある登山道入口
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ゲート左側にある登山道入口
夏道を辿る
たまに案内板を見つけてほっとする
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たまに案内板を見つけてほっとする
コース外しっぱなしでした。情けないかなGPSがなかったら全然ダメじゃん…
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コース外しっぱなしでした。情けないかなGPSがなかったら全然ダメじゃん…
大沢小屋が見えてきました。ここでお会いした方に「え!夏道で?」と。川沿い歩いて来れたのにって教えてもらいました。
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大沢小屋が見えてきました。ここでお会いした方に「え!夏道で?」と。川沿い歩いて来れたのにって教えてもらいました。
その川沿いを見ながら歩いていたら、ブロック雪崩が発生!初めて見ました。
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その川沿いを見ながら歩いていたら、ブロック雪崩が発生!初めて見ました。
いよいよ河原へ下ります。
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いよいよ河原へ下ります。
アイゼンなしでザクザク登っていきます
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アイゼンなしでザクザク登っていきます
振り返ると爺ヶ岳!美しき山容!
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振り返ると爺ヶ岳!美しき山容!
あの先の谷の分岐で休憩しよう
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あの先の谷の分岐で休憩しよう
谷の分岐で休憩、いい景色を眺めながらアイゼンを着けてゆっくり休憩しました。
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谷の分岐で休憩、いい景色を眺めながらアイゼンを着けてゆっくり休憩しました。
針ノ木岳だけ行くならマヤクボ沢(右)へ行っても良かったけど直進して針ノ木雪渓を上ることにしました
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針ノ木岳だけ行くならマヤクボ沢(右)へ行っても良かったけど直進して針ノ木雪渓を上ることにしました
みんなあそこで休憩してる。
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みんなあそこで休憩してる。
それにしてもなんて急なんでしょう。数歩進むたびに小休止を繰り返し、なかなか前に進みませんでした。
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それにしてもなんて急なんでしょう。数歩進むたびに小休止を繰り返し、なかなか前に進みませんでした。
針ノ木峠に到着!思わずバンザイ!!
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針ノ木峠に到着!思わずバンザイ!!
パノラマで蓮華岳と針ノ木岳
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パノラマで蓮華岳と針ノ木岳
槍、穂高が見えます
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槍、穂高が見えます
お疲れさまです!もう少しですよ。
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お疲れさまです!もう少しですよ。
北葛岳と七倉岳かな?
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北葛岳と七倉岳かな?
鳴沢岳から岩小屋沢岳の稜線とその奥に見える鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳
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鳴沢岳から岩小屋沢岳の稜線とその奥に見える鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳
針ノ木雪渓
針ノ木岳へ向かいます。高瀬ダムの左に餓鬼岳、右奥に野口五郎岳が見えます。
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針ノ木岳へ向かいます。高瀬ダムの左に餓鬼岳、右奥に野口五郎岳が見えます。
このトラバースは結構ドキドキした(振り返って撮影)
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このトラバースは結構ドキドキした(振り返って撮影)
引きでもう一枚。後からくる皆さんはもう少し下を歩いてました。
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引きでもう一枚。後からくる皆さんはもう少し下を歩いてました。
鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳
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鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳
ここをよじ登ったらもう少しだ。
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ここをよじ登ったらもう少しだ。
山頂に到着。三角点にタッチ!
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山頂に到着。三角点にタッチ!
スバリ岳から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳
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スバリ岳から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳
高瀬ダム
針ノ木岳(2820.5m)
針ノ木岳山頂にて
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針ノ木岳山頂にて
黒部湖と立山、剱岳
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黒部湖と立山、剱岳
左奥は薬師岳かな?
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左奥は薬師岳かな?
絶景を眺めながらのお昼休憩
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絶景を眺めながらのお昼休憩
いい景色〜♪
沢の分岐でお話した方がマヤクボ沢から上ってこられました。ここで数枚写真を撮ってもらいました。ありがとうございました。
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沢の分岐でお話した方がマヤクボ沢から上ってこられました。ここで数枚写真を撮ってもらいました。ありがとうございました。
さあ下りましょう
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さあ下りましょう
いろいろ教えてもらったので帰りはマヤクボ沢で下ります。
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いろいろ教えてもらったので帰りはマヤクボ沢で下ります。
急斜面をざくざく下って振り返る
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急斜面をざくざく下って振り返る
ブッシュは左から巻きました
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ブッシュは左から巻きました
右手に針ノ木雪渓、あんな急なとこ登ったんだね〜
2
右手に針ノ木雪渓、あんな急なとこ登ったんだね〜
谷の分岐点まで下ってきました
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谷の分岐点まで下ってきました
教えてもらった通り、帰りは河原をそのまま下ります。朝目撃したブロック雪崩の場所を通過。
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教えてもらった通り、帰りは河原をそのまま下ります。朝目撃したブロック雪崩の場所を通過。
水が青いよ
ずっと右岸を下って、最後は橋を渡って左岸の林道へ
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ずっと右岸を下って、最後は橋を渡って左岸の林道へ
フキノトウ?
あっ!ここに出るんやね。(朝は右から左へ歩いた)
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あっ!ここに出るんやね。(朝は右から左へ歩いた)
さああと少し!なんだけど最後はちゃんと登山道に入らないといけません。知らずに舗装道をそのまま下っていったらゲートでここは歩いてはいけません!って注意されました。以後、気をつけます。
m(__)m
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さああと少し!なんだけど最後はちゃんと登山道に入らないといけません。知らずに舗装道をそのまま下っていったらゲートでここは歩いてはいけません!って注意されました。以後、気をつけます。
m(__)m
ゴール!

感想

いつものように有料道路を使わずの移動、名古屋経由で行くより100kmほど遠回りになるけど日本海側経由530kmのドライブで登山口の扇沢駐車場へ。到着したのは2時半、無料駐車場も結構空いてたので一安心、4時半まで仮眠して準備をして予定より少し早めの5時半に出発します。登山口はゲート左側にあり、ここから舗装道を縫うように登山道を進みます。残雪の登山道は道が読みづらく、コースアウトからGPSを見ながら復帰、ブッシュ越え時々踏み抜きを繰り返しながらようやく大沢小屋が見えるところまで来ました。そこでお会いした方に「夏道で?川沿いで歩いて来れたのに」と教えてもらいました。小屋を過ぎて左に川沿いの道が見えますが、2組が右岸を歩いていました。帰りはあの道で帰ろう!と思いながら進めているとその右岸側の斜面でブロック雪崩が発生しました。川沿いを歩いていた人の100mぐらい先だったのですが、ちょっと恐怖を感じました。夏道から河原へ降りていよいよ雪渓歩きが始まります。腐った雪面をざくざくとアイゼンを着けずに上っていきます。少し急になったりもするのですが、踏み跡があったのでそれを踏んで上っていけました。標高がどんどん高くなるにつれ息があがるようになりました。久々の2500m越えなのもあって息が上がってなかなか前に進めません。谷の分岐でアイゼンをつけて休憩、ここから傾斜がぐっと立ち上がるのでした。蓮華岳へ向かうBCのカップルさんとほぼ同じペースで上っていきます。30歩ぐらい進んでは休憩を繰り返し、やっとこさ針ノ木峠に到着。そしてここでやっと向こう側の景色が見えるのでした。槍穂高に高瀬ダム、いい景色です。ここまで結構時間がかかったのもあって体力が落ちたのを実感、頂上は見えてるけどここからも遠かった。一部溶けているざれた登山道とこんもりとした雪を登る所、そしてピッケルに持ちかえずにそのまま行ってしまったトラバース、この雪質なら落ちても体が回らない限りは止まりそうに思いましたがそれでもちょっと怖いトラバースでした。相変らず息が上がった状態で、中断も頭の中に浮かびましたが最後の急な壁状の所を上るとあとは50mほど、そしてやっと山頂に到着しました。まずは三角点のある奥へ。するとここまできてやっと見れる景色、黒部湖と剱岳、立山の絶景が見れます。スバリ岳から爺ヶ岳への稜線そしてその先へ続く鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳までも綺麗に見えます。隣の蓮華岳、遠くは槍、穂高、高瀬ダムを囲む山々と360度の大パノラマに癒されました。ほんと来てよかったな〜って。三角点の近くで剱岳を見ながらランチ休憩、しばらく山頂には自分だけだったのでなんとも良い時間を過ごせました。食べ終わってさあ下ろうと思った頃にさっき谷の分岐でお話した方が上ってこられました。この絶景をバックに写真を数枚撮っていただき、マヤクボ沢のルートと最後の右岸沿いの道について教えてもらいました。さあ下山です。急な壁状のところを過ぎたところでお話した女性から「あれを越えたら山頂までどのくらいですか?」と聞かれて少しお話をしました。針ノ木雪渓のラストが全然前に進まなかったのと止めようか思ったことなど聞いてると、良かった同じやな〜って思ったのでした。帰りは踏み跡見ながらマヤクボ沢を下りました。時々大きく踏み抜くこともありましたが問題なく谷の分岐点へ、ゆっくり下っていきました。朝のブロック雪崩以外にも結構落石とかもあったりで右斜面の様子を見ながら慎重に下っていきました。右岸のスキートレースを辿りながら最後は橋を渡って林道にでます。先へ進めると朝通過した分岐点に戻ってきました。あとは舗装路とそれを縫うように作られた登山道を下ればゴールなのですが、最後のところで登山道に入らずそのまま舗装路を下ってしまいました。ゲートのところで係の人にここは歩いてはいけませんと注意を受けました。以後気をつけます。扇沢ではたくさんの外国人観光客がいました。最近はどこに行ってもそうですね。トイレを済ませて無料駐車場へ戻りました。当初は蓮華岳とセットで2日間で予定していましたが、針ノ木岳だけで充分満足!楽しい山行でした。蓮華岳はまた次回のお楽しみということで(^^)

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コメント

お疲れさまでした!
日帰りだったんですね さすがです。
大沢小屋への夏道は長いし分かりづらいですよね。右岸の道を知ったら夏道には行く気も起きませんが、雪崩があるとは知りませんでした。気を付けないとですね。
針ノ木へのトラバースも怖いですよね でも稜線を行くともっと怖い目に。。
お天気よくて何よりでした。次回蓮華岳とセットで行かれるときは、ご一緒したいものです
2018/5/5 10:14
Re: お疲れさまでした!
BBCさん、こんにちは
大沢小屋までの迷いっぷりには参りました(笑)次回からは雪崩&落石を気にしながら右岸で行こうかと…でも無雪期に一度歩いてみたいとも思いました トラバースは先行者の踏み跡があってそれを追ったのですが、結構上部だったのと稜線に戻る時に急に上がったりでそれはそれは怖いのなんのって…おまけにバテバテで思うように進まずで。雪質にもよりますが、もっと固いと怖くて行けてなかったかもしれません。稜線、行ったことあるのですか?トンガリ過ぎていてこれはダメだなって思ってましたが、想像するにやせ落ちてすごく足場も悪そうに思いました。今回は翌日から天気が崩れることと雪面でテン泊の経験がないというのもあり、一度テント場がどんな状態のところなのかを見ておこう。ということで日帰りにしましたが、また来年以降天気がよさそうな日が続けば当初の計画通りセットで行こうと思いますので、その時はぜひご一緒させてくださいね
2018/5/6 9:15
Re[2]: お疲れさまでした!
自分が行ったときは11月末で、真白い雪がたっぷりありました。
なのでテント場は使えず、小屋の裏(雪渓側)の隙間に張ってました。
雪質は良かったので、稜線もトラバースもそれなりに歩けてましたが、お察しの通り稜線は痩せていて雪庇を踏み抜いてしまいました。すぐ足が着いたので助かりましたが、怖いけどトラバースするしかないですね〜。
2018/5/7 19:12
Re[3]: お疲れさまでした!
BBCさん、こんばんは
稜線もトラバースも怖い怖い…でもここはトラバースなんですね。
実は針ノ木雪渓のラスト50mぐらいの所も急で、
先行者の踏み跡もところどころ浅くてちょっと怖かったです。
キックステップで上っていきますがたまにザラメで足が取られたりで、
でも振り返ると怖いのでただ歩数を数えてながら前向いて
歩いて耐えました(笑)
トラバースが怖いのも前よりは少しマシになったかもしれませんが
やっぱり慎重に慎重に歩くのでたっぷり時間がかかってしまいます。
来年、上松Aの前岳周辺でどうなるかですが、ここも含めてまた
BBCさんと一緒に歩くのを楽しみにしています
2018/5/7 20:41
お疲れさまでした〜
針ノ木の前壁のところでお話しさせていただいた者です♪ あと少しと聞いて、あの壁を登る気持ちが湧きました。ありがとうございました!
お互いに上のトラバースをチョイスしてしまった分、人並み以上にスリリングな針ノ木になりましたね 笑
またどこかでお会いできましたらお声かけさせて下さい。お疲れさまでした!
2018/5/7 14:50
harubo33さん
おつかれさまです!
レコを拝見してまして、あの時声をかけてくださった方だなって
思ってました。コメントありがとうございます(^^)
あと30mと言いましたがもっとありましたよね
自分もあの場所で同じ状態だったのでなんか、
みんな一緒なんだな〜ってちょっとほっとしましたよ
ほっとした反動と気さくに声をかけてもらった
うれしさからついついトラバースが怖かったとかなんとか…
少ししゃべり過ぎの関西人でした(笑)
でももう少しお話したかったかな
プロフも拝見しましたが、百高山やってるんですね
自分は200、300名山をベースに歩きつつ、
日本中のその季節ごとに歩きたいと思った山を気ままに歩いていますので、
またどこかでお会いできるといいですね☆
2018/5/7 20:28
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