冠雪の白山


- GPS
- 06:19
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 599m
- 下り
- 1,697m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 11月10日に猟友の集まりがあり、初猟は11月15日と決定。(休めません) 登るとしたら13日がラストチャンスになるのかなと。 12日の土曜日は家事をして明日の13日も何となく終わるのかなと思って夕方 に外を眺めたら「まあいい天気」 行けるんじゃない? さあどこに? リハビリだから近場?富士写ケ岳?いやいやあそこは今年最後 の山 でも今年は忘年会には行けないから、今でもいいか? そういえば、白山のゲートいつ閉まるんだっけ?ネットで調べたらまだ行け る!! 一応準備だけはしようかと。 翌朝、無事起きれたので久々の登山と相成った次第。 12本爪、ピッケル買おうかな・・・ ちなみに今回は温泉なし |
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感想
3:00 粟崎出発
今回は食料の事前準備なし
よって、鶴来のラストコンビニ(7&11)にて調達、ドーナツ2個
5:00 別当出合前の駐車場到着
10台程度
みなさん仮眠中?
早々に準備を済ませる。
5:15 駐車場出発
このアスファルト道がいや
ヘッドライトの明かりを頼りに歩く
5:25 別当出合着
5:30 登山届を「上り下り共に砂防新道」とし提出、出発
ちなみに入口は裏
ベンチエリアには何やらいろんな資材が置かれている。
鳥居であいさつ、吊り橋に行くも「工事中、通れません」の看板
先行者2名の男女、1名の男性は観光新道に、さあどうする?
届けに「砂防新道」って書いたから、嘘はつかずにその通りに行こう!
しかしコンパネで橋の入口が塞がれているし。
ものは試しと動かすと「何とか通れるぞ」
でも板が取り払われている、これが冬場の姿か、うん?H鋼の骨組みが
ペンキできれいに塗られている。
そうですね、工事中って書いてありましたもんね。
慎重に両手を脇のロープの添えて進む。手が長くて良かった。
向こう岸に着く、振り返ると3つのヘッドライトが、なるほど私の明かりで
通れると思った次第か。
さて、渡ったがいいがどうやってこの壁を超えようか?
身長より高いし、さりとて両脇のコンクリートの支柱の横は崖で通れないし。
夏は全く気にしていなかったが、困った。ええいままよ、乗り越えろ!
落ちるとやばいな、と思うがここまで来たら行く!
何とか乗り越え石段の坂道へ、後続の3名も乗り越えてきたよう。
5:55 中飯場到着
真っ暗、水を少々、そして先に進む。
6:15 別山が明るくなる。
白山方向のがれた岩肌も明るくなって来た。
甚之助避難小屋まであと1.2Km
道に霜柱が見えてくる、前日までの雪も残っている。
木道にも霜が凍り付き、滑る!
藪影の小池も凍っている、踏み入れると「パキ」っと、こんなところで
遊んでる場合か。
6:50 甚之助避難小屋到着
トイレ休憩、誰かが中にいるよう・・・熊ではなさそう。
室堂まであと2.2km
7:10 エコーラインとの分岐に着くと下で人影が。
甚之助に後続の3名が着いたよう。
日陰ではいよいよ雪が、道には雪が積もり、そして凍っている。
7:25 別山から朝日が顔を出す、いいねぇ、空は真青
12曲がりの下までの斜面をトラバース気味に。落ちそう。
延命水に着く、しかし枯れかかっている。
石道の上は凍っている、これは滑る。下は怖い。
遠くに見える別山の向こうは見事な雲海、ソバよりイモが好き。
7:45 黒ボコ岩着、標高2320mか
3人で登った初白山以来の岩の上で一人、周囲をパチリ
見上げる目的地の御前峰が見事な青空とのコントラスト
ふと分岐点の看板を見ると「別当出合吊橋工事中 28/10/17〜完了まで」、
この完了っていつだ?
弥陀ヶ原の木道(登拝道)を歩く
上りはじめの藪手間の左手は「立ち入り禁止」、どこに行くんだ?
8:00 室堂到着
1名がデポして頂上アタック中のよう
こちらも準備開始、ハードシェル、カンジキ、ニット防止、そしてあったか手袋に
8:10 頂上アタック
「室堂センター周辺図」が新調されている、前回は全く読めないくらいに
壊れていたっけ。
白山開山1300年記念事業の一環か
青石に
振り返ると眼下に室堂、誰もいない。
高天ケ原、残り500m
エビのしっぽ成長中
魚介類のしっぽは食べないように、菌がいますよ。
頂上少し手前の岩場で降りてきた先行者と入れ違う、早いな。
8:50 祠に到着、お参りする。
そして頂上に、南方向にエビ大成長
15分程滞在、自撮りする。52歳かぁ
剣ケ峰、大汝峰が見える、行くか!?
9:05 下降開始
前日、誰かが降りたよう、トレースする。
9:15 下に立つ、そして見上げる、ルートは不明、何とかなるだろう。
アイゼンがしっかり刺さる、程よい硬さ。
頂上直下の岩場に差し掛かり足の置き場所に難儀。
9:35 剣ケ峰登頂
この峰、何も書いてない、あいそないわぁ
御前峰に3名を認める、例の後続者
少しだけ北の山々を眺める、いいわぁ
さあ下山
やはり下りは気が張る、でも滑落しても岩で止まるから大丈夫、少し痛いだけ。
9:50 大汝峰へ
前日の踏み跡あり、沈まない。
下り、ハイマツ側はごぼる、カンジキ持って来ればよかった。
10:00 中宮道への分岐、夏に来たなぁ〜。来年はご一緒しましょう。
さて一思案、道がない。
上を望む、アイゼンもってきてよかった。
10:15 大汝峰登頂、前回と同様風が強い
標識には同様にエビのしっぽが
白い雪原と青空のコントラストの向こう、ふたたび北の山々を眺めて悦に
入る。
前回いけなかった避難小屋に、「緊急避難以外立入禁止」の但し書き
いつもの「ミニ大福」 をパクリ。
10:30 下山開始
遠くに周回路を歩いてる人がごぼってる様子、こっちも大変、同じくごぼる。
お池巡りコースを少し周遊
何とか池に雪の蓋が、青い水が少し見える
ここからの登りはやっぱりきつい、リハビリ&リハビリ
室堂が見えた、そして人が多い!
道に合流、アイゼンがが外れるもそのまま歩く。
11:10 室堂着、お昼にしよう
南側の軒先で休憩、5名が休憩中、後続だった3名もいる。
みなさんカップヌードル、どうしよう、自分も同じものにしようか?
一人だと面倒が先に立つ
7&11で買ったドーナツを2個いただく。
ファミマのオールドファッションはフワサクだがセブンのは硬い。
しかし、ザックに入れることを考えるとこの方がいいと思う。
カロリーも同じく500Kcal超えだし。
11:30 アイゼン、上着を片付け、手袋を替え、ポールを出してさあ下山。
弥陀原までの下りは滑る、もう少し着けておくべきだったアイゼンを。
木道はすでに乾いている、数名とすれ違う。
11:55 黒ボコ到着、砂防に下っている人も見えるが。
芸がない、観光だ。
溶けた雪で道が少しぬかるみ気味。
青空の下、かっこいい別山を見ながら下降
蛇塚で滑る。
殿ヶ池避難小屋で小休止
後続が来たので入れ替わり再出発
何度か歩いているが、観光だけは登りでは使いたくない
12:55 何とか岩の下を潜り抜ける前に、いつもの悪い癖、後続の確認、
よしまだ大丈夫
看板が「別当出合まであと3Km」と訴えている。
歩きやすい稜線を気持ちよく進む
13:10 禅定道との分岐に
いつか走破してみたい道、過去に一度途中まで歩いたが誰にも会わなかった
ことがある道
いよいよ道が険しくなる。
ふと下を見ると砂防工事の道に人が
なるほど、砂防新道の途中からアスファルト道に降りたのか、賢いな。
そうか、いつもは青葉で木々が生い茂っているのでこの道、見えないんだ。
そうこうしていらた、後ろから熊鈴の音が、
若い兄さんにぶっちぎられる、トレイルランナーではなくトレーニングウェア
の走者、渋い
観光新道とアスファルト道、もう5mしか離れていない、そっちの楽な道に
行こうか?
と考えるも、別当出合までは結局かなりの回り道になるので初志貫徹
もう1名後ろから、この人には抜かれたくないな、ゆえに頑張る。
しばらくすると下からにぎやかな声、若い夫婦とちびっ子の3名、頑張れ
未来のクライマー女子
吊り橋が見えてきた、朝は暗くて何も見えなかったけど、ハイ、H鋼の1本橋、
みなさん冬場はこんなところ通っているんですね。
落ちなくて幸せ。
13:55 別当出合着
鳥居であいさつ、ケルンで記念写真、お疲れ様でした。
よく見るとセンターのベンチエリアには吊り橋の材料が置かれ、茶色く塗装
されて準備されている。
朝、これの意味を考えればよかったのか?
「このはし渡るべからず」、でも真ん中を通ったのでお許しを?(古いね)
後続が何名か降りてきた。
駐車場までの道はつらい、振り返りながら別山を見上げる。
14:10 駐車場着、後から福井からのおじさんが隣のレクサスで片付け、そして先に
帰路に、お金持ち〜
こちらはゆっくり片付け
2時をすぎているのに1人の女性が下から、そして登る準備を始める。
「今からですか?」の問いに「はい」、お〜今からか
「登れるところまで行って戻ってきます」との弁。
山の女性は強い
14:20 片付けも終わり、さあ帰宅。ソーセージ&赤コーラでいつもの乾杯、
ゆるゆると市ノ瀬まで。
そこからは「盛りの紅葉」を右手に見ながらのんびり、百万貫の岩には誰も
登っていない、駐車場には数名に人がいるが。
麓の町に到着、冬季閉鎖のゲートを見ながら
「ここからチャリは厳しいよなぁ」と独り言
17:30 無事帰宅
穏やかな昼下がりをのんびりドライブしながら我が家に
リハビリ登山、無事で何よりでした。
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