記録ID: 1537971
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山
音更山・石狩岳から黒岳へ(東大雪-表大雪縦走)
2018年07月24日(火) 〜
2018年07月27日(金)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 28:19
- 距離
- 48.1km
- 登り
- 3,582m
- 下り
- 2,776m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:12
距離 10.1km
登り 1,402m
下り 410m
12:52
2日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:38
距離 10.7km
登り 670m
下り 989m
12:30
3日目
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:44
距離 18.7km
登り 1,113m
下り 553m
天候 | 4日間とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/nyurin_kisei.html 自家用車をユニ石狩岳登山口に止め、層雲峡下山後はタクシーで回収に向かいました。タクシー料金は15000円くらいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ユニ石狩岳〜十石峠 倒木が数か所あります。 縦走装備でくぐったり、乗り越えたりするのはなかなか大変です。 ●十石峠〜音更山 登山道はしっかりしています。 ヒグマの痕跡は多数。 ●音更山〜石狩岳 特になし。 悪天候時には、音更山からの下りの岩場での道迷いに注意です。 ●石狩岳〜ニペの耳 切り立った稜線歩きになり、ここまでの行程と雰囲気が変わります。 慎重に足を運びました。 ヒグマの痕跡多数。 ●ニペの耳〜最低コルへの下り ニペの耳から先は、あまり人が入っていない様に感じられます。 そして約400mの急激な下りが始まります。 ●最低コル付近〜根曲り廊下 背を超すような笹竹が生い茂っています。 特に最低コル付近は、登山道が非常に分かり難いです。一部分は廃道と言ってもいい状況です。GPSがあっても非常に苦労しました。 ●石狩岳分岐〜沼ノ原 腰くらいの笹が繁っています。 前区間に比べれば天国です。 ●五色岳まで 五色の水場からの急登を越えれば、なだらかな登りが続きます。 8割方木道です。 ●以降の行程は特記事項なしです。 |
その他周辺情報 | 今日も黒岳温泉へお邪魔しました。 |
写真
最低コル付近
狭いながらも小さな空間が開いています。
夏山ガイドでは「テント2張り分のスペース」となっていますが…
この辺りから沼ノ原寄りの一帯が、もっとも厳しい場所でした。
ここから南へ行くと水場へがあるはずですが、道は途中から消えていました。
狭いながらも小さな空間が開いています。
夏山ガイドでは「テント2張り分のスペース」となっていますが…
この辺りから沼ノ原寄りの一帯が、もっとも厳しい場所でした。
ここから南へ行くと水場へがあるはずですが、道は途中から消えていました。
冷静に観察し何とか道をたどります。
一番厳しい所を何とか抜けると前方から鈴の音が!
まさかの人でした!
ぼくとは逆ルートで、石狩岳を目指す男性でした。
お互いにこんな所で人と会うとは思ってもおらず、驚くと同時に、安心し勇気づけられました。
お互いに情報交換し分かれます。
この出会いは本当にうれしかった。
でもお互いに思っていたはずです、「物好きもいるなあ」って(笑)
※出会う直前に撮っていたアカモノ
一番厳しい所を何とか抜けると前方から鈴の音が!
まさかの人でした!
ぼくとは逆ルートで、石狩岳を目指す男性でした。
お互いにこんな所で人と会うとは思ってもおらず、驚くと同時に、安心し勇気づけられました。
お互いに情報交換し分かれます。
この出会いは本当にうれしかった。
でもお互いに思っていたはずです、「物好きもいるなあ」って(笑)
※出会う直前に撮っていたアカモノ
感想
東大雪から表大雪へ歩いてきました。
石狩岳の挑戦は3度目の正直でした。
そして石狩連峰を端から端まで歩けたのは、本当にうれしかったです。
とても素晴らしい稜線でした。
今回のルートは、大変困難なルートでした。
困難の核心部分は石狩連峰と沼ノ原をつなぐ、最低コル附近です。
根曲り廊下とはよく言ったもので、成長しきった笹で道は非常に不明瞭です。
何度か道をロストしそうになり、「遭難」が頭をよぎりました。
ゴール地点の黒岳7合目登山事務所のおにいさんに聞いた話では、来年あたりに笹狩りの予定があるとの事でした。本当ならこれは朗報ですね。
一ヶ所マダニに喰われていました。
下山してから、温泉に入った時に気付きました。
家に帰ってから、その日の内に皮膚科で取り除いてもらいました。
※思い返したことがあれば書き足していきます。
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コメント
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bun33さん
東大雪から表大雪の縦走、お疲れ様でした!
お天気に恵まれて、最高の稜線歩きを楽しまれたのですね
石狩岳へは3度目の挑戦だったのですね。
音更岳に石狩岳へのあの急登を重装備で登るのは、とても大変だったかと…。
軽装でもキツかった事と強烈に記憶しているので。
核心部分のくだりでは、手に汗握りながら拝読しました。
やはり根曲り廊下が大変だったのですね。
不安な時は食べたり飲んだりすると、ほんと落ち着くんですよねー。
物好きもいるなってあたりでは、思わずクスッと笑ってしまいました
大沼ごしのトムラウシ山って、ビューポイントですよね。
私もいつか歩いてこの景色を見てみたい!と強く思わさせられるレコでした。ありがとうございます。
身体をゆっくり休めてくださいね。
mikuriさん、ありがとうございます。
そうなんです。石狩岳には過去2回嫌われていて、今回ようやく山頂を踏むことができました。
石狩岳からニペの耳への連なりは、実に素晴らしかったです。
一日一日、それぞれ困難はありましたけど、実行してよかったと思える山行でした。
反省はいろいろありますけどね。
表大雪に合流した時は、ホッとすると同時に少しさみしかったです。
ぼくは東大雪が気に入ってしまったみたいです。
お疲れさまでした!
大好きな沼の原に行くために
私も必ず行きたいコースです!
お天気に恵まれて
素晴らしい山行でしたね( ^^)
コメントありがとうございます。
大沼のキャンプ指定地を一人占めでした!
とても贅沢な時間が過ごせました。
クチャンベツ登山口が使えないので、沼ノ原も遠い場所になってしまいましたね。
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