マッターホルン(ヘルンリ稜)

- GPS
- 05:59
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,203m
コースタイム
| 天候 | 登頂日は快晴! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
ルートファインディングが重要となるため、地元ガイドと登ることを推奨。 |
写真
装備
| 個人装備 |
ハードシェル
グローブ
アイゼン
行動食
ヘッドランプ
サングラス
カメラ
ハーネス
ヘルメット
カラビナ
|
|---|---|
| 備考 | ガイドに、ピッケルは不要と言われたため、ヘルンリ小屋に置いて行った。同様に、オーバーパンツやゲイターも小屋に置いて行った。防寒具(インナーダウン)は持っていったが使用せず。ソルベイ小屋のちょっと上あたりで、ジャケット(ハードシェル)を着たのみ。 飲み物は、ハイドレーションで1.5リットル。頂上まで凍ることはなかった。ガイドがコーラ好きで、コーラを持っていけ!と言われたけどスルー(笑 行動食はエナジージェル。「ザバス ピットインエナジージェル」とグリコの「ワンセコンド CCD」を持っていったが、ザバスは固すぎて飲みづらかった。 |
感想
アドベンチャーガイズのモンブラン&マッターホルン登頂ツアーに申し込んだはずが、なぜかツアー参加者が一人だけ!?
他に日本人がいなかったら寂しいなあと思いながら、一人でゴンドラに乗りシュヴァルツゼーへ。ここから約2時間、ヘルンリ小屋まで歩く。途中、日本人らしき2人組を見かけたので声をかけてみたら、マッターホルンに登る日本人ガイドとお客とのこと。歩きながら少し話をし、ヘルンリ小屋でもお話させていただき、寂しさを紛らわせることができた。
(この日は、日本人はオレを含めて3グループのみだった。)
小屋では、ツェルマットのアルピンセンターで予約したガイドと、夕飯時に合流。今回のガイドは、前日のブライトホルンでもガイドしてもらった、スイス人のトーマス。数時間とはいえ、前日に顔を合わせており、お互いに実力をわかっているので(オレのダメダメな英語力を含めて・・)、少し安心。
翌日は、地元ガイドが先にスタートするのは知っていたけれど、その中でも、トーマスはトップスタート!小屋に掲示されていた時間(AM3:50)よりも少し早く、AM3:45頃に小屋のドアを開けて登山開始。意外にもスピードはゆっくり。・・ゆっくりなんだけど、まったく止まらないので、着いていくのがやっと。初めて止まったのはソルベイ小屋を過ぎてから。ここでアイゼンを付けてジャケットを着る。写真をとったり行動食を食べたりで5分ほど休憩。
見上げると、頂上まではまだ遠い。が、ここまで誰にも抜かれずに先頭を歩いているにもかかわらず、少し上を登っている人影が・・。トーマスに聞くと、ソルベイ小屋に泊まっていたんだろう、とのこと。
せっかくここまで先頭をきたので、できれば今日の初登頂を取りたいなあと思っていたら、トーマスはスピードを上げて、このパーティーを一気に抜き去った!やはり、地元ガイドじゃないと、ルートファインディングに時間がかかってしまうため、スピードの差は歴然。
そうこうするうちに、フィックスロープ地帯を抜け、急な雪の斜面を登っていくと、目の前にマリア像が。ということは、もうすぐ山頂か!?ずっと足元ばっかり見ていたが、視線を上げるとそこには青空が広がっていた。山頂、しかも、だれもいないマッターホルンの山頂に、ついにやってきた。
事前に調べてはいたけれど、山頂には標識とかが何もない。なにもない山頂でトーマスに写真を撮ってもらい、イタリア側の山頂にも行くか?と聞かれたので行くと即答。イタリア側の山頂は数メートル低いものの、大きな十字架がたっていて、こちらのほうが山頂っぽい。
イタリア側の山頂でしばらく休憩し、約30分間に渡ってマッターホルンの山頂を独占した後に下山を開始。
下山時は、登ってくるパーティをほぼ無視し、どんどん行け!止まるな!あいつらのロープをまたいで行け!と後ろからトーマスの指令が飛ぶ。とまどっていると、トーマスに容赦なく後ろから背中を押される!こんなところで押すとマジで転落するって!!
・・死にたくないので、上り優先とか考えず、どんどん下る。危険な箇所は、トーマスが確保した上で、懸垂下降でどんどん下る。気がつくと、10時前、合計6時間でヘルンリ小屋に戻ってきていた。
ヘルンリ小屋のテラスで登頂証明書を書いてもらい、トーマスにチップを渡してツェルマットへ下山。前日、心細い思いで歩いていた道を、マッターホルンに登頂できたことで、晴れやかな気分で歩くことができた。
コメント
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ichijo












ichijoさん おはようございます。
マッターホルン登頂どえりゃー凄いです。
感動に乾杯です。
80隊も2年前マッターホルンを登る?とんでもない!マッターホルンの周りをトレッキングいい思い出があり、懐かしいです。
スイスのレコ未だあるのかな〜〜。
お疲れ様です。
80,81より
はじめまして。山頂に30分間とは素晴らしいですね!
私も今年の7月に挑戦します。頂上アタック中はヘルンリ小屋に着替えやちょっとした荷物ならデポさせてもらえますか? 教えて頂けると嬉しいです。
こんにちは。コメントありがとうございます。
ヘルンリ小屋の1階に、荷物をデポしておくためのカゴが用意されていますので、ある程度の荷物は置いておけますよ。
返信ありがとうございます!
他にichijo様ならではのワンポイントアドバイスがあれば教えて頂けませんか(小屋でも街でも)。
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