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Yamareco

記録ID: 1538011
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アルパインクライミング
ヨーロッパ

マッターホルン(ヘルンリ稜)

2018年07月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:59
距離
4.5km
登り
1,346m
下り
1,203m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:04
休憩
0:53
合計
5:57
距離 4.5km 登り 1,195m 下り 1,216m
20:49
88
スタート地点
22:17
22:34
72
23:46
0:11
58
1:09
1:20
86
スタート直後はGPSログがあらぬところを指していたので、数分間分を削除した。
上に表示されている地図は、ソルベイ小屋(標高4000m)より上は、標高がおかしいですね。
天候 登頂日は快晴!
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りのシュヴァルツゼーからのゴンドラは、16:30が最終。ヘルンリ小屋からシュヴァルツゼーは、急げば1時間くらい。
コース状況/
危険箇所等
ルートファインディングが重要となるため、地元ガイドと登ることを推奨。
シュヴァルツゼーからの景色。ヘルンリ小屋まで約2時間。
2018年07月23日 19:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
7/23 19:39
シュヴァルツゼーからの景色。ヘルンリ小屋まで約2時間。
山頂は雲の中。さて、明日の天気はどうなるか・・・。
2018年07月23日 20:35撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
7/23 20:35
山頂は雲の中。さて、明日の天気はどうなるか・・・。
ヘルンリ小屋に到着。標高3260m
2018年07月23日 21:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
7/23 21:22
ヘルンリ小屋に到着。標高3260m
ソルベイ小屋付近から。
夜が明けてきた。天気は良さそう!
2018年07月24日 12:26撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
7/24 12:26
ソルベイ小屋付近から。
夜が明けてきた。天気は良さそう!
ガイドが登るのを待つ。
危険箇所ではこのように、ガイドが先に登って確保してから登る。
2018年07月24日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3
7/24 12:28
ガイドが登るのを待つ。
危険箇所ではこのように、ガイドが先に登って確保してから登る。
マッターホルンも赤く染まってきた。
2018年07月24日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 12:37
マッターホルンも赤く染まってきた。
朝日を浴びて輝く頂上。
2018年07月24日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4
7/24 13:14
朝日を浴びて輝く頂上。
日の出。
2018年07月24日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
7/24 13:15
日の出。
太陽に照らされて、周りの山々も色づく。
2018年07月24日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
7/24 13:15
太陽に照らされて、周りの山々も色づく。
登頂!本日のトップ登頂で、30分間、頂上を独り占め!
2018年07月24日 13:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 13:52
登頂!本日のトップ登頂で、30分間、頂上を独り占め!
マッターホルンの影。
2018年07月24日 13:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 13:53
マッターホルンの影。
イタリア側のピークへ。
2018年07月24日 13:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 13:53
イタリア側のピークへ。
ガイドのトーマス。
2018年07月24日 13:54撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5
7/24 13:54
ガイドのトーマス。
イタリア側の山頂にある十字架。
2018年07月24日 13:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 13:56
イタリア側の山頂にある十字架。
イタリア側の山頂。
2018年07月24日 14:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
6
7/24 14:00
イタリア側の山頂。
スイス側山頂のすぐ下にあるマリア(?)像。
2018年07月24日 14:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4
7/24 14:14
スイス側山頂のすぐ下にあるマリア(?)像。
下山中に頂上を見上げる。沢山の人が登っている・・。
2018年07月24日 14:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
7/24 14:56
下山中に頂上を見上げる。沢山の人が登っている・・。
これから下るヘルンリ稜を見下ろす。先は長い・・。
2018年07月24日 14:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
7/24 14:57
これから下るヘルンリ稜を見下ろす。先は長い・・。
ソルベイ小屋まで降りてきた。
2018年07月24日 15:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 15:17
ソルベイ小屋まで降りてきた。
ソルベイ小屋の標高は4000m
2018年07月24日 15:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 15:18
ソルベイ小屋の標高は4000m
まだまだ先は長い・・
2018年07月24日 15:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/24 15:47
まだまだ先は長い・・
ヘルンリ小屋まであと少し!
2018年07月24日 16:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/24 16:48
ヘルンリ小屋まであと少し!
シュヴァルツゼー付近から見上げたマッターホルン。あそこに登ったんだなあと、信じられない思い。
2018年07月24日 18:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7
7/24 18:04
シュヴァルツゼー付近から見上げたマッターホルン。あそこに登ったんだなあと、信じられない思い。
撮影機器:

装備

個人装備
ハードシェル グローブ アイゼン 行動食 ヘッドランプ サングラス カメラ ハーネス ヘルメット カラビナ
備考 ガイドに、ピッケルは不要と言われたため、ヘルンリ小屋に置いて行った。同様に、オーバーパンツやゲイターも小屋に置いて行った。防寒具(インナーダウン)は持っていったが使用せず。ソルベイ小屋のちょっと上あたりで、ジャケット(ハードシェル)を着たのみ。
飲み物は、ハイドレーションで1.5リットル。頂上まで凍ることはなかった。ガイドがコーラ好きで、コーラを持っていけ!と言われたけどスルー(笑
行動食はエナジージェル。「ザバス ピットインエナジージェル」とグリコの「ワンセコンド CCD」を持っていったが、ザバスは固すぎて飲みづらかった。

感想

アドベンチャーガイズのモンブラン&マッターホルン登頂ツアーに申し込んだはずが、なぜかツアー参加者が一人だけ!?
他に日本人がいなかったら寂しいなあと思いながら、一人でゴンドラに乗りシュヴァルツゼーへ。ここから約2時間、ヘルンリ小屋まで歩く。途中、日本人らしき2人組を見かけたので声をかけてみたら、マッターホルンに登る日本人ガイドとお客とのこと。歩きながら少し話をし、ヘルンリ小屋でもお話させていただき、寂しさを紛らわせることができた。
(この日は、日本人はオレを含めて3グループのみだった。)

小屋では、ツェルマットのアルピンセンターで予約したガイドと、夕飯時に合流。今回のガイドは、前日のブライトホルンでもガイドしてもらった、スイス人のトーマス。数時間とはいえ、前日に顔を合わせており、お互いに実力をわかっているので(オレのダメダメな英語力を含めて・・)、少し安心。

翌日は、地元ガイドが先にスタートするのは知っていたけれど、その中でも、トーマスはトップスタート!小屋に掲示されていた時間(AM3:50)よりも少し早く、AM3:45頃に小屋のドアを開けて登山開始。意外にもスピードはゆっくり。・・ゆっくりなんだけど、まったく止まらないので、着いていくのがやっと。初めて止まったのはソルベイ小屋を過ぎてから。ここでアイゼンを付けてジャケットを着る。写真をとったり行動食を食べたりで5分ほど休憩。

見上げると、頂上まではまだ遠い。が、ここまで誰にも抜かれずに先頭を歩いているにもかかわらず、少し上を登っている人影が・・。トーマスに聞くと、ソルベイ小屋に泊まっていたんだろう、とのこと。
せっかくここまで先頭をきたので、できれば今日の初登頂を取りたいなあと思っていたら、トーマスはスピードを上げて、このパーティーを一気に抜き去った!やはり、地元ガイドじゃないと、ルートファインディングに時間がかかってしまうため、スピードの差は歴然。

そうこうするうちに、フィックスロープ地帯を抜け、急な雪の斜面を登っていくと、目の前にマリア像が。ということは、もうすぐ山頂か!?ずっと足元ばっかり見ていたが、視線を上げるとそこには青空が広がっていた。山頂、しかも、だれもいないマッターホルンの山頂に、ついにやってきた。
事前に調べてはいたけれど、山頂には標識とかが何もない。なにもない山頂でトーマスに写真を撮ってもらい、イタリア側の山頂にも行くか?と聞かれたので行くと即答。イタリア側の山頂は数メートル低いものの、大きな十字架がたっていて、こちらのほうが山頂っぽい。
イタリア側の山頂でしばらく休憩し、約30分間に渡ってマッターホルンの山頂を独占した後に下山を開始。

下山時は、登ってくるパーティをほぼ無視し、どんどん行け!止まるな!あいつらのロープをまたいで行け!と後ろからトーマスの指令が飛ぶ。とまどっていると、トーマスに容赦なく後ろから背中を押される!こんなところで押すとマジで転落するって!!
・・死にたくないので、上り優先とか考えず、どんどん下る。危険な箇所は、トーマスが確保した上で、懸垂下降でどんどん下る。気がつくと、10時前、合計6時間でヘルンリ小屋に戻ってきていた。
ヘルンリ小屋のテラスで登頂証明書を書いてもらい、トーマスにチップを渡してツェルマットへ下山。前日、心細い思いで歩いていた道を、マッターホルンに登頂できたことで、晴れやかな気分で歩くことができた。

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コメント

登頂に 乾杯
ichijoさん おはようございます。
マッターホルン登頂どえりゃー凄いです。
感動に乾杯です。
80隊も2年前マッターホルンを登る?とんでもない!マッターホルンの周りをトレッキングいい思い出があり、懐かしいです。
スイスのレコ未だあるのかな〜〜。
お疲れ様です。
80,81より
2018/7/28 8:55
ヘルンリ小屋デポ
はじめまして。山頂に30分間とは素晴らしいですね!
私も今年の7月に挑戦します。頂上アタック中はヘルンリ小屋に着替えやちょっとした荷物ならデポさせてもらえますか? 教えて頂けると嬉しいです。
2019/3/26 21:01
Re: ヘルンリ小屋デポ
こんにちは。コメントありがとうございます。
ヘルンリ小屋の1階に、荷物をデポしておくためのカゴが用意されていますので、ある程度の荷物は置いておけますよ。
2019/3/26 21:59
Re[2]: ヘルンリ小屋デポ
返信ありがとうございます!
他にichijo様ならではのワンポイントアドバイスがあれば教えて頂けませんか(小屋でも街でも)。
2019/3/27 1:04
プロフィール画像
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