山行記録: 御嶽, 摩利支天, 中の湯から

天候	快晴
過去天気図（気象庁）	2018年08月の天気図
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女人堂でご来光.
鳥居とか銅像とか, どうやって運んだんでしょう.

2018年08月04日 04:31撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 4:31

女人堂でご来光.
鳥居とか銅像とか, どうやって運んだんでしょう.

石室山荘.
こんなところによく建てたもんですよね.

2018年08月04日 05:25撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 5:25

石室山荘.
こんなところによく建てたもんですよね.

賽の河原から摩利支天への途中にあるトイレ.
隣に避難小屋もあります.
小屋には戸が無いです.

2018年08月04日 06:22撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 6:22

賽の河原から摩利支天への途中にあるトイレ.
隣に避難小屋もあります.
小屋には戸が無いです.

三の池, 継子岳, その向うに乗鞍が霞んでます.

2018年08月04日 06:25撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 6:25

三の池, 継子岳, その向うに乗鞍が霞んでます.

五の池小屋.
水がほとんど無いです.

2018年08月04日 06:37撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 6:37

五の池小屋.
水がほとんど無いです.

摩利支天への稜線.
左は継母岳.

2018年08月04日 06:42撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 6:42

摩利支天への稜線.
左は継母岳.

二の池の向うは立ち入り禁止の剣ヶ峰.
池の氷のように見えるのは火山灰です.

2018年08月04日 07:48撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 7:48

二の池の向うは立ち入り禁止の剣ヶ峰.
池の氷のように見えるのは火山灰です.

一の又小屋のトイレ.
ロープウェイへの分岐です.

2018年08月04日 08:58撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 8:58

一の又小屋のトイレ.
ロープウェイへの分岐です.

ロープウェイ乗り場も寄ってみました.
冬はスキー場になります.

2018年08月04日 09:03撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 9:03

ロープウェイ乗り場も寄ってみました.
冬はスキー場になります.

中の湯登山口のトイレ.
新しいです.

2018年08月04日 09:36撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM

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8/4 9:36

中の湯登山口のトイレ.
新しいです.

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

感想

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こんなに暑さが酷くなると, 標高の高いところへ逃げる以外のことはできなくなってしまう. 家の近所の低い山ではすぐに熱中症で参ってしまう. かと云って北アルプスまで行くにはちょっと遠すぎる. なんとか我慢出来る近めの高い山, そりゃ御嶽でしょう. 岡崎に住んでるからの話です. ロープウェイで木曽駒とゆう手もあるかもしれませんけど, あっちは人がいっぱいで, つらいような気がします. じゃ御嶽は空いてるんかいって, 多分空いてますよ. あの噴火以来, ぱったりと人足が遠退いてしまって周辺の観光施設では皆, 頭を抱えちゃってるぐらいです. さて, 早めに職場を引き上げて明るいうちに中山道をさかのぼって御嶽を目指します. さすがに国道19号から外れるころには真っ暗です. 県道から舗装された林道にはいるあたり, ヘッドライトの当たる部分の様子が異様です. お墓でしょうか. 石碑みたいです. 石碑の群れです. 尋常な数じゃないです. 石にはそれぞれナントカ霊神って書いて有ります. やっぱりお墓でしょうか. それにしてもすごい数. 林道の勾配がだんだん急になり, 幅も狭くなります. クルマのギアをローに落としてうなりながら登ってようやく登山口, 中の湯に着きます. カーナビ任せで難儀して登って来ましたけど御嶽ロープウェイの方を経由してくればもっと楽に来れそうです. 早く着いたので他のクルマはまだ1台しか有りません. とても広い駐車場です. トイレが新しいです. その隣に登山ポストが有ります. 例によって見事な星空. 飛行機らしい点滅する光が行き交います. クルマのボディーに下界の熱がたまっているようなのでドアを開けて寝ます. 岡崎は今夜も暑いでしょうねえ.
2:00, クルマのライトで目が覚めます. 駐まっている台数が増えています. もう寝る気にもならないので, とりあえず登山計画書を書いて, ぐずぐずするうち支度出来てしまったので出発. "中の湯"って地理院の地図には♨︎や建物も載ってるけど温泉の現物は見当たらない. 無くなっちゃったとゆうことですかね. 熊よけの鈴を鳴らしつつ, 右手に杖, 左手にライトを持って登って行くと, 二人の先行者に追いつきます. うちおひとりは白装束です. ニッカボッカ. じゃなくて袴です. ううん, 山伏さんの格好です. ご高齢らしくペースはゆっくり. もうひとりはどうやら付き添いのようです. おはようございます. しばらく急坂. 月が明るいので林でなければライト不要かも. 試しにライトを消してみます. 真っ暗. ライトをつけて木の段を照らしグイグイ登るうちに明るくなってきます. 遠くから発電機のうなりが響いています. 林の登山道, 唐突に"ラーメン"の幟. 厳かな空気がぶち壊しです. "八合目女人堂"と書いた小屋に到着. 中では朝食の支度やら, 布団の片づけやらしている様子. 宿泊の人が皆, 山伏の格好をしているみたいです. おやご来光ですよ. ありゃっ. 小屋から山の方を見ると, 例の石碑がいっぱいじゃないですか. 鳥居や銅像まである. どうやって運んだんだこんなの. いや失礼. それにしてもすごい. どうやってお運びになったのでしょうか. すんごいなあといいつつ先へ進みます. 今の小屋辺りが森林限界のようです. 朝焼けの雲海を振り返っては, 石の段, 木の段を踏んで次の小屋を目指します. こうしているうちにも, ところどころに石碑, 銅像, 鳥居, さらに鐘などが置かれています. これ単なる避暑地じゃないです. なんと言ったらいいんでしょう. ええと. 霊場. 霊峰, 世界遺産的なやつ. ちょっと風が出てきました. 寒いです. 石室山荘が石ゴロゴロの斜面に貼り付いています. この山荘もどうやって作ったんでしょうか. 上にあるもうひとつの小屋は閉鎖中のようです.左の剣ヶ峰は危険区域立ち入り禁止. 右は二の池, 賽の河原へと続きます. 今日はそこから左へお鉢を見下ろしつつ進んで摩利支天をゴールとします. いくつかの絶景ポイントから, 深い青の三の池, 継子岳の向こうには雲海の上の乗鞍, 水がほとんどない五の池とオモチャみたいな山荘, 高地トレーニング場の陸上トラック, 遥か遠くに白山も見えます. そよ風に涼んでおやつとコーヒーを飲んだらぼつぼつと山を下りましょう. 今夜は岡崎の花火です.

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