記録ID: 1563014
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
餓鬼岳(白沢登山口〜中房温泉)
2018年08月18日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:24
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,072m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:20
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 14:22
距離 16.1km
登り 2,072m
下り 1,616m
3:37
9分
餓鬼岳登山口
4:29
61分
紅葉ノ滝
9:11
29分
百曲入口
9:40
31分
小屋まで30分地点
15:45
15:55
58分
西大ホラ沢出合
17:04
30分
ブナ平
17:34
17:35
20分
吊橋
17:59
バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1)白沢峠山口〜餓鬼岳 ・沢登のようなルートで、渡渉・橋・へつり・桟道・梯子・川床歩き・高巻を繰り返しながら、概ね緩やかに登って最終水場に至る。 ・最終水場より急登。しばらく急登した後は短いトラバースが幾度となく現れるものの、大凪山まで急登が続く。 ・途中で視界が開ける所が数カ所あり、頚城山塊、四阿山・浅間山、八ヶ岳、富士山、南アルプスを見ることができる。 ・大凪山からは暫く緩やかにアップダウン、一部にやや急登あるも、概ね緩やかに登り、百曲入口へ。 ・百曲入口からは、再びやや急登/急登した後、トラバースして餓鬼岳小屋に至る。 ・餓鬼岳小屋からは一登りで餓鬼岳に至る。 2)餓鬼岳〜東沢乗越 ・稜線を緩やかに下った後、岩峰の麓をトラバースして稜線に戻り、岩峰を乗り越え、垂直の鉄梯子を下る。 ・その後、シラビソの樹林帯の中を一気に急降する(急降が長く、道を間違えたかと途中で心配なるほど)。 ・急降を終えると、緩やかなアップダウンでトラバースした後、小ピークに急登する。 ・小ピークから2508ピークまでは、緩やかにアップダン。 ・その後、再び、稜線の岩場を乗り越えて行く。 ・最後にダウンアップすれば、東沢岳。 ・東沢岳からは、概ね急降で一部プチ藪漕ぎをしながら、東沢乗越へ下る。 3)東沢乗越〜中房温泉 ●最初はクマザサや高山植物が登山道を覆っており、ルートファインディングしながら、かつ、足元を確かめながら慎重に下る。 ・急降を終えて沢に降り立った後は、沢沿いに、何度か渡渉しながら、緩やかに下り、一部では川床を進む。 〇渡渉場所や植物で覆われた登山道は、もともと石に付けられていたペンキ印に加えて、新しく付けられたであろうピンクテークのお蔭で、スムーズに下山できた。 ●但し、ガスの中、あるいは、早朝/夕方など、視界が悪い時はこのルートは危険。 ・後半は幾度か(3〜4回かな)高巻を登り返したのは、疲れた体には堪えた。 ・吊橋を渡っても、なお、結構歩かねばならない。 ●今回写真を撮り忘れが、吊橋を渡て10分強歩いた辺りで、川床から緩やかに登り返して登山道に入る所があるが、分かり辛い(そのまま川床を進んでしまう恐れあり)。参考に前回撮ったスナップを掲載しておいた。 ・参考までに、2015年9月に下った際の下記山行録を参照下さい。当時に比較すると荒れている感じです。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-710871.html |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
(参考:2015年9月撮影)吊橋から約10分強の歩いた所。ここで緩やかに登り返す。直進しないこと。この写真ではまだ分かり易いですが、植物が茂って登り返しの道が分かり難くなっていますので注意下さい。
装備
個人装備 |
雨具
非常食
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
防寒着
|
---|
感想
・息子から白馬三山、小蓮華岳縦走を誘ってきたが、既に白馬岳は3回、若い時を加えれば4回登っており、登山口まで同行して、私は、未踏の200名山、餓鬼岳に登ることにした。
・当初はピストンも視野に入れて登ったが、餓鬼岳頂上で東沢岳に至る稜線を見ていると、縦走してみたくなり、赤線繋ぎのためにも頑張って歩いてみることにしました。
・が、結構タフなルートで、久し振りのロング山行になりました。
・このルート、沢登、急登、岩場、ルートファインディングなど、変化に跳んでおり、大変ですが、楽しめます。
・隣の燕山に比べて、静かな山行を楽しめます。但し、東沢乗越から中房川に沿いに下るルートは、笹や植物が登山道を覆っていて、3年前に比べると危険度が増していました。ただ、新しいピンクテープがあり、その内に整備されることを期待したいですね。
餓鬼岳
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ごんぱぱさん、こんにちは!!(≧▽≦)
このルートを日帰りでやられるとはお見事です〜〜〜〜✨私も餓鬼はまだ歩けておらず、来月のお泊り山行のたくさんある候補(笑)のひとつです♪やはり素晴らしい眺望ですね〜〜〜✨稜線の高度感抜群のハシゴ達!!!楽しそうです✨ヾ(≧▽≦)ノまた、マニアックな雰囲気の樹林帯に沢沿いの道!!本当に変化があっておもしろそう!稜線はアップダウンが結構タフそうですが、その分達成感もすごそうですね〜〜〜✨
北アをほとんど歩かれているであろうゴンパパさんの数少ない未踏のお山だったようでしたが、ほかに登られていない北アのお山はあるのでしょうか!?(≧▽≦)
chi-sukeさん、こんばんは。コメントありがとございます。
当初は、日帰りピストンか餓鬼岳小屋1泊縦走を考えていましたが、登山口での車中泊で眠れず早めに出発し、予定より早く頂上に着いたために、縦走日帰りに切替ました。ただ、私のスピードはほぼ標準で、持久力でこなしているいるだけです。今回は、久し振りにロング山行を試してみたいという誘惑に、天候は良く、最後の東沢の下りは2回目であることなどから、大丈夫と判断した次第です。東沢の下りは、明るい内でないと危険なルートになりましたね。暗くなる場合は、遠回りしても燕岳を経由して合戦尾根を下った方がいいでしょう。
このルート、景色もバッチリだし、沢登、急登、岩場と変化に富んでおり、人も多くはなく、タフですが良いルートだと思います。私は、行きませんでしたが、餓鬼岳から唐沢岳へのピストンも良いみたいですから、是非チャレンジしてみて下さい。
北アは、かなり登りましたが、まだ、霞沢岳と赤牛岳が未踏です。前者はともかく、後者はどのようなルートで攻めようか、思案中です。
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