大御影山、三重ヶ獄、大日岳、能登又谷からテン泊周回
福井県
滋賀県
shigezoo
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 1,146m
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| 天候 | 曇り、晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山口からすぐ渡渉、石はよく滑る。倒木も有り手強い一番の核心部 渡渉後、右側の尾根に取り付く部分が難しい 大御影山山頂手前の美浜トレイルに合流すると後は一般登山道になり薄い踏みあとと目印を追うことになる。 しかし、小籔や倒木等沢山障害有り |
写真
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すぐに渡渉、石はよく滑ります
見事に転けてずぶ濡れ
靴の中もチャポ
そして、核心部の倒木を超えて
右の
尾根に這い上がるとテープ目印があり安堵する
やっとルーファイが終わった
昼の2時過ぎ
三重ヶ獄でテン泊予定だが明るいうちに着けるのか心配になってきた
150年〜200年かけてせっかく育ったのに(年輪数えてないけど)
残念です
一人では設営できない程の風
相方と必死でした
感想
前から行きたかった三重ヶ獄のテン泊やっとの思いで歩くことができた
夜中の0時前到着、一杯飲んで車中泊
朝、雨音で目が覚める。まさかの雨そして二度寝、雨も上がり9時前に起きてぼちぼち段取りする。10時前にカッパを着て歩きだす
10時半に登山口、すぐに渡渉すべりやすい石と重いテン泊装備いきなり川チャポじゃなくて川ジャパンカップでずぶ濡れ次の渡渉で川チャポ足びちゃびちゃ！いややね年をとると動きがトロイ
もう一ヶ所渡渉と倒木なんとか核心部クリア
少し歩き印が分からず途方にくれる
GPSは有るがあまり見たくない
ここは野生の勘と経験で強引に右の尾根に這い上がる。するとテープ目印があり安堵する
時折ある印を追いながら急登と藪に立ち向かいながら高度を上げて行く
キヤーカッコイイー
標高400m位からバンバンの紅葉そして500位から黄葉のブナが出てくる。時折の日差しで輝いて見える。オーエエヤンカ
700mも上がるとすっかり葉が落ちているブナ林気持ちのいい所だ
所々古い道形が有るが少し広めの尾根を思いのまま歩く。ちらっと大御影山の反射盤が見えると傾斜もゆるみきつさは無くなるが雪の重みのせいか斜めにはえる木が邪魔で歩きにくい。そして右に向きを変える
灌木帯を抜けると美浜トレイルに合流、見晴らしがいいのでここで休憩する。ちょっと風が有るが相方と寄り添ってファミマのおにぎりを食べる。
霞んではいるものの東の方向に伊吹山、霊仙山に続く鈴鹿山脈、手前に琵琶湖と高島トレイルが広がる。後ろを振り向くと明日行く大日岳と日本海が望めた。キャーステキー
昼の一時半、明るいうちに三重ヶ嶽に着くのか心配になってきた。別にテントだからどこでもいいのだがやっぱり三重ヶ獄で寝たい。山頂手前の広場で朝日を浴びたいのだ！
大御影山も写真を撮るだけで亀足で先を急ぐ
安部に下る途中ブナの大木が沢山倒れているのを見て悲しくなる。歳と共に涙もろいシゲゾー
大日岳分岐手前のブナ林の平坦地に心を奪われそうになるが振り切って先に進む
そして大日岳分岐、腰も痛いし足も痛い！ほんといややわボッコの身体。ここでドーピングとシャレこむ、せんべいにアーモンド、チョコレート禁断のアミノバイタルにロキソニン、1リッターの水をデポ！よしこれで完璧や！
ニセピーク943を過ぎると、あー日が沈む！待ってくれ〜よく見ると幻想的ちょっとぼぉーとする
そして三重ヶ獄山頂着
記念撮影してテント設営
しかし、結構風が強く一人では無理
相方と必死で設営完了
そして、やっと一番の楽しみ宴会と睡眠
夜中暴風が足音に聞こえる。まさか熊でも来たのか？
朝、日の出でも見ようと思っていたが六時半、相方に起こされ飴玉のような太陽がすでに上がっていた。
私はどうもテント内の狭い空間好きで十時間近く寝たようだ。山に来るといつもよく寝るシゲゾー
早朝は曇り空だったがテント撤収して歩き出す頃には晴れ間が広がった
やっぱり山歩きは晴れがいい
三重ヶ獄近くはロケーションのいい所を暫く歩く右側は大御影山、山頂の反射盤がちょこんと見える。左側は三十三間山に日本海ほんとに気持ちのいいトレイルだ！
途中イワウチワのつぼみがあった
そして大日岳分岐しばし休憩して昨日デポした水をザックに入れ今山行の一番の楽しみ大ブナ拝見だ
私の山行の楽しみには眺望に食事、小鳥に動物との出合いそして、大木の鑑賞も取り入れている。特にブナが好きだ
日差しを浴びながらのブナの純林を歩く。美しい森、私にとってはまさしく極上トレイルだ
そして、三回目の出合い直径メーター級のメガブナ、久しぶりに見るがやっぱり太い！キャースゴイー
ブナ林を過ぎると鉄塔と出合う。周りは伐採されて眺望がいい。大日岳に着くと関西電力の荷物置き場になっていた。伐採されたブナが痛々しい。私たちが生きるためにはしかたのないことだろうか？また悲しくなってきた。年をとると喜んだり悲しんだり感情の起伏も激しくなってきた。
さて❗そろそろ下山、大日岳先の分岐を右に関西電力専用ルートを降る
標高が下がると紅葉が出てくる。
木々向こうにもヘリで運ばれた荷物が見える。
標高が下がると荒れた沢をいくつも渡渉する。下山は川チャポせずにすんだ
程なく林道に出て駐車地着
無事下山完了
ありがとうございました。
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