記録ID: 1834177
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳。快晴微風、満天星夜と大展望
2019年05月04日(土) 〜
2019年05月05日(日)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 31:42
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,087m
- 下り
- 2,268m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:52
距離 5.7km
登り 1,203m
下り 352m
天候 | 5/4(土)みどりの日。 5/5(日)こどもの日。両日とも快晴、微風無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢の駐車場へと進むと、ありがたいことに広々とした臨時駐車場へ誘導された。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日日 ○登山口からジャンクションピーク: 雪道と土道が交互に現れる。雪は硬く慎重に進む。途中より早めにアイゼンを装着。 ○ジャンクションピークから爺ヶ岳: ジャンクションピークと呼ばれる地点の先に、雪壁のように見える斜度のきつい雪斜面あり。安全を期し、ここでアイゼンを外して山頂まで夏道を選択。 ○爺ヶ岳から冷池山荘: 雪道と土道の繰り返し。午後で雪は腐っており、ツボ足のまま。雪上は滑りやすい。 2日日 ○冷池山荘から鹿島槍: 早朝で雪は硬く、アイゼンがよく効く。しばらく進むと登山道に雪はなくなりアイゼンを外す。 【下山時】 ○鹿島槍から爺ヶ岳: 行き同様、ほぼ夏道。雪があったりなかったり。 ○爺ヶ岳からジャンクションピーク: 雪壁の急斜面直前まで雪道を下る、腐れ雪でツボ足のまま。急斜面の箇所のみ夏道を進み、再び雪道に戻る。この間、ピッケルを使用。 ○ジャンクションピークから登山口: 腐れ雪の崩れが甚だしく、とても滑りやすく歩きにくい。下降時のキックステップも効薄く、時折尻もち。ずいぶんと神経を使った。 |
写真
【二日目】
朝3時過ぎ目覚めてしまう。一服と、外へ出る。冷え込んでいるに違いないに反し、嘘のように風がない。見上げれば満天の星。天の川に流れ星。撮影している人がいた。自分には腕がないので、写真はないが。20分ほど星空と夜景を楽しむ
朝3時過ぎ目覚めてしまう。一服と、外へ出る。冷え込んでいるに違いないに反し、嘘のように風がない。見上げれば満天の星。天の川に流れ星。撮影している人がいた。自分には腕がないので、写真はないが。20分ほど星空と夜景を楽しむ
撮影機器:
装備
個人装備 |
一般ザック
軽量ダブルストック
撥水冬ズボン
冬長袖シャツ
アイゼン12本爪
ピッケル
サングラス
フェイスマスク
着替え
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感想
両日とも好天に恵まれた登山日和だった。久しぶりの晴天続きに、長らく何となくわだかまっていた空模様へのモヤモヤ感が、一気に吹きとんだ。どうやら誰もがそう感じていた節があり、自然笑顔があふれた。純真な笑いは心地がいいものだ。空が青いという当たり前のことが、いかに人のココロを左右することか。
「盟主」と冠せられる鹿島槍ヶ岳。かくなる呼称が流布していると、深く考えることもせずに、無反省にそうなのだろうと思ってしまう。褒められたものではない己の無精の習性だろう。思えば、この「盟主」なる語が、しっくりきた例しが、はたしてあっただろうか。典型的な双耳峰は、稀に見る存在感、他に抜きん出た威厳、流麗な独特の山容だというよりも、視認性の高いランドマーク的存在感が常に先行し、いつのまにやらそんな見方が染みついたようだと、今回改めて気づかされた。
さて、二日に渡った快晴は、その潜在性に多少なりとも肉薄できたろうか。とは、無精の習性をそれなりに突破できたろうかという意だが。きっと鈍感者にもそれなりの恵沢はもたらされたに違いない。
贅言はおき、ほんとうにすばらしい山であったとの実感は頗る強い。
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白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
柏原新道~鹿島槍ヶ岳経由八峰キレット~五竜岳〜遠見尾根~テレキャビン百名山2峰ピークハント
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
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