ひるがの高原→大日ヶ岳→天狗山


- GPS
- 06:34
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,122m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1300mくらいからは残雪がしっかりあり、安定したスキーでの登行が可能です(先週の能郷白山はそうは行かなかった…)。ヤセ尾根もなく、かなり安全な方だと思います。夏道の整備もしっかりされており、道迷いはまず大丈夫でしょう。大日ヶ岳山頂からは複数の尾根が伸びていますので、目的とする尾根がどれがを見極める必要はありますが。 |
写真
感想
もともとは友人のボーダーと高鷲スノーパークに行って、ゲレンデトップから大日ヶ岳→天狗山、という計画でした。ところが直前になって、友人の娘がインフルエンザ発症…ということで単独の計画に変更となったのですが、はて荒島岳か白山(体力ないのに)か、と悩んだ挙句同じ大日ヶ岳、ただしひるがの高原からの登山道から登ってゲレンデを滑って下りるという計画を考えました。
今回からスキーブーツを軽量なものに新しくしました。と言ってもエントリーモデル、HELDのKronos55というもので片足1440gと従来のものより800gほど軽量です。ちなみにオフシーズンということでお値段はたったの10,500円でした。この軽量化は大きく、スキーブーツとスキー板を搭載したザックを背負うのに苦労してたのが、かなり普通に背負えるようになりました。(前回の能郷白山で鍛えられた効果もあったかも)
ひるがの高原の登山口には、ひるがの高原SAにあるETC出口が近くて便利です。駐車場には誰もいませんでしたが、準備しているとあと1台到着しました。この登山口からスキーを背負って行った人は私だけで、高鷲スノーパークのゲレンデトップからは6名ほどおられました。
この登山道、最初に急登がありますが、それを越えると比較的ゆるやかで整備された登山道が続きます。標高1200mあたりから残雪が出て、1300mあたりになるとほぼ残雪で埋まりましたので、そうなったら早めにスキー登行に切り替えてもいいでしょう。ただこれから融雪が進むので、都度状況は変化するでしょうけども。
雪質はザラメで、氷化している箇所もなく快適です。雪が締まっているのでスキーシールでも結構な斜度を登れます。ツボ足だとたまに踏み抜きをやってしまいますが、まあ楽なほうでしょう。でもここはスキー登行の方が断然楽でした。
尾根沿いの道も安定しており、帰りはピストンにしてここを滑ろうかなとも思いました。
大日ヶ岳山頂付近は木々も少なく、山スキーやボードにはうってつけです。ただ、登り返しもあり、ゲレンデトップからはそれほど標高差もないため、山スキーの真髄を味わうものではないと思います。楽しむなら谷沿いを滑って登り返し、でしょう。
私の場合は滑るよりも登るほうが楽しみなので、大日ヶ岳から天狗山に縦走ピストンすることにしました。このルートも比較的安全ですが、ところどころ雪庇が割れ出しており、注意してください。先行で2名のアイゼン踏み跡がありましたが、天狗山よりもまだ先に行かれてました。
下山は麓までスキーで下りれることから、ゲレンデ経由にしました。そうするとゲレンデベースから登山口まで林道を歩いて移動し、かつ登山口付近でかなり迂回することになるので、懐かしのナイトライダーのKITT君のように、呼べば「Right away!」と言って車が迎えに来てくれたら…と思いましたが無理な話です(笑)
さてこの林道、地図にない道もあり道迷いしてしまいました(汗)。で、問題の登山口へのショートカットですが、林道から杉林に入るところがヤブもなくていいわ〜と思って進んだら、だんだんヤブが茂ってきて本格的なヤブ漕ぎになってしまいました。まぁそれでもショートカットできたので楽できました。
下りはゲレンデをスキー滑降できたこともあり、体力的には余裕、もしかして白山日帰りも夢ではないか?と思いましたがまだゲートが閉じられている間は距離的に無理だと思います。鍛えないと〜
ところで上記の10,500円のブーツですが、前傾角度が未調整で一番浅い状態で滑ったので、やたら初心者のような滑りになってしまいました。これはまた次回検証しましょう。それ以外はちゃんとしたブーツですが、本格的なモデルと比べると軽い印象です。ま、だから「軽い」のですが。どっちを選ぶかと言えば、やはり軽さですね。
コメント
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Waldkirchさん、こんにちは
ひるがの高原からのルートは歩いたことがありません。
22枚目の写真の山が気になったので、調べてみました。
21枚目が別山のようで、ほぼ中央部の雲の中に別山の山頂があるようです。
その稜線の右奥に三角形の白山が見えるようです。
22枚目の最奥の山は栗ヶ岳で、その手前は別山から東へ延びる日照岳の稜線と思われます。
日照岳とその西の稜線でしたか〜改めて地図と見比べるとその通りですね
初めての山ですと、なかなかどれがどれなのか分からないままなので、教えて頂けると助かります!
せめて方角くらい覚えておかないといけませんね
GPSとコンパス内蔵のデジカメないでしょうか(贅沢)
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