芦別岳〜北海道のマッターホルンは尖っているか〜


- GPS
- 10:20
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,670m
- 下り
- 1,672m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:20
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
手前の建屋1階には公衆トイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
シーズン入り前のためか、旧道・ユーフレ川沿いのルートが一部荒れている。 夫婦岩を仰ぎ見る手前〜北尾根に至るまでのルートが長い雪渓に覆われ、所々ヤブが顔を出しているが、読図ができれば特に問題なく稜線に至る。 それ以降も、所々登山道が雪渓で覆われている急斜面の登高、トラバースがあるので、アイゼンは必携。 P.1579〜芦別岳までの稜線はアップ・ダウンが多く、細いため要注意。 新道への下山は、頂上直下の雪渓急斜面の下りを除き、道型も明瞭で特に問題となる箇所は無い。 |
その他周辺情報 | 富良野方面の「島の下温泉」が広くて快適 入湯料590円 |
写真
感想
普段はあまり投稿しないのですが、前日の夕張岳と同様に、この時期の記録が少ないようですので、参考になればと思いアップします。
芦別岳に登るなら、北海道のマッターホルンと形容される鋭峰を拝める旧道コースから登ることを決めて、長いことチャンスを伺っていました。
ならばと、北海道にいる3日間で最も天気が安定すると見込まれる日を芦別岳にあてることに。
事前の天気予報では、ずっと大気の状態が不安定と報じられ、実際、夕張岳前夜、芦別岳前夜とも雨に降られましたが、朝には止んでくれました!
期待に胸を膨らませ歩を進め、北尾根に至るまでは青空でしたが、その後はガスが断続的に流れ込むようになり、ピークを望めるはずの場所に至ってもガスで見えません。。。
しかし、しばらくするとピーク付近のガスが薙ぎ払われて、恋い焦がれていた鋭鋒がとうとう目前に広がります!
快哉を叫びつつ、ピークに向かってグングン近づき、山頂に至った達成感は非常に高いものがありました。
下山時は、千歳市在住の岳人と一緒になり、例年に比べて残雪の量が少ないことや、道内の山の情報を沢山教えていただきました。ありがとうございました。
一点心残りは、途中、北尾根上部でツクモグサをたびたび見かけていたにもかかわらず、満開の花が無かったために写真を撮らなかったことです。
氏によれば、道内でツクモグサが自生する山は非常に少なく、山頂付近でも花期を過ぎていたのか、見ることができなかったとのこと。
そんな貴重なものだったとは。。。後悔先に立たず。
(後日追記)
ツクモグサは、曇りや雨の日には咲かない花だそうです。
確かにツクモグサを目にしたときは曇りだったので、咲いている花が無いのは当然です。
山に登る前には、歴史や植生などを予習してからの方が楽しめることを、改めて感じました。
コメント
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出張de 登山というより、もはや、登山de 出張でしたね。(笑)
最後に晴れて夕張岳も見れて、良い遠征でしたね。中でも芦別岳かっこいい。流石200名山は玄人好みの山が多いですね。それにしても足元軽装での山行、流石ダスターさんです。わたしなら、12本爪にピッケルでびびりながらの、下り&トラバースでしょうね。
マダニは、大丈夫でしたか?
追伸 北海道の徳沢も素晴らしい
metsさん、こんにちは
単独行では珍しくヤマレコに書き込んだにもかかわらず、早くもチェックしていただけたんですね
夕張岳、芦別岳ともにロングコースでしたが、予定どおり完遂できて充実感に満たされています
ローカットのトレランシューズにアイゼンを装着したのは、単純にきちんとした登山靴が壊れて無かったためですが、昔、我々の先輩で、ジョギングシューズにアイゼンを履いて冬壁を登った話に比べたら、なんてこと無いですよ
雪渓は多いですが、マダニが出現する前で、新緑の美しい今ぐらいのシーズンが、人も少な目なので、私は好きです
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