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Yamareco

記録ID: 1883739
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

芦別岳〜北海道のマッターホルンは尖っているか〜

2019年06月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:20
距離
16.2km
登り
1,670m
下り
1,672m

コースタイム

日帰り
山行
9:50
休憩
0:30
合計
10:20
10:50
11:10
30
11:40
11:50
160
14:30
10
14:40
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下山後のことを考えて、太陽の里「ふれあいの家」横の駐車場にレンタカーを停めました。
手前の建屋1階には公衆トイレもあります。
コース状況/
危険箇所等
シーズン入り前のためか、旧道・ユーフレ川沿いのルートが一部荒れている。
夫婦岩を仰ぎ見る手前〜北尾根に至るまでのルートが長い雪渓に覆われ、所々ヤブが顔を出しているが、読図ができれば特に問題なく稜線に至る。
それ以降も、所々登山道が雪渓で覆われている急斜面の登高、トラバースがあるので、アイゼンは必携。
P.1579〜芦別岳までの稜線はアップ・ダウンが多く、細いため要注意。
新道への下山は、頂上直下の雪渓急斜面の下りを除き、道型も明瞭で特に問題となる箇所は無い。
その他周辺情報 富良野方面の「島の下温泉」が広くて快適
入湯料590円
20:15新千歳空港発の飛行機に乗るために夜明け間もなくの出発
雲は多いが芦別岳は見えているので気分が高揚します
2019年06月02日 04:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/2 4:24
20:15新千歳空港発の飛行機に乗るために夜明け間もなくの出発
雲は多いが芦別岳は見えているので気分が高揚します
登山口で名簿に記入するも誰もおらず
・・・まあ旧道だからな
2019年06月02日 04:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/2 4:42
登山口で名簿に記入するも誰もおらず
・・・まあ旧道だからな
所々、ユーフレ川の河原を歩きます
高巻き的な道が多く距離、標高が稼げない
2019年06月02日 05:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 5:16
所々、ユーフレ川の河原を歩きます
高巻き的な道が多く距離、標高が稼げない
問題の渡渉点
丸木橋を渡るとのガイドも見ましたが、一目見てダブルストックを使ってエイッと渡る方法を選択
2019年06月02日 05:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
6/2 5:58
問題の渡渉点
丸木橋を渡るとのガイドも見ましたが、一目見てダブルストックを使ってエイッと渡る方法を選択
豪快に水を落とす三段の滝
2019年06月02日 05:59撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 5:59
豪快に水を落とす三段の滝
こんな看板もありました
2019年06月02日 06:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/2 6:00
こんな看板もありました
ユーフレ小屋分岐
小屋も見たいですが先を急ぎます
2019年06月02日 06:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 6:10
ユーフレ小屋分岐
小屋も見たいですが先を急ぎます
緑が気持ちイイ
(・∀・)イイ!!
2019年06月02日 06:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 6:22
緑が気持ちイイ
(・∀・)イイ!!
春を感じます
2019年06月02日 06:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 6:35
春を感じます
ここから北尾根まで長い雪渓歩き
2019年06月02日 06:59撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 6:59
ここから北尾根まで長い雪渓歩き
左手上部に夫婦岩がそそり立ちますが、あれよりも高く登らないといけない
2019年06月02日 07:13撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
6/2 7:13
左手上部に夫婦岩がそそり立ちますが、あれよりも高く登らないといけない
思いがけずミズバショウ発見!
2019年06月02日 07:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
6/2 7:46
思いがけずミズバショウ発見!
一部軽い藪漕ぎはありましたが、問題なく稜線に立ちました
2019年06月02日 07:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/2 7:50
一部軽い藪漕ぎはありましたが、問題なく稜線に立ちました
夫婦岩の岩壁が大きい
道内の岳人はここで鍛えられるとか?
2019年06月02日 08:05撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
6/2 8:05
夫婦岩の岩壁が大きい
道内の岳人はここで鍛えられるとか?
御茶々岳かな
2019年06月02日 08:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 8:07
御茶々岳かな
エゾヤマザクラ?
2019年06月02日 08:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 8:36
エゾヤマザクラ?
稜線上の窪地にたまった大きな水たまりには大量のカエルの卵が!
鳴き声も凄かったです
2019年06月02日 08:39撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 8:39
稜線上の窪地にたまった大きな水たまりには大量のカエルの卵が!
鳴き声も凄かったです
稜線を辿っているとガスが切れて、ドンと鋭鋒が現れました!
2019年06月02日 08:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9
6/2 8:45
稜線を辿っているとガスが切れて、ドンと鋭鋒が現れました!
確かにスルドく尖っています
2019年06月02日 08:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 8:45
確かにスルドく尖っています
途中、何度も立ち止まっては
2019年06月02日 09:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 9:20
途中、何度も立ち止まっては
北海道のマッターホルンを見つめてしまいます
2019年06月02日 09:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 9:20
北海道のマッターホルンを見つめてしまいます
なんとかソウ
2019年06月02日 09:23撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 9:23
なんとかソウ
可憐なツツジ系の花
2019年06月02日 09:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 9:24
可憐なツツジ系の花
旧道から登った甲斐があった
2019年06月02日 09:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
6/2 9:42
旧道から登った甲斐があった
ガスが切れるたびに立ち止まってしまいます
2019年06月02日 09:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 9:46
ガスが切れるたびに立ち止まってしまいます
これも鮮やかな黄色
2019年06月02日 09:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 9:51
これも鮮やかな黄色
近づいてくると徐々に形が変わってきます
2019年06月02日 10:02撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 10:02
近づいてくると徐々に形が変わってきます
ほら、もうこんなに
2019年06月02日 10:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 10:24
ほら、もうこんなに
もはや山頂直下では鋭鋒であることがわかりません
2019年06月02日 10:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
6/2 10:42
もはや山頂直下では鋭鋒であることがわかりません
ついに山頂に立つ!
2019年06月02日 10:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 10:54
ついに山頂に立つ!
南方向を見やるも夕張岳は見えません
2019年06月02日 10:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 10:57
南方向を見やるも夕張岳は見えません
これから下る新道方面
2019年06月02日 10:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 10:58
これから下る新道方面
山頂直下の急斜面
2019年06月02日 11:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 11:12
山頂直下の急斜面
気を付けて雪渓を下ってきました
2019年06月02日 11:26撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 11:26
気を付けて雪渓を下ってきました
思い起こせば、あの辺にツクモグサが結構あったなぁ・・・
2019年06月02日 11:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/2 11:31
思い起こせば、あの辺にツクモグサが結構あったなぁ・・・
と、思っている間に雲が少しずつ切れてきました
2019年06月02日 11:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 11:34
と、思っている間に雲が少しずつ切れてきました
夫婦岩にかかる有名なXルンゼ
2019年06月02日 11:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 11:45
夫婦岩にかかる有名なXルンゼ
何と夕張岳方面が見えてきました!
昨日登ったばかりなので、感慨深い
2019年06月02日 11:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 11:51
何と夕張岳方面が見えてきました!
昨日登ったばかりなので、感慨深い
鶯谷分岐
2019年06月02日 12:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 12:50
鶯谷分岐
見晴台からは十勝岳方面も見えてきました!
2019年06月02日 13:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 13:17
見晴台からは十勝岳方面も見えてきました!
気持ちイイ木漏れ日の径を辿ります
2019年06月02日 13:59撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/2 13:59
気持ちイイ木漏れ日の径を辿ります
新道登山口に無事に下山しました
下山時刻を記入するのは千歳市在住の岳人氏です
北海道の山の話をしながら雲峰山から一緒に楽しく下山できました
2019年06月02日 14:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 14:31
新道登山口に無事に下山しました
下山時刻を記入するのは千歳市在住の岳人氏です
北海道の山の話をしながら雲峰山から一緒に楽しく下山できました
太陽の里から見る芦別岳もいいなぁ
2019年06月02日 14:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 14:34
太陽の里から見る芦別岳もいいなぁ
そしてレンタカーまで戻ってきました
2019年06月02日 14:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 14:46
そしてレンタカーまで戻ってきました
想像どおり、いや想像以上に楽しかったです!
2019年06月02日 15:21撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/2 15:21
想像どおり、いや想像以上に楽しかったです!
撮影機器:

感想

普段はあまり投稿しないのですが、前日の夕張岳と同様に、この時期の記録が少ないようですので、参考になればと思いアップします。
芦別岳に登るなら、北海道のマッターホルンと形容される鋭峰を拝める旧道コースから登ることを決めて、長いことチャンスを伺っていました。
ならばと、北海道にいる3日間で最も天気が安定すると見込まれる日を芦別岳にあてることに。
事前の天気予報では、ずっと大気の状態が不安定と報じられ、実際、夕張岳前夜、芦別岳前夜とも雨に降られましたが、朝には止んでくれました!
期待に胸を膨らませ歩を進め、北尾根に至るまでは青空でしたが、その後はガスが断続的に流れ込むようになり、ピークを望めるはずの場所に至ってもガスで見えません。。。
しかし、しばらくするとピーク付近のガスが薙ぎ払われて、恋い焦がれていた鋭鋒がとうとう目前に広がります!
快哉を叫びつつ、ピークに向かってグングン近づき、山頂に至った達成感は非常に高いものがありました。
下山時は、千歳市在住の岳人と一緒になり、例年に比べて残雪の量が少ないことや、道内の山の情報を沢山教えていただきました。ありがとうございました。
一点心残りは、途中、北尾根上部でツクモグサをたびたび見かけていたにもかかわらず、満開の花が無かったために写真を撮らなかったことです。
氏によれば、道内でツクモグサが自生する山は非常に少なく、山頂付近でも花期を過ぎていたのか、見ることができなかったとのこと。
そんな貴重なものだったとは。。。後悔先に立たず。

(後日追記)
ツクモグサは、曇りや雨の日には咲かない花だそうです。
確かにツクモグサを目にしたときは曇りだったので、咲いている花が無いのは当然です。
山に登る前には、歴史や植生などを予習してからの方が楽しめることを、改めて感じました。

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コメント

北海道の鎌ヶ岳?
出張de 登山というより、もはや、登山de 出張でしたね。(笑)
最後に晴れて夕張岳も見れて、良い遠征でしたね。中でも芦別岳かっこいい。流石200名山は玄人好みの山が多いですね。それにしても足元軽装での山行、流石ダスターさんです。わたしなら、12本爪にピッケルでびびりながらの、下り&トラバースでしょうね。
マダニは、大丈夫でしたか?

追伸 北海道の徳沢も素晴らしい
2019/6/7 8:39
Re: 北海道の鎌ヶ岳?
metsさん、こんにちは

単独行では珍しくヤマレコに書き込んだにもかかわらず、早くもチェックしていただけたんですね

夕張岳、芦別岳ともにロングコースでしたが、予定どおり完遂できて充実感に満たされています

ローカットのトレランシューズにアイゼンを装着したのは、単純にきちんとした登山靴が壊れて無かったためですが、昔、我々の先輩で、ジョギングシューズにアイゼンを履いて冬壁を登った話に比べたら、なんてこと無いですよ

雪渓は多いですが、マダニが出現する前で、新緑の美しい今ぐらいのシーズンが、人も少な目なので、私は好きです
2019/6/7 12:44
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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