記録ID: 1940785
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無雪期ピークハント／縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
野反湖〜白砂山〜上ノ倉山 ぐんま県境稜線トレイル
2019年07月25日(木) [日帰り]
群馬県
新潟県
長野県
kyom4
- GPS
- 13:20
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,924m
- 下り
- 1,924m
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日帰り
- 山行
- 12:15
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 13:20
4:40
15分
野反湖登山口
5:20
95分
地蔵峠
9:50
50分
赤沢山標識
16:45
16:55
25分
シラビソ尾根
17:20
25分
地蔵峠
18:00
野反湖登山口
| 天候 | 曇り後一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
広い駐車場で、トイレもあります |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・登山口〜堂岩山〜白砂山 標識、登山道ともによく整備されています ・白砂山〜上ノ間山〜忠次郎山〜上ノ倉山 白砂山山頂に警告のある通りこの先の縦走コースは長く 避難小屋も無く、携帯電話も圏外の為、注意を要します 笹は刈られているので、道に迷うことはないでしょう 上ノ間山から赤沢山に向かう下りは、針葉樹林帯の急斜面 他にも短いアップダウンが多数あり、体力を消耗しました 忠次郎山と上ノ倉山の間に岩稜あり、通過にご注意ください |
| その他周辺情報 | 応徳温泉 くつろぎの湯 皇太子様が白砂山登山の帰りに寄られ、有名になった温泉 草津温泉近くで、白濁したナトリウム温泉は珍しく感じました 料金も400円とリーズナブル、再訪したくなる泉質の温泉です |
写真
登山前日
万座峠に至る県道34号線脇の白いオダマキはまだ咲いていました
万座峠に至る県道34号線脇の白いオダマキはまだ咲いていました
八間山方面
ノゾリキスゲや山野草を目当ての観光客、登山者が散策中
ノゾリキスゲや山野草を目当ての観光客、登山者が散策中
八間山と湖と花
ノゾリキスゲの咲く頃に一度訪れてみたかった場所。今回、期せずして満開に出会え、嬉しいです!(^^)!
ノゾリキスゲの咲く頃に一度訪れてみたかった場所。今回、期せずして満開に出会え、嬉しいです!(^^)!
限がないので本日はこれまで。明日は登山口に戻れるのは夕方だと思いますし、今日のんびり見られ、大満足です。
皇太子様登山記念碑
皇太子様も天皇陛下になられ、年号も改まりました。自分にとっても記念すべき令和の登山！
皇太子様も天皇陛下になられ、年号も改まりました。自分にとっても記念すべき令和の登山！
登山道が崩壊しかけたらしく、斜めの細い道。ロープが張ってあります。
地蔵峠
ここから切明温泉へ、紅葉の頃に抜けてみたいという夢が消えぬままあるのですが、距離が長そうで、車の回収も悩みの種(:_;)
ここから切明温泉へ、紅葉の頃に抜けてみたいという夢が消えぬままあるのですが、距離が長そうで、車の回収も悩みの種(:_;)
シラビソ原生林以前白砂山に登った時には、木についても何の知識もなく、ただ通り過ぎただけ、無知でした。年を経て、素晴らしい原生林に感動が沸き起こります。足が衰え、気持ちも沈んでいきますが、それを補ってくれるのが蓄えた知識による感動という慰めと平穏なのかもしれません。
1
7/25 5:38
シラビソ原生林
以前白砂山に登った時には、木についても何の知識もなく、ただ通り過ぎただけ、無知でした。年を経て、素晴らしい原生林に感動が沸き起こります。足が衰え、気持ちも沈んでいきますが、それを補ってくれるのが蓄えた知識による感動という慰めと平穏なのかもしれません。
以前白砂山に登った時には、木についても何の知識もなく、ただ通り過ぎただけ、無知でした。年を経て、素晴らしい原生林に感動が沸き起こります。足が衰え、気持ちも沈んでいきますが、それを補ってくれるのが蓄えた知識による感動という慰めと平穏なのかもしれません。
八間山分岐
この間を歩きたいと思いながら、歩いていません。心残りです。
この間を歩きたいと思いながら、歩いていません。心残りです。
八十三山の尾根？
谷底から一気に立ち上がる急峻な峰。ミニ黒部と呼びたくなる程、深い渓谷を持つ尾根が多いように思います
谷底から一気に立ち上がる急峻な峰。ミニ黒部と呼びたくなる程、深い渓谷を持つ尾根が多いように思います
道端に咲く花々を眺めると、やはり無理してでも来て良かったと思ってしまいます
ここにもシャクナゲ
二千メートルを越える山ではまだシャクナゲが見られ、嬉しいです♪待っていてくれて有難う！
二千メートルを越える山ではまだシャクナゲが見られ、嬉しいです♪待っていてくれて有難う！
白砂山山頂
山頂標識は新しくなっていました。10年以上前に来た山ですから標識が変わっていても当然なのですが(^^ゞ
山頂標識は新しくなっていました。10年以上前に来た山ですから標識が変わっていても当然なのですが(^^ゞ
上ノ間山方面ここから先は未知の世界。まさか、白砂山のその先に向かうとは思っていませんでした。でも、これが自分への挑戦なのかもしれません。
7/25 8:23
上ノ間山方面
ここから先は未知の世界。まさか、白砂山のその先に向かうとは思っていませんでした。でも、これが自分への挑戦なのかもしれません。
ここから先は未知の世界。まさか、白砂山のその先に向かうとは思っていませんでした。でも、これが自分への挑戦なのかもしれません。
緩い下り
尾根の少し下を巻くよう通る箇所は斜めで、笹の根に足を取られ、滑りやすいので要注意
尾根の少し下を巻くよう通る箇所は斜めで、笹の根に足を取られ、滑りやすいので要注意
過ぎてきた峰々が次々に雲に閉ざされていきます。天気は大丈夫なのだろうかと少し不安。
綺麗な三角形の山が佐武流山かどうかわかりませんが、白砂山から佐武流山に繋がる稜線であるのは確か。この稜線は笹薮に覆われたままなのでしょうか？
7/25 9:35
綺麗な三角形の山が佐武流山かどうかわかりませんが、白砂山から佐武流山に繋がる稜線であるのは確か。この稜線は笹薮に覆われたままなのでしょうか？
オミナエシ？
未だ梅雨明けもしていないのに、もう秋の花が咲きそう(*_*)
未だ梅雨明けもしていないのに、もう秋の花が咲きそう(*_*)
下部に赤沢山の表示
地理院地図には山名は載っていません。東峰と西峰があるようですが、どちらなのか？
地理院地図には山名は載っていません。東峰と西峰があるようですが、どちらなのか？
深い笹薮も刈り払いされたお陰で安心して楽々♪感謝しながら歩きます！
左に見える山々の茶色の崩落個所は上ノ倉山付近からも見えていた気がします
山頂標識と笹に埋もれそうな三角点。自分の訪れた後の三日間に、ここにいらした方はいるのでしょうか？
稲包山方面
先日は、お世話になりました。もう来る機会はないでしょう！
先日は、お世話になりました。もう来る機会はないでしょう！
トレイルを考える道このトレイル作るのにどれだけの人手と年月と費用を要したのか？つい考えてしまいます(^^ゞでも、その熱い思いにも敬意を表したいと思います。本当の有難うございます。
1
7/25 12:22
トレイルを考える道
このトレイル作るのにどれだけの人手と年月と費用を要したのか？つい考えてしまいます(^^ゞでも、その熱い思いにも敬意を表したいと思います。本当の有難うございます。
このトレイル作るのにどれだけの人手と年月と費用を要したのか？つい考えてしまいます(^^ゞでも、その熱い思いにも敬意を表したいと思います。本当の有難うございます。
山裾は明るいのですが、頭上の怪しげな黒い雲が、雨雲ではないかと気になります
遠く雷の音がして、雨がぽつぽつ当たってきました(*_*)とりあえずザックカバーを装着
白砂山山頂に帰還雨が大分激しくなり、雨具着用。雨だけなら良いのですが、雷鳴が聞こえ、前回の登山と同じパターンになるのではないかと恐怖(T_T)何とか堂岩山まで辿り着ければ、最悪のケースは免れるだろう、と急ぎました。
7/25 14:15
白砂山山頂に帰還
雨が大分激しくなり、雨具着用。雨だけなら良いのですが、雷鳴が聞こえ、前回の登山と同じパターンになるのではないかと恐怖(T_T)何とか堂岩山まで辿り着ければ、最悪のケースは免れるだろう、と急ぎました。
雨が大分激しくなり、雨具着用。雨だけなら良いのですが、雷鳴が聞こえ、前回の登山と同じパターンになるのではないかと恐怖(T_T)何とか堂岩山まで辿り着ければ、最悪のケースは免れるだろう、と急ぎました。
猟師ノ頭雨が上がり、茫然。ここで落雷に遭ったら、と恐怖でした(T_T)あの日同行して下さった亡き方が守ってくださったのかもしれません。
7/25 15:03
猟師ノ頭
雨が上がり、茫然。ここで落雷に遭ったら、と恐怖でした(T_T)あの日同行して下さった亡き方が守ってくださったのかもしれません。
雨が上がり、茫然。ここで落雷に遭ったら、と恐怖でした(T_T)あの日同行して下さった亡き方が守ってくださったのかもしれません。
振り返った白砂山
まだぼんやりとしているものの、今しがたの雨が嘘のよう。本当に天候の激変する山域と痛感！
まだぼんやりとしているものの、今しがたの雨が嘘のよう。本当に天候の激変する山域と痛感！
八間山分岐
やれやれ、堂岩山まで後少し。雨具を脱いで身軽になり乾かしながら帰ります。
やれやれ、堂岩山まで後少し。雨具を脱いで身軽になり乾かしながら帰ります。
またしても休憩
立ち上がるのが億劫になりますが、登山口迄帰り着かねば…
立ち上がるのが億劫になりますが、登山口迄帰り着かねば…
撮影機器：
感想
白砂山は10年以上前、同じ登山口からお盆過ぎに登った山。
山頂に到る行程が長く、アップダウンを繰り返し、峰々を通過後
やっと辿り着いた山頂で、いきなり轟いた雷鳴に追われ、
土砂降りの中を一目散に逃げ帰った山でした。
遥かな美しい稜線を持つ山のイメージはそのままですけれども
雷雨がトラウマになり、もう二度と行く機会はないと思っていました。
ところが、昨年から県境尾根歩きをぽつぽつと始めた結果
「ぐんま県境尾根トレイル」の記録も拝見するようになり、
白砂山往復さえ苦労したのに、あろうことか10年も後に
その先の上ノ倉山まで往復する決意を固めました。
10年前の体力と現在を比較すれば、答えは明白で
白砂山のまだ先までとなると、ネガティブな想像が浮かんできます。
先日、何とか稲包山と上ノ倉山の間を歩き通せた結果が自信になり、
その気分の冷めやらぬ内にと、思い切って計画実行しました。
先日の稲包山〜上ノ倉山の標高差は千メートル近いのですが
今回の白砂山〜上ノ倉山の標高差は約半分ですから、遥かに楽です。
気がかりはアップダウンの連続による体力の消耗で
意外に時間がかかるかもしれない白砂山と上ノ倉山の時間でした。
そしてなんといっても怖いのが雷で、天候の変わりやすい山域に加え、
梅雨明け間近の、この付近の天気予報は全く当てにならないと
今回はしみじみ嘆かわしく思いましたけれども、仕方がありません。
自分の判断で入山を決意しましたので、全て自己責任です。
白砂山と上ノ倉山の間の縦走路は、笹の刈られた跡が明瞭で
距離の表示のある標識が要所に建てられており
小さなアップダウンは連続するものの、迷う心配はありません。
しかし、時間を要する縦走と、天候の激変する山域ですから
天気の急変にはくれぐれも注意し、早めに判断してください。
もし、突然、雷鳴が迫って来た場合は樹林帯に逃げ込み、
決して広い笹原や岩稜に留まらないよう申し添えます。
二回目の白砂山も、雷鳴に脅され、一時雨に遭いましたけれども
猟師ノ頭上（この辺り落雷の危険）で止み、以降疲れを引きずりながらも
安全に下山出来たことは本当に幸運でした。
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