赤木沢溯行


- GPS
- 15:31
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 2,591m
- 下り
- 1,605m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 5:54
天候 | 1日目 晴れ時々曇り 2日目 晴れ、16:30頃から時々雨、夜半激しい雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
写真の項目を参照して下さい。 |
写真
黒部川の瀞の色
水の色は、かくのごとく、かつて語られた通り、深い玉露色!
赤木沢出合までは、薬師沢小屋を出てしばらく左岸の河原を行く。
大岩に突きあたると、右岸に徒渉。
右岸または中洲を行くと、突きあたるので、左岸に徒渉。
さらに、左岸は大岩に突きあたる。
ここから魚止の滝の高巻きになる。
大岩の奥までへつって行くと、お助け縄が下がっている。
これをアブミにして岩の上に上がるのだが、高さがあり苦労した。
力任せに、なんとかステップに膝をねじ込ませ登った。
本日の核心部?
その後、順調に進んだだけに、今日一番の難所に出くわした印象。
なかなか黒部川本流も手強い!
手前からも巻道に入れるかもしれないが、未確認。
その先には目印の赤リボンがあり、巻道が続いている。
巻道を忠実に辿れば、流れに下りる。
そのまま左岸を行けば、ほどなく赤木沢出合着く。
この谷唯一の高巻きを余儀なくされる。
取り付きは、すぐ下の小滝-段とも言っていい-の落ち口を左岸に渡り、灌木の生えた岩場-写真のすぐ右側-を直登する。
岩を登ると少し右手に木の中に突っ込む踏み跡がある。
木の中に潜り込めば一安心。
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ヘルメット
スリング
渓流シューズ
渓流ソックス
|
---|
感想
2年前は途中撤退となったが、今回は天気に恵まれ、20数年ぶりに溯行することができた。
また、ルートも外すことなく順調に溯行を終えることとなった。
2年前も同じルートで赤木沢溯行を企てたが、前日夕方から豪雨で小屋から眺めていると恐ろしく増水し、川は濁流と化した。
そのため、翌朝は雨は上がったものの、水は濁り黄土色、天気もまたいつ雨が降るかもしれない思わしくない状況であった。
一度右岸に徒渉した地点で先行のパーティーに追いついた。
彼らは天気も悪いので、もう諦め撤退すると言う。
さらに、行けるところまで行って見ようと溯行を続けるが、行き当たった地点で、左岸に徒渉する必要があるが、これ以上は深い徒渉となる状況。
どんよりとした天候で寒さを感じていたことから、ずぶ濡れになることを危惧し、撤退することにして溯行を取り止めた。
ちなみに、20年前溯行した時は、大滝の高巻き道を見逃し、さらに下の沢状の斜面を登ってしまい、引き返す大失敗を犯してしまった。
また、最後の詰めで左側の沢を詰めてしまい、ハイマツのジャングルに突入し、数十分ハイマツと格闘することに…
ハイマツは手強く、背丈以上で出口もわからなくなるし、足は取られるわ、手がかりは乏しいやらで、降参寸前でようやく脱出できました。
おかげで、黒部五郎小舎に着いた時は暗くなる寸前にだったので、別棟に泊めてもらうことになり、まるで遭難者のような扱いとなりました。
若き日の良き?思い出です。
ハイマツと格闘したい人は別として?、皆さんも気を付けて下さい。
なお、初心者だけの溯行は避けた方が無難です。
翌日の五郎沢下降、祖父沢溯行は
記録ID: 1955717
ご覧ください。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する