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Yamareco

記録ID: 1955721
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

赤木沢溯行

2019年08月01日(木) 〜 2019年08月02日(金)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:31
距離
32.6km
登り
2,591m
下り
1,605m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:01
休憩
1:53
合計
5:54
距離 14.8km 登り 1,173m 下り 616m
12:35
12:45
45
13:30
13:40
5
13:45
13:54
20
14:14
14:27
28
14:55
14:57
4
15:01
16:10
0
15:25
26
15:51
6
2日目
山行
7:52
休憩
2:26
合計
10:18
距離 17.9km 登り 1,427m 下り 995m
5:33
82
6:55
7:17
18
7:35
7:43
114
9:37
9:56
9
10:05
10:35
55
二段の滝
11:30
12:05
9
源流
12:14
12:15
35
12:50
13:00
70
2555m小ピーク
14:10
14:31
36
15:51
0
15:51
ゴール地点
天候 1日目 晴れ時々曇り
2日目 晴れ、16:30頃から時々雨、夜半激しい雨
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
写真の項目を参照して下さい。
魚止めの滝手前の地点
黒部川の瀞の色
水の色は、かくのごとく、かつて語られた通り、深い玉露色!

赤木沢出合までは、薬師沢小屋を出てしばらく左岸の河原を行く。
大岩に突きあたると、右岸に徒渉。
右岸または中洲を行くと、突きあたるので、左岸に徒渉。
2019年08月02日 06:27撮影 by  CA006, KDDI-CA
1
8/2 6:27
魚止めの滝手前の地点
黒部川の瀞の色
水の色は、かくのごとく、かつて語られた通り、深い玉露色!

赤木沢出合までは、薬師沢小屋を出てしばらく左岸の河原を行く。
大岩に突きあたると、右岸に徒渉。
右岸または中洲を行くと、突きあたるので、左岸に徒渉。
赤木沢出合

さらに、左岸は大岩に突きあたる。
ここから魚止の滝の高巻きになる。
大岩の奥までへつって行くと、お助け縄が下がっている。
これをアブミにして岩の上に上がるのだが、高さがあり苦労した。
力任せに、なんとかステップに膝をねじ込ませ登った。

本日の核心部?
その後、順調に進んだだけに、今日一番の難所に出くわした印象。
なかなか黒部川本流も手強い!

手前からも巻道に入れるかもしれないが、未確認。

その先には目印の赤リボンがあり、巻道が続いている。
巻道を忠実に辿れば、流れに下りる。
そのまま左岸を行けば、ほどなく赤木沢出合着く。
2019年08月02日 06:59撮影 by  CA006, KDDI-CA
1
8/2 6:59
赤木沢出合

さらに、左岸は大岩に突きあたる。
ここから魚止の滝の高巻きになる。
大岩の奥までへつって行くと、お助け縄が下がっている。
これをアブミにして岩の上に上がるのだが、高さがあり苦労した。
力任せに、なんとかステップに膝をねじ込ませ登った。

本日の核心部?
その後、順調に進んだだけに、今日一番の難所に出くわした印象。
なかなか黒部川本流も手強い!

手前からも巻道に入れるかもしれないが、未確認。

その先には目印の赤リボンがあり、巻道が続いている。
巻道を忠実に辿れば、流れに下りる。
そのまま左岸を行けば、ほどなく赤木沢出合着く。
赤木沢出合 右岸から赤木沢を望む。

赤木沢への入谷は、左岸から、高巻きの踏み跡もあるが、へつって行く方が断然楽。
増水していなければ、水中スタンスは、思ったより浅く、膝上程度。
2019年08月02日 07:00撮影 by  CA006, KDDI-CA
1
8/2 7:00
赤木沢出合 右岸から赤木沢を望む。

赤木沢への入谷は、左岸から、高巻きの踏み跡もあるが、へつって行く方が断然楽。
増水していなければ、水中スタンスは、思ったより浅く、膝上程度。
赤木沢出合もう一枚
2019年08月02日 07:03撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 7:03
赤木沢出合もう一枚
赤木沢に入ると、滝が連続して現れるが、快適に直登できる。
2019年08月02日 07:27撮影 by  CA006, KDDI-CA
1
8/2 7:27
赤木沢に入ると、滝が連続して現れるが、快適に直登できる。
上部はナメになって滝が続く。
2019年08月02日 07:30撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 7:30
上部はナメになって滝が続く。
草付きの斜面は花咲き、美しい!
2019年08月02日 07:32撮影 by  CA006, KDDI-CA
1
8/2 7:32
草付きの斜面は花咲き、美しい!
明るい谷に次々と滝が現れる。
2019年08月02日 07:44撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 7:44
明るい谷に次々と滝が現れる。
この滝はすぐ横を少し高巻く
2019年08月02日 08:02撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 8:02
この滝はすぐ横を少し高巻く
水も美しく、溯行が楽しくて仕方ない。
2019年08月02日 08:12撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 8:12
水も美しく、溯行が楽しくて仕方ない。
滝は大滝を除き、水流もしくは、すぐ横の登り易そうなルートにあたりを付ければ簡単に登れる。
滝の弱点を付いて行けば楽勝!
まさに快適!
2019年08月02日 08:53撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 8:53
滝は大滝を除き、水流もしくは、すぐ横の登り易そうなルートにあたりを付ければ簡単に登れる。
滝の弱点を付いて行けば楽勝!
まさに快適!
やはり夏は沢登りが最高。
水と戯れ、冷たくて気持ちがよい!
2019年08月02日 09:11撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 9:11
やはり夏は沢登りが最高。
水と戯れ、冷たくて気持ちがよい!
大滝にあっけなく到着。

この谷唯一の高巻きを余儀なくされる。
取り付きは、すぐ下の小滝-段とも言っていい-の落ち口を左岸に渡り、灌木の生えた岩場-写真のすぐ右側-を直登する。
岩を登ると少し右手に木の中に突っ込む踏み跡がある。
木の中に潜り込めば一安心。
2019年08月02日 09:30撮影 by  CA006, KDDI-CA
1
8/2 9:30
大滝にあっけなく到着。

この谷唯一の高巻きを余儀なくされる。
取り付きは、すぐ下の小滝-段とも言っていい-の落ち口を左岸に渡り、灌木の生えた岩場-写真のすぐ右側-を直登する。
岩を登ると少し右手に木の中に突っ込む踏み跡がある。
木の中に潜り込めば一安心。
大滝の巻道から大滝の落ち口を下方に見る。
2019年08月02日 09:47撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 9:47
大滝の巻道から大滝の落ち口を下方に見る。
大滝を越えても美しい滝が続く。
実に見事と言うしかない。
2019年08月02日 09:56撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 9:56
大滝を越えても美しい滝が続く。
実に見事と言うしかない。
さらに滝は続く。
2019年08月02日 10:33撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 10:33
さらに滝は続く。
来た方を振り返ると本流が左手に見えたので、間違えたのかと思ったが、合っていた。
中俣乗越へは、この黒い滝に行き当たれば正解。
やがて雪渓が見えて来る。
2019年08月02日 10:52撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 10:52
来た方を振り返ると本流が左手に見えたので、間違えたのかと思ったが、合っていた。
中俣乗越へは、この黒い滝に行き当たれば正解。
やがて雪渓が見えて来る。
源流部から振り返る
2019年08月02日 11:54撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 11:54
源流部から振り返る
源流部
ここで水流は途絶えるので、溯行終了。
2019年08月02日 11:55撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 11:55
源流部
ここで水流は途絶えるので、溯行終了。
詰めの雪渓
巻いて登山道に出る。
2019年08月02日 12:02撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 12:02
詰めの雪渓
巻いて登山道に出る。
黒部五郎のカール
2019年08月02日 14:52撮影 by  CA006, KDDI-CA
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8/2 14:52
黒部五郎のカール
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ヘルメット スリング 渓流シューズ 渓流ソックス

感想

2年前は途中撤退となったが、今回は天気に恵まれ、20数年ぶりに溯行することができた。
また、ルートも外すことなく順調に溯行を終えることとなった。

2年前も同じルートで赤木沢溯行を企てたが、前日夕方から豪雨で小屋から眺めていると恐ろしく増水し、川は濁流と化した。
そのため、翌朝は雨は上がったものの、水は濁り黄土色、天気もまたいつ雨が降るかもしれない思わしくない状況であった。
一度右岸に徒渉した地点で先行のパーティーに追いついた。
彼らは天気も悪いので、もう諦め撤退すると言う。
さらに、行けるところまで行って見ようと溯行を続けるが、行き当たった地点で、左岸に徒渉する必要があるが、これ以上は深い徒渉となる状況。
どんよりとした天候で寒さを感じていたことから、ずぶ濡れになることを危惧し、撤退することにして溯行を取り止めた。

ちなみに、20年前溯行した時は、大滝の高巻き道を見逃し、さらに下の沢状の斜面を登ってしまい、引き返す大失敗を犯してしまった。
また、最後の詰めで左側の沢を詰めてしまい、ハイマツのジャングルに突入し、数十分ハイマツと格闘することに…
ハイマツは手強く、背丈以上で出口もわからなくなるし、足は取られるわ、手がかりは乏しいやらで、降参寸前でようやく脱出できました。
おかげで、黒部五郎小舎に着いた時は暗くなる寸前にだったので、別棟に泊めてもらうことになり、まるで遭難者のような扱いとなりました。
若き日の良き?思い出です。

ハイマツと格闘したい人は別として?、皆さんも気を付けて下さい。
なお、初心者だけの溯行は避けた方が無難です。

翌日の五郎沢下降、祖父沢溯行は
記録ID: 1955717
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